森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
突然ですが揮毫してみませんか
2025年03月17日 08:00

滝野店の中村です。
突然ですが「揮毫」という言葉をご存知でしょうか?
「揮毫」とは、「毛筆で何か言葉や文章を書くこと」を意味します。私は、この言葉を初めて聞いた時、とても素敵な言葉だなと思いました。
社内ではさらっとこの言葉が飛び交いますが、いつかお墓の正面文字に「揮毫」してもらいたいと思ったことです。
そしてまたまた突然ですが、皆さん「揮毫」してみませんか?
お墓を建てる際に、正面に文字を刻みます。一般的には、和型墓石には「○○家之墓」などの家名や「南無阿弥陀仏」などの題目を刻みます。洋型墓石には自分の好きな言葉や詩などを刻む方も増えています。そんな時に、「揮毫」をしてみてはいかがでしょうか?
最初は皆さん戸惑われますが、ご説明すると快諾されます。
書道教室に通われていた方なら見本をお渡しすることもできますので、是非挑戦してみてください。
パソコンで作った文字とは違い、手書きの文字には、温かみと味わいがあります。
そして、何よりも、自分の手で書いた文字が刻まれたお墓には、愛着が湧くことでしょう。
興味を持たれたらぜひご相談ください。
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土葬墓から代々墓へお引越し
2025年03月12日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回は、移設(お墓の引越し)です。
小野市のお墓です。既に当社でお墓をお世話になっている方からのご相談でした。土葬墓にあるご先祖様の石塔を500メートル先にある代々墓へ移動(移設)してほしいというご依頼でした。
土葬墓です。正面手前の4基と右奥の1基を代々墓の墓地へ移設します。
お寺様にお性根を抜いていただきます(抜魂)。
その後、石塔前の土とお骨(焼骨)を取っていただき、代々墓納骨堂に納めました。そして、お性根入れ(入魂)のお経をあげていただきました。
後日、作業をさせていただきました。土葬墓跡地は、草が生えないよう、そして跡地を踏まれないようにコンクリート舗装しました。また、空気抜きの穴を作成しています。
代々墓へ5基の石塔を移設しました。洗浄して据付、線香立は一番前に一つだけ付けています。
これで次の代の方も、代々墓のみお参り、墓守していただければと思います。肩の荷が下りたとも言っておられました。
西脇市にて大島家の墓石建立工事を施工しました
2025年02月14日 08:00

滝野店の中村です。
今回担当しましたのは、西脇市の大島様のお墓です。
夫婦墓を撤去して新しい代々墓を建立するご相談を頂きました。
既存のお墓には戦死されたおじい様の説明文が彫刻されていましたが、新しいお墓ではスペースの関係で難しい状況でした。
おじい様のご活躍を讃えるため、霊標裏面への彫刻をご提案させて頂きました。
ご家族皆様でゆっくりお参り出来るよう広い拝み場を設け、長年綺麗に保てるようファイバーレジンも施工しました。
また施主様のお母様と先代社長が同級生だったことが判明し、お二人の思い出話に花が咲きました。
先祖への感謝と共に、皆様の想いが形になった素敵なお墓になりました。
先日大島様からは大変ありがたいご感想を頂きましたのでご紹介します。
「お墓の相談会」開催中です!
2025年01月20日 08:00

本店 山崎です。
さて森田石材店では、先日の土曜日より「お墓の相談会」を開催しています。
期間は1月18日(土)~1月26日(日)まで。
本年、最初の「お墓の相談会」です!
本店・滝野店・たんば篠山店、3店舗同時で開催しております。
各店それぞれの特色を生かし、和墓から洋墓まで様々な種類の墓石を見て頂けます。
本店はリニューアルした展示場をぜひ見て頂きたいです。
なんとなくこんなお墓いいなぁ~から初めてみるのもいいかもしれません。
またお墓以外にも気になる事・・・
草が生えて大変、地震対策が心配・・・リフォームしたいなぁ・・・
などなど、どんな事でも構いません。
是非、一度お立ち寄りください(^^)
文字埋め
2025年01月13日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回は、霊標(戒名板)の彫刻です。
しかし、いつもの追加のご彫刻ではありません。神戸市の北区のお墓です。永くお世話になっているお寺のご住職からのご相談でした。
「他社で彫刻されている戒名の一文字が間違っているので直してくれないか」というご相談でした。
「弾」となっていますが本当は「禅」だそうです。失礼ながら、どういう経緯で間違ったのか不明です。お寺様からの紹介でしたので、お客様にご連絡して、何種類かの修正方法の提案をさせていただきました。結論としては、この部分のみを埋めて彫刻し直す依頼をお受けしました。
修正できました。工程の写真はありませんが、練り合わせ溶剤を石の色目にできるだけ近づけて、平らにした上で彫刻し直しました。
言われなければ、気づかない仕上げになったと思います。また、敷地面積が狭いので、代々墓に引っ付いて据えているので、さらにわかりにくいです。
手前味噌ながら、弊社技術部の職人技術に感心したお手伝いでした(持ち帰らず、その場で作業をしました)。
本山への永代供養
2025年01月07日 08:00

本店の髙梨です。先日、お墓じまいに備えてお骨上げを多可町の墓地でさせていただきました。
上げさせていただいたお骨を新しく準備しました骨壺に収めました。
このお客様の永代供養先は天台宗本山である比叡山延暦寺とのことでした。
12月の半ば過ぎ、お客様から無事にお骨納めが済みましたとメールを頂戴しました。
この日の比叡山の気温は-2度、雪が見えています。そして、もう一枚いただきましたお写真がこちら。
何ともありがたいご様子です。仏像は阿弥陀如来像で、お骨はこの如来さまの台座の下に納めていただいたとの事。
これまで何度もお骨上げ、改葬をさせて頂きましたが、これほど「よかった~」という気持ちになったことは初めてに等しいかも知れません。
すっきりとお手入れのしやすいお墓に
2024年12月18日 08:00
本店の砂原です。
丹波市山南町のお客様より、自分が元気なうちにお墓を建てたいとご依頼いただきました。
お子様にできるだけ迷惑をかけずに、今後お墓まいり、お墓もりをしやすいようにしたいとのご要望でした。
今は、水子地蔵のみがある状態でした。新たに外柵と代々墓、そして法名碑を建てさせていただきました。

まずは、お墓と外柵が傾くのを防ぐために基礎ベースをします。

外柵の外れを防ぐために金具で固定します。金具一つで外柵の強度が変わってきます。
そして標準施工でもあります、免震施工を墓石に行います。
このゲルパットで振動を逃がし、地震からお墓を守ります。
今回は、拝み場兼通路となる部分でしたので、強度をもたせるためにワイヤーメッシュを入れました。
貼り石施工の予定ですので、将来的に貼り石がガタガタになるのも防ぎます。
そして完成です。お客様のご要望でお墓もりをしやすくしたいとのことでしたので、お墓の敷地内には防草シートを入れて
草を生えにくくしており、外柵も貼り石も全て磨いてある石を使用しております。
磨いてある石を使用することで、汚れが溜まりにくくお掃除が非常に楽になります。
お客様もきれいになって、お掃除もしやすそうと喜んでいただけました。
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西脇市明楽寺町の六所神社の鳥居ついに完成!
2024年12月11日 08:00

滝野店の中村です。
先日、西脇市明楽寺町にある六所神社の鳥居が完成しました。
六所神社は6柱の神さまを祀る古社。創建は鎌倉時代の1319年前後と考えられており、現在の本殿は1789年の建立です。
境内には西脇市の天然記念物に指定されている樹齢300年以上のフジの巨木があり、枝はイチョウやケヤキを支柱にして40m以上伸びており、毎年5月に紫色の花を咲かせます。
由緒あるこの神社、鳥居がありませんでした。
そこで明楽寺町のご出身であるA様が寄進されることとなり鳥居建立プロジェクトが始まりました!
今回建立する鳥居は田口石材様による耐震補強された鳥居で、西宮戎で有名な西宮神社とおなじものです。
高さ13尺。約4mもある大きな鳥居です。
まずは安全祈願祭の様子です。
こちらが工事前の様子です。
今回は入口の階段も新たに設置しました。
灯籠も鳥居の前に来るように移設します。
江戸時代のもので非常に壊れやすいので慎重に解体していきます。
鳥居の基礎ベースです。
大人がゆうに隠れてしまうほどです。
建前の様子です。
そして完成です。
次回は竣工式典の様子をご報告します。
お墓じまい
2024年12月06日 08:00

滝野店の真下(ましも)です。今回は、お墓じまいの話です。
残念ながら、お墓じまいのお手伝いでした。墓地もお家も加東市にお住まいの方からのご依頼で、訳あってお話じまいをしなければならないとの事でした。
作業前です。18基のお墓を撤去処分します。
昭和50年台にお亡くなりなられた方の土葬がありましたので、1m以上掘削しましたが、お骨は出てきませんでした。ですので、土を少し取らせてもらいました。
焼骨と土を少しずつ取らせていただき、菩提寺の永代供養塔(合祀墓)に納められます。
思い入れのある石塔の仏石(棹石)3基のみ、その墓地にある無縁墓に納めました。
作業完了です。
お父さんが書いた「愛」を入れる
2024年11月29日 08:00

今回は、亡くなったお父さんが書いた「愛」を彫刻した三田市のお墓をご紹介いたします。
お客様からは、自分たちの想いがこもったお墓にしたいとのお気持ちが伝わってきました。
娘さんお二人は、ご両親を亡くされて、実家でご遺骨を大事に祀っていましたが、7回忌を迎えるにあたり、そろそろご納骨してあげようとご来店されました。
最愛のご両親が入るお墓がどうあるべきか非常に悩まれていました。
少しでも自分たちの想いが届き、ご両親がやすらかに眠るお墓にしたいとの気持ちがひしひしと伝わってきました。
お打ち合わせの中で、お父さんが書いた「愛」という字があると教えて頂き、「愛」を刻むことになりました。
その「愛」をたくさんもらった娘さんからご両親に向けて、ご自身で心を込めて書かれた「ありがとう」を刻みました。
お父さんが書いた「愛」と、娘さんが書いた「ありがとう」。親子で協力して出来た、いいお墓になったと喜んで頂きました。
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