森田石材店ブログ - お墓のそうじ -
お墓のリフォーム 防草シート施工
2024年03月18日 08:00
本店の砂原です。
今回は、防草シート施工のお話です。
先日、追加彫刻のご依頼を頂いた際に、今回の工事を機にお墓を綺麗にして
草が生えないようにしたいとご依頼いただきました。
まず、全体の土を全てすきとります。
今回は、草が多く生えていたため通常より深くすきとります。
通常より深くすきとりましたので、砕石を入れます。
この際に、転圧をすることでより草が生えにくくなります。
その後、防草シートを敷きます。
防草シートでは、延べ石との隙間ができてしまうため、
その隙間を少しでも埋めるために、何カ所かボンドで接着します。
最後に、玉砂利を敷いて完成です。
今回は、彫刻・防草シート施工、お墓そうじだけではなく、
ローソク立ての据え付けのご依頼もいただきました。
真砂土の入れ替え
2024年02月16日 08:00
滝野店の中村です。
今回のご依頼は「真砂土の入れ替え」です。
こちらのお墓は区間内の仕上げが真砂土仕上げになっております。
真砂土は、土なので草も生えるしコケも生えます。ですので、お墓の管理としては上級者向けです。
でも、自然の温かみとか優しさが感じられるというメリットがあります。
そして何より草引きの為に度々お墓に足を運ぶことで何よりの供養になります。
今回ご依頼頂いたご夫婦は相当悩まれていました。
歳をとるにつれて、草引きが大変。
でもせっかくこだわって建てたお墓なので出来れば現状を維持したい。
そこでご提案したのは、区間内は今のまま真砂土にして、周囲のみ防草施工をすることでした。
真砂土を入れ替え、足したことで見違えるほど明るくなりました。
また、わずかながらでもファイバーレジン施工をしたことで「草引き」の手間が減ると大変喜んで頂きました。
真砂土仕上げのお墓をお持ちの方は、このように真砂土を入れ替えるだけでもお墓が明るくなりおすすめです。
大きな石のお引越し
2024年02月07日 08:00
本店の髙梨です。
今回のご紹介は西脇市の山中にあるお題目が彫られた大きな石碑を山から下ろして再建させていただきます。
施主様は「昔は毎朝5時にここまで歩いてお参りしとったんや。」と仰られていました。
しかし、ずっとこのままにしてはおけないということで移設を決められました。
こちらの石碑、彫刻している部分だけでなんと高さが3メートル。重量はおよそ3トン超えです!
裏面には昭和23年と彫られています。一体どうやって建てたのでしょうか…。
場所は手の入れられていない山で、やっと人が何とか歩いて登れる道しかありません。
今回の工事は、この石を重機で吊って下ろさないといけませんので山を開拓し、道を切り開かないといけません。
そこで登場しましたのは大型の油圧ショベルです。
これで木を倒しながら山頂の石碑まで道をつけていきます。ちなみにこの大きなショベルですが、弊社職人がスイスイと操ります。
その日の完了写真がこちら
さすがに早い!もう山頂まで到着していました。
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古いお墓の整理
2024年02月06日 08:30
今回は、古いお墓を整理して五輪塔へ集約した、たんば篠山市のお墓をご紹介いたします。
お客様から「古いお墓がたくさんあって、お盆や法事のお参りをする時に、抱えきれないほどの花を持って行ってる。
お参りしやすいよう出来るだけ整理してほしい。」とのご要望をいただきました。
1,工事前:前後にお墓が並び、お花をさすのも大変でした。
2,紐を巻き、撤去するお墓としないお墓を区別し間違わないようにします。
撤去したお墓は、菩提寺の供養塔へ納めます。
3,撤去工事した跡地にコンクリートを打ち、お墓の前を広々としました。
4,撤去するお墓の戒名を一人ひとり石の板に彫刻します。
5,彫刻した板石を五輪塔の下に入れます。
6,新しい五輪塔が建ち完成です。
完成したお墓を見て、「ずいぶんスッキリしたお墓になって良かった。古いお墓を以前から整理しないと・・・と思っていたけれどなかなかできずじまいでした。
今回撤去したお墓も板石に彫刻し、五輪塔の下に納めたので安心しました。」と喜んでいただきました。
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追加彫刻と色入れ
2024年01月30日 09:37
先日、追加彫刻のご依頼をいただきました。この辺りの地域では、四十九日などにご納骨をされる方が多いです。今回も四十九日に合わせて彫刻とのことでしたので、彫刻内容や日程の確認を行いました。今
回のお客様は他社様での建立のお墓のため書体が大きく変わるのではないかと心配されていましたが、既存の書体に近づけて彫刻するとお伝えすると安心していただきました。また彫刻に合わせて家紋や既に入っている彫刻の色入れをご提案したところ、せっかくだから綺麗にしたいとのことで、ご依頼いただきました。
施工前
施工後
少し写真では分かりづらいですが、施工前と比べて文字や家紋がしっかり浮き出ています。
お客様も完成後に確認していただき、書体や色入れに対してご満足いただき「これでいい供養ができる」と喜んでいただけました。
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図面のないお墓
2024年01月24日 08:00
滝野店の中村です。
この度ご依頼頂いたのは西脇市のお客様です。
こちらのお墓は区画整備されたお墓ではなく「何となく」の境界だけのお墓です。
また巻石で敷地を囲うわけでもないので、まさに「腕」とセンスが試されるご依頼です。
まず施工前の様子です。
手前の既存碑を整理して、奥にある夫婦墓を代々墓にリフォーム。
奥の墓石までの通路を整備するというのが今回のご依頼です。
今回、ごくごく簡単な図面は描きましたが明確なものは職人さんの頭の中です。
現地にある石を組み合わせて作っていきます。
まず既存碑を解体して手前の部分を作っていきます。
施工前
施工後
続いて拝み場、通路の整備、既存碑の整備。
既存碑は元の台石を組み合わせて整備しました。
またそれぞれの墓石にあった樹脂製の花立を撤去して一つにまとめました。
夫婦墓も代々墓にリフォーム。
免振施工も施しております。
完成がこちらです。
お参りしやすくなったと大変喜んで頂きました。
長野県へ~お墓じまい@三田市~
2024年01月22日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。三田市のお墓じまいです。
三田市のお寺様からの紹介で長野県のお客様でした。奥様の実家が三田市に以前ありましたが、お母様が高齢で長野県に呼ばれて、実家を売却されました。お墓守りが困難になり、お墓じまいの依頼をいただきました。お骨は長野県善光寺にある納骨堂に納められました。
お性根抜きをしていただき、お骨上げしました。骨つぼを当社で準備して、善光寺へお持ちになられました。
キレイにお骨を上げられました。
お墓じまい作業開始です。
最後は真砂土で仕上げました。亡きお父様も長野県に行かれた事で、お母様が近くに、ご主人が来られたことを、とても喜んでおられました。
拝み場のお掃除
2024年01月16日 08:00
本店の髙梨です。
先日ご相談頂きました案件のご紹介です。
「お墓に苔か垢がついて汚くなる」とのことでした。
足元の滑り止め加工をしている板石の部分です。
表面はザラザラに仕上げていますので、水では汚れが流れにくい箇所の掃除です。
まずは水をかけて、デッキブラシでゴシゴシと(研磨仕上げと違い、滑り止め加工はこのゴシゴシが出来ます)
そして次に登場は「キッチンハイターの泡スプレー!」
これをシュッシュッとして5~10分置いて、もう一度気合を入れてゴシゴシと!
腕はなかなか張りますが、きれいになります。
これでまたしばらく(数年は)きれいにお参りして頂けます。
ファイバーレジンでスッキリしたお墓になりました。
2024年01月15日 08:30
今回は、ブログで何度も登場しているファイバーレジン施工をされた丹波篠山市のお墓をご紹介いたします。ご提案をしてから1年ほど悩まれたお客様からのご依頼をお受け致しました。お悩みだったことは、「自分達で草抜きぐらい出来るんじゃないか…」「同じ墓地で誰もしていないので大丈夫だろうか…」
「近隣の方が見てどう思われるのだろうか…」
そんな心配があり決断するまでに時間が掛かったそうです。
最終的にお決めになった理由は、お盆、お彼岸前に掃除に行ったときの暑さに参ってしまったことが大きな原因だったそうです。
敷地面積が広いこともあり、掃除や草抜きに長い時間を要して、くたくたになったそうです。
施工前
施工後
完成したファイバーレジンを見て、
「なかなか決断が出来なかったけれど、思い切って良かった。
毎年の草抜きから解放されたのも良かったけれど、以前よりもスッキリしたお墓になった。
きれいな状態でお正月が迎えることが出来て良かった。」
と喜んで頂けました。