森田石材店ブログ - お客様とお墓づくり -
西脇市西林寺墓地にて区画の縮小工事
2024年10月16日 08:00
滝野店の中村です。
今回ご依頼頂いた工事は墓地の縮小工事です。
滝野店のエリアでは、かつてはご夫婦ごとにお墓を建てる風習があったため面積が非常に広い区画がたくさんあります。
時代とともにいわゆる「代々墓」にまとめるようになり、広大な区画の管理に苦労される方も多いようです。
今回ご紹介するお客様の区画もなんと25㎡もあります。
区家内は真砂土の仕上げなので毎年草の管理に困っておられました。
また、墓石の数も多いので「花」の管理も大変とのことでした。
ですので最初のご依頼は「防草工事」と「お墓の数を減らす」ことでした。
防草工事は周囲の区画でも増えてきた「ファイバーレジン」をご希望でした。
ファイバーレジンでの防草工事は防草効果と仕上げの綺麗さから大変おすすめの施工方法です。
しかしファイバーレジンは骨材を固めることから、夫婦墓を建てていく区画では、その度に骨材を斫っていかなくてはならないので、見た目はあまりよろしくありません。
そこでお客様に今後のお墓の建て方を伺うと次は夫婦墓でなく「代々墓」で建てるつもりだという事でした。
ですので、防草工事に合わせて「代々墓」の建立をご提案しました。
さらに、巻石をカットして区画の面積を半分にすることをご提案しました。
こうして完成したお墓がこちらです。
カットして余った延石を仕切りに使ってもう一つ区画を作りました。
こちらはご親戚がお使いになられることになりました。
仕上げに使われていた真砂土が区画の外に流れ出し、数センチほど積もっていたので鋤取りました。
お客様からは「大変コンパクトになって綺麗になった」と喜んでいただけました。
地元上滝野の秋祭り
2024年10月09日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです
10月5日、6日は地元上滝野の秋祭りでした。
その年の実りを祝い、家が子々孫々末代まで続くことを願って行われるお祭りです。
荒神祓いはかまどの神様である荒神を祓い清める行事で、
家が安全に健康に末広がりに永く続いていくようにと願いを込めて、
御札とともに獅子、笛が同行してくれます。
今年は店内を一周してくださり、おまけに事務スタッフ2名の頭もかんでくださいました。
獅子に頭を噛んでもらうと、頭が良くなるって言うんですよ!
私は子供の頃から見慣れた行事なのですが、
もう一人のスタッフは初めてだったので、いい思い出になったのではと思います。
次の日の屋太鼓です
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西脇市和布町にてお墓じまい
2024年09月18日 08:00
滝野店の中村です。
先日、西脇市和布町にお墓じまいのお手伝いをさせていただきました。
メディアの影響もあるのでしょうが最近ご相談が多くなってきているこの案件。
お墓じまいには様々なお手続きが必要です。
意外とそこをすっとばして実行される方がおられますが、絶対におやめください。
今回ご依頼いただきましたお客様は、生活拠点が神戸市でかつご高齢になられたとのことでお墓じまいをされることになりました。
弊社ではご依頼→即御見積ではなく、トラブルや後悔のないようお墓じまいに至る経緯やご遺骨の行き先などをお伺いしながら、お客様ごとに合わせたご提案をしていきます。
今回も時間をかけてじっくりとお話しさせていただきました。
施工前の現場の状況はこちらです。
施主様だけでなく墓地の管理者とも現地で打合せをさせていただきました。
「飛ぶ鳥跡を濁さず」と言いますが、トラブルがないよう細心の注意を払います。
施工後の様子がこちらです。
「丁寧な対応をしてもらった」と大変喜んでいただきました。
滝野店から見た幸運のダブルレインボー
2024年09月11日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
先日仕事が終わって帰ろうと空を見上げると、うっすらと虹がかかっていました。
台風騒ぎのあとだったこともあって、いつもより嬉しく感じてしまい、慌ててスマホで撮影しました。
こちらは小雨が降っているのに虹の下の方はよく光っています。
あまりにもきれいだったのでしばらく眺めていると、きれいな弧を描きだして、
全体の写真撮らなくちゃ ♪ と展示場をあちこち移動しました。
するともう一つ虹が表れて、ダブルレインボーになりました!
条件がそろった時にしか見ることができない珍しい虹です。
「エンジェルサイン」とも呼ばれていていて、
見た人には幸運が訪れるとも言われているので、もうテンションあがりっぱなしです。
知り合いの人に「沖縄に行ったときに見れた!」と自慢されたけれど、
地元兵庫でも見れるやん!
ちょっとわかりづらいですが、二重になっています。
新聞でもこのように掲載されていました。
傾く太陽に照らされて東の空に鮮やかな虹が出現した。
色がはっきり見える「主虹」の外側に、
「副虹」と呼ばれる薄いぼんやりとしたもう一つのアーチが確認できた。太陽が沈み始めると副虹はまたたく間に消え、後を追うように主虹も夕空に溶けていった。
気付いてからわずか10分程度。幻のような光景だった。
幻のような光景…
本当に自然の美しさをあらためて感じた一時でした。
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お墓そうじは誰のため
2024年08月14日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
先日父のお墓参りとお墓の掃除をしてきました。
熱中症にならないように朝早くから母と二人で行ってきました。
いつもなら掃除を含めても手桶に1~2杯のお水で済むのですが、
何日も雨が降っていなかったので中々汚れが落ちず、手桶とは別にバケツで4杯必要でした。
水くみ場まで何度か往復するだけでも、まだ7時過ぎなのにもう汗がダラダラと流れてきて、毎日クーラーのきいたお店で働かせてもらっていることのありがたさを痛感しました。
けれど、きれい好きだった父のためにと黙々と二人でがんばります。
お墓掃除はご先祖様への感謝と敬意を示す大切な行為で、心から供養を捧げることになる。
そんなことも頭に入れながら、墓石や拝石の汚れを落としていきます。
お花を供えてお線香も上げて、やっと終わったという感じでした。
駐車場に戻る途中に母が周りを見ながら言ったんです。
「うちが一番やったな、これでみんなに墓掃除したってわかってもらえる ♪ 」って。
「え!?お父さんのために綺麗にしたんちゃうん?」
思わず突っ込んでしまった私でした。
そんな母の戯言はよそに、
一生懸命磨いたわりにあまり綺麗になっていないような気がしながらも帰途につきました。
今思えばお店にいいのがあったな…と。
お彼岸はこれでもっと綺麗にしようかなと思います。
ご洗浄さま
超微粒子人造ダイヤモンド配合のスポンジです ✧✧
ダイヤモンドって…
ピカピカになりそうな感じですね。
日本酒の香りがするお線香もあります!
2024年06月19日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
よくお線香を買いに来てくださるお客様のお話です。
いつもは奥様一人で来られるのですが、
その日はめずらしくご夫婦で来られてまして、
帰り際にご主人がこちらのお線香とローソクを見つけて、
「これええなぁ、わし死んだらこれおいて欲しい!」
と言われました。
少ない煙でほのかにお酒の香りがするお線香と、
そのまま飲めそうな本物そっくりなローソク。
奥様が「今、買って帰ろうかと」聞かれると
「まだ生きとるわ!」
と二人で大笑いされていました。
ひとしきり笑われたあと、
「たまには本物もおいてくれよ」とおっしゃっているのが聞こえてきました。
仲良く帰っていかれる姿を見ていると、
こちらも自然と笑顔になります。
ほのかにお酒の香り、
どんな香りなのかちょっと試してみたいものです。
滝野店近くの名所
2024年05月10日 08:30
5月からたんば篠山店に配属になりました倉木です。
今回は短い間でしたがお世話になった滝野店近くにある名所「闘竜灘」についてご紹介させていただきます。
配属された頃はこんな場所があるなんて全く知りませんでした。
滝野店の場所をご説明する一つに「『闘竜灘の近く』って言えばすぐわかってもらえるよ」と教えて頂きました。
初めは何のことか分かりませんでしたが、実際にいってみて理解できました。
闘竜灘は清流加古川の川底いっぱいに奇岩・怪岩が起伏し、落水の豪快なリズムと四季折々の水模様に魅了されます。
また、竜の躍動に似たことで名が付いた飛び鮎の名所としても有名です。毎年5月1日には鮎漁が解禁されます。(加東市ホームページより)
ひょうごの景観ビューポイント150選にも選ばれています。
実際に隆起した岩の上を歩くことができ、激流を間近でみることができます。
手すりもないので落ちそうで少し恐怖心はありますが、ゴォォと音をたてる豪快な落水は絶景でした。
5月3日には鮎祭りがあり、屋台が並び、綺麗な花火が上がっていました。
ぜひ滝野店に来られた際には、闘竜灘にも足を運んでみてください。
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亀甲墓
2024年04月19日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
みなさんは亀甲墓ってご存知ですか?
恥ずかしいのですが私は昨日初めて知りました。
ミュージシャンのGACKTさんが
SNSで沖縄のご実家のお墓をアップされていてそれで亀甲墓を知りました。
亀甲墓(かめこうばか、きっこうばか、方音:カーミナクーバカ)は、
墓室の屋根が亀甲形をした沖縄県に多く見られる墓様式。
参照ウィキペディア(Wikipedia)
見慣れたお墓とずいぶん違っていたので
正直これがお墓!?とびっくりしました。
YouTubeでドローン撮影された沖縄最大の亀甲墓群があるのですが、
お墓というより遺跡みたいな感じです。
琉球王国時代、士族のみに許されたお墓だったけれど、
廃藩置県以降は一般庶民の間で急速に普及したそうです。
日本の他の地域のお墓と比べてもあまり共通性がなく、
台湾や中国福建省などで似たようなお墓があることから、
大陸から伝わってきたという説が有力です。
気になるデザインですが諸説の一つに、
「子宮回帰」を表現したものと言われているものがあります。
亀甲墓を女性の子宮にたとえ、
「生まれる前は子宮で眠り、死んだら子宮に帰る」という考えです。
ちょっと心があたたかくなるお話ですね。
どうしてそんなに大きなお墓が必要だったのかは、
沖縄では1960年代まで「風葬」が行われていたから。
岩場や山際に遺体を安置して自然に風化し
白骨化するのを待つのに広いスペースが必要だったんですね。
お墓にはその土地の歴史や風習が見られることがよくわかりますね。
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芝生の手入れ
2024年04月09日 08:40
滝野店の倉木です。
だんだんと暖かくなってきて、桜も満開になりました。
展示場の芝生も休眠期を経て、育成期に入ってきました。
綺麗な芝生に育つように手入れをおこなっていきます。
まず、雑草を取り除き、熊手で枯れ芝をかき集め、
そのあとはこの道具をつかって
エアレーションという穴をあけていきます。
穴を開けることで水や空気の通り道を確保でき生育が良くなります。また、地中に空気を送ることで微生物の活動も活発になり、枯れ芝や古い根の分解を促進させます。
最後に砂と肥料を撒いて完了になります。
去年の11月から滝野店にきたので、初めてこの作業しましたが、思いのほか大変でした。
まだこれから植木の剪定や育った芝生の芝刈りがあります。
綺麗な展示場を保てるように手入れを頑張っていきます。
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