森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
ご先祖様のお墓の整理
2019年06月02日 08:00
篠山店の眞下(ましも)です。
先日、お墓づくりのお手伝いをさせていただいたお話です。
ご夫婦のお墓などが8基ありました。初代のお墓含め6基は建立予定地から10mくらい離れた所にあります。
残りの2基は、建立予定地建っていた曾祖父母、祖父母の夫婦墓です。
6基が初代含むご先祖様のお墓です。
曾祖父母、祖父母のお墓です。
この2基は解体して、新規墓石の横に並べて、6基は当分そのままというお話でした。
ですが、同じ墓地内とはいえ、バラバラでそれぞれのお墓にお花も必要でしたので竿石(仏石)を移動しませんかというご提案をしました。
内容もご納得していただき、完成しました。
皆様のご意向で初代のお墓のみは下の台から移動しました。
まとめた竿石の土台は、新しい台を用意することもできましたが、曾祖父母、祖父母の一番下の台を有効活用させていただきました。
土葬のお墓も数ヶ所あり、その土を少しづつ取らせていただき、新しい代々墓の納骨堂に納めました。
いづれかには、その土葬のお墓も参らないように、お考えなられるようです。
ファイバーレジン施工⑤
2019年04月30日 08:00
滝野店の中村です。
平成も本日で終わります。
前回と違い今回の改元は明るいムードの中での改元で、なかなか貴重な体験であるとともにこういうのもいいなぁと個人的には思います。
平成の時代は戦争はなかったものの、大きな災害が非常に多い時代でもありました。
令和の時代が心穏やかに過ごせる時代であることを望むばかりです。
さて、平成最後の記事はお馴染み『ファイバーレジン施工』になります。
今や防草対策のエースで、新規建立はもちろんリフォーム工事でも非常に多くのお客様にご依頼頂いております。
理由は様々ですが、私の担当させて頂いたお客様の中で採用の理由が一番多いのは
「仏さんが息できるから」
です。
防草対策として一番確実なのはやはり「張石施工」です。
しかし、高価なのに加え何より「仏さんが息できへん」という理由で敬遠される方が多いように思われます。
対策として下の写真のように空気抜きの部分を作ったりしていますが、それでも気になる方が多いのも事実です。
今回のお客様も同様に防草対策をしたいけど仏さんが息できないのは避けたいというご依頼でした。
過去のファイバーレジン施工の記事はこちらです。
ファイバーレジン施工①
ファイバーレジン施工②
ファイバーレジン施工③
ファイバーレジン施工④
施工前の状況がこちらです。
当初お客様は区画内の真砂土をすきとり、玉砂利仕上げをご希望されていました。
しかし玉砂利を敷くだけでは防草対策にはならない事を説明し、ファイバーレジン施工を提案致しました。
敷地面積が広い墓地なので、当初のご予算よりもはるかに高額でしたがご採用頂きました。
まず敷地内の真砂土をすきとります。
一部傾いている墓石がありましたので傾き直しをします。次に砕石を入れて転圧します。
最後にファイバーレジン施工をして完成です。
当初の予算とは随分高額になりましたが、「これで草引きから解放される!言ってもらってよかったわ!」と言って頂き嬉しい限りです。
ローソク立ガラス交換
2019年04月29日 08:00
篠山店の真下(ましも)です。
今回はローソク立のガラス交換のお話をさせていただきます。
三田市のお墓です。
当社建立させていただいたお墓でご不幸があり、霊標への追加字彫りをさせていただきました。
その際に、右側のローソク立のガラスが割れたので、交換してほしいとの依頼も頂戴しました。
ガラスだけの交換はできないタイプなので、縁の金具からの交換になります。
わかりにくいかもしれませんが、上から左にかけて、ヒビが入っていました。
まず、金具を外しました。
せっかくなので、水洗いで洗浄しました。
取付完了です。
昨日、納骨のお手伝いもしました。
喪主様のお話では、倒れたわけでもなく、扉の閉めが甘く、風などで扉が動いて割れたのではとの事でした。
いつもは、私が現地確認した際に気付いて、ご提案することが多くあります。
今回は現地を見に行くまでに、喪主様からのご相談で交換させていただきました。
それだけ、気になっておられたのかなと感じました。
ちょっとしたことかもしれませんが、お手伝いできて良かったです。
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追加字彫りを期にリフォーム
2019年04月25日 08:00
滝野店の髙梨です。
先日、追加字彫りの作業を期にリフォーム工事もさせて頂きました。
こちらのお宅は平成9年に当社建立させて頂きましたユーザー様です。
20年以上の水垢汚れが足元の踏石に付いていたり、玉砂利部分からは方々に草が生え、根もしっかり張っていました。
ジェット洗浄でご覧の通り、水垢汚れなんて残っていません。
玉砂利だった個所は今後の草抜き手間を無くすために五色石のファイバーレジンを施しました。
これでこれからもお墓参りに一層、足が進まれることでしょう。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑩)
2019年04月04日 08:00
本店の高橋です。
草の生えないシリーズもいつの間にか10回目となりました。
ご覧のように墓石や拝石などがたくさん配置されています。
草の生える部分は限られているかと感じます。
お施主様は「今は良いが、自分らももう若くないので少しでも管理に手間がかからないようにしたい」
いつものように、現状の玉砂利・土をすき取ります。
バラスで下地を作ります。
この上に特殊な溶剤と骨材を混合させて敷き詰めます。
今回は砂のようなタイプです。とてもお墓には自然な風合いです。固まるまでの「踏まないでテープ」は必須ですね。
完成です。今回も良いお手伝いが出来ました。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑨)
2019年03月18日 08:00
本店の高橋です。
昨年の11月に、ある一統様の墓地で1年間に3軒さまのファイバーレジン施工をさせて頂いた記事を書きました。
その同じ墓地で4軒目のお手伝いとなりました。
上の部分はもちろん、前の下部分も施します。
既存の土をすきとります。
見えにくいですが、周囲の巻き石に養生テープを貼り、バラスで下地を作ります。
上が五色砂利で下が緑色系の砂利です。
全部で7軒の墓地で4軒がファイバーレジン仕様となりました。
今回も良いお手伝いが出来ました。
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丹波にあるお墓をリフォーム
2019年03月17日 08:00
仕入れ担当の森田です。
今回はお客様のお墓のリフォームについてです。
まず工事前の様子。
比較的きちんとお墓参りをされておられるため、お墓に乱れたようなところは見当たりませんでした。
しかし、建立して40年ほど経過しているため、各所に老朽化は見られました。拝石も黒ずんでいます。
墓石には水垢がついていました。特に石の角は頑固な水垢がついています。
花立ても昔のタイプのもので、今回の機会に、ボーリングしたステンレス花立に交換することになりました。
斜面のところは長年の雨で崩れかけていましたので、ブロックと野面をやり直しました。
そして型枠を組んでコンクリートでキレイにしました。これで雨水もスムーズに流れます。
次の拝み場(写真の右側)は下地をジャミで固めました。そして、その上に玉砂利を敷きました。
そして墓域は十分に土を取り除いたあと、ファイバーレジンで仕上げました。
水垢もゴシゴシと取り除きました。かなり取れましたのでご満足いただけるのではないでしょうか。
完成です。
今回はリフォームをご紹介しました。
こちらのお墓は私どもの地元のお墓ですが、お施主様は大阪に在住です。今後、こちらに帰ってこられることもないようですが、「お墓は地元でしっかりと守りたい」ということでキレイにリフォームされました。
息子さんたちも大阪にお住まいですが、今後も丹波にあるお墓を守っていかれるようです。
とてもいいお仕事をさせていただきました。
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リフォームあれこれPart6~軍碑~
2019年03月09日 08:00
篠山店の真下(ましも)です。
前回に続き、リフォーム工事のお手伝いです。
三田市のお客様で、昨年リフォーム工事をさせていただきました。
その続きで、昨年リフォーム工事したお墓の向かい側にある、軍碑のリフォームです。
背の高い軍碑です。
花立は塩ビパイプで、取り外しができませんでした。
ですので、最近はその前に竹を設置して、花筒としてお使いになっていました。
線香立はなく、石の上に寝かせて置いておられたようです。
(すいません、お客様にこんな感じで線香立と花立設置しますと打ち合わせした写真しか残っていませんでした。)
石塔と巻石の間のコンクリートも長年の汚れが付き、苔も生えています。
完成後です。
取り外しができる線香立と花立を設置しました。
石塔と巻石の間のコンクリートを塗り直しました。
解りづらいかもしれませんが、石塔と巻石の洗浄もしました。
家族の為、国民の為に戦地で亡くなられた方のお墓がキレイにすることができてありがたく感じました。
また、同時に同じ墓地の2軒のお家のリフォーム工事もお手伝いさせていただきました。
ご紹介いただき、ありがとうございました。
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お墓の化粧直し
2019年03月03日 09:00
滝野店の吉田です。
今回は、お墓の家紋などの色の補修をご紹介いたします。
お墓を建ててから年数が経ってきますと、家紋であったり霊標の表題・ご戒名など色をいれてある部分は色が剥げてきます。
色を入れ直すと随分と見た目の印象が違ってきます。色入れ前の家紋です。
ブラシなどで、出来るだけ残っている塗料を剥がします。
次に、筆にて色を入れていきます。(スプレーで色を入れる時もあります。)
家紋より塗料がはみ出しておりますが、このままで乾くのを待ちます。
写真のようにカッターナイフの刃で、はみ出た塗料を削いでいきます。(刃には十分注意が必要!!)
以上で、色入れが完了です。
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草の生えない墓地(ファイバーレジンその⑧)
2019年03月01日 08:00
本店の高橋です。
今回も草の生えないシリーズです。
お客様から電話で、「新聞の折り込みチラシに出ている草の生えない何とか・・・してもらえるか。」こちらは25年前に当社で建立して頂いておりました。現地を拝見しまして、年数も経っていることから念の為墓石の解体・据え直しを提案させて頂きました。
五輪塔まである立派なお墓です。
石塔を全て解体し、ファイバーレジン施工の為に土もすきとります。
しっかりと転圧します。この上にバラスで下地を作り、その上にファイバーレジンを施します。
巻石や拝石などにファイバーレジンが付着しないようにテープで養生します。
養生テープをはがして完成です。周囲の土にも馴染んだ色合いで素晴らしい出来栄えです。今回も良いお手伝いが出来ました。
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