森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
狭い場所でも防草対策できます。
2023年08月10日 08:30
本店の髙梨です。
今回はある一統墓地でのファイバーレジン施工のご紹介です。
墓石1基が何とか建てられて、少し余るくらいの間口寸法の墓地施工でした。
見えますか?
1段目、隣宅のお墓との隙間と2段目にある霊標、3段目には塔婆立周囲にファイバーレジンをしています。
境界には板を当ててきれいな始末をします。(もちろん固まると抜きます)
これで草の守りの心配は要りません。
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土葬区画のお墓じまい
2023年07月26日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。
土葬墓のお墓じまいをさせていただきました。
加西市のお墓です。
同じ墓地にご納骨ができる代々墓を建てられています。
その場所とは別に、土葬のお墓がありました。その撤去です。
お客様は大阪にお住まいで、お墓の敷地面積が広く負担が大きいとの事でした。
石塔だけでも、代々墓区画への移動もお話しましたが、ご家族で検討されて、処分になりました。
事前に土だけは少しずつ取らせていただき、代々墓へ納めました。
作業前です。土なので、雑草が大変でした。
撤去後、お墓(夫婦墓)や土葬跡にお客様が書かれたお経を納めました。
墓地の規約で、お墓じまい後に村へ返却する場合は、草が生えないようコンクリート舗装する規約があります。
区画前の雑草も取り除きました。
村の役員様にも確認いただき、承認いただきました。
代々墓は末永く御守いただきたいです。
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ファイバーレジン施工でお掃除を楽に!
2023年07月25日 08:00
こんにちは。たんば篠山店の三原です。
丹波篠山市にお墓をお持ちの方のご依頼でファイバーレジン工事をさせて頂いたお話です。
この方はお身体の調子もあり、なかなかお墓のお掃除に行けない、とお墓掃除を2か月連続でご依頼頂いていた方でした。
その事もありましたので、ファイバーレジンの工事をお勧めしてみました。ファイバーレジンを敷くと掃除の負担は格段に減ります。
そしてお考えいただき、今回施工することとなりました。
こちらが施工前の写真です。
毎月お掃除させて頂いてましたのでお墓はとてもきれいです。
そこにファイバーレジン工事をさせて頂いたあとがこちらです。
ファイバーレジン施工は”工事”となりますので、お墓掃除よりもかかる料金は違ってきますが、草も抑えられてお掃除も楽になりますし、ご自分でも簡単に掃除が出来るようになります。
ご依頼頂く場合もお墓磨きなどが気になったときだけご依頼いただければ良いですし、長い目で見るとお安いのではないかと思います。
お墓との関わり方もそれぞれです。それぞれのお家にあったやり方で無理なく長く大切にしていきたいですね。
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古い墓地のお手入れ
2023年07月20日 08:00
本店の髙梨です。
先日、多可町でご依頼いただきました案件のご紹介です。
こちらの墓地には昔から使用していた区域と新墓地になってからの区域を持つお家が何件かあります。
ただ古い区画は狭く、もう使用されておられる方はなく「墓地跡」の印だけを建てています。
今回はその旧区画の防草依頼です。
敷地は狭いのですが、お手入れ続けいくのは…ということでした。
ファイバーレジン施工とコンクリート打設を検討しました。
「もう使用しない区画やから、これでいいわ」ということでコンクリート打設を選択。
ただし、表面はバラス仕上げにし、その下の層をコンクリートにしました。
水抜きと(ご先祖様の)息抜きとしてパイプを4ヶ所入れました。
仕上がりもすっきり、きれいになりました。
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お骨も引越し
2023年07月04日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。今回は土葬上げさせていただいた話の続きです(良ければ前回も見てください→ 前回の記事はこちら )
三田市のお墓です。山奥の墓地から寺院墓地へのお引越しです。前回、土葬上げした所お骨が出てきました。その日の内に、斎場に行かれて荼毘に付されました。
そして、お墓の引越しが完成後に、お骨を一緒に入れさせていただきました。
当社でも骨壺をご準備できるのですが、今回はお客様自身でホームセンターで缶を用意されました。少しの間、ご自宅に置かれていました。
お骨を袋に入れ替えて、納骨されました。
写経も納められました。
引越し前と引越し後です。
お参りもしやすい場所になり、洗浄等もしましたので、キレイになって、とても喜んでいただきました。
土葬上げ
2023年06月14日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。今回は土葬上げさせていただいた話です。
現在作業中の工事で、三田市のお墓です。山奥の墓地から寺院墓地へのお引越しです。その作業の始めに土葬上げをしました。お引越しするには、火葬が普及する前の土葬墓を掘り上げて、お骨が出たら、墓石と一緒に移動する規約になっています。
作業前です。3ヶ所の土葬を掘り上げます。
バックホウ(油圧ショベル、パワーショベル)で約2メートル掘りました。
平成2年没の方のお骨は出てきました。お客様にも見守っていただきました。ゲートボールの玉やカバン等が出てきて、懐かしがっておられました。
その他、昭和26年、昭和58年没のお骨は出てこず、土に還っておられました。お骨の代わりに土を取っていただき、寺院墓地へ持って行きます。
お引越しする五輪塔からはご先祖様の戒名が書いてある銅板が出てきました。
穴を埋め戻し、最後に真砂土で仕上げて土葬上げは終了です。この後、お引越し作業を進めさせていただきます。
お墓掃除も手間いらず
2023年06月09日 08:00
もう少し墓守します
2023年05月26日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。
今回はお寺様経由でご依頼いただいた話です。
神戸市北区のご住職からのご依頼がきっかけでした。
境内墓地に他社で建てられています。
喪主様は千葉県でお住まいです。
奥様実家のお墓で
「今度義弟の納骨があるのですが、それまでにお墓掃除ができないのでお願いしたい」
との事でした。
作業前です。
こちらが作業後です。
洗浄と周辺含む草抜き、玉砂利も入れ替えました。
後日、納骨お手伝いもさせていただきました。
喪主様(男性)と初対面でした(見積り等もすべて、ご住職にお願いしていたので、お電話もしていませんでした)。
お話を伺うと、とりあえず納骨はするけれど一年以内に墓じまいをお考えでした。
しかし、キレイになったお墓にとても感動していただき
「やはり少しでも長くお墓を守ろう」
と言っていただきました。
お墓じまいが増えてきている昨今、石屋にとってこんなうれしい言葉はありません。
管理が大変になりましたら、お墓掃除のプランもあります。
ぜひ利用していただければと思っています。
作業後は写真を撮ってご報告させていただきます。供花もいたします。
共存していくお墓
2023年05月18日 08:00
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
三田市での墓石建立工事です。
三田市と言っても北部の山間部の墓地で、丹波篠山市と変わらないロケーションです。
墓地の左奥の小さい墓石は倒れています。
お客様に話をお聞きすると
「奥の方は、けもの道になっているようで起こしてもすぐに倒される。
通るのは勝手やけど倒さんでもいいのに。
一列に並んでいるから鹿からしたら邪魔やなぁ思いながら通っているんやろな。
性根抜いてある墓やけど倒れたままでは具合悪い」
地盤に勾配がある為、台石を使って舞台を作り棹石をコンパクトにまとめました。
そして、例え猪がぶつかっても倒されないように頑丈に造り、けもの道も残しておきます。
けもの道に墓石を建てたのか、墓石の建っているところがけもの道になったのかは不明ですが、害獣防止柵外側に有る墓地の為、野生動物との共存を考えていくのも必要ですね。
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既存墓石の整理の仕方 ~①コンパクトにまとめて花立を減らす~
2023年05月11日 08:00
滝野店の中村です。
突然ですが「お花」大変ではないでしょうか?
既にお墓を建立されたお客様のご相談で多い事案で特に多いのは以下の2つです。
1つ目は「草の管理」。
特にここ滝野店エリアは敷地の広いお墓が多く、草の管理に困られているお客様が多いです。
本格的な草との戦いが始まるこの時期、ご相談が急激に増える案件です。
詳しくは下記をご参照ください。
ファイバーレジン施工①~お墓のそうじ(防草対策編)~
ファイバーレジン施工②
ファイバーレジン施工③
ファイバーレジン施工④~山の中の墓地~
ファイバーレジン施工⑤
ファイバーレジン施工⑥
ファイバーレジン施工⑦
ファイバーレジン施工⑧
2つ目は「花」の管理です。
最近ではいわゆる「代々墓」が主流になっていますが、以前は個人もしくはご夫婦ごとの墓石を建てるの一般的でした。
その為、たくさんの墓石があります(私が担当した中では30本ほどが最高です)。
そのひとつひとつにお花を供えるので、相当な量のお花を用意しなければなりません。よく「軽トラの荷台がいっぱいになる」と聞きます。
そこでご相談されるのが「古い先祖さんの墓を整理したい」。
既存墓石を整理する上でまず思いつくのは「撤去処分」するではないでしょうか?
敷地のスペースに限りがある場合はやむを得ないかもしれません。しかし、もしスペースに余裕があるのであればおすすめしません。
お墓を建てたことがある方はわかるかと思いますが、簡単にポンっと建ったわけではないと思います。
亡くなられた方を偲び、色々悩んで建てられたと思います。「古い先祖さんのお墓」はご先祖さんがそうやって建てたお墓です。管理が大変だからと安直に処分してしまうのはどうでしょう?
管理=花の管理が大変ならば花の管理をしやすくすればいいのではないのでしょうか。まずは既存墓石を残しつつ花の管理もしやすくする方法を考えてみましょう。
そこで今回は「①コンパクトにまとめて花立を減らす」です。
「既存墓石を残しつつ花の管理もしやすくする」こんな理想的なことを実現するものがあります。
それがこちらです。
写真
弊社では「簡易花立」と呼んでいます。
もし花立付きの墓石がある場合はそれを再利用するといいと思います。
スペースに余裕があまりない場合はこのように墓石の一番上の部分だけ残すといいでしょう。
撤去処分をしなくてもこんな方法もありますの。
お困りの際は是非ご相談ください。