森田石材店ブログ - 神社仏閣 -
皇太神社竣工式
2018年07月23日 08:00
仕入れ担当の森田です。
昨日は三田市広野にございます皇太神社の玉垣改修の竣工式でした。
こういったところに来賓という立場でお呼びいただけるのは本当に光栄なことです。また石屋冥利につきます。
式典は厳かに執り行われ、その後、舞とお神楽が披露されました。ひとつの神社の大改修で、このように盛大に行われる様子を見ながら、地域の方々がしっかりと神事を守られているのだなあと感じました。
この神社の前回の大改修は大正9年。今から98年前です。まさに100年に一度の大改修でした。
当初は石積みにするかコンクリートの擁壁にするかの案が出ていました。しかし、コンクリートは50年が限度です。
また、コンクリートは時が経つと古びてきますが、石は時が経てば味が出ます。そんなことをお話しながら、当社の石積みを選んでいただきました。
さて、今回、弊社といたしましては、石垣(上段、下段)、玉垣、階段、張石、排水工事、樹木伐採、屋根洗浄、芳名版、狛犬、灯籠と一切合切を任せていただいた大工事でした。
昨年の春から準備に入り、年末に正式契約、そして2月から6月末までかかりました。その間、監督で一切を指揮した杉浦、石積みのリーダーの市位にはとても頑張ってくれました。
本日も区長さんにそのあたりを触れていただきとても嬉しかったです。
また自社でできない部分は、多くの協力業者様にお世話になりました。納期が迫る雨の中、間に合わせていただきたことに感謝いたします。
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山門が動いた。その②
2018年07月16日 08:00
本店の高橋です。
今年の三月にお寺の山門の工事のお話をさせて頂きました。今回はその続きです。
下の写真のように山門のまえにあった階段をいったん解体します。解体した段石は弊社工場へ持ち帰り、割れて使えないものを省いたり、切って寸法を調整したりしました。
新たに階段を積むのですが、当然一番下から積み始めますので位置や高さの微妙な調整が必要です。
最初が決まれば後は比較的スムーズな作業となります。
後は両横の「そで石」だけです。既存のものは細かく割れていましたので、弊社在庫の古びた風合いの石材を用意しました。
「そで石」が入ると階段全体がキリッとしまりました。バッチリです。後はこの山門のご帰還を待ちます。
続く・・・。
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神社の大改修工事④~間知積み~
2018年07月08日 08:00
篠山店の眞下(ましも)です。
三田市の大規模な神社修復工事の4回目です。
前回の境内階段のお話の続きで、間知積みです。本堂壁面の石垣を積んでいます。今回は間知石を使用しています。
最近、公共施設等は均等サイズでできた間知ブロックを使っているところを多く見かけます。
しかし、私達とすれば、手間も時間もかかりますが、間知石をオススメしています。
時間が経つと風合いも出てきて、存在感があります。
施工前です。
不揃いの形していますので、まず置いてみます。
飛び出していて、削る箇所に印をつけます。
「コヤスケ」という工具で飛び出していた所を削ります。
ピタッと揃いました。
これを一個ずつ繰り返していきます。気の遠くなる仕事ですが、職人は黙々と仕事を進めてくれました。
2月から始まった修復工事もいよいよ佳境です。
完成が楽しみです。
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神社の大改修工事③~境内階段~
2018年06月06日 08:00
篠山店の眞下(ましも)です。
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熊本城の石垣
2018年05月31日 12:00
滝野店の吉田です。
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灯籠修繕
2018年04月19日 08:00
篠山店の眞下(ましも)です。
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神社の大改修工事②~外堀石垣積み~
2018年04月03日 08:00
篠山店の眞下(ましも)です。
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山門が動いた。
2018年03月26日 08:00
本店の高橋です。
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お祭りの前に
2018年03月24日 08:00
こんにちは、篠山店の上山です。
先日近くの神社の宮総代さんから「急な事ですが、4月のお祭り迄に修理して欲しいところが有るんですが・・・」と言う依頼が有りお話を伺いました
玉垣が1本破損しているのと、7本ある寄進碑の内4本がぐら付いている。
来月のお祭りには氏子が集まってお餅まきもするし、そんな時に石が倒れでもしたら大変なことになるので直して欲しい。
玉垣は途中の1本だけの交換で、結構年季が入っているので隣の玉垣が衝撃を受けないように慎重に施工。
交換した玉垣は白御影石なので今は白く浮いた様ですが、1年もすれば周りと馴染んできます。
寄進碑も一旦外して据え直ししました。
来月のお祭りが事故など無く粛々と執り行われることを願います。
鳥居の手前には白梅が咲いていました、篠山にもやっと春の兆しです。
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修繕鳥居の設置
2018年03月06日 19:39
前回、台風で倒れた鳥居の修繕をご紹介しましたが、その鳥居を設置しました。
この鳥居は「明神鳥居(八幡鳥居)」と言います。全国的にもこの形が一番多く目にします。
鳥居の施工で一番難しいところは、左右の柱の転け(傾き)です。柱の転けと笠の大きさが絶妙に計算されたバランスになっています。
見た目は不安定な感じですが、実際施工をしてみると簡単には転けない重量バランスを感じます。
217年もの間、この住吉神社の「神域と人間が住む俗界」を区画する門(鳥居)が再び立ち上がりました。
これからも100年200年と元気で建っていることを願います。
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