森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑳)
2020年03月24日 08:00
お客様の声~灯籠のあるお墓~
2020年03月11日 08:00
滝野店の中村です。
先日お客様より、とても嬉しいお声をいただきましたのでご紹介します。
今回のご依頼は、お客様は親の代までのお墓はあるけど、自分たちの入るお墓がないので、代々墓をおつくりになりたいとの事でした。
ご要望としては、
- ①2年前に担当したご親戚の家と同じデザインのお墓にしたい
- ②自分が以前庭師をしていて灯籠が好きなので灯籠を設置したい
- ③今は地面に直接墓石が建っているので外柵を設置したい
でした。
①に関しては森田石材店オリジナル墓石の『きわみ型』になります。
②に関しては数ある灯籠の中から墓前置き灯籠をお選びになりました。
問題は③の外柵の設置でした。
実はこのお客様のお住まいの地区の共同墓地では外柵の設置が禁止されています。
ですが近年、それを無視して建立する石材店が増えています。
この墓地だけでなくどこの墓地にも様々なルールがあるので確認が必ず必要です。
1件だけでなく何件も外柵を設置しているおうちがあるのですが、ルールを知っている以上設置するのは控えた方がいいことをお伝えしました。
「せっかくご供養の為に建てたお墓に関して、周りからコソコソ文句を言われるよりも絶対いいですよ」という私のご提案にご納得頂き今回のお墓が完成しました。
お墓は自分たちだけでなく、自分たちの子孫も使っていくものです。
自分たちの子孫が後ろ指さされることなく、気持ちよくお参りできるお墓であってほしいと切に願います。
既存碑撤去と新規建立
2020年03月03日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、既存のお墓を撤去し新しい場所にお墓を建てたお話です。
お客様からは、既存のお墓がある場所が駐車場から遠く山道を登って行かないといけない所にあり、自分たちの年齢を考えると、お墓参りに行くのが、年々大変になってくる。駐車場から近くのお参りしやすい場所へ移りスッキリしたお墓にしたい。
とのことで、ご依頼を受けました。
まずは、山の上にあるお墓を撤去する作業から。
お施主様立会いの下、御遺骨を取り上げ、墓石を撤去します。
新規で建立する場所の工事。
1)墓地全体をユンボで掘り起こします。
2)割栗石を敷きつめます。
3)ランマーで踏み固めます。
4)割栗石の上に砕石を敷き詰め、ランマーで踏み固めます。
5)納骨場所と排水穴を設けて、鉄筋を配置します。
6)10cm以上のコンクリートを流し込みます。
7)バイブレータを使い振動を与えコンクリートから大きな気泡を取り除き、
セメントと骨材を均等にします。
8)ベース工事の完成です。
9)延石と延石との組合せ場所は、ステンレスの金具を取り付けます。
10)取り上げた御遺骨をさらしの袋に入れ、納骨堂へ納めます。
そして完成したのがこちら。
「お墓が東を向いて明るい場所に移れて良かった。スッキリしたお墓で、石が敷き詰められているので草の心配をしなくていい」と気に入って頂けました。
当社では、このようにこの場所にお墓を建てるとどのようになるかのイメージ図面も作成しております。
「提案に背景が入った合成写真があったので、出来上がった雰囲気が分かりやすく良かった。イメージ通り出来た」と喜んで頂けました。
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お墓からのお骨上げ
2020年03月02日 08:00
滝野店の吉田です。
今回は、お客様と立会いの上、墓石のカロートより骨上げをいたしました。
骨壺を事前に用意して、お施主様の到着を待ちます。
到着後、順番にカロートよりお骨を骨壺に移していただきます。
あとは私がカロートより骨壺に移させていただき、お施主様に骨壺をお渡しして、そのまま菩提寺様に永代供養に納めに行かれました。
先ではお墓を処分して菩提寺様に永代供養をお願いする計画でしたが、親たちをご先祖様からの地に少しでも長くおいてやりたいという想いで10年前に先祖様の石碑を整理して納骨墓を建てられました。
諸所の事情で予定より早くなったようですが出来る限りの事はされていますので、ご両親も喜ばれていることと思います。
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洋風のこだわり墓石
2020年02月04日 08:00
篠山店の園中です。
お寺の境内墓地に、洋風なお墓を建てたお話しです。
今回お墓を建てる周囲のほとんどが従来型の和型ですが、展示場で気に入ってもらったのが洋風だったのでこの型となりました。
工事前に安全祈願祈祷法要を行います。
ご住職のお経が響き渡る中、墓石を建てる区画の四隅に塩をまき、線香を立て清めます。
とどこおりなく儀式が終わり、工事開始です。
ランマーで転圧し地盤を締め固めます。
お骨を入れる納骨堂を、墓石の下になるように配置し据付ます。
今回は、搬入路が狭いこともありチェーンブロックを使い施工しました。
チェーンブロックとは、「チェーンを使用し重い商品の吊り上げ・下げ」をする機器です。
慎重に作業をします。
墓石まわりにバラスを敷きます。
防草対策のファイバーレジンで仕上げます。
そして「こだわり」がこちら。「ささゆり」の彫刻です。
百合は百合でも「ささゆり」がご希望。
葉の形状が笹に似て細く、上品な美しさが好きだそうです💛
この写真を参考にしながら、墓石に入るようにイラストを作成。
ご要望として、「百合の花は下向き」になっていること。があったので調整するのに少し時間かかりました💦
正面文字も、「〇〇家」ではなく「感謝」の二文字。
その下に平仮名で「つどい」としました。
皆が集える場所に。との思いで入れられました。
「ささゆり」は、花筒に花がない時にうっすらと見えるところがいいと言うことで、左下に決まりました。
全体のバランスも「ささゆり」も思ったように仕上がったと喜んで頂きました。
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草の生えないお墓(ファイバーレジンその⑲)
2020年01月30日 08:00
本店の高橋です。
恒例草の生えないシリーズです。
こちらのお家のお墓の現状は五輪塔が1基、夫婦墓が3基並んでいます。
お墓の面積が広いので草引きにいつもご苦労されているとの事でした。
ファイバーレジン施工することになり、併せて今後のためにと新しく代々墓・霊標を建てることになりました。
下の写真が現状です。
3基ある夫婦墓のうち2基を処分して、左側に新しく代々墓と霊標を建てます。
まずは全てを解体します。
現状の土をすき取り、バラスでファイバーレジンの下地を作ります。
しっかりと転圧していきます。
全体にバラスを敷き詰め、縁の巻き石に養生テープを貼ります。
こちらはファイバーレジンの骨材を2種類使いました。
入口部分に「大和ざくら」 お墓部分には「五色砂利」を使用しました。
完成です。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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施主様こだわりの文字
2019年12月25日 08:00
防草対策施工のお墓②
2019年12月24日 08:00
滝野店の中村です。
今回ご依頼頂いたお墓は、「張石(乱張り)施工」と「ファイバーレジン施工」の合わせ技です!
過去の記事はこちらです。
今回施主様からの第一のご要望は「丸墓前灯籠」でした。
実は灯籠というのはお墓にとってなくてはならないアイテムです。
仏様のお供えに必要なものは5つあります。
それを「五供(ごくう)」と言います。そのうちのひとつ「灯燭=ろうそく」をお供えするためのものとして「灯籠」や「ロウソク立て」があります。詳しくは機会を改めて。
今回、灯籠を青御影石ではなく錆石でご提案しました。そして灯籠の雰囲気に合うよう乱張りとファイバーレジン施工でのご提案をさせて頂きました。
施工前の様子です。
張石施工の様子です。
ファイバーレジン施工を施して完成がこちらです。
乱張りは非常に手間ひまかかりますが、非常に施主様にも大変喜んで頂き、いいお手伝いができて感無量です。
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