森田石材店ブログ - お墓のリフォーム -

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

この2月から、お墓にも地震保険が出来ました。
今までも、お墓の地震保険と称すものはありましたが、掛け金が異常に高かったり、とても保険とは言えないようなものばかりでした。
しかし、今回スタートしたこの保険は違います。
損保ジャパン日本興亜が全国約1300の石材店でつくる日本石材産業協会と提携し実現したものです。
神戸新聞の記事がこちら
その内容ですが、震度5弱以上の地震で墓石が倒壊した場合に、修理費や再購入で最大30万円出るというものです。
掛け金は兵庫県の場合、月々300円程度です(都道府県により多少違います)。
今年の2月以降に新たに建てられたお墓が対象となりますが、一定の条件を満たせば、リフォームでも保証可能になっています。
地震保険のチラシ.jpg
滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

滝野店の下中です。

私はお墓に彫刻する文字をパソコンで入力しています。お墓の文字は、元々、書家の先生が書かれたものを石に転写(様々な工程がありますが・・・)して彫ります。

今でも、そのようにすることはありますが、最近ではコンピュータで作成する方が多くなりました。お墓に使う文字は、少々特殊なのです。

みなさんが一般的に使用されているワープロ文字ではなく、実際に一文字一文字、書家の先生が書かれた文字の輪郭をとって作られています。ですから、一般的な文字しか入っておりません。下にご紹介するのが、弊社が使用する楷書の4パターンです。

ブログ用(書体名入り).jpg

先ほど、一文字一文字と書きましたが、ワープロの様に普通に入力するとバランスが取れていない状態になります。

ですから、実際に文字を並べたら、そこからが本番です。ちょっと引いて見たり、拡大して見たり、全体のバランスを取るにはとても神経を使います。

さらに、字彫りの職人さんとバランスを考えるときは、もっと細かい指示が出ます。しかしそこはプロ、出来上がったものは、とても自然な仕上がりになります。

こう考えれば、書家の先生が紙に書かれるバランスってスゴイですね。さて最近では、お客様の色々な思いをもっと文字に表すことが増えてきました。

例えば、故人を偲ばれるお言葉施主様ご自身で書かれたもの故人が書かれたものお寺様が書かれたものもあります。

さらには、花や文様などのデザインを施したり、イラストも入れることもあります。

下中2.jpg

私は文字を入力しているだけですが、色々と調整したりすると、お墓の文字の世界は深いな~と思ったりします。せっかくのお墓ですから、ぜひこだわってみてください。

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完成予想図

2017年02月01日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子
本店 山崎です。
お墓づくりを考えておられるお客様へ、完成後のイメージをよりわかっていただけるように
図面やカラー図面をお渡ししています。

図面 (2).jpg

上がCAD図面・下がカラー図面です。
カラー図面は、たくさんある石の種類の中から、
より現物に近いものを選んで色をつけていくのですが、これがなかなか難しいのです。
「この石はこんな色違うやろ~」なんて営業担当に言われながら・・・・
試行錯誤しながら、やっています。

さらに、実際にこれから建てる墓地の写真にこのカラー図面を合成して、
完成予想図を作成することもあります。
合成.jpg

↑このように実際の墓地の写真に合わせてカラー図面を配置します。

写真と図面を合わせるので、角度がなかなか合わなかったり・・・難しいです。
これからも、少しでも完成後のイメージがしやすいように、喜んでいただけるように頑張って書いていきます!

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ノミの音

2017年01月29日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
カーン カーン カーン ・・・・
この時期になると仕事が終わって人影のない工場から
小刻みに何とも心地よい音が聞こえてきます。
ノミで石を叩く音です。
施工部の者が石材施工技能士(加工作業)の
試験を受けるので その練習をしています。
今回は一級技能士を受験する1名です。
試験の内容は みかげ石を電動工具を使わず
昔ながらの道具を使っての手加工で
浮き彫り紋様のある規定の
寸法・仕上げに加工するといった内容です。
石材施工技能士には
石材加工作業・石張り作業・石積み作業がありますが
現在 森田石材店には石材加工部門で
 一級石材施工技能士5名、二級石材施工技能士6名の
資格保持者がいます。
 
練習風景 
KIMG0672.jpg
奥:加工前の石(右)と作業中の石(左)  手前:加工の道具
KIMG0675.jpg
実は私も資格を持っています。
しかし今はなかなか腕の見せどころの仕事はありませんが
 こうして一度身につけた技術は一生身体が覚えています。

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滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

滝野店の下中です。

私たちの墓石業界では、「お墓ディレクター」という資格があります。
お墓についての知識や教養を審査する検定で、
一級と二級があります。
日本石材産業協会が毎年行っています。
現在当社では1級の資格を4名、
2級は、今回受験するもの以外全員が持っています。
実は、本日その検定が大阪で行われています。
今回は弊社から、1級を2名、2級を1名が受検しております。
お墓ディレクターの仕事は、
お墓の状況やお客様のご予算
家族構成や亡くなられた方の好みなど考えて
お客様にピッタリなお墓づくりのお手伝いをすることです。
一級は特に厳しく、合格率は20%ぐらいです。

本日受検した者が
どうか受かりますように・・。
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初体験!義積が霊標を彫る。

2017年01月18日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

実は入社以来体験したかった事があります。
それは「石の文字を彫る」ことです。
石を彫るといえばひと昔なら手作業でしたが、
今では「サンドブラスト」という機械で彫ります。
12月に父が亡くなり、霊標(れいひょう)に
戒名や没年月日を刻しないといけないのですが
これは「チャンス!!」と思い彫刻する事にしました。
サンドブラストは大きな箱のような空間に中に
彫刻する石を設置します。
そして、石に管から出る細かい砂を当て石を彫刻していきます。
P1016833.JPG
↑我が家の霊標です。今回彫刻するのは向かって右側の父の分です。
すでに霊標にはゴムシートが貼られており、彫刻する文字の部分の表面だけが表れています。
P1016835-3.JPG
↑サンドブラストと技術部の数原(すはら)さん。
サンドブラストの手前に座り央の丸い部分右手を入れます。
もう一つの丸い穴は、砂が出てくる管を入れます。
そして、丸の上にある四角い部分から覗きまきながら石に砂を当てていきます。
P1016839.JPG
いざ彫刻です!
管の先が石の表面に垂直に当てないと、文字の溝がまだらにるので難しいです。
あとどれだけ彫れば良いのか、感覚が全く分かりません。
P1016846.JPG
↑私が彫刻した結果。溝の深い部分と浅い部分ができました。
あと「晃」の部分のムシートが、取れかかりました。
←ゴムシートが取れてしまうと、彫らなくて良い分まで砂があたり
彫れてしまうのでダメなのです。
最後は数原さんに仕上げてもらいました。
全て彫刻できましたら、サンドブラストから出して字に色を塗ります。
最後にゴムシートを剥がしたら完成です。
P1016853.JPG
今回やっと体験することが出来ました。
面白いけれど難しい。
でも大満足!これが正直な感想です。
私が彫ったら残念な感じですが、お客様の商品はきちんと数原が彫刻するので
ご安心ください。
最後になりましたが、墓石を建立される時、自分の手で彫刻することができます。
このサンドブラストがある工場見学も大歓迎です。
気になる方は各店までお伝えください!

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中国からの年賀状

2017年01月16日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子
本店の山崎です。
1月もあっという間に半ばになりましたね。

さて、私の仕事のひとつに発注業務があります。

様々な取引先の中には中国の仕入れ先もあります。

もちろん相手は中国の方ですので、学生時代に授業で習っていた中国語を存分に生かして・・・・

と言いたいところですが、

相手も決まった担当者ですが、ほとんどが文字でのやりとりなので、出会ったことはありません。
さて、このお正月のことです。

弊社へくる郵便物の中にめったにない私宛の見慣れない封筒が!
なんだろうと開けてみると、中国からの年賀状でした。

KIMG0064-2.jpg

とても綺麗な模様です。(この中に年賀状が入っていました)
出会ったことはありませんが、きっと私の事を思いながら送ってくださったんだなと思うとうれしくなりました。

普段、社内にこもりっぱなしですので、お客様と接する機会はなかなかありませんが、
私も少しでも喜んで頂けるようなそんな事が出来ればなぁと改めて思うよい機会になりました。

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

本日、1月14日(土)から22日(日)まで

森田石材店の全店では、「お墓のご相談会」開催いたします。

特にここ篠山店では、屋外の駐車スペースをリニューアルし、

充実した屋外展示場に生まれ変わりました。

篠山店がオープンして以来、室内の改装は何度かありましたが、

屋外に墓石を本格的に展示するのは初めてになります。

展示スペースが広くなり、常時45基のお墓を展示しています。

続々と展示品が入荷中です。

きっと、ご希望のお墓が見つかるはずです!!
P1310734.JPG
技術部のメンバーがオープンに向けて休日返上で頑張りました。
P1310769.JPG
中央のシンボルツリーを中心に示品が並びます。
P1310874.JPG
新しくなった展示場へ、是非お越しください。
皆様のご来店をお待ちしております。

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私たちも練習しています

2017年01月12日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

 

弊社は

「お客様との接客時間を大切にすること」

を第一としております。

じっくりと時間をかけ、しっかりとお話を伺ってこそ

そのお客様の意向に沿ったご提案が出来ます。

 

そのためには、お話をして頂けるための準備が必要です。

伺う私たちがしっかりとしていなければ、

お客様のご希望やお客様が気がついていないご要望まで

理解することは出来ません。

 

お客様のご要望は様々です。

家族構成や将来へのご不安、地域の慣習、工事の方法、

お参りしやすいお墓、納骨に対する心構え・・・

挙げればキリがありませんが、ベテランが若年者を教えます。

時にはお客様の役になり、実際のお気持ちを経験したりもします。

しかし、どの職業でも同じですが、これには

やはりある程度の経験が必要です。

とは言え、経験の浅い者が「出来ない」というのは

大変失礼なことです。

そんな事から、お話を伺う練習を日々しております。


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お位牌の彫刻をしています

2017年01月09日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

弊社では、お位牌を販売しております。
お位牌は様々な種類がありますが、
共通する点では葬儀が終わり49日に、
白木のお位牌から本位牌(塗位牌)にします。
お位牌がないお宅であれば新しいお位牌を購入されます。
御夫婦でお一人が既にお亡くなりになられている場合は、
追加彫刻として空けてあるスペースに彫刻します。
お位牌を彫刻する必要なものは
①戒名(法名) ②没年月日 ③俗名 ④お亡くなりになられた年齢
などがあります。
仏壇に他のお位牌がある時は、
そのお位牌を参考にする場合が多いです。
さて、このお位牌を彫刻する機械が弊社にあります。
名前は「ロダン」というしゃれた名前が付いています。(笑)
私はこのロダン君を使いお位牌を彫刻していきます。
位牌2.jpg
↑↑これで彫刻していきます。
パソコンにお位牌のサイズや彫刻内容、位置などを入力し、
字の間違いがないかチェックをしたら
ボタンを押せば、後はロダン君が一生懸命彫刻してくれます。
彫りの深さは私の判断で少しづつ彫り進めます。
小さな字は特に注意します。
深く彫り過ぎると彫刻してできる溝の部分が太くなり
彫刻しなくてよい部分が無くなる場合があります。
彫刻するごとに表面を見てまだ彫刻するか判断します。
また、金箔が表面に施されたものも注意が必要です。
まれに金箔がはがれてしまう事があります。
そのような場合は、ロダン君の彫刻する針の回転数を下げます。
位牌により少しずつ彫りの深さなどを調整しながら
最適なものをできるように行っています。
彫り終わると指定された色を入れていきます。
塗りムラや、塗り残しがないように
ルーペを使い私の細い目を更に細めて入念にチェックして完成です!
余談ですが、私は先月に父を亡くし
両親の位牌に父の名前を刻みます。
まさか自分の親の位牌を彫刻するとはおもいませんでした。
きっと父も喜んでくれると思います。
お位牌は普段目にする機会が多い
故人を拝む対象の一つですね。
皆様の大切なお位牌を心を込めて彫刻致します。
位牌1.jpg

【カテゴリ】

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く