森田石材店ブログ - 森田石材店あれこれ -
文字彫りの工場見学
2023年06月23日 08:00
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
丹波篠山市のお客様から工場見学のご依頼がありました。
お客様は木工彫刻を趣味でされている方で
「木材と違って石材は硬いし、あの硬い石をどんなふうにして彫刻するのか?彫刻刀では歯が立たないだろうし」
と、石材の文字彫りにも興味をお持ちでした。
まず、驚かれたのはエアーコンプレッサーを用いてのサンドブラストでの彫刻。
砂(特殊な砂です)で御影石が削れるのですね。
文字の部分だけを彫り下げて彫刻するのに文字の周辺が削れないのも不思議です。
あの硬い石が削れるのに石に張り付けているゴムシートは削れない。
不思議なことだらけの様でした。
文字の深さなどは、機械ではなく職人のブラスト砂の当て方によって強弱(深さ)をつけます。
これは機械では出来ない領域であります。
今、無数にある墓石の表面文字のほとんどは、字彫りの職人による手作業のもので一つ一つ違いがあります。
お墓参りの際には墓石の文字、特に表面の文字の強弱、力強さを見てみるのもよいのではないでしょうか。
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小林道明氏の作品
2023年06月05日 09:00
代表の森田です。
5年ぶりに愛知県岡崎市に行ってきました。
私が19歳から4年間修業をさせてもらったところです。
今回は、小林石佛やの小林道明氏の作品購入のためです。
弊社はこの秋にギャラリーを作る計画をしています。
その中に小林氏の作品をいくつか展示したいと考えております。
小林道明氏は日本を代表する石彫刻師であり、これまでもお地蔵様など作っていただいてました。
もうかなりご高齢のため仕事をお辞めになるとの事でした。
まず目に留まったのが、「延命地蔵尊」です。
まるで生きておられる様に作られています。
小林氏の作品は全て「牛岩青石」が使われています。
やはりこの石じゃないと目の表情は出せないと言われていました。
そしてもう一つは「わらべ観音」です。
なんと妻が一目惚れをして購入を決めました。
まだまだございますが、弊社のギャラリーが完成したらカッコよく展示をしますので、その際は見に来てくださいませ。
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高校生対象企業紹介フェア
2023年05月29日 08:00
こんにちは。
本店の垣崎です。
先日「高校生対象企業紹介フェア」というイベントに参加してきました。
高校生が気になる企業のブースに座り、どんな会社で、どんな仕事内容なのかを聞くというイベントです。
森田石材店は初めての参加。
何を持って行くのがいいのか話し合って、ミニチュアのお墓やファイバーレジンのサンプルを持って行くことに。
ブースに来てくれた高校生に森田石材店をアピールしてきました。
今回参加してみて、次回はもっとこうしたいという反省点もたくさんありました。
また参加できる機会があったら、もっと上手に森田石材店の魅力をアピールしたいです。
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どうして榊を飾るの?
2023年03月13日 08:00
こんにちは、たんば篠山店スタッフです。
篠山店にはこのような神棚があります。
毎日朝礼の後、みんなで手を合わせています。
榊も緑色で綺麗ですよね^^
実はこの榊は秋のお彼岸から、たんば篠山店を見守ってくれてます。毎日水替えをすると、こんなに綺麗に保ってくれるんですね^^
そもそも神棚に飾るのは何で榊なん?と思ったので、調べてみました!
先端が尖った植物には神様が宿ると考えられているそうです。
たしかに、榊はピンと尖ってますよね。だから榊が選ばれてるんですね~。
もっと調べていると榊の字の由来も出てきました!
神様と人間の境界にある木→境の木→サカキ
栄える木→サカキ
だそうです。漢字の由来って面白いですね^^
植物は家の汚れ、邪気を吸い取ってくれるといいます。だから私も自宅でもサボテンとガジュマルを育てています。
職場でも毎日手を合わせる所に、綺麗な緑があるので気持ちがいいです。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
第11回「お墓参り写真コンテスト」
2023年03月07日 08:00
こんにちは。
本店の垣崎です。
今年もお墓参り写真コンテストの時期がやってきました!!
お墓100年プロジェクトが主催して、今回で第11回目になります。
何気なくしているお墓参り、そこには、死者に対する思いやりと、生者に対する思いやりがあり、お墓参りを通してお互いの幸せを思い合うお墓参りというよい習慣を、未来の子供たちにも続けていってほしい。
という願いが込められています。
笑顔でお墓参りをしている様子、お墓掃除をしてる様子なんでも大丈夫です。
メッセージを付けてご応募下さい。
大賞は、なんと3万円!!その他にも、各賞用意されています。是非、メッセージをつけて応募してください!
応募期間は、3月1日(水)~5月15日(月)まで
応募者1人につき、応募は1点。写真は、データでも現像したものでも可能です。
今年もお彼岸の期間をはさみますので、お墓参りに行かれたら写真を撮ってみてください。
詳しくはホームページをご覧ください。
過去の素敵な受賞作品も見れます。
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展示場のお話
2023年01月13日 08:00
こんにちは。本店スタッフです。
遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。
我が家は年末から父が風邪でダウンしており、母と私と猫二匹でいつも以上にのんびりしたお正月を過ごしました。
今年も良い年になるように仕事も趣味もがんばろうと思います!
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さて、最近本店の展示場がすこし変化しております。その様子をご紹介いたします。
窓辺に仲良く並んでいたわらべ地蔵様も…
ちょっとさみしい感じになってしまいました。彫刻家の小林道明さんが作られた方のお地蔵様がご契約済となっていたのですが、年が明けて気づいた時には姿が無く…最後に写真を撮っておきたかったのですが残念です。ちなみに隣の舟形地蔵様もご契約済になっています。
そして昨日は以前から売約済になっていた五輪塔が遂に搬出されていきました。
篠山店や滝野店に比べるとこじんまりとした本店展示場ですが、この五輪塔コーナーは他店舗にはない本店の一番の見どころだと思っていたので、こちらも少々さみしいです。
他にも、この場所も以前からぽっかり空いております。次はどんなお墓が並ぶのかずっと楽しみにしているのです。
入社してから搬出は二度ほど見ましたが、搬入はまだ見れていないので組み立て作業を含めて早く見てみたいです。
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今週末より「お墓の相談会」始まります!!
2023年01月12日 08:00
本店 山崎です。
さて森田石材店では、今週末より2023年初めての!「お墓の相談会」を開催します。
期間は1月14日(土)~1月22日(日)まで。
本店・滝野店・たんば篠山店、3店舗同時で開催しております。
各店それぞれの特色を生かし、和墓から洋墓まで様々な種類の墓石を見て頂けます。
なんとなくこんなお墓いいなぁ~から初めてみるのもいいかもしれません。
またお墓以外にも気になる事・・・
草が生えて大変、地震対策が心配・・・
などなど、どんな事でも構いません。
是非、一度お立ち寄りください(^^)
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令和5年の仕事はじめ、西脇市最上稲荷から。
2023年01月05日 14:00
滝野店事務スタッフです。
新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
1月5日は弊社の仕事はじめです。毎年恒例の社員全員で、西脇市の最上稲荷さんへ初詣に行きました。
最上先生のお経、説教を頂き、新たな新年の始まりとなりました。
それから本社で全体会議、新年の講演として去年に引き続き岡崎先生にお金の話をしていただきました。
老後のためにもとてもありがたいお話です。
2023年もよろしくお願いいたします。
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当社では社員を募集しております!
2022年12月07日 08:00
仕入れ担当の森田です。
突然ですが・・・
ただいま当社では社員を募集しております。
そのサイトがこちら
このたび日本仕事百貨さんのサイトで募集しております。
通常、求人といえば職種から入ります。
そして近いところ、通勤できそうなところを考えます。
さらに給与面や休日などの福利厚生なども検討して応募します。
こんな順序で考えますと・・・
1.そもそも「石屋で働こう」とか考えもしない。
2.たまたま見つけて面白いと思っても・・・
3.丹波市?田舎すぎて通勤できない。
4.まあそんなに給料も高くないし、休みが多いわけでもない。
ということで、当社としましてもなかなか難しいのです。
今回の日本仕事百貨さんは通常の求人サイトとちょっと違う感じです。
何と言いますか、仕事の魅力を伝えてくれるような気がしたのです。
これは石屋さんあるあるなんですが、
「お金を頂いて仕事をして、こんなにお客様に感謝していただける仕事はない」
と石屋さんはみんな思っています。
それが伝わればいいのになあと願いを込めて掲載しております。
今回募集しております職種は以下のとおりです。
1.お客様と商談をする営業職
2.現場でお墓を建てる施工職人
3.工場で加工、文字彫りをする加工職人
多くの方の応募をお待ちしております。
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丹波佐吉の狛犬
2022年12月06日 08:00
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
先日、お隣りの京都府南丹市のお客様とお話をした時のことです。
「森田石材さんは昔の有名な狛犬職人の丹波佐吉っていう人と関係あるんですよね。HPで見ました」
「この近くの魔氣(まけ)神社にある狛犬は丹波佐吉が晩年に手掛けた作品で有名なんですよ」
初代の森田藤四郎は江戸時代末期の名石工、丹波佐吉の孫弟子にあたります。
ルーツ見てきました。
たてがみと尾の形状が独特ですね。
どういう思いで何をイメージして制作していたのでしょうか。
鉄ノミひとつで一打一打、魂込めて作り上げたのでしょう。
この狛犬を見ていて数十年前のことを思い出しました。あるお宅の庭にあった古い大きなカエルの彫物の前足が折れたので新しく作り直したいという依頼があり、破損したカエルを引き取り処分しようとした時に先代の社長から言われた言葉です。
「彫物や形のあるものには魂が宿っとる。簡単に捨てたらアカン」
石工ならでは考えだったのでしょう。