祭壇掛け2

2019年07月17日 09:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

今回は、祭壇掛けの採寸の注意点を幾つか書いてみます。まず、祭壇掛けをどの位置まで敷くのかによって、仕立て巾が決まってまいります。

扉が無い場合、若しくは閉めない場合は、ひな壇したの地袋まで祭壇掛けを延長しても問題はないですが、扉を閉める場合には、注意して採寸をしまければなりません。
扉当たり.JPG

矢印の戸当たりまで祭壇掛けを敷く場合は、扉の取り付け分の寸法をひな壇の間口寸法より引かなくてはいけません。
注意点.JPG

上の写真のところの寸法を左右分、ひな壇の間口寸法より合わせて引いて下さい。

取り付け柱のところまでで祭壇掛けを納めるならば、ひな壇の間口寸法にてOKです。今回は、戸当たりまで敷くことにしましたので、取り付け柱の寸法を引いて段取りさせていただきました。

今月中には製作出来ますので、新しい祭壇掛けにてお盆を迎えていただけます。

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墓じまい

2019年07月16日 08:00

井上
井上

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

ちょうど2年前に書いたブログ「墓じまい・改装を考える」を先日行ってきました。(長文です;)
1_20170627.jpg 2_20170627.jpg

この墓は山形県米沢市にある母の父の実家。母の叔母が亡くなり「遺言で10年はそのままで」とのことでしたが、姪である母姉妹も年を重ね皆で元気に行けるうちに。と消費税問題。とを考え、叔母の命日に永代供養する運びとなりました。

そもそも「墓じまい」とは。

お墓を撤去処分し、遺骨を別の場所(別の墓地、永代供養塔)へ移して、お墓を「しまう」ことを言います。この作業には、いろいろ手続きが必要になります。

  •  ①墓地管理者に「墓じまい」を伝える(今回は寺)
  •  ②石材店を探す(今回は寺紹介)
  •  ③遺骨を納める場所を決める(今回は寺の永代供養塔)
  •  ④閉眼供養依頼(住職)
  •  ⑤墓石解体撤去、遺骨の取上げ(石材店)
  •  ⑥永代供養に刻む文字の依頼(今回は石材店)
  •  ⑦改葬許可申請書を墓地のある市役所からもらい必要事項を記載する
  •  ⑧当日、本堂で法要→供養塔へ遺骨を納める
  •  ⑨改葬許可申請書を市役所へ提出

ざっと、こんな感じでした。(これに、寺との離檀の話やそれに必要な費用の話、墓じまいを考える前には親戚にも声を掛ける必要もあります)

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当日までに石材店からは供養と撤去後の写真が届いていましたので、もちろん当日行っても何もなし。きれいなもんです。
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本堂で法要。真ん中の段ボールの中に遺骨が入っています。

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本堂脇へ移動し、待機していた石材店の方が遺骨を納めて下さり、彫刻したところを教えて下さりました。

6月と入っている日にちは、墓石撤去をした日(=お墓がなくなった日)とのこと。ここに至る途中で、ぷちハプニングもありました。

本来、納骨する人数が4名だったのでそれぞれを彫刻する予定でしたが、墓石撤去で出てきた遺骨が7名。

ご住職が過去帳を見ると、母から見て曾祖父と祖父の姉妹(双子)ではないかとのこと。

且つ、曾祖父は米沢では珍しい「院殿号」付!!何か功績を残したこととは思いますが、さすがにそれを知る人もいず、珍しく誇らしいけど、7名の彫刻となると予算も変わるし、役所への手続きも増えるとか。
で、彫刻は1行で「先祖代々之霊位」でまとめました(意外と墓じまいあるあるかも…です)
7_20190702.jpg

そして、外での法要をして終了。お墓はなくなりましたが、遺骨はここに納まっており、彫刻もあるので、こちらに来た際にはお参りが可能です♪
8_20190702.jpg9_20190702.jpg

終了後、市役所の市民課で「改葬許可申請書」を提出し、ほんとうにこれで終了です。

10_改装許可申請書.jpg

改葬許可書は、市のホームページからダウンロードすることが可能になってるところが多いです。ホームページにない場合は、送ってもらうことも可能。

遠方だとこの手続きが面倒な作業になりますが、これは改葬する際のルールですので、お忘れなく。

今回は、ほんとうに良い経験でした。

自分のルーツを知ることも出来、皆が納得した形でご先祖様をお祀りすることが出来たと思います。

墓を守るのは、遠方になると大変なことです。でも、そのまま放置するのも今は問題になっています。

お墓を知る人が元気なうちに、遠方のお墓のこと考えてはいかがでしょうか。

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髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

新しくお墓を建てるお手伝いです。

草が生えないようにしたいのです。がしかし、お墓の部分は生えてきても良いとの事でした。

いつもの様に基礎のコンクリートを打つ為に、根堀りをして鉄筋を並べます。
山田家鉄筋.JPG

納骨堂の部分と水抜き穴の部分を除いてコンクリートを流し込みます。
山田家ベース.JPG

囲いの巻き石を組み立てていきます。
山田家巻き石設置.JPG

継目はステンレスの金具で補強します。
山田家金具.JPG

その金具をコンクリートで覆い隠し、水に濡れないようにします。
山田家金具塗り上げ.JPG

縁の巻き石に養生テープを貼ります。いつものように得意のファイバーレジン施工です。

今回のファイバーレジンは手前の拝み場部分だけです。奥のお墓が建っている部分はしていません
山田家養生テープ.JPG

完成です。
山田家完成.JPG

完成です。

「お墓の部分の草引きは自分らの役目だと思っています」とお施主様はおっしゃっておられました。

今回も良いお手伝いが出来ました。

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森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

最近、こんな質問が増えてきました。

Q.いずれはお骨を移動しないといけません。

「いずれは、このお墓を片付けて、お骨をどこかに移動しないといけない」こんな風に思われて、ご納骨を躊躇されているケースがあります。

この場合の「いずれは」っていったいいつなのでしょう?

多くの場合がその時期は決まっていません。

「息子が独身だから…」「娘ばかりで遠方にいるから…」というお話が多いのですが、少なくとも数年はそのままの状態になるケースがほとんどです。

ですから、こんな場合には、とりあえず今あるお墓に一旦ご納骨されることをお勧めします。気分的にもひと区切り付きます。

但し、数年後は移動するという場合には、さらし袋に移さずに骨壷のまま納骨するケースもあります。

 

お骨の移動が前提になると

近い将来、お骨を動かすことは決まっているという場合には、できる限り他の人と遺骨が混ざらないようにした方がいいでしょう。

いずれは他のお墓や納骨堂、永代供養などの選択肢がある場合、まずは骨つぼのまま納骨されるのもひとつです。

この際にはカロート(納骨する場所)に水や湿気が溜まらないような工夫が必要です。また土に還る部分も不要になります。

骨つぼも最近は様々なタイプがあります。

備前焼や有田焼などの美しいものから湿気を吸い取る素焼きのもの、思い出の写真を焼付けた凝ったものまで様々です。

せっかくだったらキレイに保管したいものですね。

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後ろの景観もいいですね。

2019年07月13日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

今回の工事は区画縁石の高さが40㎝あり、お参りで上り下りするのが大変になってきたので段を付けてほしいという依頼でした。

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現状の区画は御影石ではなく、コンクリートに洗い出し化粧仕上げしてあり、以前に知り合いの左官屋さんにお願いされたものでした。
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前の部分だけを解体し拝み場を作ります。
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既存がコンクリート洗い出しなので白御影石のビシャン仕上げが合います。
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後ろに聳える岩盤が墓地の景観を引き締めています。

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お墓そうじに行ってきました

2019年07月12日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。七月に入りましたので、お盆前に両親のお墓そうじに行ってきました。

春のお彼岸以来行っていなかったので、やはり草ぼうぼうでした!

(;´・ω・)
20190712.JPG
虫よけスプレーして、首には手ぬぐいを巻き、いざ草むしりから始めます。

最初は勢いは良いのですが、だんだん疲れてきます。今は良いけどこれから年が行くともっとつらいなと思います。

そろそろファイバーレジンをしたいと思っています。(ファイバーレジンとは、このブログでも何回も登場する草引きしなくてもよくなる便利なもの!)

草引きが終わると石塔と霊標を布で拭きます。平らな部分は拭きやすいですが、文字の彫刻部分はちょっと拭きにくいですね。

そんな時はこのような便利グッズもあります。
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※これ私も持っています。傷が心配なのでお墓専用のスポンジです。
20190712手袋型スポンジ.jpg

そして、今回私は新しい掃除グッズを買いました。花筒を洗うブラシです。
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20190712ブラシ2.JPG

細すぎず、太いすぎず良い塩梅の使い心地です。花筒の底までしっかり磨けました。ブラシの部分は柔らかい素材でできているので、花筒が傷付くことはありません。

そうじの後は、新しいしきびに入れ替えし、最後にお線香とローソクを灯しました。

ご先祖様と両親、そして六地蔵様にもお参りして本日のお墓そうじは終了しました。体は疲れたけど、心はスッキリ~(*´▽`*)

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弊社の大そうじ

2019年07月11日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

「石は腐らへんからええなぁー」と飲食店の方からよく言われました。

確かに腐らないから「この材料は何かに使えるな~」と資材置き場にストックするのですが、15年もこの状態を続けるとすごい事になります。
ビフォー石戸.jpg
不動在庫の山で、草刈りも出来ない状態。

使いたい材料がすぐに取り出せない。

見栄えも良くないし、運気も悪くなりそう。

今回、思い切って全部処理しました。

処理の方法は、ガラパコスという機械をレンタルして砕いて砕石にします。
ガラパコス.png

事前に大きな石は、アイオンを使って小さくしてから機会に投入します。

アッという間に砕石なりました。
アフター石戸.jpg

めっちゃスッキリしました。

あとは、この状態を保てるようにルールを決めて管理していきたいです。

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藤井 勇輔
藤井 勇輔

滝野店の藤井です。

先日引き渡しをさせていただいたお客様のお墓は、墓地の周りに木が生い茂っているため落ち葉が落ちてきて大変という事でした。

そのため今回草が生えづらく、落ち葉もササッと掃くだけで掃除が出来るファイバーレジンを提案させてもらいました。

基礎をうった上に外柵を据えていきます。
金具.JPG

塗りあげることで強度を上げます。
塗り上げ.JPG

墓石には地震に耐えるための免震施工をさせていただいていますが、こちらはお見せできません。
免震施工.JPG

仕上げにファイバーレジンを敷きつめていきます。
ファイバーレジン.JPG

完成です。
完成図.JPG

引き渡しの際にも「これで掃除が楽になるわ。ありがとう」と言って頂けてうれしい限りでした。

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「そうじの力」継続中

2019年07月09日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

長らく「そうじの力」の活動について触れていませんでしたが・・・もちろん、活動継続中です!
しかし、なんでもそうだと思いますが、続ける事は大変です。弊社での活動もなんとなく停滞気味になりつつありました。
そして各部署、各個人でもモチベーションの違いが現れていました。
弊社は7月が1年の始まりの月になります。毎年、この時期に社員全体で会議を行います。
今年も、7月3日に全体会議が行われました。そして、今年はその日の会議までの時間は、みんな「そうじの力」の活動に充てる事になりました。
いつもは各店、各部署ごとに活動するのですが、今回はそのメンバーもシャッフルして行いました。この活動は「やらされている」という気持ちよりもみんなで「楽しく!」という気持ちが大切です。色々と会話をしながら、また別の部署との親交も深めながらそれぞれの持ち場を綺麗にする事が出来ました。
その後、それぞれ発表をしました。活動中の様子を少しだけ紹介します。
0703そうじの力①.JPG0703そうじの力②.JPG
0703そうじの力③.jpg0703そうじの力④.JPG
写真はほんの一部ですが・・・。
普段とは違った活動でしたが、みんなでやると楽しく、作業もとてもはかどりました。
また今期も頑張って続けていこうと思います!

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2件同時のご建立

2019年07月08日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

先日、あるお客様のお墓を無事にお引き渡しさせていただきました。

タイトルにもある様に、今回は2件同時(本家様・新宅様)のご建立となりました。

どちらのお宅もご先祖様が多く、山中に沢山の石碑があるご家庭でした。

ご建立のきっかけは「自分たちが元気なうちに、お墓をまとめてスッキリさせたい」との事で、新たに代々のお墓とご先祖様のご戒名など刻む霊標(戒名板)を新設させていただきました。
20190707①.JPG20190707②.JPG

こちらが山中にあったご先祖様の石碑です。

この中から数基を新たな区画へ移設し、残りは撤去なさいました。

20190707③.jpg20190707④.jpg

新たに新設した代々墓の後ろのスペースに洗浄した石碑を移設します。

墓地の区画内には防草対策としてファイバーレジンを施しております。
20190707⑤.png20190707⑥.png

「スッキリとまとまり、お参りのしやすいお墓になった」とお喜びいただけました。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く