森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
草の生えない墓地
2019年09月04日 08:00
本店の高橋です。
今日も草の生えないシリーズです。
いつものファイバーレジンではなく、全面石張のお墓です。
かと言って、取ってつけたような張石仕様ではなく、墓石と一体化したような、自然な感じのする設計です。
いつものように基礎の根掘りをして、しっかりと転圧をかけます。
コンクリートを打ちますが、中には強度を増す為に鉄筋を入れます。
納骨室部分と何ヶ所の水抜き穴を除いてコンクリートを流し込みます。
外柵もほぼ完成。白い石で囲われた納骨室の上に墓石を設置し、残りの部分にも外柵と同じ石を被せます。
石塔、外柵など全て同じ石で揃えました。とても一体感があり、とってつけたような違和感はありません。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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「スカッとしたお墓」
2019年09月02日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
お寺の境内墓地で工事をしました。
お客様の要望は廻りの縁石も壊れているし、古いお墓の戒名も見えにくくなっているので綺麗にしたいという事でした。
墓石も巻石も再度使えない様な状態の為、すべて新しくしました。
配筋、基礎ベース
巻石据付、墓石建立
弊社の会長の口癖であった「スカッとしたお墓」が出来ました。
天国から見ていて貰っていると思います。
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納骨堂の中にいたのは…
2019年08月30日 08:00
滝野店の藤井です。
先日お客様からお墓の納骨堂の中を見てほしいとのご連絡があり、墓地に伺わせてもらいました。
水鉢をどけて中をみてみると…
ミツバチが中で巣を作っていました。
暑さのせいかミツバチ自体はここからはいなくなっていましたが、お客様が見られた際には回りにも沢山のミツバチが飛んでいたそうです。
まれにですが、水鉢とお骨を入れる骨穴の間に隙間があるとこのように蜂が巣を作ってしまう場合があります。
最近では虫や水が入らないような構造のお墓もございます。
大切なご先祖様のお骨を納めた納骨堂にハチが住みつかない為にも、こういった構造のお墓を検討されるのも1つの選択肢としてあると思います。
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全面張石施工のお墓②
2019年08月27日 08:00
滝野店の中村です。
前回のブログに引き続き全面張石施工のお墓第2弾です。第1弾の記事はこちらです。
今回担当させて頂いたお客様のご要望は
- ①洋型のお墓
- ②草の生えにくいお墓
- ③親戚の墓石の移動でした。
しかしお話を聞くと墓地には1件も洋型のお墓は建っていないとの事でした。
都会では洋型のお墓は珍しくありませんが、この辺りの自治会の共同墓地などでは洋型のお墓がまだ1基も建っていないということもよくあります。<
そこで今回ご提案したのは上記の3件のご要望加え
- ④墓地にマッチした洋型のお墓
- ⑤納骨堂に水の入らないお墓
という内容のお墓をご提案しました。(※水の入らないお墓について後日の記事で。。。)
現場はこちらです。
手前に写っているご親戚お墓2基を後方に移動して手前にお墓を建てることになりました。
移動するがお参りはするとの事でせっかくなので綺麗にお祀りする為に外柵を新たに設置しました。
墓地内には従来型の和墓しかありませんので、人気のピンク系の石ではなく、青御影をご提案しました。その中でも質、人気ともに間違いなくおすすめできる「大島石」をご提案しました。
オシャレなお墓が出来たと大変喜んで頂きました。
墓地の立会い
2019年08月20日 09:30
滝野店の吉田です。
今回は、「墓地の立会い」です。区画造成されていない村墓地でのお墓の区画位置を決めます。
一軒の大きさは決まっておりますが、前後左右はバラバラで向きも全て統一されているわけではありません。
ですから、村の役員さんとの立会いで最終位置の確認を行います。
写真のように一応杭は打ってありますが、きっちり寸法どおりではありませんので、前述のとおりに村の墓地役員さん(区長さん・墓地委員さん)とお施主さんに立会いいただき、鉄筋を打ち水糸を張って区画の大きさ及び位置をだしていきます。
弊社の図面と村墓地台帳とあわせて確認していきながら、墓地の立会い確認は無事に終了し、工事を待つだけになりました。
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徳川家綱の時代から
2019年08月16日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
暑い日が続きますが、皆様は体調はいかがですか?
私は少々バテ気味です、実は8月の初めから店の展示場のエアコンが故障しております、室内温度で30℃を超え最高32℃を記録しました。
ご来店頂いたお客様には「この時期に大変ですねぇ、熱中症大丈夫ですか?」というご心配して頂いてご迷惑おかけしております、20日過ぎには通常運転に戻る予定です。
さて、お墓の話ですが、今回はたくさんある墓石をすべて処分して法名碑にまとめました。
文字も読み取れない墓石もあったので、過去帳と照合し、大きい方の法名碑には、表裏で66名を刻みました。
初代様の没年が寛文3年(1663年)で356年前、徳川幕府4代将軍家綱の時代から代々続いている家です。
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梅雨の晴れ間に
2019年07月30日 08:00
全面張石施工のお墓①
2019年07月24日 08:00
滝野店の中村です。
今回はお墓の防草対策のひとつ、張石施工のお話です。
やはりお墓の新設、リフォームどちらの場合もお客様の要望として「草引きをしなくていいお墓」というのは多いです。
今回は打合せの中で「洋風のお墓」「草引きをしなくていいお墓」という強い要望がありましたので「張石施工」をおすすめ致しました。施工前の様子です。亡くなられたご主人が生前中に防草シートを敷いて防草対策されていたそうです。
まずは整地をして転圧していきます。
墓石を建立して張石施工を行います。
完成がこちらです。
「オシャレなお墓が出来たね~」「草引きしなくていいからええわ~」と施主様、ご親戚の方にも大絶賛でした。
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地盤工事をしっかりと③
2019年07月19日 08:00
滝野店の髙梨です。
この工事も今回が大詰めとなりました。
これまで地盤調査、地盤対策「D-BOX」、ベタ基礎コンクリート工事と説明してきましたが今日の報告は本来の墓石工事となります。
基礎部分をしっかりとしましたが、こちらの墓地は通常の納骨部(カロート)とは違い、
延材を使用し、外柵部分とがっちりと金具で固定し、この上ない強度となりました。
表面の仕上げはもちろん「ファイバーレジン」で仕上げました。こちらの墓地のように鬱蒼として、周囲を木々で覆われた墓地には最適です。
土葬が点々と点在していた墓地とは全く違い、お参り、お手入れしやすく、先の先まで墓守の出来る「しっかりとしたお墓」が完成致しました。
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自然石のお墓
2019年07月18日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、石本来の風合いを生かした自然石のお墓のご紹介です。
既存石塔の並びに、寿陵墓を建立します。
それでも、展示場で実物を見てお話をとご来店いただいたところ、この墓石に一目見た瞬間に心を打たれてしまい自然石のお墓に!と思い立ったそうです。
正面の彫刻をする面だけは、研磨をしてツヤを出しますが、それ以外の部分は削らずに自然の風合いの皮肌そのままの形でお墓にします。
また、加工していないそのままの皮肌は、年々風合いや色合いも変わっていきます。それも研磨した墓石と違った自然石の魅力の一つです。
多くの場合玉石の中は、傷やムラがたくさんあります。傷やムラが少ないものは、本当に数少なく希少な石なのです。
工事は、墓石を建てるだけではありますが、既存の巻き石を使用するので、補強の為、延べ石と延べ石の組合せの所に、ステンレスの金具を取り付けます。
既存碑の横に建ちました。しかし、これで終わりではありません。
これからの季節、気になるのは「雑草」です。お手入れを楽にするために、玉砂利仕上げではなく「ファイバーレジン」仕上げにします。
これで完成。とても味のあるお墓に仕上がりました。他には無い自分らしいお墓が出来たと喜んでいただきました。
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