森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
お墓を参りやすいようにまとめたい
2020年08月26日 08:00

本店の髙梨です。
今回させていただきましたお手伝いです。
昔々からの夫婦や個人のお墓が40基以上ございました。
写真の通り、今のお墓にはとてもたくさんのお花を立てられています。
やはりこれだけのシキビやお花を用意して立てるのは大変ですし、そしてこれからの方々にも続けてもらわないといけません。
新しい墓石は代々のお墓でこれからの仏さんを供養していくようにして、これまでの石碑は「ご戒名が判別できるもの。かたちが崩れていないもの」を目安に残しました。
いかがでしょうか。これからもずっとお墓参りをして頂けるようなかたちになりました。
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こだわりが詰まったお墓
2020年08月25日 08:00

篠山店の園中です。
今回のご紹介は、周囲のお墓と同じような感じでは建てるけど、要所要所でこだわりを持って建立されたお墓です。
まずは、工事の様子から。施工前。巻き石が既にある場所に建立します。
カロートの周囲の土を掘り起こし、ランマーで転圧します。
延石がズレないように、ステンレス製の金具を取付け固定。真ん中にお骨を納めるカロート(納骨堂)を据付ます。
カロートの上に芝台を据付ます。これは通常の墓石ではない作業です。
墓石に高さが出来、見栄えと地面からの泥はね防止に役立ちます。
そして、地面は防草対策のファイバーレジン施工で仕上げます。
最後に玉垣を付けて完成です。
こだわったのは下記の3点✨
1)回転式ロウソク立
一見、普通のロウソク立てですが、実は…この仕組みが面白い❢
頭の部分をつまむと、ぐっると回転します。廻すだけでローソクの点火部が開口します。
そこに簡単にローソクを立て着火出来ます。内側には、ステンの金網が付いて火が消えにくいようになっています。
回転するので、石の重さは感じません。女性の方でも取り扱いやすいです👍
2)ファイバーレジン
お馴染みの防草対策のファイバーレジンです。
草引きが年々大変…と思っている方にほんとにおすすめです。
3)国産の銘石
石種にこだわり、国産の銘石「天山石」を選ばれました。
天山石(産地:佐賀県唐津市)の魅力は、なんと言っても国産材の中でも1、2を誇る硬度と吸水率の低さです。
他の国産材と比較しても透明度が高く、青深い石目は、風雨や塩害にも強く、歳月を経ても劣化や
変色等はほとんどなく、墓石材に最適です。詳しくは、『天山石の話①』『天山石の話②』をご参考下さい。
お客様は、出来上がったお墓を見て、濃く青みがあり一目でよい石だと分かる石種を選んで良かったと喜んで頂けました。
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お墓じまいの手続き
2020年08月24日 08:00
滝野店の吉田です。
お彼岸を過ぎてからのお手伝いになりますが、現在お住まいになっておられます場所が遠方になるし、後継ぎもいないので自分が動けるうちにお墓じまいをすることにされました。
お墓参りのついでに、お墓のある場所の市役所に行かれて改葬許可申請の方法を確認し、帰宅後に除籍謄本・戸籍謄本を用意されて、受け入れ先の御寺院様より受入証明書を取得されました。
後は現墓地の管理者であります町の区長様の証明(記名・区長印押印)だけとなりました。
工事の打合せもありますので、記入済みの改葬許可申請書と受入証明書のコピーを弊社に郵送していただいて、私が区長様に記名・押印をいただき返送させていただきました。
郵送での申請も可能ですから今月中には改葬許可証が交付される予定です。
各市町村によって改葬許可申請書また受入先によって受入証明書の雛型は異なりますが内容自体に違いはありません。
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芦屋市でのお墓づくり
2020年08月12日 08:00

篠山・滝野店の真下(ましも)です。
今回は、ご縁があり芦屋市市営の「芦屋市霊園」で建てさせていただいたお話です。
当社ホームページをご覧くださったお客様が、わざわざ篠山店までご来店されました。
色々とご検討いただき、石塔は篠山店の展示品を建立することになりました。
篠山店展示品の解体風景です。
「芦屋市霊園」は6000区画以上ある霊園です。とても見晴らしが良く、「大阪ドーム」や「あべのハルカス」まで見えていました。
施工前です。
完成しました。
篠山から遠いように思いましたが、高速道路を使えば、1時間弱で行くことができます。
また、多くのお手伝いができるとうれしいです。
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お客様の声を頂きました④(K.E様)
2020年08月07日 08:00
今度からはこちらの墓石で
2020年08月06日 08:10

本店の髙梨です。
先日工事させて頂きました墓地のご紹介です。
こちらのお宅は、古くからのご先祖様の法名が竿石の側面に彫られてある墓石が1基ありました。
今回は法名碑だけのお仕事と考えておりましたが
「次の代からは新しいお墓で祀っていったらええやん」と施主様がひと言。
「今までのんも ちゃんと残して花も線香も立てていくし」と。
外柵もご覧の通りブロックで巻かれていました(お父様がご自分でされたとのことでした)ので石に替えて、新しくさせて頂きました。
前が広々とお参りしやすく生まれ変わった墓地を大変気に入っていただけました。
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お墓の移転
2020年08月04日 08:00
滝野店の吉田です。
奥様のご実家のお墓の移転と当家の代々のお墓の新規建立のお話をいただいております。
奥様のご実家のご両親は既に亡くなられており、家を売却された時に菩提寺様に永代供養でお位牌も預けておられますが、お墓は御本家様の墓所の一部で現在もお祀りされています。
お話を伺いますと、墓所にあるお地蔵様は奥様の2人の姉のお墓で、小さい時に川で溺れて亡くなられたそうです。
当時、奥様も記憶にない程の年齢で、大きくなってからも思い出したくなかったのでしょうか、母親は詳しく話してくれなかったとおっしゃってました。
そうした経緯のあるお地蔵様とご両親のお墓は、処分するのではなく当家のお墓と同じ場所で永くお祀りしたいとのご相談でした。
新しく建てる墓所は、間口が3mもある広い墓所ですので中仕切りを入れて、両家をお祀りするようにご提案させていただきました。
また、息子様も少し遠方にいらっしゃいますので、なるべく掃除の手間の少ないようにとのご要望ですので、弊社のブログでよく出てくるファイバーレジン施工も合わせてご提案させていただいております。
よいお手伝いができればと思っております。
現在のお墓です
移転・新規建立の完成イメージです
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古いお墓をまとめる
2020年07月15日 08:00

篠山店の園中です。
今回はお墓どうし隣接し合う古いお墓をまとめたいとのご依頼を受けました。
普段の何もない日にお参りは問題はないけど、お盆やお彼岸いっときに重なり合う日には、お墓が隣接し合ってお参りし難くなる。出来るだけ広い拝み場を確保したとのご要望でした。
工事前はこんな感じ。この黄色い部分のたくさんある古い碑をまとめます。
墓石を撤去し、山側をすこし削りランマーで転圧します。
鉄筋を配置し、コンクリートを流し込みます。
コンクリートベースの完成です。それと山側は、土留めにブロックを積み上げます。
小さな古碑は台石の上に並べます。大きな古碑を元のように並べます。
バラスを敷いて完成です。すっきりきれいに並びました。
お客様からは、これで十分な拝み場が出来た。きっとみんな喜んでくれるだろう。
今では誰かが掃除や拝んでいたらちょっと待ったり、誰かが来たら早く終わらせて帰ろうと思ったりしていた。その心配も無くなったし掃除も楽になったと喜んで頂けました。
土葬の改葬2
2020年07月14日 08:00
滝野店の吉田です。
3月のブログ「土葬の改葬」の続きです。
改葬許可証が送付されて早々に工事日程に合わせて火葬場の予約(余裕をみて一番遅い時間帯)を入れていただき、同時に御寺院様に抜魂と納骨の時間を予約していただきました。
段取り的には、工事当日の朝に御寺院様に抜魂・お清めをしていただき、終了後お施主様立ち合いの上土葬上げに取り掛かります。
ミニユンボを使用して作業開始です。
火葬するにあたり小さい棺をご用意させていただき、遺骨を納めていきます。
お施主様に最終確認いただき、火葬時間にあわせて棺を火葬場に搬送いたします。
骨上げ終了後、御寺院様とともに墓地にて納骨式を執り行い無事に改葬が終了いたしました。
当日は天候も良く、お施主様も納得のいく改葬が出来たと喜んでいただきました。
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新規墓石と古碑の整理
2020年06月24日 08:00

篠山店の園中です。
今回は、たくさんの古いお墓を一ヶ所にまとめた工事のご紹介です。
台石は処分しても戒名が刻んである竿石は残して欲しいとのご要望でした。
お墓を撤去します。
ランマーで転圧し、お骨を納める納骨堂を据付ます。
竿石を乗せる台石を据付け、完成です。古い碑をひとつの台にのせることでスッキリ整理が出来ました。
お客様からは「毎回、お墓参りの度にたくさんの花とシキビを持って行ったのが、これからは持って行く本数も少なくて済むようになって良かったです。
古いお墓を無くしてしまえば簡単だったけど、処分しようとは思わなかった。今まで手を合わせお墓を処分するのは、申し訳ないと思っていたので。
こうして先祖が建てた証も残せて、手入れも楽になって良かった。」と喜んで頂けました。
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