森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑭)
2019年07月15日 08:00
本店の高橋です。
新しくお墓を建てるお手伝いです。
草が生えないようにしたいのです。がしかし、お墓の部分は生えてきても良いとの事でした。
いつもの様に基礎のコンクリートを打つ為に、根堀りをして鉄筋を並べます。
納骨堂の部分と水抜き穴の部分を除いてコンクリートを流し込みます。
その金具をコンクリートで覆い隠し、水に濡れないようにします。
縁の巻き石に養生テープを貼ります。いつものように得意のファイバーレジン施工です。
今回のファイバーレジンは手前の拝み場部分だけです。奥のお墓が建っている部分はしていません
完成です。
「お墓の部分の草引きは自分らの役目だと思っています」とお施主様はおっしゃっておられました。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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2件同時のご建立
2019年07月08日 08:00
滝野店の福島です。
先日、あるお客様のお墓を無事にお引き渡しさせていただきました。
タイトルにもある様に、今回は2件同時(本家様・新宅様)のご建立となりました。
どちらのお宅もご先祖様が多く、山中に沢山の石碑があるご家庭でした。
ご建立のきっかけは「自分たちが元気なうちに、お墓をまとめてスッキリさせたい」との事で、新たに代々のお墓とご先祖様のご戒名など刻む霊標(戒名板)を新設させていただきました。
こちらが山中にあったご先祖様の石碑です。
この中から数基を新たな区画へ移設し、残りは撤去なさいました。
新たに新設した代々墓の後ろのスペースに洗浄した石碑を移設します。
墓地の区画内には防草対策としてファイバーレジンを施しております。
「スッキリとまとまり、お参りのしやすいお墓になった」とお喜びいただけました。
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擁壁工事~墓石建立~
2019年07月03日 08:00
本店の中道です。
擁壁工事も終わり、墓石工事が完了しました。
↓納骨堂(カロート)の据え付け
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地盤工事をしっかりと②
2019年07月02日 08:00
滝野店の髙梨です。
前回は地盤調査までを報告させて頂きました。
今回は「D-BOX」について書かせて頂きます。
まず「D-BOX」とは・・・簡単に言うと、土のうを地下に敷き詰め地盤対策ををする工法のひとつです。
これにより墓地の地盤補強、地震動の軽減、液状化防止、凍上防止に効果を発揮します。なんと国際特許(46ヵ国)も取得している代物です。
工事の手順を追っていきます。
②測量結果に基づいた深さを掘り、ジャンピングランマーにて地盤の転圧をします
④そして大事なのはここです。袋と袋の隙間にも砕石をしっかりと敷き詰め、今度はタンパ(プレートランマー)でしっかりと締め固めていきます。
一枚が90㎝×90㎝×10㎝のポリプロピレン製の袋に20Lのペール缶、約4杯分(約0.1㎥)の砕石を投入していきます。
⑥そしてこの上に通常のベタ基礎コンクリートを打設して、基礎工事は完了です。
もちろん2段目も1段目と同じ工法を繰り返します。尚、この施工は当社の「D-BOX施工管理資格者」が行ないました。
次回は石材の組み立て工事となります。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑬)
2019年06月28日 08:00
お墓参りが楽しみになりました
2019年06月21日 08:00
滝野店の福島です。
先日、お墓のお引き渡しが無事終わりました。
記事(5月1日)以前にブログでもご紹介させていただいたお客様になります。
デザイン墓石の正面文字には「穏」の一文字を選ばれました。
この「穏」の字は故人様のご戒名にも入っており、生前はとても穏やかな方だったからとの理由からでした。
墓石の周囲には防草対策としてファイバーレジンを施しております。
墓地の周囲には従来とおりの和型の石塔が多い中で、デザイン墓石になさる事を少し不安に思っておられたようですが、実際に出来上がったお墓を見ていただき「想像していたより立派で周囲との違和感もなく自分達らしいお墓になりました。これからのお墓参りが楽しみになりました」と喜んでいただけました。
今回のお客様のように感謝のお言葉をいただけるのは何よりの励みになります。こちらこそ良いご縁をいただき有難う御座いました。
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墓石の傾き直しと新設
2019年06月20日 08:00
滝野店の中村です。
今回ご依頼いただきましたお客様は夫婦墓の新設です。
最近は経済的な理由や区画の空きスペースの問題などから夫婦墓ではなく「◯◯家之墓」というような「代々墓」の建立が多くなっています。
今回ご依頼頂いたお客様は
- ①スペースがある
- ②ご住職が推奨される建て方
- ③後継ぎがいない
というような理由から夫婦墓を建てられました。
満中陰の法要の際はまだお墓が準備できないので下のような仮の埋葬します。
この地域では仮の埋葬をした際に六角形の塔婆を中央に建てます。
既存の墓石は阪神淡路大震災の際に傾いてしまったとのことで、今回は墓石の新設だけでなく既存墓石の傾き直しも行います。
土葬の後に墓石を立てている所は墓石や区画そのものが傾いてしまっているものも見受けられますので一度据え直すことをお勧めします。
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地盤工事をしっかりと①
2019年06月15日 08:00
滝野店の髙梨です。
今回いたします工事は「地盤をしっかりとしたい」との施主様からのご意向もあり「D-BOX」施工をさせていただきます。
「D-BOX」の詳しい説明は次回にさせて頂きまして、今回はその事前準備からです。
上の写真の通り、建てる墓所は昔からの土葬墓地で、しっかりと基礎工事をしないと、先々では傾く可能性も考えられます。
ということで、「D-BOX」を施工するにあたっては、まず地盤調査から入ります。
写真は地盤調査中の様子です。
この調査方法は、一般的な「スウェーデン式サウンディング調査(SS式)」と呼ばれるもので、鉄のスクリュー(捻じれた矢のような先)を錘(おもり)で下に落としていきます。
当たりが出たところから鉄の先を回転させてスクリューのように刺していき、硬い地盤の地層に当たるまでの深さや土の状態を調査します。
調査の結果、この場所は心配したほどには緩くもなく、空洞の地盤でもありませんでしたが、「より安心、より安全」を求めて施工いたします。
次回はいよいよ本工事に入っていきます。
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後世にまで残るように
2019年06月09日 08:00
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