森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
線香立がなくなっていました
2021年02月26日 08:00
滝野店・篠山店の真下(ましも)です。
線香立を付けさせていただきました。
30年程前に建てさせていただいたお墓です。たまたま、別件にお墓に行った時に香炉の上の線香立がなくなっていました。
ご自宅伺いまして、ご報告させていただきました。
お客様は「そんなのあったかな」ということでお気づきなく、そのままお使いいただいていました。
ご依頼いただき、取り付けしました。
作業前です。
線香立がなく、そのままお使いのようで、中に線香の残りがありました。
ネジタイプで取り外せるので、線香の残りも簡単に取れます。
拝石も洗浄しました。
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古碑撤去とファイバーレジン
2021年02月25日 08:00
篠山店の植木です。
今回は、ファイバーレジンのお話です。
お客様からは、防草対策と古碑の撤去をご依頼いただきました。
この際ですので、お墓掃除と延石の汚れ落としをご提案させていただき、ご契約していただきました。
以前から草と古碑が残っているのが、すごく気になられていたそうです。
古碑を撤去し、玉砂利をすきとります。
延石の汚れをグラインダーで落としていきます。
下地となるバラスを敷き詰めます。
最後にファイバーレジン施工していきます。
ファイバーレジンが固まるまで養生テープをし、一日置けば完成です。
以前より、見た目もよくなってきれいになったと、大変喜んでいただけました。
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古碑整理と墓石建立
2021年02月18日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、古い石碑をギュッとコンパクトにまとめて管理のしやすいお墓になったお客様のご紹介です。
お客様からは、30基以上ある石碑のとにかく管理が大変。
お盆や法事の時には、抱え切れないほどの花とシキビを持って行って一基ごとに刺しています。
広い敷地には、たくさんの落ち葉が降り注ぎ、それを行く度に取り除い掃除をしています。
だからといって、先祖から受け継いだお墓を簡単に処分してしまおうという気にもなれないと。
そこで今回は、古い碑をすべていったん解体しまとめて据え直すことになりました。
もともとあった2段の石積みはそのまま再利用。
墓石の左に台を新設し古碑の竿石だけをまとめて並べ、真ん中に花立をひとつ。
落葉掃除が大変なので、空いている区画にはコンクリートを塗り、ほうきで掃けるようにしました。
コンパクトにまとまったお墓を見て、こんなにスッキリとまとまるとは思っていなかった。
これからは、手間も掛からずに掃除も出来きそう。
それに、自分の代で古い先祖のお墓を処分しないでよかった。
管理のしやすいお墓になったと喜んで頂けました。
線香台交換しました~屋型香炉~
2021年02月03日 08:00
滝野店・篠山店の真下(ましも)です。
今回は、既にある線香立の台の屋根を交換しました。
尼崎市の霊園のお客様です。当社で以前、代々墓の竿石と霊標を新しくさせていただいたお客様です。
施工前です。
屋根にヒビが入っていて、台も欠けています。
2018年の大阪府北部地震で落ちてしまい、このようになったそうです。
施工後です。屋根は新調して、台は加工しました。
花立も持ち帰って、ボーリングして、ステンレスパイプを装着しています。
もう一つの花立は地挿しパイプというものに変更させていただき、お手入れしやすいようにしています。
洗浄もさせていただき、喜ばれておられました。
積み石のリフォーム工事
2021年01月27日 08:00
本店の髙梨です。
先日、ご来店いただきましたユーザー様のお話です。
「5年ほど前にして頂いた積石が崩れてしまったので直して欲しい」との事でしたので、すぐに現地に同行いたしました。
山中の墓地でしたので、おそらく獣の通り道であったり、上から流れてきた水(鉄砲水)が押し崩したのだと予想しました。
今回は石の裏側にセメントを詰めて崩れないように積み直しをしました。
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改葬(お墓の引越し)に必要なもの
2021年01月15日 08:00
滝野店の中村です。
最近、「墓じまい」についてよく耳にします。このブログでも度々記事にあがります。
当社へのご依頼やご相談もよく頂きます。しかし、この墓じまいトラブルが多いのも事実です。
トラブルの原因の一つとして挙げられるのはご親族との話し合いが出来ていない事です。
ご家族の中では話がまとまっていてもご親族との話し合いが不十分な為、後々「まだ私たちが墓守しているのに勝手に墓じまいをしてしまった」とこじれることも少なくありません。
あるお客様は公営墓地を新たに契約し、引越しを考えておられましたが親族の猛反対にあい、改葬(お墓の引越し)が出来なくなりました。
しかし公営墓地の規約に「契約後3年以内に墓石の建立」とあり、頭を悩まされています。
まさに「親族との話し合いが不十分」の典型例ではないでしょうか。
また以前私も記事にあげましたが、墓守をしたりお墓参りをするのはご当家だけではありません。
親族の方や、友人・知人もお参りをさることはあります。
お墓参りをしたとき、お墓がなくなっている時のショックといったらはかり知れないものがあります。
次にトラブルの原因として挙げられるのが、「引越し先が不明瞭」です。
「お墓参り(墓守)も大変だし、最近よくTVでもやってるし、うちも墓じまいしようかな…。」と安易に考えられてご依頼されることがあります。
「改葬先はお決まりですか?」と聞くと「墓石を撤去するだけではないの?」と言われる事もあります。
多くの方は「もう何年も前に納骨したので骨は残っていない」と思われています。
しかし、そのお墓の土壌によってもご遺骨の保存状態は違います。
また納骨の方法によっても違います。
例えば骨壺のまま納骨されていれば当然ご遺骨は残ります。
現在の墓石の多くはご遺骨の確認は容易に出来ますが、中には墓石の撤去後でないと確認できないものもあります。
中には「自宅の庭に埋めといたらいいんじゃないの?」と言われた事もあります。
これは「墓地、埋葬等に関する法律」(墓地埋葬法、ないし、墓埋法(ぼまいほう)などと略されて呼ばれることも多い法律です)で禁じられています。
ですので、あらかじめご遺骨の安置先は決めておくことが大事です。
次に引越し先が決まっていても意外と忘れがちなのが「改葬許可書」です。
こちらも墓埋法5条1項により、改葬、墓じまいを行うためには、市区町村長の許可が必要であると定められています。
この、改葬を行うための市区町村長の許可、墓じまいを行うための市区町村長の許可のことを、改葬許可と呼びます。
今お墓がある役所にて「改葬許可申請」を行ってください。
書式や添付書類など自治体によって違いますので各自治体に問い合わせるかホームページをご覧ください。
・篠山市役所
・丹波市役所
・西脇市役所
・加東市役所
・三田市役所
・小野市役所
また、この改葬許可書とは別に改葬先(永代供養等納骨堂も含め)に必要な提出書類も必ずご確認ください。
最後に費用です。
上記の点が解決し、現地を確認させて頂いた上でお見積りさせていただきます。ただ墓地の返還方法によってこの金額も大幅に変わってきます。
墓石のみ撤去すればいい墓地もあれば、更地に戻さないといけない墓地、土の入れ替えをしないといけない墓地やコンクリートを打設しないといけない墓地等…。
墓地によって条件は全く異なります。
中には土の入れ替えを深さ1mまでしないといけない墓地もありました。こうなると費用もぐっとかさみます。
墓地を管理されているところ(管理事務所や自治会長、墓地管理委員会など)で必ずご確認ください。
親族だけの墓地であれば親族とよく話し合ってください。
以上の点を踏まえようやく改葬ができるようなります。是非参考にしてください。
お墓そうじが楽になりました。その2
2020年12月24日 08:00
こんにちは、本店の義積です。12月もあと少しですね。休みになると少しづつ家の掃除をしています。
さて私は両親のお墓そうじに行きました。
このお墓は秋にファイバーレジンを施工したので、草引きいらずのお墓です。
以前のブログでご紹介しましたが、数か月経ちどのような感じになっているか楽しみでした。こんな感じです。↓
草は全く生えていないです!嬉しい!細かい木の枝が落ちていましたが、これはサッと掃くだけでOK!
お墓を拭いたらもう終わり!
今回ファイバーレジンの他に家紋部分、霊標(横のへらべったい石)の「霊標」の文字、そして建立者部分を色を入れ直ししました。建立してから10年以上経ち、この部分は風雨にさらされて、どうしても剥げてきます。ですので、色を入れ直しするだけで、すごくメリハリが付き、気持ちの良いお墓になりました。
※以前の剥げた状態の写真を撮るのを忘れていました。
ほんの少しの事ですが気持ちが良いですよ。(*´ω`*)
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自然石のお墓リフォーム
2020年12月23日 08:00
代表の森田です。
今回は、自然石のお墓に見合うお供え場所(花立・線香立て・ローソク立て)のお話です。
現在のお墓は60年ほど前に作られたものなので、色合いも赤黒く・・・何が合うかな~
そこで浮かんだのが、伊達冠石(宮城県)です。
伊達冠石は原石を持っておりますので、さっそく加工に入りました。
中口径で、カットをして、この石の中央に「ステンレス製のお供えBOX」をはめ込みました。
正面と天場を本磨きをすると、独特の模様(トラメ模様といいます)とシックな黒光りになります。
実際にお墓に設置するとこんな感じになりました。
花立には、少ない花でも綺麗に挿せる「花筒専用仕切り」を取り付けました。
お供えBOXのガラス扉を開けると、ローソクとお線香をお供えできる様になっていて、雨風でも消えない構造になっています。
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お墓じまいとお骨移動
2020年12月16日 08:00
滝野店、篠山店の真下(ましも)です。
今回はお墓じまいです。お墓じまいといっても、すでに別の墓地に代々のお墓を建てさせてもらっています。そこにお骨を移動させていただきました。
この奥にお墓があります。なかなか、お参りできなかったそうです。
お墓や灯籠を撤去して、墓印を設置しました。
すでに建てさせていただいたお墓にお骨納めました。
お客様としては、一区切りできたと思います。
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