森田石材店ブログ - 滝野店 -
冬のお墓は気をつけてお参りください
2019年02月05日 08:00

滝野店の福島です。
今年の冬は比較的暖冬傾向にあるのかと思いますが、それでも朝晩は冷え込みます。
私どもの朝は、展示場の掃除から始まりますが、この時期の外展示の掃除は大変です。
所々氷が張っており、うっかり石の上に乗ろうとすると、石の表面は磨かれておりますので滑って転びそうになります。
各ご家庭でも朝の早いうちにお墓参りに行かれる方もおられるかもしれません。
お墓地は比較的陽の当らないところも多いと思います。雨上がり、雪の日など特に用心なさって気をつけてお墓参りをなさって下さい。
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子供たちに残しておくこと
2019年01月19日 08:00

滝野店の福島です。
早いもので1月も中旬を過ぎ、すっかりお正月気分も無くなりました。
年末・年始には帰省され、ご家族との時間をゆっくり過ごされた方も多かったのではないでしょうか?
私も実家があります京都に帰省し、親族とゆっくり話したり初詣やお墓参りに行きました。
最近は両親も高齢になってきましたので「あと何年こうやってみんなでお正月を迎えられるんやろう…」と弱気なことを言うようになりましたが、まだまだ元気で長生きして欲しいと心から思います。
そんな両親宛にきていた年賀状を見ながら、良い機会なので交友関係について色々と話しを聞きました。
「この人は、学生時代からのお友達」「この人は昔の職場でお世話になった人」などなど、今まで知らなかった両親の交友関係を知ることが出来ました。
「もしもの時があったらこの人達には知らせて欲しい」と年賀状のしまい場所や、お寺関係のこと親戚のことなど教えてもらいました。
誰しもが迎える最期の時に備えることは、とても大事なことであると思います。
お墓も同様に「息子たちが困らない様に、自分達が元気なうちに考えたい」と仰られる方がたくさんおられます。
当社では本日1/19(土)~1/27(日)まで「お墓の相談会」を行っております。
年が新たになったこの時期に、一度各店の展示場へご来場いただき気に掛かっておられることなどお聞かせいただければと思います。
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滝野店の展示場
2019年01月15日 08:00
はじめまして。
滝野店スタッフです(*^^)v
昨年から少しずつ変更している滝野店の展示場に1月11日新たな顔が増えました!
【墓石の特徴】
きれいな曲線は自然の美をモチーフに作られています。
前に置かれている白い供物台は大理石で上品に仕上げています。(展示場墓石POPより)
スタイリッシュなデザインですね(^^)
デザイン墓石(M1-H)
外柵セット(G623)1.5×2.0m
墓石脇はファイバーレジン(大和さくら)仕上げ!
最近よくご依頼のある防草施工(ファイバーレジン)がこの度、滝野店の展示場に登場しております。
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お墓も大掃除
2018年12月17日 08:00

滝野店の福島です。
年末になり、各ご家庭でもお家の大掃除などお正月を迎える準備をなさっておられるのではないでしょうか?
お墓の方でもお掃除をなさる方が多いと思いますが、お墓の部分によっては汚れがたまり易く、普段行っているお掃除の手順や、道具では取り切れない物もあります。
お墓の汚れがたまり易い箇所として
①花立、水鉢の周り
1つ目が花立、水鉢の周りとなります。この2カ所の特徴はそれぞれ水を主に使用する場所という事です。特に花をお供えする花立の部分が他の石の部分と独立している場合はその花立の裏や後ろに汚れが溜まっています。又その花立に差す花筒自体はお掃除される方も多いかと思いますが、花筒がはまる石の部分はあまりお掃除される方は少ないのではないのでしょうか?その部分も水等がたまると共に、汚れが溜まりやすい部分となっています。
②彫刻してある文字の中
2つ目は彫ってある文字の中となります。大きく彫られている文字の場合はお掃除が比較的行いやすいかと思いますが字が細かい部分はお掃除が行いにくく、また石が欠けてしまうかもといった思いでお掃除を敬遠されがちかと思います。しかし細かい文字も平面ではないため汚れが溜まりやすく、最初は薄い苔が生える程度ですが放置しておくとコケや汚れがより付着し、彫ってある文字が読みづらくなってしまいます。
③お墓の目地部分
3つ目はお墓の目地部分となります。目地とはお墓の石と石のつなぎ目の部分で、基本的にはコーキングやセメントで塞がれていますが完全な平面ではありません。また目地の中にはお墓の各石の最も下の部分にある物が多々あり、水が溜まりやすいという点もあり、汚れが付着しやすい部分です。コーキングやセメントは石本体より耐久性は低く、水気、汚れの付着はその耐久度を下げてしまう要因の一つとなります。
次に先ほどの部分のお掃除方法として
①花立、水鉢の周り
水気を残さないよう乾いた布でしっかりと拭き掃除をする事が第一となります。力のある男性が一緒におられる場合は毛布等で石を欠けさせないように保護し、花立をどかしてお掃除を行ってみるのも1つの手段となりますが、無理をして怪我をする事の無い様ご注意ください。
②彫刻してある文字の中
彫ってある文字の中をお掃除するのに適している物が歯ブラシとなります、少し水に浸した歯ブラシで無理に力を入れず文字の中をこすり、最低限の水でこすり落とした汚れを流し、最後にしっかりと水気を取り切るようにしましょう。
③お墓の目地部分
お墓の目地部分のお掃除は一度水拭きをして汚れをふき取り、こちらも最後にからぶきで水気をとります。この時にあまりに強くこすってしますと目地が切れてしまう可能性があるためご注意ください。
普段とは少し勝手が違うお掃除になるかもしれませんが、きれいになったお墓で新年をお迎え下さい。各店にはお墓のお掃除グッズも置いておりますので、お気軽にお立ち寄り下さい。
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追加彫りはお済みですか?
2018年12月01日 08:00

滝野店の福島です。
早いもので今日から12月(師走)に入りました。
今年も残すところあと一か月となり、各ご家庭でも年末・年始のご準備に忙しくなさっておられるのではないでしょうか?
この時期にお話しをいただく事が多いのが、墓石や霊標(戒名板)に故人様の戒名・法名や、没年月日などを彫刻なさる「追加彫刻」のご依頼です。
「お正月にはみんな帰省してきてお墓参りに行くから、年内に彫刻を済ませて綺麗にしておきたい」とご依頼いただきます。
この「追加彫刻」の流れとして
- ①お性根抜き・・・お寺様にご確認下さい、不要な場合もあります。
- ②彫刻内容の確認をさせていただきます。
- ③彫刻作業
- ④作業完了
- ⑤お性根入れ・・・お寺様にお性根入れをして頂きます。
といった流れになり、作業としましてはお性根抜きから約2週間程度の納期を頂戴しております。
年末はお寺様も忙しくなさっておりますので、早めにご相談いただければと思います。
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年忌法要のご準備
2018年11月15日 08:00

滝野店の福島です。
11月も半ばになりました。この時期になると各ご家庭にも届きはじめている「喪中はがき」で知人の訃報を知られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな「喪中はがき」に混ざって「年忌法要の案内」が届いておりました。亡くなった人の祥月命日に営まれる法要を年忌法要と言います。
代表的なところでは
一周忌
亡くなった年の翌年に営まれる、初めての祥月命日の法要です。特に重要な年忌法要とされています。
三回忌
一周忌の翌年に営まれるのが三回忌で、これから3年目を迎えるという意味で三回忌と言われます。
三回忌以降
以後、命日から数えて満6年目の祥月命日に営まれる七回忌、同じように十三回忌・三十三回忌・五十回忌と続きます。宗派や地方の習慣によって違いますのでご住職に相談なさって下さい。
年忌法要の準備
まず、日時や場所を決めなくてはなりません。日時は正しくは故人の命日ですが、都合で変更しなければならない時は命日よりも遅くならないようにしましょう。
自宅でおこなうときは、お仏壇を掃除し仏具も揃え、線香、ロウソク、お花などを準備しておきます。
もちろん、お墓も掃除しておきます。また、お寺に連絡をして日時などの相談をする際、塔婆も用意していただくよう予め頼んでおかれると良いと思います(浄土真宗以外)。その際には塔婆料とお布施も準備しておくとスムーズです。
年忌法要の際には、日時など気を付けなければならないことも多々ありますが、前もって準備をすることで当日の法要がスムーズに執り行えます。
また、法要に招待する人数や人選等もそれぞれの家庭で違うと思いますので、自分達の場合はどうするのか、どうしてほしいのか等、予め家族に伝えておくとよいかもしれません。
言葉で伝える事ももちろんですが「エンディングノート」等で、葬儀や法要などについても記しておくことで、遺された家族も故人の意向を汲む事が出来ると思います。
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知人からの相談
2018年10月30日 08:00

滝野店の福島です。
先日、私の知人からも相談がありましたが、皆さまは「墓じまい」という言葉はご存知でしょうか?
当社のブログでも度々掲載されておりますし、「何を今さら」とおっしゃる方も多いかもしれませんが、最近よく耳にするこの「墓じまい」という言葉、意外にも「お墓を無くしてしまうこと」と思われている方が多いように思います。
◆「墓じまい」の定義
墓じまいとは本来「管理が出来なくなったお墓を撤去して、遺骨を取り出し、新しいお墓に移すこと」です。墓じまいという言葉は、最近になって誕生した造語であり、それまでは「改葬」という言葉が使われていました。
◆改葬の一連の流れとして
- ① すでに建っているお墓の閉眼供養(魂抜き)したあと、お骨を取り出す
- ② 元のお墓を撤去して更地に戻す
- ③ 新しい墓地にお墓を建てる(墓石の移動もしくは新規建立)
- ④ お骨を納め開眼供養をする
こうしたことから、墓じまいとは「お墓を無くし、供養を放棄することではない」ということがわかります。
◆「墓じまい」が注目される理由
墓じまいが注目されているのは「お墓が遠くてお墓参りに行けない」や 「今後、お墓を守ってくれる人がいなくなる」という方が増え、その背景にある「無縁墳墓(継承者が不在となった墓)の増加」という社会問題が影響しているのかなと思います。
墓じまいという言葉が普及する一方で、墓じまいに対する情報は十分であると言えません。
墓じまいにあたって、離檀料をめぐる菩提寺とのトラブルや親戚関係とのトラブル等々…。
意外と忘れがちですが、お墓は親族皆さんのものになります。まずはご家族で十分に話し合われることが大事だと思います。
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展示場を見るメリット
2018年10月14日 08:00

滝野店の福島です。
お墓を建てようと考えたり、リフォームなど建て替えを検討されている方は、どのような石で、どのようなデザインにすれば良いのか悩まれると思います。
インターネットやチラシ、カタログなどで検討する方も多いかと思いますが、私どもからのご提案としましては展示場の見学をお薦めします。
展示場を見るメリットとして・・・
①実物大のお墓が見れます
インターネットの画面やカタログでは、表示されている寸法から大きさをイメージするしかありませんが、展示場には実物大のお墓があります。
やはり実物サイズの物を見るとイメージもしやすく、デザインもしっかりと確認する事ができます。
デザインの種類は、インターネットやカタログの方が多いかもしれませんが、実物のデザインで比較すると違いもはっきりと理解する事ができると思います。
ご自身の体型と比較して段差やお墓の大きさが確認できますし、お花の交換やお掃除の時に手が届く位置など細かな部分も確認できるのが実物大の魅力です。
②実際の石で色や石目が確認できます
石材の種類はたくさんあります。もちろん全ての石を確認できるわけではありませんが、実物で確認することによりカタログより鮮明に色や石目を見ることができます。
同色系の石の微妙な色目の違いなども実物で比較しないとわからない部分です。
同じ石でも形状によって見え方が変わったり、光の当たり具合で見え方に変化がある事もあります。
③お墓の構造が理解できます
ひとくちにお墓と言っても、構造によって使用方法(特に納骨方法)が違います。
実際に墓地に建てられるお墓と同じ構造が見れるわけですから、カタログなどでは分かりにくい部分もしっかりと確認する事ができますし、不明な点も確認する事ができます。
カタログなどでは見れない裏側や内部が見れるのも展示品の魅力のひとつだと思います。天候も良いこの時期にご家族で展示場見学などいかがでしょう?
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私のお墓参り 倶會一處
2018年09月28日 08:00

滝野店の福島です。
お彼岸も明け、朝晩はすっかり涼しくなりました。8月のお盆、9月のお彼岸とお墓参りをされる機会も多かったのではないでしょうか?
私も先日お墓参りに行きました。
当社のブログでも度々「お墓の正面文字」について書かれておりますが、私の出身地であります京都市の墓地では、下の写真のように彫刻されているお墓を見かけることがあります。
「倶會一處(くえいっしょ)」と彫刻されており、浄土真宗の方のお墓です。
「倶(とも)に一つ処(ところ)に会う」という意味で、先に浄土に往生なさっているご先祖たちと共に同じ浄土に生まれたい、亡くなられてもまた大切な人と会いたいと思う気持ちのあらわれになります。
自分が亡くなったら、自分に会いたいと思ってくれる人を一人でも多く持ちたいなと改めて感じた帰省になりました。
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