森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -

2度目のお手伝い

2023年05月09日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

今回は昨年の9月27日のブログに書きましたお客様からの再依頼です。

お住まいは京都市内の方で、墓地は加東市東条地区です。前回はご主人がお亡くなりになったので、彫刻をさせていただきました。今回は「遠方で子供に連れて行ってもらわないといけないから、雑草が心配」とのお声で防草対策のファイバーレジン施工をさせていただきました。

前回同様、作業前のお性根抜きと作業後のお性根入れのお立会いをお客様の代わりにさせていただきました。

まず、お性根抜きの立会いです。お供え物もご用意させていただきました。

 

作業前です。玉砂利の間から、草が生えています。

 

水はけが良くなるように下地をさせていただいた上で、防草対策のファイバーレジン施工をさせていただきました。

 

通路も雑草がすごかったので、ある程度、種のある所まで鋤取り(すきとり)をした上で、砕石を撒きました。

 

上の段にも既存碑がありましたので、そこもファイバーレジン施工をしました。

 

作業完了後にお性根入れをお寺様にしていただきました。

昨今「遠方だから」「跡継ぎがいないから」とお墓じまいが増えてきています。ですが、このお客様のように「遠方でもお墓を守ろう」「(防草等)できる事はした上で、子供にバトンを託し、子供もその意思を受け継ぐ」そんな、お家がまだまだ多くおられます。

そんな方々を私も精一杯お手伝いしたいと思っています。

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園中 憲二
園中 憲二

今回は、丹波篠山市今田町で施工したリフォーム工事をご紹介いたします。

工事前のお墓は、小さな石で周囲を囲んでいるだけでした。まわりは延石で囲まれているお墓が多いので、それと同じように枠をキッチリとしてほしいのと、草の生えないようにしてほしいとのご希望でした。また、お墓を建ててから30年以上も経っていることもあり、直せる所は今回の工事で直してしまいたいとのことでした。

お客様からは「今まで土葬のことを考えて広い場所が必要でしたが、火葬になり広い敷地も要らなくなったので、管理が大変でした

「コンクリートでお墓の前も固めてもらい、区画内もファイバーレジンをしたので草の心配もなくなった。お墓を建ててから30年以上経っており、お墓が傾いているのが気になっていましたが、これでスッキリしました」と喜んでいただきました。

上山 典之
上山 典之

こんにちは、たんば篠山店の上山です。

丹波篠山市で平成初期に建立された墓石の、傾き直しのリフォーム工事をしました。

「リフォーム工事」と一言でいっても簡易的な工事から大掛かりな工事まで様々あります。

 

今回は大掛かりな工事になります。

墓地中央部の沈下による墓石の傾き、原因は当時の工事時の転圧不足によるもの。

特に右側の五輪塔の傾きがあります。

間知石2段積み時は、最低3回の段差を変えての転圧が必要です。

地盤面位置での転圧」「砕石搬入途中の転圧」「砕石搬入後での転圧」です。

埋め戻しの高低差が多いほど転圧回数を増やします。

今回はより強固にする為に最上段に鉄筋入りコンクリートを打設しました。

地盤の状況にもよりますが、工事時に手を抜いた工程には数年後に結果として現れることがあります。

見えないところが一番大事ですね。

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眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

今回は搬出が難しいお墓じまいをしました。

そこでラフタークレーン(ラフテレーンクレーン)を使用しました。

加西市の墓地です。

このように駐車場からお墓までに軍碑があります。

立派なお墓ですので、通常通路は使用できませんでした。

そこで、ラフタークレーンの登場です。

 

作業前です。下の土台からすべて撤去します。

協力会社に手伝ってもらい、作業しました。

ユンボ等機材を駆使して搬出していきます。

 

この墓地の規約で、コンクリート舗装して返却することになっています。

両隣のお墓を傷つけないように、気を付けて作業しました。

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園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、丹波篠山市の村墓地から檀家寺へお墓を移転されたお客様をご紹介いたします。

村の墓地には、江戸時代からの古いお墓があり、ずっとお参りをされて来たそうですが、お子様たちも丹波篠山に住んでおられず、今後のことを考えるとお寺さんの墓地に移った方がよいとの考えに至ったそうです。

撤去後。

ご要望は、既存の代々墓はそのまま持って行き、ほかの古いお墓は、新しい五輪塔に戒名を彫りまとめて、新しい墓地には置かない希望でした。

ですので、台石のみ処分して戒名が彫っている竿石は処分せずにお寺にある供養塔へ移すことになりました。

そして、新しいお墓は今後も管理がしやすいようにファイバーレジンで仕上げています。

お客様からは

「先祖が建てられた古いお墓も結果的に同じ墓地の供養塔へ納めることが出来て良かった。以前の墓地は、水道も無く毎回ペットボトルに水を入れて持って行ってました。また、竹の子が出てきたり、行くたびの草刈りも大変でした。これで気持ちよくお参りが出来る環境になった」

と喜んでいただきました。

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回ご紹介するのは西脇市野村町のT家のお墓です。

とても大きなお墓で、敷地面積約50㎡。我が家がすっぽりはまりそうなお墓です。

それだけあるとお手入れも大変で、現状真砂土仕上げのお墓なので草引きも重労働でした。

整備されてからも時間が経っているので、石塔も少し傾きが見られました。

そこで今回は石塔を全て解体して、据え直していき防草施工をすることになりました。

こちらの石塔は建立から数十年以上経っていて老朽化もすすんでいるので慎重に解体していきます。

花立や線香立てのないお墓には簡易の花立を作成しました。

防草施工は人気のファイバーレジン施工です。

完成がこちらです。

重労働から解放されると大変喜んで頂けました。

T様からは大変ありがたいお声を頂戴しましたので紹介します。

T様ありがとうございました。

 

 

園中 憲二
園中 憲二

今回は、川西の霊園から丹波篠山市の村墓地へお墓を移転されたお客様をご紹介いたします。

「遠方に住んでいて、お墓参りに行けないから…」「あとを継いでくれる人が居ないから…」

そういった事情で、お墓じまいをされる方が増えてきたように感じます。

そんな中で、今まで大切にされていたお墓を処分せずに、家の近くへ移したいというご依頼は、こちらも嬉しくなります。

お墓には「家族のきずなを確認し合う場所」という、とても大切な役割があります。そして、お墓参りをしてご先祖様を大事にすれば、ご先祖様は必ず加護してくれます。

 

こちらが移転前のお墓です。

工事の様子です。転圧機を使って、しっかりと地盤を固めていきます。右側の四角く囲まれているところはカロート(納骨室)です。

石と石の繋ぎ目はズレて開いてしまうのを防ぐため、コーナー金具でしっかり固定しております。

川西市から運んできましたお墓を設置して引越し完了です。

お客様からは「1月末の大雪の時と重なり、工事がずれ込み法要の日程を変えないといけないかと思いハラハラしたけれど、無事に新しい場所で法要が出来て良かった」と、喜んでいただきました。

お墓のリフォーム

2023年02月07日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日、丹波市でお墓のリフォーム工事をさせていただきました。

五輪塔と古くからの先祖様の夫婦墓石がずらっと、すべて岡山県産の北木石でされておられる立派なお墓でした。

このお墓をされたのは、今から約30年前です。

写真でも見れるのですが、前の拝場が一部陥没してしまっていたり、石塔も傾いています。

それに今後の仏さまをお祀りする場所もありません。

そこで今回、一新したいとのことでご依頼いただきました。

既存の五輪塔と拝場は一度、解体はしますが据直します。

拝場部分はベースも打ち直しました。

これから先、納骨していく代々のお墓を同じ北木石で設計し、

それとやはり離れてのお住まいということもあり、草の問題を回避することがご要望でした。

リフォーム完了がこちらになります。

とてもすっきりとし、リフォームという感じがしない立派な仕上がりになりました。

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花立加工~ボーリング作業~

2023年01月25日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

今回は花立を加工させていただいたお話です。

加東市東条地区のお仕事です。菩提寺のご住職からお墓の彫刻のご依頼をいただきました。お客様から彫刻のご依頼と同時に花立が壊れたので直してほしいとお話いただきました。

 

他社の石屋さんで建てたお墓で30年近く経っています。鋳物の花立で腐食が原因で左側は壊れています。右側はまだ使用できますが、取り外しができないタイプで、花の水を変えようとするとタオルか何かで吸い取らなければいけません。

 

本社工場へ一旦持ち帰り、ボーリング(穴開け)作業しました。

 

ボーリング作業して、側面に水抜きの穴を作成しました。これで冬期に水が凍って、花立が割れる事はなくなります。お掃除も楽になります。花筒も以前より水が多く入りますので、花が長持ちすると思います。

 

 

 

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髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

この度、丹波市の山中にある墓地の整理をさせていただきました。

墓地の整理と言っても撤去工事ではありません。

施主様は関東にお住まいで、これから祀っていかれるお墓は、すでにご自宅(関東)のにございます。

本来であれば、こちら丹波市の旧墓地は撤去処分(墓じまい)というのが今のご時世多いのですが・・・。

「ご先祖が眠っておられる、代々守ってきたお墓なので残しておきたい。」

というご意向でした。

 

写真で確認できますように、山の中にご先祖様代々の墓石が並んでいます。

周囲の石積みはところどころ崩れています。

「地元を離れてしまっている分、ちゃんとしっかりしておきたい。周りにも迷惑を掛けないお墓にしたい」

とおっしゃいました。

お打合せはメールが中心でやり取りしました。

その間に関東より2度ご来店いただきました。

 

完成したお墓は、僕も構想以上の出来映えでした。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く