森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -

お客様のために考える

2017年05月24日 08:00

福島 正弘
福島 正弘
滝野店 福島です。
営業担当となり、まだ日が浅い私が、先日、あるお客様から初めてお墓の提案を依頼されました。
どの様に進めていけば良いのか?現地を調べ、図面を作っていくのですが、何から手をつけていいのかも分からず、苦悶しながら自分なりに図面案を作りました。出来上がった図面を先輩や店長に見せると、様々な意見が出てきます。
「何故このような図面になったのか?」
「この段差ではお客様の負担にならないか?」
「将来にわたって使いやすくなっているか?」
「このスペースは無駄なのではないか?」
「お客様がお参りの動線からみて、墓石の配置はこちらの方が良いのではないか?」など・・・
自分では気づいていなかった意見が山のように出てきました。
先輩たちの仕事を見ていると、ご提案の際にはお客様からの要望を踏まえ、試行錯誤しながら修正を繰り返しています。そして、
「これが〇〇様にとってベストの提案です!!」
といったご提案をします。
私も早く一人前になり、お客様から「こういう提案を待っていた!!」と言っていただけるように勉強してまいります。ご提案並びにお見積りのご依頼大歓迎です、一生懸命考えてお応えさせていただきます!

【カテゴリ】

故人様を偲んで

2017年05月20日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

先日、お墓の建碑、納骨式に立ち会いをいたしました。
それぞれ参列者の方がお花を供え、お線香も供え、お水をかけ、と思い思いの供養のカタチをされました。
そんな中、納骨を執り行う場面でどこからか閑かで、ゆったりとした、遥か壮大なイメージの曲が流れて来ました。ふと振り返ると、その参列者の方の手には携帯電話。そのBGMの音源はどうやらそこだったのです。初めは「着信か?」と思っていたのですが鳴り止みません。と、思ったとき後方で会話が聞こえました。
「あの子、とても音楽が好きだったから・・・」
そう、それは納骨に相応しい曲を偲んでかけられていたのでした。
無宗教だったため、その場にはご住職の読経も、神主さまの祝詞(のりと)もありませんでした。
私が今まで経験をしたことのない気持ちでのご納骨をさせていただきました。

【カテゴリ】

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

1月にアップしておりました自然石のお墓が完成しました。

故郷、四国のお家の縁側で過ごして居られるような和風の庭をイメージして設計しました。

自然石1.JPG

お花は手水鉢に浮かべて。

自然石3.JPG

お孫さんもお参りしてとてもほっこりしたお墓になりました。

自然石.JPG

【カテゴリ】

お墓の張り石(乱張り)

2017年05月05日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
5.5 諏訪鉄平 1.jpg
  ↑こんな拝み場(通路)を施工しました。
自然石の張り石(乱張り)です。
長方形 等の四角いタイル状の石張り(方形張り)は良く見かけますが、自然石を使った張り石仕上げもなかなか風情があって私は好きです。
自然石にも色々ありまして 国内産・外国産・・その中でも和風・洋風の色合いの石・・それぞれの中に沢山種類があります。
今回ご紹介しておりますのは 諏訪鉄平石です。
名前の通り諏訪→長野県産の鉄平石です。
  ↓ 区画の中を自然石で張り石しました。
5.5 諏訪鉄平 2.jpg
丹波にも有名な丹波鉄平石があります。
  ↓丹波鉄平石(鉄平石の最高峰と言われています)
5.547丹波鉄平 3.jpg

【カテゴリ】

開眼法要

2017年04月14日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
3月にお手伝いさせていただいたお客様の開眼法要の様子を紹介させていただきます。
CIMG6025.JPG
遠方から施主様をはじめ、小さなお孫様まで沢山の方がお集まりになりました
CIMG6029.JPG
お客様の手でサラシを取り除幕
CIMG6032.JPG
ご住職の読経が山々に響きわたります。
CIMG6048.JPG
法要後は、お墓の前で集合写真を撮らせていただきました。
当日は気候もよく、とても気持ちが良かったです。
そして、開眼法要の後日にいただいたアンケート(お客様の声)がこちらです。
お客様の声.jpg
お客様とは、篠山と遠方の関東ということでもあり電話と手紙でのやり取りで話を進めていきました。その為、当日までお顔拝見することもなかったですし、当然、直接に完成のお墓を見てもらっての感想も聞くことも出来ていませんでした。  
当日になるまでは、喜んでいただけるのかどうか少し心配ではありましたが、大変喜んいただきました。
また、後日に大変嬉しいお客様の声を書いて送っていただきました。
とてもありがたい言葉に、嬉しい限りです。

【カテゴリ】

自筆文字をお墓に。

2017年04月06日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

先日のお客様。
洋墓のお墓に、ご自分で書かれた文字を彫刻することになりました。
工事の日程も近づいてきて、工場には洋墓の棹石(←文字を彫刻するところ)がスタンバイして、彫刻の時を待っています。
そろそろ文字彫刻だなと思っていた頃、お客様からの原稿が届きました。
原稿①.JPG
たくさん書かれた感謝の文字!(↑これはほんの一部です)
きっと、思いを込めて、ここはこうかな・・・この字の方がいいかな・・・そんな事を思いながら書かれたのではないでしょうか。
お客様は、営業担当へ一言。
「あとはプロに任せる!」
そう言って原稿を渡されたそうです。
営業担当と、文字彫刻担当とどの文字にするか選び、次は大きさです。
感謝①.jpg
実寸大で出した文字をお墓にあてて、大きさを調整、さらに調整・・・です。
社長の厳しいチェックも入りました。
大きさが決まれば、手書きの場合はその文字をゴムシートに手で写し、手作業でカットしてから彫刻になります。
数原①.JPG
お客様の文字のイメージを壊さないよう・・・その上で、より良い仕上がりになるように彫刻担当の手直しがあります。
もうすぐ納品です。
出来上がりを見て、任せて良かった!いいものが出来た・・・
そう言ってもらえますように。

【カテゴリ】

電車でお参り

2017年04月03日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です
先日、お墓そうじのご依頼を受けました。
大阪にお住まいの方で お墓が丹波市にある方です。
よくお墓参りをされるこのお客様は、ご自宅から最寄り駅まで電車で来られます。
そして、駅から墓地まで徒歩で約15分、さらに、お墓の場所は、前の道路から階段を約40m上がった所にあります。
考えただけでも疲れそうです。
お墓に到着すると、当然すぐにはお参りができるわけではありません。
お参りの前には、お墓そうじをしなければなりません。
まずは墓地内の草引き、そして落ち葉を拾い、前回お供えされたお花を処分・・・と必要な作業は盛り沢山です。
さらに、この墓地には共同で使用出来る水道がありません。
そんなご事情もあり、1年に3~4回のお墓そうじをご依頼いただいております。
今回は春のお彼岸に合わせて、おそうじ致しました。
お墓参りをされたあと、
『母もきれいにおそうじされたお墓に感激しておりました』
とのお礼のメールまで頂戴致しました。
今回は私も作業しましたので、とてもうれしかったです。
4.3 2 施工後.jpgのサムネイル画像
遠方の方、お墓までの足のないお方、ございましたら気軽にお声がけ下さい。
お彼岸前、お盆、年末は、お墓そうじも大変混み合います。
ご予約はくれぐれも余裕を持ってお早い目にお願いします。

【カテゴリ】

ペット慰霊碑

2017年03月29日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

先日、篠山市営斎場北の駐車場に整備された「ペット告別所」へ『ありがとう やすらかに』と刻んだ慰霊碑を設置しました。

ペット告別所.JPG

市営斎場では2002年からペット火葬の受け入れを始め、今までは火葬棟近くに簡易の机を置いて亡骸を預かるだけでゆっくりと別れを告げる場がなかったそうです。

ペット慰霊碑02.JPG

3月20日の開所式には獣医や地元住民ら約20名が出席され、見学会も行なわれました。

20170321神戸新聞.jpg

平成29年3月21日 神戸新聞

今ではペットも家族の一員として考えられ、たくさんの方が家族同様に暮らしてきたペットの供養としてお墓を作られています。

愛犬.jpg 愛犬ナナちゃん.jpg

愛犬の名前を刻んだり、写真を元にブラストで彫刻をしたりして、ご希望のオリジナル墓を作ります。

ペットのお墓.jpg

ペットの写真を元に粘土型で作るオブジェのような愛ペットのお墓や屋内に置くタイプの小さなものもあります。

愛ペットへの感謝の気持ち、ありがとうを形にする。

これもひとつの供養です。

【カテゴリ】

お墓のマイブーム

2017年03月10日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

先週完成したこのお墓、敷地の三分の二ほどが張り石で墓石の部分だけが玉砂利となっています。

KIMG2270修正.jpg
お客様から、「草が生えて困る 何か良い方法は?」との相談があります。

私どもの地域では、お墓の敷地全体をコンクリートや石で覆ってしまうのは嫌がられます。

土の部分が無いと仏さんの息が出来ない、と言われるのです。

都市部の霊園では当たり前のように全面石作りのお墓を建てて、全く草が生えないようにしています。

(敷地が狭い事がそうさせる要因でもあるようですが)

実はこの霊園の中に同じ設計のお墓があと2軒あります。

KIMG2272修正.jpg

KIMG2271修正.jpg

どれも私が担当したものです。

本体の墓石などは3軒とも違うのですが、周りの囲いの設計が同じです。

4年前に草対策のご要望を受けての施工が最初で、1年前に次、そして今年に3軒目。

皆さん、「あの感じでして欲しい」と爆売れ状態(ちょっと大げさか)

「墓」という漢字をよく見ると 草・日(陽)・人・土が集まって一つの漢字が成り立っています。

この4つの要素がそろってこそ「墓」であると、私は教わりました。

この設計で草の生える面積はかなり減りましたが、玉砂利の下は土です。

当然そこには草が生えてきます。

お家の方はお参りの度に草を引きながら、御先祖様と是非たくさんの会話をされて下さい。

【カテゴリ】

忠霊塔の移設

2017年03月08日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

先月末に完成した忠霊塔の移設工事についてお話します。

まず、忠霊塔(ちゅうれいとう)とは、
『近代以降の日本において建造された、国家や君主のために忠義、忠誠をもって戦争に出兵し戦死された方々の霊に対して、顕彰または称え続けることを象徴として表す塔』です。
33.JPG
墓地の後の山の斜面に建てられており、道中の通路も悪いため、年々お参りが少なくなって来ているので、同じ墓地内に移設しました。
70数年前のとても悲しい時代に、お国の為に亡くなられた方々のお墓のお参りが年々少なくなっている事は悲しい現実です。
この忠霊塔は昭和23年に建立され9名の戦没者が刻まれています。
CIMG3209.JPG
斜面に建てられている為に使われていた延石を使って、区画を作成し施工していきます。
10.JPG
CIMG4171.JPG
皆さんと同じ墓地内に移設完了し、戦没者の方々へのお参りしてくださる方が増えると思います。
先日はまた、お隣の国がミサイル発射をしたという報道があり、心配事はつきません。
70数年前の、あの悲しい過去の時代の出来事を後世に伝えることのお手伝いがこれからも出来ればと思います。

【カテゴリ】

お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く