森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -

墓石の正面文字を考える

2017年11月19日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。

今回は丸い形の伊達冠に何を彫刻しようかと奮闘している様子を紹介します。

20171119_1.jpg
こちらが丸い墓石。横から見るとわかりますが、正面はやや上向き。
お客様は、気に入った石は決まったけど、何を彫刻したらいいのか決まらない…
この形にあった字を彫刻したい!
一字だけを彫りたい!
とうことで、いろいろご提案をさせていただきました(^^)
文字施工例(1字).jpg
篠山店で施工させていただいた「1文字」の例です。
色々ありますが、やはり「和」が人気。次いで「愛」「穏」です。
提案文字(1字).jpg
施工された文字と意味、その他お勧めの文字を調べました。
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例えば・・・
【 和 】
 読み : わ・オ・やわらぐ・やわらげる・なごむ・なごやか...
 意味 : おだやか。のどか。ゆるやか。あたたか。はげしくない。
「仏教の言葉」より「和顔施(わがんせ)」
優しい笑顔やまなざしは人に安らぎを与えられる
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20171119_2.JPG20171119_3.JPG
お二人で悩み中です。
一生に一度のこと。これはじっくり悩んでいただきたいです(^^)
どの字に決まって、どのような書体になるのか。
書体によって、同じ字でも雰囲気が全く違います。
出来上がりが楽しみです。

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台風の被害

2017年11月07日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
超大型の台風21号の接近で丹波市でも記録的な強風と大雨に見舞われました。
このブログでも台風の被害をお知らせしておりましたが、私の担当させて頂いたお客さまも被害にあわれました。
石塔に木が倒れているとの一報・・・木を撤去する前に見てもらいたいと連絡を受けました。
お客様のこの判断は 大正解です。見れる状況であれば見ておくのに越した事はありません(撤去後の点検をするのに良く分かります)。
現場を確認すると、幸いにも石碑の倒壊までには至りませんでしたが、この状況で建っていたのが不思議なくらいです。
11.7 台風 1.jpg
少し前に 周辺の木を山主さまが5m近く奥に切り開き、墓地も明るくなって枝や葉っぱも落ちにくくなったと喜んでおられましたが、まさかこんな事になろうとは・・・
木はすぐに撤去され、その後、細部にわたり点検しましたが、石塔の角や霊標、角置き灯籠の笠に至るまで何一つ無キズの状態でした。
11.7 台風 2.jpg
この墓石には免震施工が施されております。実際この施工をしていたから倒れなかったのかどうかは分かりませんが、「おまえんとこの 地震のヤツしとってよかったわ」とおっしゃって頂きました。

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yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

もうすぐ墓石の相談会が始まります。
今、私は相談会のご案内のお手紙の発送準備をしております。お手紙の中には売出のご案内の他に、当社の情報誌「石の上にも3年」などを入れています。
11月の相談会に間に合わせるために10月の中旬から「石の上にも3年」を作成し始めました。この情報誌をつくるにあたり一番考える事は、
「お客様に役立つ情報はどの様なものか?」
「どのような事を知りたいと思われているか?」
といつも悩んで内容を決めます。そして内容が決まれば、次は挿入する写真や図を考えます。文章も何回も作り直してやっと完成です。渾身の一冊が、「石の上にも3年」なのです。
お墓の相談会の発送準備をしている時は、「石の上にも3年」がチラシなどと共に皆さんのお手元に運ばれると思うとワクワクしています。どうぞお手元に届いた時は、是非ご覧ください。
P1017784.JPG
今年最後の展示会は11月11日(土)からいよいよ始まります。
お待ちしております(^-^)
20171111チラシ(本店)ol.jpg

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園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
今回紹介する工事は、今まで墓地を整理し新しい墓地で新しくお墓を建てる工事です。

<ご依頼の内容は>
1,既存のお墓を撤去する。
2,土葬の塚をならす。
3,土葬の土を少し取り新しいお墓に移す。
4,五輪塔を建て撤去した仏様をそこで祀る。
5,代々墓と霊標を建てる
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1,既存のお墓
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2,土葬の塚をならす
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4,五輪塔を建て撤去した仏様をそこで祀る。
5,神道墓は移設。代々墓と霊標を建てる。
お墓建てた理由は、今までのお墓は家からは近いけど、お参りもしにくくあとあと守っていくのが大変かと思いと、後の代が困らないようにきっちりとした形で受け渡したいとの思いがあったそうです。前々からお墓のことを気になっていたが、仕事に切りがついてからとの思いがあり、ようやく切りが付き今回建てるに至ったとのことでした。
20171102_06.JPG
(開眼式風景)
新しいところは、菩提寺の墓地で広く整然とし、お参りのしやすい墓地です。

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神道のお墓

2017年10月30日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

私どもは毎日お墓のお手伝いをさせて頂いてますが、そのほとんどが仏教のお墓でなんです。もちろん臨済宗、真言宗・・・と宗派はいろいろですが、みんな仏教です。この度は神道のお墓建立のお手伝いでした。
神道のお墓は、形にいくつか特徴があります。 
KIMG5597.JPG
このように墓石最上部が四角錐で先が尖っています。神道において三種の神器と言われる「鏡・玉・剣」のひとつ剣を模しています。神話において須佐之男命が退治したヤマタノオロチから出てきた天叢雲剣(アメノムラクモノツルギ)のことで、愛知県の熱田神宮のご神体です。
仏教のお墓は次のように平らになっています。
KIMG5659.JPG
墓石手前には「八足台」と言って榊をお供えする台があります。仏教では香炉・水鉢の台ですね。
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この日は工事も無事完了し仏教で言うならお性根入れをむかえました。ご登場はもちろん神主様です。
KIMG5556修正.jpg
祝詞をあげて頂き、おごそかに御霊入れが行われました。

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台風被害(お墓)

2017年10月28日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

今週初めの台風21号、篠山市でも被害がありました、10月の台風は要注意と天気予報でも伝えていましたが、雨もさることながら強風が凄かったです。墓地でも例年に無く倒壊の被害がありました、特に風を受けやすい霊標(法名録)、塔婆立が倒壊していました。
台風1.JPG
台風3.JPG
台風4.JPG
台風2.JPG
私が確認したこの墓地だけでも11軒お宅のお墓で倒壊を確認しました。風向き、施工方法等、倒壊の原因は有る思いますが、弊社オリジナルの匠型霊標はおかげさまで倒壊は0件でした。下の写真が匠型霊標です、戒名(法名)板を台石全体で支える為、従来型(下駄石2ヶ所で支える)よりも安定しますので、私はこの匠型を勧めております。
台風5.JPG台風6.JPG
他の墓地でも倒壊して隣地に迷惑を掛けているかも知れません、私も随時確認して廻って居りますが、皆様もお墓の確認してくださいね。

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お墓の文字

2017年10月21日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
先日洋型の墓石を建てさせて頂きました。
墓石の正面に刻む文字をお客様の希望により『 感謝 』と 彫刻しました。
10.21 1.JPG
10.21 2.JPG
通常 墓石の正面(特に和型)には『 ○○家之墓 』 とよく彫刻しますが(お題目の場合もあります)、洋型の場合、お好きな言葉等を刻むことがあります。
こう言うお仕事をさせていただくと不思議と良く似たお仕事が続くもので、最近洋墓を 契約させていたお客様から
・どんな文字を刻めばいいか?
・どんな文字があるか?
と聞かれましたので  私なりに調べてみました。
刻む文字と言っても一文字もあれば二文字もあります。その他、三文字や四文字熟語を刻まれる方もありますが、まずは良く見かける一文字の例です。 
愛(あい)
和(わ・なごみ)
絆(きずな)
心(こころ)
悠(ゆう・はるか)
憩(いこい)
想(おもい)
空(くう・そら)
続いて 二文字の例を ご紹介します。
感謝(かんしゃ)
希望(きぼう)
悠久(ゆうきゅう)
永遠(えいえん)
無限(むげん)
夢想(むそう)
最後に 言葉の例です。
ありがとう
いつまでも
やすらぎ
こころ
やすらかに
ほんの一例にすぎませんが 選ぶ際の参考にしていただければ幸いです。

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時を超えた仕事

2017年10月20日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

突然ですが、これは数年前にお墓を新しくきれいにさせて頂きましたお宅の霊標です。
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注目して頂きたいのは初代の方のご命日の「寛延」です。今から約270年程前になります。
20170919修正.jpg
次にこちらのお宅。
ご命日は省かせて頂きましたが右上の初代の方は「万治」という元号でして今から約350年以上前になるとの事でした。
表現するのが難しいのですが、お墓の凄さや魅力ってとても素晴らしく、計り知れない意味を持ったものだと思いませんか。200年、300年以上も前の先祖様のお墓仕事に、今僕たちやお施主様が携わっていられる。不思議と誇りの持てる仕事です。

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観音様

2017年10月13日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

この写真は皆さんもよくお墓で見ることのある「お地蔵様」ですね。
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水子さんや小さなお子さんを供養する為にお墓に建てます。医療事情の違いでしょうか 古いお家のお墓にはよくこの姿が見られます。
それではこちらの写真は如何でしょうか。
お地蔵様の手前の仏像です。
KIMG5072修正.jpg
そう観音様です。寺院や共同墓地には見かけますが、お家のお墓にはあまり見られないものですね。
今回はお婆様のお亡くなりがきっかけでお墓全体を整備するお手伝いでした。こちらには以前に十代でお亡くなりになられた娘様がお祀りされていました。新たに「観音様」を建ててこの方を供養してあげるのです。
「観音様」は女性とも男性ともどちらでもありませんが、どこか女性っぽい印象がありますね。
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お地蔵様に比べてお顔もどこか優しい感じがしますね。
石の側面にはこの娘様の戒名などが刻まれ、同時に親御さんの成仏して欲しいとの願いが込められました。

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こだわりのお墓

2017年10月09日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。
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純和風のお墓に仕上がりました。

このお墓は、先日埼玉県まで行って施工したお墓です。関東は関西に比べて墓石そのものが大きくて、その多くは敷地一杯に作られています。

お隣の黒色の墓石もかなり大きく、ひと目見て比べてもらっても大きさの違いが判るかと思います。

この度のお客様のご要望は、墓地内に圧迫感なく、できるだけ「空間」を保ったお墓を作りたいとのことでした。

お隣と同じ広さの敷地ですが、部材をスマートにし、シンプルな造りにすることで空間を広く見せるようにしました。また墓石も「位牌型」にし、お位牌と似た作りで、蓮華台を付けることでより墓石が引き立ちます。

二枚の飛び石(踏石・拝み石とも言います)は、手前の石を大きく、奥の石を少し小さくすることで遠近感を表現し奥行き感を出しました。

周囲の仕上は、「白川砂」を敷き詰めました。京都の庭園でよく使われている砂利です。

その他、見えないところですが、墓石の下の納骨室には湿気を防止するために換気口も付けています。

以上、私の「こだわり」というか、ほぼ趣味に近いお墓を作ることができました。お施主様にも大変喜んでいただきました。

 

追伸:丹波から片道700キロメートル、およそ8時間の長旅でした(もちろんトラックで)。楽しみにしていた富士山・・・曇っていて全く見えませんでした(残念!)

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く