森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -

お墓の整理

2018年06月04日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

以前お手伝いさせて頂いたお仕事ですが、旧墓地のお墓の整理をしました。
6.4 お墓の整理 1.jpg
6.4 お墓の整理 3.jpg
このお施主様はこの墓地の他に もう一つ墓地を持っておられます。
それは、信仰される宗派を何年か前に改宗され、その後 大きな霊園に墓石を建立されております。
今回整理をお考えの墓所は、もともと昔からの墓地、ご先祖さまが眠っているという事もあり、処分せずにこれまで 2か所のお墓を祀られていました。
だんだん年齢がいくにつれ 1ヵ所のお墓まいりもなかなか行けなくなって来たのに、2ヵ所の墓地の管理をするのが大変になって来たのと、後継者に負担にもなるので、思い切ってお墓の整理を考えられました。
6.4 お墓の整理 4.JPG
キレイに整理されました。
台石で後ろの通路の土止めをしていた為、墓石を撤去するにあたり 土止め工事をして後ろの通路を作りました。

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鯉の滝登り

2018年06月01日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、五輪塔と霊標と鯉の滝登りの石像のあるお墓の紹介です。
亡くなったご主人が好きで飼っていた鯉を何とか形にして欲しいとのご希望でした。
ご希望に添えるようにいろいろ考え、「鯉の滝登り像」をご提案しました。
ただ、それだけだと故人だけのお墓のようになってしまいます。
20180601-2.JPG
お客様のところには、たくさん古いご先祖様があり、その方達を供養するお墓も必要でした。そこで、五輪塔と霊標を配置し、きちんとご先祖様も祀れるお墓に致しました。
20180601-1.JPG
それぞれ家には、ご先祖様、故人に対してのが思い違います。各家にあった供養の仕方があると思います。
このように、思い出を形にして残すことで、いつも近くに感じることが出来ます。
何かできないかな?とお悩みの方。
どんなことでも、ご相談して下さい。

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形も文字も自由です。

2018年05月29日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

下の写真は展示場に並べていた宮城県産の伊達冠石です。
伊達冠石玄展示場.JPG
写真右側に半分だけ映っているピカピカに光っている石も伊達冠石ですが、これは「玄」というシリーズで、光沢の無い水磨き仕上げになっています。光ってはいませんが触るとツルツルなんです。
デザインモも茶色の自然の部分を使っていますので、この世にひとつしかない墓石となります。
この度は正面の文字もよく目にする「~家之墓」ではなく、お客様ご自身でお考えになられます。
またその文字をお知り合いの方に書いて頂くというものです。
伊達冠石紙の原稿.JPG
紙に書かれた文字を実際に石に張りバランスを見ていきます。位置や大きさを変えてみてベストな物を探り出します。
伊達冠石正面彫刻.JPG
石に彫られるとこんな感じになりました。
墓石のデザイン、主役である文字とその書、全てがオリジナル。世界にたったひとつです。
とても素晴らしいお手伝いをすることが出来ました。
ちなみに周りを囲む巻石もピカピカではない仕上げに合わせました。
伊達冠石外柵.JPG

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能勢の石~自然石~

2018年05月21日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

今回は、自然石のお話をします。
昨年秋、ご来店いただき、他の家とは一味違うお墓をしたいとのご要望でした。
関西地区では、当社のみの取扱いがある「伊達冠石(宮城県)」の自然石もありましたが、大阪府の能勢町で採掘される「能勢黒」という石のご提案をしました。
自然石は採掘された石をできる限り加工しないことで、他の家とは一味違うお墓ができます。
オンリーワンのお墓です。
P1360301.JPG
これが、大阪府能勢町にある採掘場です。
お客様にも一緒に行ってもらって、気に入ったものを選んでいただきました。
P1370021.JPG
それが、この石です。
この石を竿石(仏石)にします。
PPPP15.JPG
本社工場にもお越しいただき、加工や彫刻の打ち合わせをして、先日工事が完了しました。
墓地は三田市営の三田市霊苑です。
P1410227.JPG
ご住職に、開眼式を執り行っていただきました。
他の家と比べて、時間も手間もかかりましたが、お客様からご満足のお言葉をいただき、私も充実したお墓づくりのお手伝いでした。
P1410234.JPG
P1410242.JPG
P1410244.JPG
天理教のお墓

2018年05月19日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
先日、天理教を信仰されている方の建墓、御霊入れのお手伝いをさせていただきました。
天理教(神道)の墓石の特徴は、石塔の頭の形がトキン型と言って、このような四角錐の形が主流です。
5.17 1.JPG
今回、霊標も トキン型風にしました。
5.17 2.JPG
花立ての間にあるのは水鉢の代わりに八足台→八本の足の机です。(三宝と同じ用途です)
5.17 3.PNG
供物は三宝(御供え物のお皿の台)にお供えします。
お神酒が中央にきまして、右手に米、左手に魚類、あと 根野菜、葉野菜、お菓子等 お供えをされました。
5.17 4.JPG
教会長におつとめしていただき無事終わりました。
5.17 5.JPG

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母の日

2018年05月13日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

今日は母の日。お母さんに日頃の感謝の心を込めてカーネーションを贈る日ですね。
今日のご家族はお墓のお母さんにカーネーションを手向けられました。
DSC_0008.JPG
こちらのご家族は今は神戸市に住まわれていて、お墓もそちらに別に建てておられます。この墓石にお祀りされているお母様の故郷が山南町なので長い間、神戸と山南町の両方にお墓がありました。この度、山南町のお墓を始末することになり本日はお性根抜きを行いました。
真っ赤なカーネーションが亡きお母様のお墓に供えられました。いつも見慣れている供花やシキビと違いすごく華やかな閉眼式になりました。
DSC_0003.JPG

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外国の墓地みたい。

2018年04月11日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

KIMG7832.JPG
この写真は神戸市営の鵯越墓園です。芝生に洋型の墓石が整然と並んでいます。まるで映画に出てくるような外国の墓地のようです。我々の地元の墓地ではあり得ない光景でびっくりです。
私どもは兵庫県は丹波市という田舎の石材店ですが、神戸方面での仕事はよくさせて頂いています。この日も既存の墓石への彫刻の仕事です。今回は現地にて作業をすることになりました。
KIMG7823.JPG
こんな風に彫刻する文字に形取られたゴムを石に貼ります。
KIMG7825.JPG
先端のノズルから石を削り取る為の細かい砂を吹き付けるピストルのようなもので少しずつ彫っていきます。
覗き窓から状態は確認できます。
KIMG7820.JPG
細かい砂が周囲に飛び散らないように、こんな感じにシートに覆われての作業です。
周りにいろいろな装置がみえますが、一昔前と比べると数段小型になり、作業が楽になりました。

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拓本採り

2018年04月07日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

最近、お墓を撤去したり、お墓の引越しをすることが多くなっています。

先日、お墓の引越しをご希望のお客様がおられました。次の移設先の新しい墓地には、お墓は1基しか移設できないため、残念ながらそれ以外のお墓は処分することとなりました。

とはいうものの、『今まで手を合わせていたご先祖様なので、何らかの形で残せないかな?』と少し寂しい様子でした。

色々と検討をしているうちに、『拓本って採れますか?』という言葉が出てきました。

このご要望を聞き私も、「なるほど・・・その手がありましたね」そこで拓本採りを行いました。

IMG_6222.JPG

かなり昔の墓石で肉眼ではほとんど読めない感じですが
IMG_6220.JPG
紙を石の上に置き、カーボン紙の上をゴムハンマーで叩くと文字が浮かび上がってきます。

IMG_6225.JPG

このように文字が浮かび上がってきて読めるようになります。

同じく彫刻面を合計3面にわたり拓本を採りました。お墓は無くなりましたが、当時の証として残せましたと喜んでいただけました。

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◯◯家と出来ない、お墓事情

2018年03月28日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

昔はご養子様を迎えて家督を継いでいくことが大半でしたが、最近では、義理の息子様の姓のままで2世帯で住んでいらっしゃるご家庭も増えてきました。私の住んでいる地域でも増えてきております。
そういったお宅から、お墓を建てる時によく受けるご相談が、
「○○家之墓とすれば、子供達はお墓に入れないからどうすればよいのか?」
という内容です。
例としては、洋型のお墓を建てて好きな言葉「愛」・「絆」などを彫刻してお祀りされる場合もありますし、今後も今お世話になっている御寺院様に将来もお世話になるつもりであるなら、その宗派の名号(題目)を彫刻します。
真言宗であれば「南無大師遍照金剛」
天台宗・浄土宗・浄土真宗は「南無阿弥陀仏」
曹洞宗・臨済宗は「南無釈迦無尼仏」
日蓮宗・日蓮正宗は「南無妙法蓮華経」
を彫刻してお祀りされる場合もあります。
各家によっていろいろとご事情が違いますので、お困りのことがございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
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玉砂利の入れ替え

2018年03月19日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
先日、霊標(戒名が彫刻されている板)への追加彫刻の際のリフォームについての記事を書きましたが、今回は『玉砂利の入れ替え』編です。
「追加彫刻」は実はお墓のリフォームの大チャンス!という事を前回の記事でも書きましたが、意外とリーズナブルで見た目も変わるリフォームが『玉砂利の入れ替え』です。
色んな種類の玉砂利がありますが、白い玉砂利が混ざったものは年数とともに汚れてきます。
また、建立時に真砂土仕上げをされていて玉砂利に変えたいという方もいらっしゃいます。
まず玉砂利の入れ替えをされたおうちがこちらです。
玉砂利 前.jpg
<施工前>
  
玉砂利 後.jpg
<施工後>
こちらは真砂土を玉砂利に入れ替えられておうちがこちらです。
真砂土 前.jpg
<施工前>
  
真砂土 後.jpg
<施工後>
ちなみにこちらのおうちは梵字の金箔も入れ直しました。
お彼岸でお墓参りされる方も多いかと思いますが、気になった方は是非ご相談ください!

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く