森田石材店ブログ - 滝野店 -
お墓にお水をかけました。
2022年02月25日 08:00
滝野店事務スタッフです。
お墓参りをするたびに、お水はどうやってかけたらいいの?と悩んでいました。
以前テレビである著名な方が、
「お墓の上からお水をかけるなんてとんでもない!
ご先祖さまの頭から水をかけるのと同じことですよ。
なんてばちあたりな。」
と言われていたからです。
お墓は開眼供養をされているので、墓石自体がご先祖さまや故人を表すそのものとなるという考えからですね。
お水をかける理由の一つに、ご先祖さまや故人が[餓鬼界]に落ちている可能性があり、水を欲しがっているかもしれないというものがあります。
宗派にもよりますが、仏教では、人は亡くなった後六つの世界を輪廻すると言われていて、その中の餓鬼界という所にはお水がないので、のどが渇いて仕方がないその苦しみを少しでも救ってあげようという思いからです。
他にもご先祖さまの魂をお呼びするためにお墓に水をかける、という説もあります。
墓石に水をかけることが合図となって、お墓参りに来た人の前にあらわれるというものです。
たっぷりとお水をかけることでお墓を洗い清めるという意味もあるそうです。
それならば上からではなくて下の方にかければいいのではと思い、
父のお墓参りの時にご住職に
「お水はどこにかけたらいいですか?」
と尋ねると、
「上からいっぱいかけてあげてください。」
と言われました。
少し戸惑いを感じたのですが、父のためにお経をあげてくださるご住職のおしえにならおうと思い、母とふたりでいっぱいかけました。
「わからないことは何でも聞いてください。」と言ってくださる優しいご住職です。
それぞれの宗派や地域の習慣によって様々な考えがあるとは思いますが、ご住職に聞いてみるのがいいと私は思います。
【カテゴリ】
喜ばれました!煙りの少ないお線香
2022年01月19日 08:00
滝野店事務スタッフです。
先月、あるお客様が来店されました。
その方が言われるには、毎日お線香をたいていたら娘に、
「臭くて仕方がないし、匂って職場で恥ずかしい」と言われ困っています。
何かいい香りのお線香はありませんか?と言われました。
いい香りと言われても香りには好き好きもあるし、
たとえお母様がいい香りだと思われたも、娘さんの好みは分からないし、
何より職場の皆さんがどう感じられるかも分からないし…と思いこちらをお勧めしました。
[ 極 0 ZERO ]
今までに無かった画期的なお線香で、煙も香りも少ないんです。
あえて、香料を一切配合せず自然素材のみで作られていて、
香りに敏感な方や煙の苦手な方に人気のお線香です。
こちらなら職場でも気兼ねされることもなくて、きっと大丈夫だと思いますよ。
とおすすめしました。
その日はそれなら試してみようと言われて、1箱買っていかれました。
そしてつい先日、その方が2箱目を買いに来られました。
「前にもらったのある?あれ良かったから今日は2箱もらって帰るね。
これいいわ~!長さも短くてちょうど良い!」と笑顔で買って帰られました。
あのお線香どうだったかなと気になっていたので、とても嬉しかったです。
仏様は、お線香の煙がごちそうといわれる説もありますが、
喉が弱かったり、香りに敏感な体質の方々には嬉しいお線香ですね。
又、時代と共に生活スタイルも変わっていくので、
お仕事で時間のない方やマンション住まいの方にもおすすめです。
煙は火をつけたはじめに少し出るだけなので、お部屋にすすがつくことがありません。
ミニサイズなので、燃焼時間も短く火が消える迄待ち続けることもないので時間のない朝にピッタリです。
【カテゴリ】
御詠歌(ごえいか)
2021年12月06日 08:00
こんにちは。
滝野店事務スタッフです。
御詠歌ってご存じですか。
御詠歌とは、インドにはじまり、中国を経由して日本に伝わった、一般の信者が寺院や霊場巡礼の際に唱える歌のことです。
多くは和歌に節をつけたもので、一般的には鈴(れい)や鉦(かね)を鳴らしながら詠唱します。
現在は多くの宗派内の流派ごとに存在していて、今もなお作られ続けているそうです。
私の住んでいる地域では、御詠歌を唱える慣習があります。
親族が亡くなった方のために葬儀から四十九日まで毎夜唱えます。
ご近所の方や、親しかった人達も来られたりします。
鉦吾を鳴らしながら先立ちをされる方の後についてみんなで御詠歌を唱えます。
私が初めて御詠歌を聞いたのは、小学1年生の時でした。
父方の祖父が亡くなったときです。
当時はわけが分からず、大人の人達が変な歌を歌っている、そんな感じでした。
でも、毎夜行われる妙ななことに私は喜んでついて行っていました。
御詠歌のあとのお茶とお菓子が目当てでしたけれど…
それから〇十年、親戚やご近所、職場の方のご家族、時間があれば出かけて行っていましたが、ここ最近ではコロナの影響もあってご家族だけでされているお家が多いですね。
以前は鉦吾も何軒かで使っていた様に思うのですが、最近では各家庭で用意をされるお家も増えてきました。
森田石材店では、仏壇・仏具も取り扱っております。
鉦吾もおいておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。
【カテゴリ】
納骨できる位牌
2021年06月30日 08:00
こんにちは。
滝野店スタッフです。
6月も今日で終わり、あっという間に半年が過ぎてしまいました。
あと半年やり残したことを頑張りたいと思います。
今回は少し変わったお位牌です。
こちらはなんと!納骨ができるお位牌になります。
彫刻面をスライドすると遺品を入れることができます。
更に分解すると、こちらに骨壺が入っています。
木製で出来ており、とてもシンプルな作りです。
材質はウォールナットでくるみから採られる木材です。
硬い木で衝撃に強く、落ち着いた色合いと重厚な木目から高級家具や工芸品にも使われているそうです。
お店に来られた際は一度手に取ってみてください(^^)
金色の鳴り物
2021年06月10日 08:00
こんにちは。
滝野店スタッフです。
今回は私がお店で初めて見て、どのように使用するものだろうと思った仏具を紹介したいと思います。
それが、こちら!
「鉦吾」(しょうご)というものです。
お寺様やお家の方が読経や御詠歌をあげる際に調子をとる為に使う金属製の鳴り物です。
「畳台」という鉦吾専用の台の上に置いて使用するそうです。
こちらは使用する宗派が限られており、浄土真宗や真言宗、禅宗などで使われるそうです。
鉦吾を鳴らしてみると甲高い音がし、よく響きます。
その音から、鉦吾の事を「ケンケン」と言われる方もいらっしゃるそうです。
滝野店に来られた際は、一度鳴らしてみてください(^^)
こんなエンディングノート
2021年05月26日 08:00
滝野店スタッフの河合です。
皆さんエンディングノートという言葉をお聞きになった事はありますでしょうか?
自身の最期を迎えるにあたって思いや希望等を書き留めておくものですが、お墓にもエンディングノートがあります。
お墓については、すでにご用意されたり、方針を決めていらっしゃる方のほうが多いでしょう。
ただし、お亡くなりになられた後
「それは何も聞いてない…」
「急やったから分からない…」
等の声をお悔やみで訪問させて頂いた際に聞くこともありますので、ご家族がご存知のことであっても、詳細をまとめて記載しておきましょう。
また、お骨を特別な方法で埋葬・供養してもらいたいときは、方針だけでなく具体的な業者をいくつか選んでパンフレット等を入手し、ご家族と相談しながらあらかじめ方針を決めておかれる方がよいでしょう。
お墓は単なる遺骨の安置場所という物理的な価値だけでなく、遺された方々が故人を偲び心を寄せる対象のひとつとして重要な価値があります。
「自分がお骨になってからの住まいなどどうでもよい」と思わず、ご家族のためにも大切に考えることをおすすめします。
お墓のエンディングノートは当店にも置いてありますので、どんな物か一度見に来てください。
【カテゴリ】
信頼棺の石塔を入荷しました~滝野店~
2020年07月03日 08:00
納骨できるお墓が無い 「仮埋葬」
2020年06月11日 08:00
滝野店の福島です。
先日、お悔みがあったお客様から「仮埋葬」のご依頼をいただきました。
こちらのお客様宅は、ご先祖様の石塔が数基おありなのですが、今回お亡くなりになられた故人様をご納骨なさる石塔がまだ無い状態でした。忌明けの法要を迎える際に、ご遺骨はどうなさるお考えか?を聞かせていただき、今回の「仮埋葬」をご提案させていただきました。
この「仮埋葬」ですが、納骨できる場所(墓地)はあるけれども石塔がまだ無いと言われる方や、忌明けの法要までに納骨の準備が出来ない等と言われる方に代わり、弊社で事前の穴掘りや法要の当日に納骨のお手伝いにお伺いする仕事になります。
お薦めする点として
①お忙しい施主様に代わって、弊社で穴掘りを致します。
②掘った穴の中にプラスチック製のボックスを埋込み、この中にご遺骨を埋葬させて頂きます。
ご遺骨は綺麗な状態が保たれておりますので、新たに石塔を建立なさった際には綺麗なまま新しいお墓の方へ納骨する事が可能です。
③法要の当日は寺院様や参列者様もおられます。
その方達への気遣いや不慣れなことも多いので施主様は大変です。土もさわりますので、喪服を着用されての作業は一苦労です。私どもがお手伝いに伺いますのでご安心下さい。
ご葬儀が終わられましても、普段のお仕事もおありでしょうし、各所への手続きや逮夜など、あっという間に忌明けを迎えられる方が沢山おられます。このような事で悩まれている方、ご相談下さい。
【カテゴリ】