森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
お墓じまいの抜魂式
2021年10月27日 08:00
滝野店の真下尚利(ましも ひさとし)です。
今回はお墓じまいの抜魂式のお話です。
私が以前お墓を建てさせていただいたお客様からのご相談がきっかけでした。
自治会長をされているお客様が音頭を取って、10軒のお宅の土葬墓や夫婦墓、軍碑をしまいたいとの事でした。
トータルで石塔は50基以上、土葬墓も50か所以上になります。
そこで作業前の日曜日に、皆様が参列の上、合同でお寺様に抜魂式(お性根抜き)をしていただきました。
抜魂式の様子です。
お供えにあった、酒と塩でお清めしていただきました。
10軒全てのお宅がすでに代々墓をお寺の別箇所に建てておられ、そこに土葬墓の土を納めていただきました。
近日中に工事予定です。
【カテゴリ】
傾き修繕と対策(完成編)
2021年10月01日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、前回の「傾き修繕と対策」の続きをご紹介します。
古いお墓の整理も、同時にご依頼を受けました。
ご要望の内容は、
① 毎回、抱えて櫁と花を持って行くのが大変なので、たくさんの古い碑をまとめて、花立を一カ所で済むようにしたい。
②裏の土手が崩れて土が落ちてくるのを止めて欲しい。
③落ち葉の掃除が大変なので、表面をコンクリートで仕上げて欲しい。
ブロックの階段を撤去し、延石で階段を作り、古碑は台石を撤去し竿石だけを階段状の台に集め花立を中心に配置しました。
古碑の台石は処分ではなく、土留めに使用しました。こうすることで処分代が節約され土留めでが出来て一石二鳥です。
墓石の方にもどりまして…延石はコーナーにステンレス製の金具を取付固定。
ランマーで転圧し踏み固めます。
区画は、既存延石を研磨し再据付。
研磨することで汚れが落ち、お客様に「新品に変えてくれたの?」と言われるくらい、見違えるほどきれいになりました。
お客様からは、傾いていた灯籠がずーっと気になっていて、それを直して欲しいと思い相談をしたら、色々と直したい所が出て来ました。
思ったより大掛かりな工事になりましけど、完成したお墓を見たら、見違えるほどよくなって、ホント気持ちいいお墓になった。
みんなに見てもらいたい自慢のお墓になったと喜んで頂けました。
埋葬墓の移動~作業完了しました~
2021年09月16日 08:00
滝野店・篠山店の眞下(ましも)です。
今回は埋葬墓移動の作業です。
前回お話した~土上げ~はこちらをクリックしてください。
2ヶ所の墓地で前回から1軒のお宅が追加いただき、合計18軒のお宅で44ヶ所の埋葬墓です。
今回は目印となっていた石をすべて撤去して、真砂土で仕上げる作業をいたしました。
3ヶ月ぶりに伺いました。植栽や雑草が育ち過ぎてお墓がどこか見えませんでした。
まずは草刈りからスタートです。
石が一つ一つが大きいものばかりで、職人は大変だったと思います。
いつもは2名で1ヶ所のお墓に伺うのですが、今回は6名の職人で2日間に渡って作業しました。
石は墓地から500メートル位先にある川から、先人の方々が持ってこられたとお聞きしました。
最後は真砂土で仕上げました。
春にお会いした18軒の方々皆様にはお会いできませんでしたが、大変喜んでおられたと代表の方からお伺いしました。
でも嬉しさよりも、安堵したというのが本音のお手伝いでありました。
【カテゴリ】
傾き修繕と対策(基礎ベース編)
2021年09月13日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、周囲の竹林からお墓の区画内に竹が入らない対策工事のご紹介です。
その影響なのか灯籠も傾いてしまい、いつか倒れてしまうのではと、心配だったと。
現地で打ち合わせをすると、他にもいろいろと気になる事を聞き、この際にお墓をきれいにして欲しいとご依頼を受けました。
墓石と区画を撤去した跡から竹の根が出てきました。傾きの原因はコレでした。根を取り除き、整地をします。
ランマーで転圧、栗石を入れます。
砕石を入れランマーで踏み固めます。基礎の型枠を組み鉄筋を配置します。
バイブを使いコンクリート内の空気を抜きます。10cm以上のコンクリートを流し込みます。
コンクリートベースの完成です。
今回は、竹の根を取り除きお客様が一番気に掛けていた竹の子対策のベース工事までをご案内です。
次回は、完成までをご紹介します。
【カテゴリ】
菩提寺の境内墓地へ
2021年08月26日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、今までの墓地から菩提寺の境内墓地へ移った工事のお話です。
所謂、両墓制で遺体を葬る墓(埋め墓)と供養を営む墓が別になっている。篠山では珍しくない形で、2ヵ所のお墓参りをする。とよく伺います。
今回、境内墓地へ移る理由は、このお墓の土地が墓地として登記されてなく、お骨をお墓の下に納めることが出来なかったからだそうです。
お墓の下に納骨出来ないので、昔から使われていた土葬で使われていた所へお骨を納めていました。。
石塔が有るお墓と、お骨が入る所の2カ所の墓地を管理するのが、今後のことを考えると、大変だと言うこともあり、新しい墓地に移らるに至ったそうです。
墓石を撤去するとこの様な感じ。納骨堂がありません。墓石を撤去し囲いの延石も外し、バラスで仕上げます。
性根抜きをした後に、お骨を取り上げ新しい墓地へ埋葬します。
境内墓地に移るのに悩まれていましたが、出来上がったお墓を見て気に入ってもらえました。
車もお墓に近いところに駐車でき、菩提寺の近くに移ることが出来て良かったと、喜んで頂けました。
【カテゴリ】
墓地を1カ所にしました。
2021年08月11日 08:00
本店の中道です。
3カ所に分かれている墓地を1カ所にしたいとご相談をうけました。
現在、主にお参りされいる墓地は山南町にあります。
あと2ヶ所は福知山にあり、そのうち1カ所は急な坂の上で、道幅も人一人と通れるかぐらいの急な坂道の上にあります。
その墓地から1基自然石の墓石を移設します。
もう1カ所の墓地からは霊標を移設します。
今の山南町のお墓
福知山のお墓
急な坂道の上にあるお墓
この石塔を山南町に移設します。
クレーン車を使って下ろします。
荷造りの様子
移設した石塔も据え付け、完成した山南町のお墓
良いお手伝いが出来ました。
【カテゴリ】
なにか変化を
2021年08月10日 08:00
本店の髙梨です。
先日、とあるご住職から「うちの永代供養塔が何か淋しい感じがするから、何かを置いて変化させたい」とご依頼を頂きました。
これは昔、弊社がさせていただきました永代供養塔です。
真ん中に観音様が鎮座された供養塔で、ご住職からの案は両脇にお地蔵様を置きたいとのお申し出でした。
しかも、普通の(舟型の)お地蔵様ではなく、「可愛らしいものを」ということでした。
位置決めはご住職立会いの下、丸い台座を設置しました。
両脇に少し上を向いた可愛いお地蔵様が笑顔で合掌されています。
ただこれだけのリフォームなのに、印象がとても温かくなりました。
【カテゴリ】
ファイバーレジンと延石の修繕工事
2021年08月06日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、ファイバーレジンと延石ズレの修繕工事のご紹介です。
ファイバーレジンをしようと思ったきっかけをお聞きすると、お客様の前のお墓の方がファイバーレジンをしているのを見て、自分のところもそうしたいと思ったそうです。
以前から檜木が近くにあり、檜葉がお墓に降り注ぎ、掃除が大変だったので、どうにかならないかと思っていたそうです。
前の方をふと見ると、ホウキでサッサと檜葉を掃き出して掃除をしている姿を見て、これはいいと思い店に寄らせてもらったと言うことです。
延石のズレには、金具を取付。汚れがついた延石はグラインダーで研磨することで見違える延石に変身。
延石の廻りの落ち葉が大変ということで、コンクリートを塗り込みました。
お客様からは、延石の汚れも落ち、ズレていた延石もしっかり固定されたし、お墓の後ろもコンクリートで仕上げてもらったので、ここもホウキで掃けるようになって良かったと。
お盆前にお墓がきれいになり気持ちがいい、と喜んで頂けました。
【カテゴリ】
色を入れて見やすくなりました
2021年07月21日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。
今回は家紋やご戒名(法名)の色入れです。
明石市で追加の彫刻をお世話になり、同時に色を入れさせていただきました。
こちらのお墓です。家紋やご法名(ご戒名)が白色で読みにくく感じました。
ご提案しまして、白から黒に変更させていただきました。
ちなみに周りのお墓を見せていただきますと、ほとんどのお墓が白色でした。
明石市の石屋さんは白を入れることが多いのではないでしょうか。
ピンク系の石なので、とても見やすくなったと思います。
【カテゴリ】
お盆を迎えるにあたり
2021年07月12日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
昨日は午後から突然のゲリラ豪雨で立ち往生させられました。
文字通りバケツをひっくり返したような降り方で、この様な雨が続くと梅雨明けも近いようですが土砂災害警戒情報には注意が必要ですね。
さて、この時期の豪雨ともう一つの困りものの雑草の対策です。
この墓地で最初にファイバーレジン施工したのが3年前の冬。
最初はその違いが判らず半信半疑、でも確かに1年経っても草が生えていない。
お掃除が楽になりそうと、それを見て頂いてのお問合せは昨年の春。
そして今年7月の第3弾になります。
この墓地の半数以上のお墓でファイバーレジン施工が完了しました。
スッキリしたお墓で良いお盆をお迎えください。
【カテゴリ】