森田石材店ブログ - こんな工事もします -
六地蔵
2024年04月22日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。今回は六地蔵です。
加東市東条地区にある村墓地です。以前、修復をさせていただいた神社(こちら)と同じ村からのご依頼で、墓地入口にある六地蔵が傷んでいるので、どうにかして欲しいとのご相談がありました。
作業前です。前掛けしているので、わかりずらいですが、左右真っ二つのお地蔵様や、上下分離しているお地蔵様もあり、再利用は不可能でした。その代わり、台は別の方法で利用することにしました
お地蔵様撤去して、掘削したのち、基礎コンクリート打設しました
台は左と後側の土留めとして再利用しました。
区長様とお寺様で入魂式を執り行われました。
それぞれに花立やお線香立もあり、周囲の隙間も埋めました。これから、皆様に愛着を持っていただければ、うれしいです。
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永代供養をお考えなら
2024年04月17日 08:00
本店の髙梨です。
先日、ご寺院様のご紹介で多可町にお墓をお持ちの方からお問合せがありました。
「永代供養をしようと思います。お墓を撤去したいのですが、お願い出来ますでしょうか?」とのお話でした。
早速墓地にてお出会いさせていただきました。
墓地には30余年前に建てられた五輪塔と霊標、灯籠としっかりとした立派な間知石積みの外柵がありました。
ご両親とも逝去されていて、娘様3人とも嫁がれているため、この度菩提寺に永代供養をしようと決められたそうです。
工事をしましてご両親のお骨を拾い、菩提寺へお持ちしました。後日、納骨式をされるとのことでした。
今のところ、お墓の撤去工事が減る気配はありません。永代供養をお考えの方は、まず今のお墓をどうされるか。
場合によっては公的な書類も必要になりますので、そちらもお考えください。
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敷地いっぱいのお墓をコンパクトに
2024年04月15日 08:00
今回は丹波篠山市で敷地内にいっぱいに建てられていたお墓をコンパクトにまとめたお墓をご紹介いたします。
工事前のお写真を見て頂ければお分かりのように、お墓の一部が外柵に乗り出している状況でした。
以前よりお墓を気になされていましたが、一周忌のご法要を期にまとめてきれいにすることになりました。
ご要望としては、周囲のお墓がしているように代々墓と霊標だけにして既存の古いお墓はなくしてしまうご希望でした。
それと、お客様の中で気になっていたのが、区画内に生える笹でした。
何度か取り除こうとしたのですが、どうしても取り除けずじまいだったそうです。
その解決策として、ファイバーレジンをすることになりました。
完成したお墓を見て、なかなかお墓をするきっかけがなかったので、一周忌を迎えるタイミングできれいになって良かった。
ファイバーレジンで笹が生える心配もなくなったと喜んで頂きました。
お墓のリフォーム 防草シート施工
2024年03月18日 08:00
本店の砂原です。
今回は、防草シート施工のお話です。
先日、追加彫刻のご依頼を頂いた際に、今回の工事を機にお墓を綺麗にして
草が生えないようにしたいとご依頼いただきました。
まず、全体の土を全てすきとります。
今回は、草が多く生えていたため通常より深くすきとります。
通常より深くすきとりましたので、砕石を入れます。
この際に、転圧をすることでより草が生えにくくなります。
その後、防草シートを敷きます。
防草シートでは、延べ石との隙間ができてしまうため、
その隙間を少しでも埋めるために、何カ所かボンドで接着します。
最後に、玉砂利を敷いて完成です。
今回は、彫刻・防草シート施工、お墓そうじだけではなく、
ローソク立ての据え付けのご依頼もいただきました。
神社修繕~階段と手すり~
2024年03月08日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。今回は神社のお仕事です。
加東市東条地区にある神社です。維持管理されている村からご依頼いただきました。この神社は永禄7年(1564)に上棟したと内壁に記載があるようです。昭和37年(1962)に国指定文化財にも指定されています。
本殿に上がる階段のがたつき、また、一段ごとの高さが高い為、氏子の皆様から、手すりを付けてほしいと声があったようです。
作業前です。
元通りに戻しますので、慎重に解体していきます。どこからかの根も出てきましたので、基礎が弱かった事も含め、いろんな要因で、がたつきが起こったと考えられます。
基礎を盤石にした上で、元通りに据え付けていきます。
最上段に一段増やしますが、階段修繕はこんな感じです。
手すりもつけて、完成です。
永代供養塔が完成
2024年03月04日 08:00
本店の髙梨です。
このたび、多可町のご寺院様にて永代供養塔の工事をさせていただきました。
「ここにある石を使って供養塔を作り、お地蔵さまをまとめたい」ということがお寺様からのご依頼でした。
お地蔵さまは写真の部分だけではなく、境内のあらゆるところ(たとえば柘植の木の中とか)に点在されていました。
シンボルになる仏塔も出来ればここにあるもので造れたら…ということでした。
仏塔には「大日如来」を表す「ア」の梵字が蓮に鎮座しているこの石を使いました。
そしてお地蔵さまたちは、こちらにお引越してみんなで一緒に祀られています。
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区画終い
2024年02月28日 09:55
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
今回の墓じまいは、墓石の建っていない巻石のみの撤去の依頼です。
お話を伺うと、数十年前のお墓ブームの時期に寿陵でしたが兄弟で2区画分購入し、墓地規定に伴い巻石工事までを済まされていました。
お住まいは神戸市でしたが親戚のお墓が丹波篠山市の同じ墓地にあるので、という理由でした。
いずれ来るであろう時に備えて準備をされていましたが、それから数十年が経ち当時は予想出来なかった諸事情が重なり、お墓じまいを決断したということです。
今までお世話になった墓地の方々、これからも続くお参りの方々への感謝の気持ちで防草対策も施しました。
元の状態に戻して返還しました。
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真砂土の入れ替え
2024年02月16日 08:00
滝野店の中村です。
今回のご依頼は「真砂土の入れ替え」です。
こちらのお墓は区間内の仕上げが真砂土仕上げになっております。
真砂土は、土なので草も生えるしコケも生えます。ですので、お墓の管理としては上級者向けです。
でも、自然の温かみとか優しさが感じられるというメリットがあります。
そして何より草引きの為に度々お墓に足を運ぶことで何よりの供養になります。
今回ご依頼頂いたご夫婦は相当悩まれていました。
歳をとるにつれて、草引きが大変。
でもせっかくこだわって建てたお墓なので出来れば現状を維持したい。
そこでご提案したのは、区間内は今のまま真砂土にして、周囲のみ防草施工をすることでした。
真砂土を入れ替え、足したことで見違えるほど明るくなりました。
また、わずかながらでもファイバーレジン施工をしたことで「草引き」の手間が減ると大変喜んで頂きました。
真砂土仕上げのお墓をお持ちの方は、このように真砂土を入れ替えるだけでもお墓が明るくなりおすすめです。
宝塚の樹木葬
2024年02月14日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。樹木葬の話です。
宝塚市営「宝塚すみれ墓苑」で昨年夏から樹木葬が供用開始されました。
永年的に個別(夫婦)で入れる樹木葬もあれば、最初から合葬される樹木葬もあります。その中で20年間は個別で、以降は合葬に入る樹木葬の石板(プレート)のご依頼をいただきました。
コンクリート製フタを取り外し、準備した石板を設置します。サイズ基準がありますので、管理者さんに計測してもらい、承諾をもらいます。
無事、ご納骨のお手伝いをさせていただき、お引渡しさせていただきました。
興味ございましたら、宝塚市のホームページで確認いただき、良かったらご相談ください。
図面のないお墓
2024年01月24日 08:00
滝野店の中村です。
この度ご依頼頂いたのは西脇市のお客様です。
こちらのお墓は区画整備されたお墓ではなく「何となく」の境界だけのお墓です。
また巻石で敷地を囲うわけでもないので、まさに「腕」とセンスが試されるご依頼です。
まず施工前の様子です。
手前の既存碑を整理して、奥にある夫婦墓を代々墓にリフォーム。
奥の墓石までの通路を整備するというのが今回のご依頼です。
今回、ごくごく簡単な図面は描きましたが明確なものは職人さんの頭の中です。
現地にある石を組み合わせて作っていきます。
まず既存碑を解体して手前の部分を作っていきます。
施工前
施工後
続いて拝み場、通路の整備、既存碑の整備。
既存碑は元の台石を組み合わせて整備しました。
またそれぞれの墓石にあった樹脂製の花立を撤去して一つにまとめました。
夫婦墓も代々墓にリフォーム。
免振施工も施しております。
完成がこちらです。
お参りしやすくなったと大変喜んで頂きました。