こんにちは。
本店の垣崎です。
今日は、仏壇用のお花にも造花という選択肢があるのでそちらを紹介したいと思います。
仏壇用のお花に造花!?
と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、仏花は生花でも造花でもプリザーブドフラワーでも問題はありません。
普段は生花で、夏場のすぐに傷んでしまう季節や、旅行で家を空ける時だけ造花にするのもいいかと思います。
森田石材店には『空間の花作家 坂本裕美さん』の造花を置いています。
この色鮮やかな状態を保てるのは造花のいいところですね。
2024年03月08日 08:00
滝野店の真下(ましも)です。今回は神社のお仕事です。
加東市東条地区にある神社です。維持管理されている村からご依頼いただきました。この神社は永禄7年(1564)に上棟したと内壁に記載があるようです。昭和37年(1962)に国指定文化財にも指定されています。
本殿に上がる階段のがたつき、また、一段ごとの高さが高い為、氏子の皆様から、手すりを付けてほしいと声があったようです。
作業前です。
元通りに戻しますので、慎重に解体していきます。どこからかの根も出てきましたので、基礎が弱かった事も含め、いろんな要因で、がたつきが起こったと考えられます。
基礎を盤石にした上で、元通りに据え付けていきます。
最上段に一段増やしますが、階段修繕はこんな感じです。
手すりもつけて、完成です。
2024年03月06日 08:00
こんにちは滝野店事務スタッフです。
お仏壇の掛軸はご家庭で信仰されている宗派の仏様や開祖、教えを広めた人物などが描かれた仏具です。
仏像も同じ役割をもつため、2つに大きな違いはありません。
宗派によって様々な種類があり、お寺によっては指定される場合がありますので、掛軸を購入する際はご自身がどの宗派であるかを事前に調べておく必要があります。
また、お仏壇によって掛軸を祀るためのスペースは異なりますので、適切なサイズの掛軸を選ぶようにしましょう。
掛軸のサイズは「代」という単位で表され、20代~大きいものだと100代以上あります。
作り付けのお仏壇には、100代など大きなサイズが合います。
掛け方は、掛軸台に掛ける方法とお仏壇に留める方法があります。
お仏壇の掛軸には、巻物の上部にフックへ掛けられる紐の部分があり、掛軸台という専用のスタンドに掛けて立てたり、お仏壇の裏板に押しピンを留めたりします。
スタンド掛軸と呼ばれるタイプもあります。
上置仏壇などには20代や30代といったサイズが多いです。
今回は真言宗の掛軸の写真をのせました。
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2024年03月05日 08:00
本店の中道です。
今回は西脇市黒田庄町でクレーン車を使っての墓石建立工事の紹介です。
共同墓地の中央付近にあり、周囲は墓地に囲まれ、通路は狭く、石を運ぶキャタピラー付きの運搬機は通れる幅がありません。
と言うことで、今回はクレーン車を使っての施工となりました。
約1年前に仮納骨をされており、今回は新規墓石の建立になります。
入口に灯籠を設置して、防草対策のファイバーレジン(五色砂利)で仕上げます。
施工前
カロート(納骨堂)据え付け
納骨
石塔建立
ファイバーレジン(防草施工) ※五色砂利
完成
良いお手伝いが出来ました。
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2024年03月04日 08:00
本店の髙梨です。
このたび、多可町のご寺院様にて永代供養塔の工事をさせていただきました。
「ここにある石を使って供養塔を作り、お地蔵さまをまとめたい」ということがお寺様からのご依頼でした。
お地蔵さまは写真の部分だけではなく、境内のあらゆるところ(たとえば柘植の木の中とか)に点在されていました。
シンボルになる仏塔も出来ればここにあるもので造れたら…ということでした。
仏塔には「大日如来」を表す「ア」の梵字が蓮に鎮座しているこの石を使いました。
そしてお地蔵さまたちは、こちらにお引越してみんなで一緒に祀られています。
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2024年03月01日 08:00
今回は、丹波篠山市で代々受け継がれてきたやり方を踏襲され、新しく夫婦墓を建立されたお客様をご紹介します。
近頃では周囲のお墓は、どこも代々墓と霊標になってきています。
ですが、お客様のお墓は歴代夫婦単位で建てられてきており、建てるスペースもまだあるので今までと同じように夫婦墓を建てたいとのご要望でした。
ただ、今までは土葬での埋葬でしたが、亡くなったお父様のご遺骨はお墓に納めたいとの事でした。
工事前
工事後
お客様からは「開眼式は、あいにくの雨で式がどうなるかと心配しましたが、無事に終わり安堵しました。初めての事でどうしたらよいのか、わからないことだらけでしたが、とにかく今までどおり石種も形も形式も踏襲することで、自分の役目をひとつ果たしたのかなという気分です。」と喜んで頂きました。
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2024年02月29日 08:30
仕入れ担当の森田です。
ご承知のように能登地方の地震では多くの被害が出ています。
お墓もかなり倒壊しています。
能登半島は平地が少ない地域です。
ですから広い霊園ではなく、山際に小さな墓地があることが多いようです。
これって私たち丹波地域と同じですね。
小さな墓地で多くのお墓が倒壊しますと大変です。
まず修理に行こうにも、道が塞がりそのお墓に到達できません。
こんな非常時では通路の確保が第一優先なのです。
この作業は地元の石屋さんが少々頑張っても追いつきません。
日本石材産業協会等が呼びかけてボランティアを募ります。
私も微力ながら復興に協力するつもりです。
大きな地震のとき芯棒は役に立ちません。揺れを逃がす免震の方がおすすめです。
さらに地震の後のお墓は非常に不安定です。
揺れによって接着不足になっていたり、わずかに傾いていたり・・
大丈夫に見えても危険が潜んでいます。
ここに雪が積もり、温かい日に融け始めると、凍って浮いた石が滑るようにしてズレてきます。
こんな時にお墓参りに行くと危険です。
ですから能登地方の方には暖かくなるまではお墓参りは行かないようにお声がけをしています。
仏石がこのように曲がっていると接着が切れています。
この状況は私たちのお墓も例外ではありません。
何十年もメンテナンスされていないお墓は積雪でずれる可能性があります。
20年に一度ぐらいは目地直し程度はしてください。
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2024年02月28日 09:55
こんにちは、たんば篠山店の上山です。
今回の墓じまいは、墓石の建っていない巻石のみの撤去の依頼です。
お話を伺うと、数十年前のお墓ブームの時期に寿陵でしたが兄弟で2区画分購入し、墓地規定に伴い巻石工事までを済まされていました。
お住まいは神戸市でしたが親戚のお墓が丹波篠山市の同じ墓地にあるので、という理由でした。
いずれ来るであろう時に備えて準備をされていましたが、それから数十年が経ち当時は予想出来なかった諸事情が重なり、お墓じまいを決断したということです。
今までお世話になった墓地の方々、これからも続くお参りの方々への感謝の気持ちで防草対策も施しました。
元の状態に戻して返還しました。
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2024年02月27日 10:32
代表の森田です。
第32回技能グランプリー大会の競技委員補佐として参加しました。私が出場したのが第25回大会なので16年前になります。今回も全国から達人ばかりの出場。ハイレベルの戦いが繰り広げられました。
課題は、相盤石をすべて手加工で6時間で仕上げます。
石種は、福島県産(安山岩・江持石)が使われました。花崗岩と比べると軟石になるので加工はしやすいですが、繊細に扱わないと欠けたり穴が空きやすいので注意点は多々あります。
完成した作品です。すべて手加工で1mmの狂いもありません。
兵庫県の中島雄大君が見事金賞です。兵庫県初の優勝で私もたいへん嬉しい限りです。
おめでとうございました。
今回、全国各地から出場された15名のみなさま。
私も経験者の一人ですが、一年前から準備と練習をされてます。本当にお疲れさまでした。
2024年02月26日 08:00
滝野店の倉木です。
当社では、アフターサービスとして新規墓石引き渡しの日から10年間の保証がございます。
墓石や外柵に施工上の理由で欠陥が生じた場合には、責任を持って修理またはお取替えをさせていただいております。
また、お墓をお引渡ししてから10年間は、ご希望された方に無料点検を実施しております。「保証期間が終わる前に見ておいてもらおう」という方「プロの目で見てほしい」などのご要望もございます。
勿論お建てするときには、傾きや不備のないよう、出来る限りの施工はさせていただいています。しかし、お墓も何年か経つと、地震や地盤の変化によって傾いてしまったり、巻石が開いてしまったりしてしまいます。
また、経年劣化で文字や家紋の色をいれている部分が剥げてしまっているということもあります。こういった部分をじっくりと見させていただき、お写真とともに現状をご説明させて頂きます。そして、ご要望に合わせて提案をさせて頂きます。
ご依頼がありましたら、10年以上経たれた方や、他社で建てられた方も点検させて頂きます。お気軽にお声がけ下さい。