森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
お墓の滑り止め加工
2022年07月15日 09:00
代表の森田です。
石は用途によっていろんな加工をします。
ホテルの玄関を観てもらったら、屋内であれば床の石は磨いてありますが、屋外であれば雨降りに滑らない様に「バーナー仕上げ・ビシャン仕上」といった石の表面をザラザラした面に加工されてます。
お墓は屋外に作られているので、敷石や階段など滑らない加工をされているところが多いです。
ただ最近のお客様の声から「磨き仕上げ」にすることも増えました。何故かと言うと「汚れが付着しやすい」からです。
とくに私の地域の山間部は山の中に作られている墓地が多いので花粉やコケなどの汚れが取れなくなるためです。
さて今回のお客様と滑り止め加工の打合せをする中で、オシャレで汚れが付きにくい方法はないの?との要望で・・・
写真のように、階段は三本ライン、拝み場は♦柄で「サンドブラスト加工」をしました。
サンドブラスト加工は、バーナー・ビシャンと比べて、細かな加工です。「すりガラス」と同じ感じで仕上がるので、一番汚れが付きにくい加工です。
機能性も兼ね備えたオシャレなお墓が完成しました。
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想いの詰まった石を再利用
2022年07月01日 09:00
こんにちは、篠山店の園中です。
今回は、古い一統墓地から菩提寺の境内墓地へお墓を移した時に喜んで頂いたことをご紹介致します。
ご依頼としては、新しい墓地に代々墓と霊標を建立し、既存の夫婦墓を移設、防草対策とファイバーレジンをご要望でした。
それと、既存の夫婦墓の前に花立を付けて欲しいとのことでした。
この花立に関しては、処分するお墓の台石の一部を使用して、それを加工して作ることをお打ち合わせ時からご説明しておりました。
そして、実際に出来上がった花立をご覧になって「ピカピカで新しい物を付けるよりもしっくりくるし、今まで使っていた物を大事に再利用するのは、いいアイデアだった」と喜んでいただけました。
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世界でひとつだけのお墓
2022年06月29日 08:00
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
最近完成したお墓です。
墓石の正面文字は、帰一(きいつ)と読みます。
意味は「分かれているものが、一つにまとまること。同じ所に帰着すること。」
お墓ではあまり使われない文字ですが、意味を聞くといい言葉ですね。
京都の禅宗のお寺の住職の文字です。
シンプルに極シンプルに。
お花立ではなく、火口岩(噴火岩)に野花を植えました、廻りが苔むしてくると味が出てくるのですが。
末永くお祀りください。
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お手入れのしやすいお墓
2022年06月23日 08:00
滝野店の中村です。
今回担当したお客様の墓地は藪の中にある墓地です。
お客様の区画は墓地の一番外側にあり、すぐ横が藪になっております。
その為たくさんの葉っぱが落ちてきます。
お客様はまずそれを懸念されていました。
ですので、「お手入れしやすいお墓」というのをコンセプトにデザインさせていただきました。
完成がこちらです。
石張りを全体に施し、掃き掃除と拭き掃除だけでいいようになっております。
先日開眼式を行いました。
故人様の奥様が故人様にお手紙を書いて持って来られました。
とても微笑ましく羨ましく思えました。
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しっかりと守られたお墓
2022年06月14日 09:00
篠山店の園中です。
今回は、今まで土葬だった所に土留め工事をしっかりとし、建立させていただきましたお墓をご紹介します。
ここの墓地は、もともとはご遺体を納める土葬か遺骨だけを納める場所でした。
石塔を建てる墓地は別の場所にあり、この場所には石塔を建てる事は今までは禁止されていました。
最近になり、集落の規約が改正され石塔を建立しても問題ないことになりました。
そこで、先祖の土葬墓として使われていた場所にお墓を建てることとなりました。
ここの集落のように二つの墓地があり、一つは亡がらだけを埋めた「埋め墓」、もう一つはお参りだけをする遺骨が入っていない「参り墓」を設けることを「両墓制」と呼びます。
また、呼び方もいろいろで、
「埋め墓」をイケバカ・ミバカ・サンマイ・ソトバカ・山のハカ。
「参り墓」をキヨバカ・ムショ・ダントウバ・ダントウバカ・ウチバカ・ムセ など地域によって言い方も様々です。
40㎝以上の厚みのブロックで土留めをしているのを見て「これで崩れる心配もないので安心しました。立派なお墓になった」と喜んで頂きました。
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伝統的なお墓
2022年06月06日 08:00
滝野店の中村です。
今回ご供養のお手伝いをさせて頂いたのは三木市にお住まいの井上様です。
井上様のお墓は土葬をされていた頃のお墓で約30基程の墓印が並んでいました。
井上様のご希望はこちらのお墓を整理したいとのことでした。
ただ代々墓でまとめるのではなく、今後も「家」が続いて行くようなお墓にしたいとのことでした。
そこで、下図のようなお墓をご提案させて頂きました。
まずは墓印を撤去していきます。
次に土留めの擁壁を据付けていきます。
そして完成がこちらです。
お地蔵さまの花立は既存の墓印をリメイクして作りました。
井上様には「家がずっと続いていきそう」と大変喜んで頂きました。
いいお手伝いが出来ました。
追記
先日井上様から大変ありがたいお言葉頂戴しました。
大事な石を残しました
2022年06月01日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。
今回はお墓建立のお話です。
今ある敷地が広いので、約半分の敷地に変更して、皆さんが入ってもらえる代々墓を建てさせていただきました。
手前の軍人碑から約6mの間口がありました。これを約半分くらいの敷地に変更します。
今ある土台(巻石)をカットして再利用します。
そしてこの石を置いてほしいとのお話がありました。
墓地近くの、土葬墓にこの石はありました。
思い入れがおありで、代々墓の後ろに置いてほしいとのご要望でした。
余った敷地はコンクリート舗装して草が生えないようにしました。
石はこのように代々墓の後ろに置かせていただきました。
一見、ただの石だと思うのですが、お客様にとっては大事な石なのです。
以前よりちゃんとしたところに置かせていただきましたので、喜んでいただけたと思います。
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お墓の洗浄とクレーン車を使っての墓石の建立
2022年05月30日 08:00
少しの工夫で素敵なお墓に
2022年05月26日 09:00
篠山店の園中です。
今回は、シンプルなデザインにちょっと花の彫刻を加えたお墓をご紹介致します。
ご要望は「今までの古い形でなく出来るだけシンプルにし、必要でないものは置かずにスッキリさせたい」とのことでした。
それと防草対策です。工事前の写真でも草が生い茂っているのがよくわかります。
工事前
工事後
当初、花を彫刻される予定はなく、お客様も「面積も広いしせっかくなら何か彫るか」くらいの感じだったのですが、いざ彫刻の打ち合わせの際にはバランスや配置をとても熟考されていました。
我々もお客様が思い描かれたイメージの通りに仕上がるよう、お手伝いさせていただきました。
完成したお墓をご覧になって「ちょっと桜の花を彫刻することで『自分達のお墓』との想いがより強くなった」と、喜んでいただけました。
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お気に入りの掛け軸をお墓に
2022年05月18日 08:00
滝野店の中村です。
今回担当したお客様のお墓はとても個性的でカッコイイお墓になりました。
お客様は外柵工事を先にされていました。
お客様は新宅で生前中のお墓、いわゆる「寿陵墓」を検討されていました。
来店当初は和風、洋風どちらか迷われていましたが現在の外柵のデザインや、ヒアリングをする中で和風のお墓をご提案せていただきました。
更に最近、真言宗のお題目である「南無大師遍照金剛」と書かれた掛け軸と運命的な出会いをしたとのことで、こちらのお題目を墓石に彫刻することをご提案しました。
デザインはこちらになります。
ちなみに手前味噌ですが今年の社内の図面コンテストでグランプリをいただきました。
そして完成がこちらです。
「ええ墓が出来た!」
と大変喜んでいただきました。
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