墓じまい 約9割が改葬?

2019年12月14日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入担当の森田です。

先日の日本石材工業新聞にこんな記事が載っていました。

「墓じまい 約9割が改葬」
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このアンケートは全国石製品協同組合さんがされたものです。記事によりますと、

【墓じまいをした理由】
1.継承者がいない…48.6%
2.お墓が遠い…29.4%
3.お墓の維持費が高い…11.9%
4.継承者はいるが子供に迷惑をかけたくない…10.1%

だそうです。

3の維持費とはお寺さんの費用のことなのでしょうか?4については残念な話です。

でもどんな迷惑なのでしょう?ひょっとしたら、2のお墓が遠いやお寺さんとのおつきあいを想定されているのかもしれません。
いずれにしても、私たちの親の世代が私たちの世代に「大人としての頼もしさ」を感じていないのかもしれませんね。
さて、気になるのは墓じまいをした後の行き先です。アンケートによりますと、

  • 【墓じまい後の遺骨の行き先】
  • 1.永代供養墓…27.5%
  • 2.新しいお墓を建てた…26.6%
  • 3.既にある別のお墓へ移動…14.7%
  • 4.納骨堂…14.7%
  • 5.海洋散骨…10.1%
  • 6.樹木葬…4.6%
  • 7.自宅、実家に安置…1.8%

海洋散骨と自宅に安置以外は何らかのお墓に納骨されているようです。

この内、海洋散骨される方の中にも、一部を散骨して何らかのお墓に入れられている方はおられるのでしょう。

この結果を見ると、当然ですが「墓じまい」といいながら形を変えて「別のお墓」になっているようです。

テレビ等でよく伝えられる「墓じまい」では、お墓はキレイになくしてしまって、お骨は散骨してスッキリしましたというイメージですが、実際には近くでお祀りしたい、便利なところに移したいという要望が90%ということなのでしょう。

丹波篠山市

2019年12月13日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

今年も残すところ3週間となりました。早いものであっという間の1年でした。

地域の大きな出来事としては住民投票の結果5月1日から市名が丹波篠山市に変更となり、半年たってやっと慣れてきました。

それに伴い市内の小中学校の銘板の工事を行いました。

まず、目地(メジ)の部分にグラインダーの刃を入れ、廻りのレンガタイルとの縁を切ります。
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外した部分の凹凸を削り平らにします。
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1ヵ所完成
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次は小学校
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同じように貼り付け、クサビをかまして目地の間隔を調整します。
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2ヶ所目完成
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3ヵ所目が大きい自然石、この石はブログでも何回か紹介している関西では有名な能勢黒石です。

この文字は丹波篠山出身の書家、三宅剣龍さんの書かれた文字です。
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自然石の為、彫刻部分にパテ下地を作り文字枠を写します。
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まず、彫刻部分をグラインダーで粗彫りしていきます。
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細部はコンプレッサーチッパーで仕上げていきます。
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色を入れて完成です。
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市名が変更になって半年、『丹波篠山市』今後も皆様に慣れ親しんで末永く続いていくことを願います。

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そうじの力~机回り編~

2019年12月12日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

先日大阪の梅田に友人と遊びにいきました。どこを見てもクリスマス一色でワクワクした気持ちになりました。もうすぐクリスマスが来て早くも一年が終わろうとしています。本当に時間が経つのは早いものですね。

さて今日は以前からご紹介している「そうじの力」の活動をご紹介します。今回は各自机の周りと机の中を精査していきます。

本店事務所のメンバー全員の机を見ていきます。机の中のものを出し、必要か必要でないかジャッジされます。(ちょと怖い・・)

私の机の中はクリップがあちこちちらばり、展示場のPOPスタンドが入っていたり、要らない名刺、商品のチラシもあり、整理できない人みたいで(いや、実際できていない)見られて恥ずかしかったです。
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あるべき場所に戻し、思い出のように残してきた大量の書類は捨て、今はスッキリしました!
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要らないものを処分したので、前から入れたかったテキストが入りました!

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引き出しは空っぽ。(スッキリ)

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たくさんのファイルが立ててあったのですが、もうありません。この状態を保てるように頑張ります(;´・ω・)。

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自然石の文字彫刻

2019年12月11日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

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代表の森田です。この自然石は何に見えるでしょうか?

涅槃像のイメージの石です。

右側が頭と思って見てもらうとなんとなくイメージがつくと思いますが、お寺の庭に設置致します。

真ん中に◎が彫ってあるのが、禅における書画のひとつで一筆で描いた「円相」(一円相)とも言われます。

悟りや真理、仏性、宇宙全体などを円形で象徴を表現したものとされるが、その解釈は見る人に任せる…と言われています。

禅宗(臨済宗・曹洞宗など)のお墓や位牌の頭の部分にも彫られています。

今回は円相の部分をサンドブラストで彫った跡をさらに綺麗に仕上げるために手加工を加えました。

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コンプレッサーノミで細かく突っつく様に加工します。

自然石彫刻4.jpg

近々設置しますので、据付の風景や完成を紹介したいと思います。

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冬のお墓参り

2019年12月10日 08:00

藤井 勇輔
藤井 勇輔

滝野店の藤井です。

最近朝方は本当に冷えますね。

ご先祖様に1年の感謝を込めて、お墓参りに行かれたり、新年のあいさつにお墓参りに行かれたりなど、なにかとお墓に行かれる機会が増えると思います。

そんな時に気を付けていただきたいのがこれです。

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このように張石をしているお墓は、冬の寒さで表面が凍ってしまうことがあります。

実際に当店のスタッフで展示品を掃除しているときに張石部分で足を滑らせて転んでしまい骨折してしまった者もおります。

骨は折っていませんが私も何度も転んだことがございます。泣

せっかくの年の瀬が悲しいものになってしまわないように、年末年始のお墓参りはくれぐれも足元に気を付けてしていただけたらと思います。

優しい光です

2019年12月09日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子
今日ご紹介する仏具はこちら・・・
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「いろはあかり」です。
見た目はちょっと大きなローソク??
と思われると思いますが、実は、これLEDローソクなんです。
なので、もちろん火は不要!
まるで本物のローソクのように見えるのは、外側に本物のロウが使用されているからです。
触った感じもローソクそのもの。リアルな質感です。
火を使用しないので、倒れたり、消し忘れによる火事の心配もありません。
電池交換で、繰り返し使えるのでお財布にも優しいです。
スイッチを入れるとゆらゆらと揺れ、まるで本物の炎のように優しい光が灯ります。
本体には蓮の花が描かれていて、そこも光が灯り柔らかな雰囲気を醸し出します。
毎日のお灯明として、また大事な日の特別な明かりとしてもいいかもしれませんね。

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福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

先日ご依頼いただいたお客様のリフォーム工事が無事に完了しました。

工事の内容は、防草対策としておなじみになった「ファイバーレジン」と既存碑の傾き直しになります。

施工前
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施工後
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完了後にお話をさせていただくと「これで草引きや落ち葉などに悩むことなく綺麗になりました。あそこの墓地は山すそにあるから動物(鹿や猪)が出て来て、土を掘り返されたりして大変だった、動物たちに悪気は無いんやけどねぇ…」との事でした。
今回のリフォームでその様なお悩みも解消していただけたと思います。有難う御座いました。

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防草対策施工のお墓①

2019年12月07日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回ご依頼いただいたお墓は防草対策施工のお墓です。
いつものファイバーレジンではなく張石施工、特に「乱張り」施工のお墓をご提案いたしました。

過去の記事はこちらです。
全面張石施工のお墓①
全面張石施工のお墓②

ご依頼頂いた施主様の墓地は昨年まで和型のお墓100%。最近多いデザイン墓は1基もありませんでした。
しかし、昨年デザイン墓を受注頂いたのきっかけに施主様もデザイン墓をご希望されました。

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展示場で大変気に入って頂いた墓石をベースにデザインしていきました。

まずは今回のお墓建立のきっかけにもなった、以前使われていた墓地の墓じまいです。
こちらは山の中にあり、また数も多いのでお参りが大変との事でした。

埋め墓の施工前の様子です。
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施工後。
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無所墓の施工前。
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施工後。
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そして新しい墓地の基礎ベースです。
今回も栗石施工です。
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外柵を組んでいきます。
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そして今回の目玉。乱張り施工です。
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こちらが完成です。
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今回はデザイン墓に合うよう額をつけてアレンジしてみました!
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職人泣かせの張石施工になりましたが施主様には大変喜んで頂きました!

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の真下(ましも)です。
今回は、洗浄と家紋の色を入れ直しのお手伝いです。

三田市のお家でご不幸があり、お寺様からのご紹介でお手伝いすることになりました。
ご戒名を書く霊標(戒名板)を新設することと、洗浄や色入れを100ヶ日までに完成させていただきました。

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代々墓の汚れ除去と家紋を白色から黒色へ変更します

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お地蔵様も汚れがありましたので、キレイにしました

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通常49日(満中陰)にご納骨されるのですが、霊標ができキレイになった100ヶ日まで納骨をお待ちいただきました。

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水鉢の汚れについて

2019年12月05日 08:00

植木 芳匡
植木 芳匡

篠山店の植木です。

今回は、水鉢の水溜めについてお話しさせていただきます。

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この線香立の後ろの凹んでいるところが水溜めになります。

そもそもこの凹んでいるところにお水をお供えするってご存知でしょうか?なかなか知っておられる方は少ないと思います。

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ここは水をお供えする場所ですので当然このように水垢などで汚れがたまります。

この汚れがなかなかとれないので悩まれてる方ももたくさんいらっしゃると思います。

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そこで当社では、水溜めにすっぽりとはまるステンレスの皿がございます。

こちらは、取り外すことも可能ですので取って洗うことができます。なのでお掃除も簡単にできます。

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では、このように水鉢のない洋型のお墓はどうしたらいいのでしょうか?

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水鉢のない洋型のお墓は、お墓の色に合わせてこのような湯飲みを付けること提案させていただいています。

もちろん水鉢が既にあるお墓でも、水溜めのところに石で蓋をして湯飲みをつけることも可能です。

水溜めの汚れに悩まれている方、一度ご相談ください。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く