森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -
また、やられました
2022年02月17日 08:00
本店の髙梨です。
先日、ファイバーレジン施工のリフォーム工事が完了し、翌日竣工チェックで現場を訪れました。
「んっ!?」その時に発見しました。
この写真で見えますでしょうか。墓石と霊標の間の部分に・・・
はい、足跡です。鹿でしょうか。
ここの墓地は鹿は普通に出ます。ですから、現場の仕舞いも周囲に鉄筋を打ち込んで養生テープで
囲いまでしていたのにも関わらず。
実はこの経験は僕は初めてではなく、以前にも違う墓地で遭いました。
その時ももちろんですが、技術部にきれいに修復をしてもらいました。
ただ、コンクリート工事では修復は出来ませんが、このファイバーレジンは可能です。
今回も後日修復に入ってもらいます。
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お墓から竹が生えてきた!!
2022年02月14日 08:00
滝野店の中村です。
昨年の秋に、あるお客様から電話がかかって来ました。
「お墓から竹の子が生えてきたんで、ちょっと切って欲しいんやけど・・・。」
こちらのお客様の墓地は竹藪の中にお墓があります。
1年程前に仮の埋葬のお手伝いをした時はそんな竹はありませんでした。
そこで墓地に行ってみました。
その時の写真がこちらです。
現地に着いた時、竹があまりに立派に生えていたため、周りと同化していて一瞬気づきませんでした。
竹はご存知の通り大変厄介で、時には石板を割って生えて来ることがあります。
その為深めに基礎コンクリートを打ったり、壁を作ったりして対策をします。
今回は施主様が高齢で、「お墓の掃除も大変」と常々仰っておられたので竹対策も含め、区画を半分にするご提案をしました。
更に今の墓石は先代の「夫婦墓」なので「代々墓」に作り替えるご提案をしました。
まずはお墓を全て解体して整地します。
次に基礎ベースの打設です。
区画を半分にして間知石を据え直していきます。
元々の区画は階段がとても高くお参りしにくかったので、余った延石で新たに階段を作ります。
後方には土留めも作ります。
最後に落ち葉も非常に多い場所なのでファイバーレジン施工をして完成です。
これでお参りがしやすくなると大変喜んで頂きました。
ローソク立
2022年02月08日 14:00
滝野店の真下(ましも)です。
今回も前回に引き続きローソク立をお世話になったお話です。
前回はすでにあったローソク立が壊れたので、交換させていただきましたが、今回は新しく作らせていただきました。
約40年前に当社が建立したお墓です。
この墓地の中では、早い段階でお墓をお建てで、その後周りのお墓がローソク立を作られているのを見られて、「ウチも欲しい」とご相談がありました。
それまでは陶器のローソク立をお使いでした。
サンプルのローソク立をお墓に持って行って、どこに置きましょうかと打ち合わせさせていただきました。
打合せのイメージ通りにできたと喜んでいただきました。
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傾いたお墓のリフォーム
2022年02月02日 08:00
篠山店の園中です。
今回のご紹介は、傾いたお墓を基礎からやり直した工事のご紹介です。
以前から全体に傾いているのが気になっていたので、基礎をしっかりやり直して直して欲しいとご要望でした。
今までですと、前よりスッキリさせたいと物置台を無くしたり灯籠を足したりと以前よりも変化したのはっきりとわかるパターンが多かったですが、今回は既存で有るものは出来るだけ再利用し、お墓も拝石も工事する前と同じ配置にして欲しいと。
その理由を聞くと、先代がお墓を建てるにいろいろと考えて建てたに違いない。
その思いをちゃんと引き継ぎたいし、今のお墓を気に入っているのであえて変える必要はないとのことでした。
お客様からは、以前と変わりのない仕上がりで、満足していると喜んで頂けました。
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お地蔵様
2021年12月24日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。
今年最後は、お地蔵様をお世話になったお話です。
お墓をお世話になった方で、水子地蔵を作ってほしいとのご依頼でした。
建てる場所はお墓ではなく、菩提寺です。
お墓とは別に檀家様で、ご希望のお家が建立されているようです。
これまでのお地蔵様もほとんど当社でお世話になっています。
最初は、お寺様がストックされているお地蔵様を彫刻だけする予定でしたが、せっかくなので新しく用意して欲しいとの事で作成させていただきました。
後日、お客様の方で前掛け(よだれ掛け)をつけていただきました。
来年も多くのお客様のお役に立てれるよう、頑張っていきたいです。
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花立を新しく
2021年12月09日 08:00
滝野店の河合です。
先日、お墓の戒名の追加彫刻の依頼を頂いたお客様から、
「お墓の花立もどないかならんやろか?」とお話頂きました。
このお家の花立は石の花立にある穴に直接入れられている状態です。
以前はプラスチック製の容器があったそうですが、経年劣化で破損してしまい、
現在は穴に直接入れている、寒くなったら中の水が凍って膨張し石が割れてしまう恐れもある、、との事で
花立のリフォームをする方向となりました。
こちらがその方のお墓です。
こちらがその花立の穴です。水の入れ替えが出来ず汚れも結構溜まってしまってます。
採寸し、全体的にヒビ割れしていないかチェックします。
後日、職人さんに工場へ持ち帰ってもらいボーリングで穴を大きく開けるのと、水抜け用に横穴も開けて貰います。
この機械と奥に移っているパーツを使って穴を開けて貰います。
作業中の写真は撮れなかったのでご容赦下さい。。
職人さんにボーリングして貰い、新しいステンレスの花筒も付けて据え直して貰います。。が、
見て下さい。この階段。今回のお墓は階段上がり切った所の奥あります。
普通に行くだけでも疲れます。
機械が入れないので、職人さんには持って帰る時も、持って行く時も背負子に固定して人力で運んで頂きました。
本当にご苦労様です。僕は腰が痛いので多分無理です。
はい、そしてこちらがリフォーム後の花立です。
見違えました!
お手入れも楽になり施主さんにも喜んで頂けました。
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土葬墓地のお墓じまい
2021年12月07日 08:00
滝野店の真下尚利(ましも ひさとし)です。
10月27日にお話ししましたお墓じまいの作業風景です。
今回合計40基の石塔を撤去させていただきました。
合計50か所の土葬墓撤去をお世話になりました。
実は、これで終わりではなく、追加で3軒お家からとお寺様からのご依頼があり、年明け2月に撤去の続きをさせていただきます。
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玉砂利入れ替えとファイバーレジン(防草施工)
2021年11月15日 08:00
本店の中道です。
奥様のご実家のお墓を管理されているお客様で、長年草の管理に悩まされておりましたと。
お客様のお墓は、墓石が建っている区画(上段)と、拝み場(階段を上がってすぐの所・下段)の2段になっています。
今回墓石が建っている区画(上段)は、玉砂利の入れ替え=一度土をすきとって、下地に砕石を敷き、玉砂利(大磯)で仕上げます。
拝み場(下段)は防草施工でおなじみのファイバーレジンで仕上げます。今回の骨材は淡路砂利です。
当社でベスト3に入る人気の骨材です。
施工前(上段)
施工前(下段)
良いお手伝いができました。
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追加彫刻と一緒に・・
2021年11月05日 08:00
本店の義積です。
すっかり秋らしくなってきましたね。
人がお亡くなりになりますと、石塔や霊標(れいひょう)と呼ばれる石に戒名や没年月日などを彫刻されます。
今回のお客様も法事に合わせて彫刻をされることになりました。
ご依頼いただきお墓を確認に行きますと、文字がなんだか赤いのです。
長い間、雨などに晒され水垢がついてしまっています。
また霊標の表題や家紋もペイントが剥がれてしまっています。
今回お墓に彫刻をされる良い機会などで一度キレイにしようという事でご依頼いただきました。
さて、赤い文字はどうなっていくのでしょう・・一旦工場に持ち帰りました。
キレイに洗い、ペイント部分は塗り直しました。
できあがりはコチラ↓
家紋部分は・・
ペイントすることで家紋が見えるようになりました。
お客様は
「ようしてもらって嬉しい。気持ちよく法事ができる。」
とおっしゃっていました。(*´ω`)
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