森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
かなりの難所
2019年01月24日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
昨日から工事している現場です。
篠山市でも施工し難い墓地の一つです。階段が2か所あり、そこから先は、ほぼ人力での搬入になります。
通常、弊社では2人一組で施工していますが、この日は1人増やして3人体制です。
チェーンブロックで吊り上げては、歩み板の上をまくって上段へ上っていきます。 *「まくる」石屋の専門用語で転がすという施工方法
この墓地は低い山の中腹にあり、南東側を見下ろせば観光名所の篠山城址の大書院も見渡せます。
見晴らしは良いのですが、石屋泣かせの墓地です。本日で工事完成予定です。
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オーダーメイドのお地蔵さん
2019年01月11日 09:00
滝野店の吉田です。
墓石建立時に「お地蔵さま」をお祀りしたいとの事で、普段からよくお勧めしている「舟形地蔵」でお話しをすすめておりましたが、店に展示してある「お地蔵さま」を気に入られて段取りをさせていただくことになりました。
このお地蔵さまは、「オーダーメイドのお地蔵さま」で、流れとしては、まずお客様がイメージされるお地蔵さまを、デザイン画にて決定いたします。
次に、粘土で形を作ります。
上の写真が、粘土で作った型です。これを基にして、石を彫って完成したのが最初の写真の「オーダーメイドのお地蔵さま」です。
顔の形や表情、目の大きさなどお好みのお地蔵さまが製作可能です。今、最終段階のデザイン画を詰めている状況です。
新元号が発表になってからの工事で少し先ですが、完成が楽しみです。
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広すぎるお墓の区画決め2
2018年12月25日 08:00
滝野店の吉田です。
前回に引き続き区画決めについてお話をさせていただきます。
前回の丁張りをお施主様と立会いさせていただいて、その上でつい先日ですが、町の墓地委員様とお施主様と私にて立会いをいたしました。
隣家との空き寸法・共有通路の寸法など特別決まりは無いのですが、隣家とは一人が十分通れるような寸法、また共通通路は運搬機が十分通れるような寸法取りをしておりますので、問題なくOKとなりました。
来年の新元号になってからの引渡しで期間がありますので、丁張りから区画の4隅に杭を打ちかえて区画を表示しております。
杭打ち
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ご遺骨の引っ越し
2018年12月16日 08:00
滝野店の中村です。
今回のお客様はインターネットを通じて当社にご依頼頂きました。
お住まいは和歌山県ですが、お墓は加東市にございました。
遠方にありお墓参りも大変という事で、ご住職とご相談され、和歌山県にお墓を移されることになりました(改葬といいます)。
それに伴い加東市のお墓にある十数基のお墓は撤去処分(墓じまい)をされることになりました。
今回の墓地は、元々土葬が非常に多い墓地なので、このような穴があちこちにあります。
ですので、機械はもちろんのこと人が歩くルートも慎重に選ばないといけません。
今回はクレーンが届くことろまでは手で運びます。
積荷の際も、処分する石塔であっても丁寧に扱います。
墓石を撤去した後は、ご遺骨や土を集めていきます。
今回は年数も経っていたのでご遺骨は出てきませんでした。
最後に仕上げをしていきます。
こちらが完成です。
手際のよい作業で予想より1時間早く完了しました。
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お墓を建てる人にとって大切なもの
2018年12月11日 08:00
滝野店の髙梨です。
お墓を建てるに際して一番重要視するもの、大切にするものとは一体何でしょうか。
石種?大きさ?価格?見た目?・・・人により様々だと思います。
今回お手伝いさせて頂きましたお客様のことをご紹介します。
敷地は2.2m✕1.2mと横に長く、墓地の周囲には9寸角~10寸角で芝台付も見られ大きいお墓がたくさん建っている墓地です。
旧墓地には古碑が2基ありました。このお客様は「この古碑を新墓地に移設したい」と言われました。こうなると周囲のような大きさの代々墓石は出来なくなります。それを説明すると・・・
「このお墓、この家は私の代で終わりです。だから本当はお墓も無理して建てなくてもいいんです。けど先祖さんはみんなこうやって頑張ってお墓を建てて、祀ってきました。だから私もこれは宿命というか供養というか・・・恩返しなんです。これせんと私は死に切れません(笑)」
と明るくお答えになりました。
「だから大きくなくてもいいんです。見下ろされてもいいんです。今できる精一杯のことしたら、それでいいんです。」
この時、この言葉のおかげで何か少しだけ成長出来た気がしました。
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デザイン墓と外柵工事の様子
2018年12月10日 08:00
篠山店の園中です。
今回はデザイン墓と外柵工事の様子を紹介します。
1)工事前
既存の区画はそのままに、内側に新規の外柵をつくります
2)墓地全体をユンボで土を掘り起こします
3)割栗石を敷きます
4)割栗石の上に砕石を敷きます
5)ランマーで踏み固めます
6)納骨場所と排水穴を設置し鉄筋を配筋します
7)コンクリートを流し込みます
8)10cm以上
9)延石と延石との組合せの所は、ステンレスの金具を取り付けます
10)外柵内に採石を入れランマーで転圧します
11)お墓の下になる部分に納骨堂を据付ます
12)竿石と台石との間に免震施工をします
(施工方法に一部企業秘密がありモザイクがかかっています)
13)これで墓石据付は完成。
14)最後にファイバーレジン施工をして、さらしを巻いて完成です。
今回、墓誌にワンポイントでシャクナゲの花を彫刻することになりました。
作成したシャクナゲのイラストは原寸大原稿にし、配置や大きさをお客様に最終確認していただき彫刻します。
亡くなったお父さんが、毎年シャクナゲの花を咲かせていたそうです。
故人への強い結びつきを感じられるお墓になりました。
建碑式と納骨式を終えて、これでひと安心できました。とのお言葉をいただきました。
当社では、新規墓石建立の場合において、上記のような工事の記録写真、建碑式(開眼式)の記録写真を冊子にしてお客様にお渡ししております。
一生に一度、大切なお墓づくりのサポートをいろいろな面からさせていただいております。
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広すぎるお墓の区画決め
2018年12月09日 09:00
滝野店の吉田です。
4m×7mの広さの墓地があり、広すぎるので部分的に使って代々のお墓を建てようと考えていらっしゃるお客様との「区画決め」についてのお話しです。
隣のお墓との境界は、通路として60cm空けて、区画割りをしました。
水糸を延石の高さに合わせたかったのですが、先祖様の石碑がまだある状態で台石が当たりますので、鉄筋を使用して区画の大きさのみの丁張りになっております。
後日、墓地にてお施主様と立会いをしてOKならば、最終確認として町の墓地役員さんとの立会いをする段取をしております。
建墓までの一部をご紹介させていただきました。
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