森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -

五輪塔と写経

2018年03月16日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
一昨年、お父様を亡くされ、百か日の法要に合わせて納骨する為に墓石を建立して頂いたお客様が 今回五輪塔を建てて頂きました。
このお客様は先では五輪塔を建てたいとのお考えをもっておられ、当初から計画を立てていました。
墓石(代々墓)をはじめ霊標、お地蔵さん等 移動させず 拝石の向きを一枚移動させただけで、五輪塔を配置できるようにあらかじめレイアウトしておりましたので、スムーズに施工出来ました。
開眼(入魂)の当日には 五輪塔に写経を納めて頂き、ご家族の皆様には大変喜んで頂きました。
施工前
3.16 1 五輪塔修正.jpg
施工後
3.16 2五輪塔修正.jpg
納経(般若心経の写経)
3.16 3 五輪塔.JPG

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心温まる供花

2018年03月14日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

先日、開眼納骨式をさせて頂いた時のお話です。
花立には生花、祭壇には果物やお菓子をお供えし納骨を終えたところで準備していた台に折り紙で作られたお花が並んでいました。
聞くと、お孫さんたちがおじいちゃんの為に折られたそうでした。
するとご住職が「おじいちゃんと一緒に入れてあげてください」とひと言。
お孫さんたちそれぞれの手で納骨堂に納めて頂きました。
Point Blur_20180311_123146.jpg
Point Blur_20180311_130606.jpg
どんなお花よりも鮮やかで、温もりを感じるものでした。

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ペットのお墓

2018年03月10日 13:43

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

今日はワンちゃんのお墓です。12年前にお墓建立のお手伝いをさせて頂いたお客様の依頼でした。

KIMG7556.JPG

ステンレスの花筒以外は全て黒御影石で光沢のある仕上げになっており、とても綺麗ですよ。

ワンちゃんの写真をお預りして正面にレーザーでその姿を刻みます。

犬がお好きな方であればこの容姿を見ただけで涙がこぼれ出しそうですね。

ペイントではないので色が薄くなって消えてしまうような事はありません。

KIMG7557.JPG

本体を後ろへ倒すと中は空洞になっていて、お骨壺が納められるようになっています。

私は実家でも今でもペットといっしょに過ごしたことはありません。

昔は番犬として飼われていましたが、今はペットも人間の家族と全く同じ家族の一員のようですね。

いっしょに過ごしてきた証として、またいつでも会えるようにお庭に小さな墓石を置くことになりました。

何かうれしいお手伝いが出来ました。

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土葬跡の墓石建立

2018年03月03日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
皆さんはこんなお墓をご覧になったことはございませんか?
IMG_20171006_111203.jpg
これは土葬がされていた所に建立されたお墓です。土葬の場合は、埋葬された棺が腐ると地盤が下がる為このようになることがあります。
今回のお客様のご要望は、写真にある既存の墓石を整理して新たに先祖代々のお墓を建立することでした。
ただ転圧するだけでは、将来的に同じように傾いてしまう可能性があるため「地盤改良」をしてから建立することをお勧めさせて頂きました。
区画も広いため予算より高い金額になりましたが、将来的にリフォームしなければならないことを考えるとトータルでのコストはもっと高くなるので、お客様も「是非お願いします。」との事でした。
こちらのお客様は、弊社以外にも数社の御見積りをとられていたそうですが、「地盤改良を含めた提案をしてくれたのは森田さんだけやわ!」と弊社にご依頼頂きました。
まず墓石を撤去します。
DSCN0854.JPG
このようにセメントを混ぜて地盤改良をしていきます。充分に転圧した後…
DSCN0856.JPG
DSCN0857.JPG
こちらが完成です。
IMG_20180228_091931.jpg
お墓は外から見ると同じように見えますが中身は全く違います。
是非、お墓作りの参考にしてください!

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どっしりとした五輪塔

2018年03月01日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日、お世話になった先生の納骨に行ってまいりました。新年早々の思いもよらない急逝から、もう四十九日が過ぎたのかと思うと早いものです。
先生のお墓は鎌倉の東慶寺にお墓はあります。このお墓が出来た時も拝見したことはあるのですが、あれから数年経って見たお墓は本当に素晴らしいものでした。
どっしりとした五輪塔は苔が少し生え、何とも言えない落ち着きがありました。新品の時に比べるとその良さは全く違います。「いい仕事というのはこういうものなのだなあ」と感じた次第です。
東慶寺墓地.JPG
ちなみにこのお墓を作られたのは京都の彫刻家である諌本さんです。私もとても仲良くさせていただいております。
この五輪塔のモチーフのひとつとなったのが、當麻にある北墓の五輪塔です。総高さが243cm、地域の普通の墓地に忽然と建っているその姿はなかなかの迫力があります。
當麻北墓五輪塔.JPG
先生とその五輪塔を見に行った時に、
『森田さん、どうですかこの五輪塔』
と聞かれて正直その良さが分かりませんでした。その時の先生の言葉は、
『この無骨な感じが私は大好きなんです。いいな~』でした。
あれから10年経って、納骨の時に見たお墓はその良さが伝わってきたような気がしました。
納骨は右側の不動明王の台座に収められました。そのとなりには、数年前にお亡くなりになった奥様の遺骨がありました。その光景を見ながら、早く奥さんの所に行きたかったのかなと思いました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

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木の根っこ

2018年02月23日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

皆さんはお墓ってどんな場所に建っているものだと思っておられますか。市営霊園やテレビのCMに出てくるような公園霊園などは整然と区画割りがなされており、通路もきちんと整備されています。また集落の共同墓地でも綺麗に整備されている墓地が多いようです。
しかしながら私の担当させて頂いている地域においては、昔ながらの山の中に点在しているお墓が多いのです。今回もそんな森の中の墓地です。
お墓のすぐそばに大きな桜の木があり、その根っこが邪魔をしています。
KIMG5935.JPG
後ろの真中に見えている既存墓石の前に建てたいのですが・・・。
KIMG7272.JPG
工事現場でよく見かけるユンボーのミニ版です。
まずこいつで土ごとバリッバリッと掘り起こします。
DSCN9341.JPG
最後はご存じチェーンソーの登場です。
公園霊園ばかりで施工している業者にはない代物ですね。
DSCN9370.JPG
無事完成です。森田石材店はどんな所ででも施工出来ますので、是非ご用命をよろしくお願い致します。

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墓石の撤去

2018年02月13日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
今回、墓地の管理委員会さまからのご依頼で、無縁さんになっている墓石の撤去のご依頼がありました。
何十年と放置されて、勧告もされましたが、所有者不明の為、今回、墓地の管理費での撤去となりました。
現場は墓地の中伏にあり、すぐそばまで運搬機が寄り付きません。一段上の所から、キャタピラ付きのクレーン(カートクレーン)で墓石の部材、石垣の石、残土等を吊り上げ、運搬機に載せて撤去します。
↓山の中伏にある墓地
2.29 0.jpg
↓何十年も放置され、土砂が崩れてきてます。
2.29 1.jpg
2.29 2.jpg
竿石(文字が彫刻してある部材)は、この墓地の無縁塔に納め、後に残った石、残土は一度持ち帰り、処分業者に引き取ってもらいます。
↓無縁塔に納められた墓石
2.29 5.jpg
↓きれいに整地されました
2.29 3.jpg
2.29 4.jpg
墓地の管理者の方も、ずっと気になっておられ、何か事故が起こってからでは取り返しがつかないので、これで一安心と言われていました。

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髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

 
 前回に続き草の生えない墓地のお話です。
このお墓はお墓が建っている部分と下の通路部分でファイバーレジンの色を変えてみました。
写真では判りにくいですが上がミントグリーンの玉石で下がグレーの庵治石3ミリです。
KIMG7095.JPG
KIMG7096.JPG
こちらのお墓は12月に施工させて頂きました。正直に言いますと完成するまでは少し不安でした。
冬の季節にどちらも暖色とは言えませんよね・・・。
出来あがってみたら素晴らしいではありませんか。ミントグリーンがとっても爽やかです。
夏にこのお墓に来れば爽快な気持ちになるのは間違いなしでしょう。
KIMG6544.JPG
お墓が建っている部分と下の広い部分の色の違いが判りにくいですね。
次の拡大した写真をご覧ください。
KIMG6551.JPG
KIMG6554.JPG
三段の階段の上と下の違いがお判りかと思います。
実際に現場に行ってみると土足厳禁かと錯覚しそうなほど綺麗ですよ。
次はまた違う色のお墓をご紹介いたします。

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納骨堂の中に

2018年01月28日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
今回も実際にお手伝いさせてもらったお話です。
『先祖の数が多すぎて、霊標に刻みきれない』
 と言われ悩んでおられたお客様です。
その方法で代表的なのが、五輪塔のような供養塔で、供養するといった仕方や、霊標のサイズは自由に変えられますので、先祖さんの数によって大きく出来るのですが、今回はお寺さんが このようにして下さいとの事で させて頂きました。
『ご先祖様(古い仏様)を弔い上げにする方法』で納骨堂(カロート)の中に戒名を納めるやり方です。
CIMG2002.JPG
幅40cm×高さ20cmの板石に、古い先祖さんの戒名を刻みます。その石を、通常お骨を納める納骨堂に納めます。
お客様も先祖の戒名が分かっているだけに、どうすればいいか悩んでおられましたが、この事が解決して、お墓を建てる決断をされました。
五輪塔がない方や、ご先祖さんの戒名のすべてを五輪塔や霊標に刻みきれなかったり、また今後に備えて霊標に十分な彫刻するスペースが確保したい方、参考にして下さい。

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ファイバーレジン施工②

2018年01月15日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
草の生えにくいお墓『ファイバーレジン施工』も、この1年でかなり定着してまいりました。
今回施工させて頂きましたのは西脇市営高松霊園のお墓です。
区画は随分前に購入されていました。しかし更地の区画には生い茂る草。。。
辺りを見回すと、このような区画もちらほら。
少し油断するとすぐこのようになってしまうようです。
IMG_20180114_153920.jpg
冬でもこの状態です。
お客様曰く、
「久しぶりにいったら景色が変わってて自分の区画がわからなかった…。」
だそうです。
お墓が建ってしまえば更地に比べれば草引きは随分と楽になります。しかし、それでも油断すればすぐにこのようになってしまうそうです。
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IMG_20180114_154206.jpg
そこで、おすすめしたのがファイバーレジン施工です。
全面を張石にしてしまうのは抵抗があるとの事でこちらをおすすめさせて頂きました。
「見た目も自然の感じがしていいですね」と即決されました。
完成はこちらです。
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「これで草引きから解放される!」と大変喜んで頂きました。
見た目もよし、防草対策もばっちり!
是非ファイバーレジン施工をご検討下さい!

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く