森田石材店ブログ - カメラ女子 -
幽霊さんに会いたい。
2025年03月21日 08:00

こんにちは、本店スタッフです。
ありがたいことに、出張へ行かせてもらえることになり約2年ぶりに大都会TOKYOの地を踏んできました。
1日目に仕事を終えて、2日目からの自由時間をどうするかと、考えた時に
原宿へ行ってカラフルなお菓子を食べるほど若くもなく…
秋葉原や中野へ行ってサブカルを堪能するほどオタクでもなく…
少しずつ増やしてきた「行きたい場所リスト」は寺・神社・お墓ばかり。
そんな私の東京旅行記を数回に分けてご紹介いたします。
まずは、リストの上位にいたお地蔵様に会いに行きました。
港区高輪の光福寺さんです。
品川駅から歩いている途中で中国人のおじいさんに「高野山 東京別院」への道を聞かれ、Googleマップで調べると光福寺のほぼ隣だったので一緒に歩いて行きました。徳を積みましたね。
東京別院も興味がありましたが、私の目的は光福寺の幽霊地蔵様に会うことです。
なんで幽霊と呼ばれるようになったのかというと、このような言い伝えがあるからです。
- 江戸時代。光福寺近くの飴屋さんに毎晩赤ちゃんを連れた若い女性が買い物に来ていました。
雨が降っていても傘を差さずにやって来るので、不思議に思った飴屋の店主が女性の後をそっとついて行きました。
女性が光福寺の中に入って行くのを見た店主は、今度はお寺の住職と一緒に女性の後をついて行きました。
するとお地蔵様の前で、女性の姿は消えました。
住職はそのお地蔵様を毎日供養すると、それからパッタリと女性が現れなくなりました。
これが幽霊地蔵様のお姿です。
先ほどの女性の幽霊のお話とは別に、このようにお地蔵様自体が風化してしまってまるで幽霊のような姿になっています。
また、品川沖からあがったと言われるこのお地蔵様が、亡くなった母親の代わりに子どもを育てたという伝承もあります。
なので、本来は子供が丈夫に育つように見守ってくださる子安地蔵様なのです。
幽霊地蔵様の向かいには開運稲荷。お願い事をして、お墓を見て帰りました。
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あ、ちなみにこれは品川区大井にある光福寺さんです。
ここがどうしたのかって?
名前が一緒なので間違えて行ってきました!
いやいや、品川駅を経由する点や近からず遠からずの絶妙な距離だったので、本当に中に入るまで気づきませんでした。
こちらの光福寺さんには、大井の地名の由来となった井戸があるそうです。私は後から知ったので見れていません。もし間違えて行ってしまっても、どうか井戸だけは見て帰ってください。
次回も、お地蔵様に会いに行きます。
笑顔いっぱい!六所神社鳥居の竣工式の様子です
2025年01月17日 08:00
信太森 葛葉稲荷神社随身門工事
2024年12月23日 09:00

代表の森田です。
信太森の葛葉稲荷神社様の工事。
最初にこの工事のご縁を戴いたのが2007年ですので17年前になります。
それから毎年のようにいろんな個所を少しづつ修繕・改修を重ね、見違えるようにきれいにされました。
今回は「大きな工事としては最後ですね・・・」とお話をいただき、随身門の改修工事をお世話になりました。
随身門横の塀の下に楠木の根が入り込んでいる状態
先ずは、塀の解体すると見事に真下まで根が張っていました。
大きな楠木は伐採してもらい、玉垣の下の根は綺麗に除去し、この様にきれいになりました。
before
after
随身門も今回の工事で傾きも修正し、柱も根本が腐りかけている部分は取り替え、銅板で保護をして完成です。
この玉垣にお名前が刻まれている皆様のご寄進と神社をお守りされてる宮司様・禰宜様の思いが実ったんだなと思いました。
追伸:私は葛葉稲荷神社様にご縁を戴いてから、ここにお詣りをすると不思議と仕事が入ってきます。これからも大切にしていきたいパワースポットの神社です。
【カテゴリ】
柏原八幡宮の石段改修工事が完成
2024年10月28日 09:00

代表の森田です。
柏原八幡宮様の石階段・玉垣などの改修工事がほぼ完成いたしました。
11月11日に「柏原八幡宮御鎮座壱千年大祭」が行われます。そこを納期に6月から工事がスタートしました。通常の工事は車両が近くまで行くので工事日程も立てやすいのですが、全て100mほどの運搬をして施工をするため、日数計算がしにくい工事でした。でも何とか社員みんなの力で無事納期内に完成させてくれました。
感謝です。
社務所前からの風景。手摺も付きました。
《before》 《after》
手水舎前の風景です。手水舎も傾いていましたが、真っすぐに据え直しました。
《before》 《after》
階段面は、苔などが付いていて、雨降りの時は滑りやすく危険でしたが、階段石の踏み込むところは、ザラザラした加工(ビシャン仕上)にしています。
石段と石段の間は9センチ角の割肌の石(ピンコロ石)を敷き詰めました。その数、なんと約15,000個です。
これで安全に上がれると思います。
石階段を上られた役員様からは、「急なヶ所がなくなって登りやすくなった」と喜びのお声を戴き、ホッといたしました。
完成を是非、ご覧くださいませ。
縁切と縁結はセットで
2024年09月23日 08:00

こんにちは、本店スタッフです。
夏の暑さと諸々とで最近すっかり元気がなくなっている私なのですが、先日久々に出掛けてきました。
珍しく京都です。気になった場所がいくつか溜まったので一気に周ってきました。
まずは、安井金毘羅宮です。
縁切り神社として非常に有名なこの神社。SNSでも「ここはヤバい」なんて投稿がバズっているのを目にします。
「生半可な気持ちで行くと逆に呪われる」と、脅しのような文面で紹介されていることが多いですが、実際に行ってみるとそんな禍々しい雰囲気の場所ではありませんでしたのでご安心ください。
「縁切り神社に行ってきたんですよ~」というと心配をされましたが、実は縁切りだけでなく縁結びもしてくださるのです。「悪縁を切ってこそ、良縁が結ばれる」がキャッチフレーズです。
これが縁切り縁結び碑です。が、まずは、先に本殿へお参りをしましょう。
次に形代(かたしろ)を頂き、切りたい縁と結びたい縁、二つのお願いを書きます。
そして、形代を持って穴をくぐります。まずは表から裏へ。縁切のお願いをしながら通ります。
次に、縁結のお願いをしながら裏から表へ戻ってきます。
全て終わったら、糊で形代を石に貼り付けて終了です(糊も置いて下さっています)
平日のちょうど昼の時間帯で、待ちの列は2・3人ほどでした。
ネットで見るような脅しはいたしませんが、ただ一点注意してほしいことは、縁切り縁結び碑の手前に置いてあります石。これが太陽光で熱されてめちゃくちゃ熱い!!特に裏から通ってくる時にここに手を着くしかない→熱い!!→でも、穴は狭いので急いでは通れない!!→熱い!!!!! という事態になり、その後しばらくヒリヒリしていました。なので、夏場はハンカチを敷いたり、手袋を用意されると良いかもしれません。
熱い話をしたので、涼しげな画像をご覧ください。
おみくじを引き、お守りを購入して目的達成です。
次にやってきたのが因幡堂 平等寺
こちらはガン封じのお寺として有名です。そして、とてもかわいいお守りも有名です。あまりにかわいいのでネットでの転売が問題になっていました。
普段は神社ばかりを巡っていて、お寺での参拝方法が分からずに困ってしまったので自分用にメモをしておきます。
さて、これが目当てのお守りです。転売の件もあって一時期は購入数に制限があったようですが、今は無くなっていたのでお土産の分も含めて3つ購入しました。
なんで猫?と思われるかもしれませんが、裏表合わせて6匹の猫が描かれています。つまり「六猫」→「むびょう」→「無病」という理由です。
いつも縁結ばかりお願いしていますが、年齢的にもそろそろ健康にも気をつかってお願いしておいた方がいいでしょう。
と言いながら、この日もろくに水分補給をせずに歩き回っていたので若干頭痛+カメラの重さで写真を撮る元気も無い状態に。
9月も中盤ですがまだまだ暑いです。熱中症には気を付けましょう。
柏原八幡宮階段工事スタート
2024年08月05日 09:00

代表の森田です。
7月から階段工事がスタートしました。
工事前写真
8月3日現在の写真
やっと形が見えてきました。
向かって右側が斜面側です。長年の月日で斜面側に階段石が沈んできていました。今回の工事で斜面側を高くして、水が山側(写真左)を流れる構造にしました。
まず最初に地盤調査のを行い、斜面側は約2m~3m底が岩盤の為、そこまで杭打ちを行い、基礎コンクリート入れました。

杭を打ち込んでいます。

青色の箇所に杭を32ヶ所打ち込みました。
作業風景です。かにクレーンで据え付けています。
何と言ってもこの暑さです。事故ケガがない様によろしくお願いいたします。
石垣の修復工事
2024年07月08日 21:28

代表の森田です。
地元の神社の「令和の大修造工事」の一つ、石工事がスタートしました。
内容は石階段と寄進者のお名前を彫刻する玉垣工事です。石の業界に入って40年経ちますが、一番大きな規模の工事になります。
その大きな要因はトラックが近寄れない現場なのです。運搬機で材料・資材を搬入し工事をしていくので、通常の3倍手間が掛かります。納期は10月末までの完成を目指しています。
先ずは、現在の階段・玉垣の解体からスタートし、最初の修繕は石垣直しからです。

赤ペンの部分が膨らみ、大雨が降ると危険な状況の為、今回積み直しをしました。

野面石の裏にコンクリートで補強しながら積み上げました。
丁張で左右の勾配を決めて、積み上げました。
この石垣の上には、新しく木製の塀が作らるので、頑丈に修復工事が完成しました。
さて、これからが階段工事のスタートです。
つづく
地神様の新居
2024年05月13日 09:51

代表の森田です。
最近多くなってきたのが、各自治会や株内でお祀りされている地神様の修繕・改築・引っ越しです。その中でも弊社が良くお手伝いをするのが「改築」になります。
氏子さんが一番心配されていることは、ほとんどの地神様の周りは森になっていて大きな木があります。「その木が倒れて他に被害を与えないか?」と、もう一つが「地神様を守る人が高齢化している、引き継ぐ若者が居なくなっている」が大きな問題となっています。
今回お手伝いさせていただいた改築工事は、老朽化した木造のお社と大きな木の剪定です。大きな木造のお社を修繕するのはかなりのお金が掛かる。石だと末代まで維持しやすくなります。現在の建物を無くすと木の剪定も出来ます。
この敷地いっぱいにお社がありましたが、取り壊され石のお社に改築されました。
氏子様がみなさんお揃いになり神事が行われました。宮司様が社に入れられているのが「御神体」です。
この儀式を「本殿先祖祭」と言うそうです。
お社の設計は、ご神体が入る寸法を基準に作成いたしました。観音開きの美しいお社が完成し、みなさんに喜ばれました。
本社展示場の見どころ
2024年04月10日 09:05

代表の森田です。
私が一番作りたかった展示場です。弊社ではギャラリーと呼んでいます。
古民家風の平屋です。この建物の北側(左側)にちょっとした庭園をつくりました。
ギャラリーの接客場所には大きなガラス面から庭が見えるようになっています。
この中心に設置したのは庵治石の叩き仕上げの五輪塔、その隣はイロハモミジと北山大杉、足元には玉龍を敷き詰めました。
まだ、もみじは葉が芽生えかけた状態で、6月から11月の間にいろんな色で楽しませてくれると思います。
窓越し右側には、十三重石塔を設置、この石塔は重要文化財になっている奈良の般若寺のミニチュアです。原寸に基づいて作りました。
窓越し左側は北山台杉の隣に一石五輪塔を設置。この石は滝根石(福島県産)の叩き仕上です。
シンプルな庭園ですが是非お越しの際は、この場所でお茶飲んでください。