森田石材店ブログ - こんな工事もします -
古塔婆入れの設置
2021年05月20日 08:00
本店の中道です。
丹波市氷上町の共同墓地の墓地管理委員会さまからご依頼で、古塔婆入れを設置させていただきました。
以前からある古塔婆入れでは収納しきれず大変困っておられ、何か良い物がないかとのご相談を受け、ステンレス製の塔婆入れを提案をさせて頂きました。
塔婆入れに収まり切れていない古塔婆
アスファルトをカットして、基礎コンクリート打設部分の転圧をします。
型枠を入れて、コンクリートを流し込みます。
ステンレス製の塔婆立ての設置。
足元はボルトで固定します。
養生を外して完成です。
これで古塔婆の整理も助かると喜んでおられました。
良いお手伝いが出来ました。
【カテゴリ】
埋葬墓の移動~土上げ~
2021年04月28日 08:00
滝野店・篠山店の眞下(ましも)です。
今回は埋葬墓移動のお手伝いです。移動というのは眠っておられる方のお骨の代わりに、そこの土を上げさせていただき、移動してもらいます。
その土を寺墓地で、すでに建てられている石塔へ納めさせていただきました。
埋葬墓とは土葬墓とも言いますが、火葬せずに埋葬したお墓の事です。
火葬になってからもそこに納める地域もありますが、今回はすべて土葬で納められた方々ばかりのお墓です。
今回は、17軒のお家、合計43ヶ所の埋葬墓の土上げのご依頼でした。墓地は2ヶ所ありました。
初めに、ご住職にお勤めされました。
それから、1つずつのお性根抜きがありました。
お性根抜きの後、ご準備した納骨袋に土を取らせていただきました。
2ヶ所目の墓地です。
午後から、副住職もお越しいただき、ご納骨とお性根入れのお勤めをしていただきました。
最後は雨も上がり、日が差してきました。
7月に埋葬墓の撤去作業を予定しています。
蘭渓型灯籠の火袋の加工
2021年04月26日 08:00
本店の中道です。
先日、剪定作業中に誤って灯籠を倒してしまったので、一度見てほしいとご相談にご来店されました。
比較的破損が少ない部材は使用し、ケガがひどい火袋は新たに作る事にしました。
倒されて残った柱(土台)部分
地面に落ちてカケてしまった灯篭の部材
大きく破損した火袋。
ギボシ・笠・中台はカケた所を目立たない位置に向けて使用します。
残った部分の寸法を測ります。
元の形に近い火袋が出来ました。
据え付けられた灯籠(蘭渓型)
良いお手伝いが出来ました。
【カテゴリ】
お墓そうじとファイバーレジン
2021年04月22日 08:00
篠山店の園中です。
今回のご紹介は、お隣りと一緒にしたお墓そうじとファイバーレジン工事です。
お隣りがファイバーレジンをすることが決まり、お隣りのお客様にも「ご一緒にいかがですか」とお声を掛けをしたところ、2組同時にすることとなり、工事のご依頼をお受け致しました。
墓石の後ろには古碑が並べられていますが、落ち葉が溜まり、苔もビッシリ。何が何だか分からない状態…。ファイバーレジン施工をする前に、お墓掃除も行いました。
古碑前の拝み場にもファイバーレジンを施工。これで落ち葉があってもホウキ掃除できれいになります。
延石や古碑についてた苔がなくなり、スッキリ。右端には小さなお地蔵さまがいらっしゃいました。
ファイバーレジンの種類は、2軒隣合わせということもあり同じ種類で。これで統一感もでて、ほんとにスッキリ見違えるように仕上がりました。
工事前は、隣りもするからせっかくなのでと、そんな積極的ではなかったのですが、完成したお墓を見て、
お墓が新しくなったかと思いびっくりした。こんなきれいになるとは、思っていなかったと、甚く感動して頂きました。
擁壁ブロック工事
2021年02月22日 08:00
線香台交換しました~屋型香炉~
2021年02月03日 08:00
滝野店・篠山店の真下(ましも)です。
今回は、既にある線香立の台の屋根を交換しました。
尼崎市の霊園のお客様です。当社で以前、代々墓の竿石と霊標を新しくさせていただいたお客様です。
施工前です。
屋根にヒビが入っていて、台も欠けています。
2018年の大阪府北部地震で落ちてしまい、このようになったそうです。
施工後です。屋根は新調して、台は加工しました。
花立も持ち帰って、ボーリングして、ステンレスパイプを装着しています。
もう一つの花立は地挿しパイプというものに変更させていただき、お手入れしやすいようにしています。
洗浄もさせていただき、喜ばれておられました。
新年明けましておめでとうございます。
2021年01月05日 08:00
篠山店の園中です。
新型コロナウィルス感染症が流行し、いつもと違う年末年始を迎えられた方が多かったと思われます。
まだまだ私たちの身の回りの生活は強く影響を受けております。
早期終息し今までの当たり前の生活に戻ることを切に願います。
今日は、二村神社での灯籠の据え直し工事のご紹介を致します。
年末に、宮司様より灯籠が2基傾き倒れ掛かっているので直して欲しい。
もし子供が触って倒れでもしたら大変なので年内に工事をしてとのご依頼を受けました。
木に寄りかかり、いつ倒れてもおかしくない状態です。
灯籠を解体します。
ランマーで転圧します。
水平器でレベルを調整し据付ます。
しっかり固定され、これで安心です。
神社では灯籠に火を灯すことで、それが魔除となるとさせています。
火のもつ浄化や魔除の観念は今日でも世界各地で広くみられます。
古代ペルシャのゾロアスター教では、火自体が信仰の対象とされそこから各地へと広まった観念とも言われています。
新型コロナウイルス感染症の終息を願い
明るい1年となりますようお祈り申し上げます
今年もよろしくお願いいたします
【カテゴリ】
お墓の整理
2020年12月21日 08:00
滝野店の中村です。
この度、お客様の依頼によりお墓の整理をしました。
数年前からご検討されていましたが、元気なうちに整理しておきたいと思いご依頼いただきました。
今回整理されるお墓はご親戚のお墓になります。
長年お施主様のお家で管理されてきましたが、高齢になり大変になって来たこともあり整理されることになりました。
施工前の様子がこちらです。
こちらを一部を撤去していきました。
また残す墓石の部材によっては破損しているものもあったので、撤去するものと交換もしていきました。
途中、土葬があった場所にぽっかり開いていました。
穴の上を木の根が埋めつくしていたお陰で、墓石が陥没せずに済んだようです。
完成がこちらです。
墓石を撤去した後、崩れないように部材をリユースして土留めにしました。
これで安心して年が越せると大変喜んで頂きました。
【カテゴリ】
家紋のお色入れ直し
2020年12月18日 08:00
篠山店の高橋です。
お墓の御家紋のお色を入れ直させていただきました。
こまめにお掃除をしていただいても、経年による色落ちはどうしてもしてしまいます。
一度色を落として、新たに色を入れ直します。なので既存の色から変更することも可能です。
春のお彼岸などを目安に綺麗にされたり、お色を変えて雰囲気を変えられてみてはいかがでしょうか?
作業工程を簡単に紹介させていただきます。
①経年により、色落ちが見られます。
②剥離剤を使い、丁寧に色を落とします。
③細部までマスキングを施します。
④色を入れて完成です。見違えるようにきれいになりました。
【カテゴリ】