森田石材店ブログ - 滝野店 -
墓前灯籠
2022年05月12日 08:00
こんにちは。滝野店事務スタッフです。
先日来店されたお客様が
「お墓に灯籠を置きたい」
と言われて店内の灯籠をご覧になっていました。
お墓に建てられる灯籠は墓前灯籠と呼ばれ、
故人があの世で道に迷わないように道灯りの役割と、暗闇を照らして邪気を払う目的があると言われています。
灯籠の火袋と呼ばれるところに彫刻がされていて、丸い穴が「太陽または日輪」、半分閉じているの穴が「月または月輪」をあらわしています。
これには日中は太陽の光が入って、夜は月の光りが入る。朝も夜もお墓を照らしてくれて供養につながると考えられています。
熱心にご覧になられているご主人とは反対に、奥様は少し思いが違ってらして、
「今はいいけど死んだらわからへんやん、子供が後を見てくれるかどうかも分からないのに見栄をはらなくても…」と。
ご主人は、
「いいや、うちの娘は猫の名前にSUNとMOONをつけるぐらいの娘や、俺は見てくれると思う」
そんな会話をされていました。
そばで聞いていた私にご主人が
「セーラームーンと違うで!」
と言われました。
何とおこたえしていいものやら、奥様とふたりで笑ってしまいました。
店内をひとしきり見られた後に
「見栄とかやなくて、いずれわしもお前も入るんやからあったほうがええやろ」
とご主人が言われると、奥様も黙ってうなずいてらっしゃいました。
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お店にピアノが ⁉
2022年04月19日 08:00
滝野店事務スタッフです。
4月半ばすぎて、少し肌寒い日が続きましたね、
でも公園には可愛らしい八重桜が咲いていましたよ。
先日ご来店されたお客様が、
こちらの墓石をご覧になって「私これ、ピアノかと思った」とおっしゃいました。
色・艶、確かに鏡面みたいだけれどでもピアノ…?と思っていると、
「ピアノを弾いてくれるサービスがあるのかと思ったわ」と笑顔で。
いえいえその様なサービスはいたしておりません(^^)
お話をお聞きしていると、小さな頃からピアノが大好きだったので、弾けないけれど思いきって購入されたそうです。部屋を占領しているけれど、見ているだけでとても満足だったそうです。
けれどせっかくだからと、60才を過ぎてからピアノを習い始められて、今では簡単な曲なら弾けるようになられたそうです。
「何かを始めるのに遅いとか、もう年だから…なんてないのよね。好きだったらやりたいじゃない!」と、とても嬉しそうに教えてくださいました。
確かにそうだなぁ~いい事教えてもらったなと、こちらまで嬉しくなりました。
お客様のピアノは、お嫁さんが弾かれて、いずれはお孫さんにも弾いてほしいからメンテナンスをして大事にしたいとも言われてました。
なんとも幸せなピアノですね。
もしかしたら他の墓石も、お客様の大好きな物に見えるのかも知れませんね。
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幸運を呼ぶカエル
2022年04月01日 08:00
こんにちは、滝野店スタッフです。
知り合いのお家だったり、お気に入りのお店で時々見かけるカエルの置物。
最近はデザインも豊富ですね。
そんなカエルが滝野店にもいます。入口ドア横に親子のカエルです。
カエルは雨を降らす神様の使いであったり、一度にたくさんの卵を産むので、子孫繁栄の象徴でもあると言われています。
バリ島では「聖なる生き物」とされているそうですよ。
日本でも、「無事帰る」「福かえる」「お金がかえってくる」っていうことから、縁起のいい生き物とされてきました。
前にしか跳ばないことから、「仕事運(出世)」の象徴にもなっています。
この頃は、「若返る」という語呂合わせでさらに人気が増しているとか。
ヨーロッパでも幸福のシンボルとされ、カエルは世界中で縁起がいいと愛されています。
風水的には置く場所は玄関がいいそうです。
逆に置かないほうがいい場所は、トイレやお風呂。
カエルは水の中に住む生き物なのに風水では適さないなんてちょっとおかしい気もしますね。
こちらのカエルは少し小さいです。12㎝位です。
香炉皿のカエルは何とも言えない愛嬌のある顔をしています。
本物のカエルは苦手ですが、こちらの可愛いカエルなら家の玄関に置きたいです。
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お彼岸のお墓参りの服装は?
2022年03月15日 08:00
滝野店事務スタッフです。
もうすぐお彼岸ですね。
お彼岸は、悟りの世界への到達を願う仏教と、先祖供養を重んじる日本古来の観念が融合した日本独自の文化です。
お彼岸にすることと言えば、お墓参り。
そのお墓参りに行くのに、どんな服装で行けばいいの?って考えてしまいますよね。
法要でお墓に行く場合は、礼服もしくは黒のスーツ・ワンピースが一般的ですが、
普段のお墓参りの服装には決まりはなく、基本的には普段着で良いとされています。
けれど日本のお墓参りは慎ましく行うものなので、部屋着のような恰好や華美な装いは避けられた方がいいと思います。
例えば赤や黄などの原色や動物柄などのプリント、肌が露出されるデザインは好ましくないということですね。
もし親戚で集まってお墓参りをされる場合は、紺色やグレーなどで色味をおさえて少しきちんとした感じで行かれるのが望ましいです。
基本的には清潔感があって、落ち着いた服装であれば大丈夫です。
お墓の掃除もかねてお参りをすることもあるので、動きやすい靴を履いて行かれる方が安心ですね。
意外と忘れがちな”珠数”は必ず持って行かれるように。
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お墓にお水をかけました。
2022年02月25日 08:00
滝野店事務スタッフです。
お墓参りをするたびに、お水はどうやってかけたらいいの?と悩んでいました。
以前テレビである著名な方が、
「お墓の上からお水をかけるなんてとんでもない!
ご先祖さまの頭から水をかけるのと同じことですよ。
なんてばちあたりな。」
と言われていたからです。
お墓は開眼供養をされているので、墓石自体がご先祖さまや故人を表すそのものとなるという考えからですね。
お水をかける理由の一つに、ご先祖さまや故人が[餓鬼界]に落ちている可能性があり、水を欲しがっているかもしれないというものがあります。
宗派にもよりますが、仏教では、人は亡くなった後六つの世界を輪廻すると言われていて、その中の餓鬼界という所にはお水がないので、のどが渇いて仕方がないその苦しみを少しでも救ってあげようという思いからです。
他にもご先祖さまの魂をお呼びするためにお墓に水をかける、という説もあります。
墓石に水をかけることが合図となって、お墓参りに来た人の前にあらわれるというものです。
たっぷりとお水をかけることでお墓を洗い清めるという意味もあるそうです。
それならば上からではなくて下の方にかければいいのではと思い、
父のお墓参りの時にご住職に
「お水はどこにかけたらいいですか?」
と尋ねると、
「上からいっぱいかけてあげてください。」
と言われました。
少し戸惑いを感じたのですが、父のためにお経をあげてくださるご住職のおしえにならおうと思い、母とふたりでいっぱいかけました。
「わからないことは何でも聞いてください。」と言ってくださる優しいご住職です。
それぞれの宗派や地域の習慣によって様々な考えがあるとは思いますが、ご住職に聞いてみるのがいいと私は思います。
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喜ばれました!煙りの少ないお線香
2022年01月19日 08:00
滝野店事務スタッフです。
先月、あるお客様が来店されました。
その方が言われるには、毎日お線香をたいていたら娘に、
「臭くて仕方がないし、匂って職場で恥ずかしい」と言われ困っています。
何かいい香りのお線香はありませんか?と言われました。
いい香りと言われても香りには好き好きもあるし、
たとえお母様がいい香りだと思われたも、娘さんの好みは分からないし、
何より職場の皆さんがどう感じられるかも分からないし…と思いこちらをお勧めしました。
[ 極 0 ZERO ]
今までに無かった画期的なお線香で、煙も香りも少ないんです。
あえて、香料を一切配合せず自然素材のみで作られていて、
香りに敏感な方や煙の苦手な方に人気のお線香です。
こちらなら職場でも気兼ねされることもなくて、きっと大丈夫だと思いますよ。
とおすすめしました。
その日はそれなら試してみようと言われて、1箱買っていかれました。
そしてつい先日、その方が2箱目を買いに来られました。
「前にもらったのある?あれ良かったから今日は2箱もらって帰るね。
これいいわ~!長さも短くてちょうど良い!」と笑顔で買って帰られました。
あのお線香どうだったかなと気になっていたので、とても嬉しかったです。
仏様は、お線香の煙がごちそうといわれる説もありますが、
喉が弱かったり、香りに敏感な体質の方々には嬉しいお線香ですね。
又、時代と共に生活スタイルも変わっていくので、
お仕事で時間のない方やマンション住まいの方にもおすすめです。
煙は火をつけたはじめに少し出るだけなので、お部屋にすすがつくことがありません。
ミニサイズなので、燃焼時間も短く火が消える迄待ち続けることもないので時間のない朝にピッタリです。
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御詠歌(ごえいか)
2021年12月06日 08:00
こんにちは。
滝野店事務スタッフです。
御詠歌ってご存じですか。
御詠歌とは、インドにはじまり、中国を経由して日本に伝わった、一般の信者が寺院や霊場巡礼の際に唱える歌のことです。
多くは和歌に節をつけたもので、一般的には鈴(れい)や鉦(かね)を鳴らしながら詠唱します。
現在は多くの宗派内の流派ごとに存在していて、今もなお作られ続けているそうです。
私の住んでいる地域では、御詠歌を唱える慣習があります。
親族が亡くなった方のために葬儀から四十九日まで毎夜唱えます。
ご近所の方や、親しかった人達も来られたりします。
鉦吾を鳴らしながら先立ちをされる方の後についてみんなで御詠歌を唱えます。
私が初めて御詠歌を聞いたのは、小学1年生の時でした。
父方の祖父が亡くなったときです。
当時はわけが分からず、大人の人達が変な歌を歌っている、そんな感じでした。
でも、毎夜行われる妙ななことに私は喜んでついて行っていました。
御詠歌のあとのお茶とお菓子が目当てでしたけれど…
それから〇十年、親戚やご近所、職場の方のご家族、時間があれば出かけて行っていましたが、ここ最近ではコロナの影響もあってご家族だけでされているお家が多いですね。
以前は鉦吾も何軒かで使っていた様に思うのですが、最近では各家庭で用意をされるお家も増えてきました。
森田石材店では、仏壇・仏具も取り扱っております。
鉦吾もおいておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
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納骨できる位牌
2021年06月30日 08:00
こんにちは。
滝野店スタッフです。
6月も今日で終わり、あっという間に半年が過ぎてしまいました。
あと半年やり残したことを頑張りたいと思います。
今回は少し変わったお位牌です。
こちらはなんと!納骨ができるお位牌になります。
彫刻面をスライドすると遺品を入れることができます。
更に分解すると、こちらに骨壺が入っています。
木製で出来ており、とてもシンプルな作りです。
材質はウォールナットでくるみから採られる木材です。
硬い木で衝撃に強く、落ち着いた色合いと重厚な木目から高級家具や工芸品にも使われているそうです。
お店に来られた際は一度手に取ってみてください(^^)
金色の鳴り物
2021年06月10日 08:00
こんにちは。
滝野店スタッフです。
今回は私がお店で初めて見て、どのように使用するものだろうと思った仏具を紹介したいと思います。
それが、こちら!
「鉦吾」(しょうご)というものです。
お寺様やお家の方が読経や御詠歌をあげる際に調子をとる為に使う金属製の鳴り物です。
「畳台」という鉦吾専用の台の上に置いて使用するそうです。
こちらは使用する宗派が限られており、浄土真宗や真言宗、禅宗などで使われるそうです。
鉦吾を鳴らしてみると甲高い音がし、よく響きます。
その音から、鉦吾の事を「ケンケン」と言われる方もいらっしゃるそうです。
滝野店に来られた際は、一度鳴らしてみてください(^^)
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