山灯籠

2018年10月18日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

庭に山灯籠を据付ました。灯籠は石の文化の国、韓国から伝わり神社仏閣を奉る「燈明」として使われました。

社寺に奉納された荘厳な美しさと気品のある端整な形の石灯籠に人々は心を惹かれ、一般の庭園や個人宅にも置かれるようなりました。

八女石
八女.JPG

福岡県の八女石は約7万年前に、阿蘇山から噴出した阿蘇火砕流の堆積物の凝灰岩のため軟質で、彫刻しやすく軽量で耐火性・耐寒性に優れているのが特徴です。

鳥海石
鳥海.JPG

山形県の鳥海石は安山岩で吸水性がよく苔が生えやすいのが特徴です。

最近では、需要が少なくなった山灯籠ですが、やはり風情があり見る人の心を落ち着かせる効果があリ、年月が経ち苔生して味わいが出てきます。

石の特徴と職人の手造りによる造形の美しさ荘厳さを残していきたいものです。

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yoshidumi
yoshidumi

みなさん、こんにちは。本店の義積です。

先日のお休みに友人と奈良の明日香村へ行ってきました。明日香村は、聖徳太子が生まれた橘寺や飛鳥寺など多くの有名なお寺が数多くあり何回訪れても楽しい発見がある大好きな場所です。

今回はメジャー過ぎて行っていなかった石舞台古墳に行きました。小学生の時に修学旅行に来た覚えがあるので、あれから何十年経ての訪問です。

20181016石舞台1.JPG

舞台古墳は、奈良県明日香村にある古墳時代後期の古墳です。元は土を盛りあげて作った墳丘で覆われていたが、その土が失われ、巨大な石を用いた横穴式石室が露出しています。

子供の頃は何もか感じませんでしたが、古墳ということは昔の重要な人物のお墓だと思うとすごくワクワクしてきます。調べますと埋葬者は、蘇我馬子が有力視されているそうです。

大きな石で上手く積んであります。この中にも入る事ができたので、入りました。
20181016石舞台3 (2).JPG
入口を進むと中は、思っていた以上に大きな空間がありました。
20181016石舞台3 (1).JPG

私が約150cmなので倍以上あるのでかなり大きいです!!はるか昔は地位の高い人しか、お墓に入る事が出来ませんでした。江戸時代になっても一般の人々は野ざらしでした。

現在は当たり前のようにどのような人でもお墓さえあれば入る事ができるようになりました。ありがたいですね~(^-^)

秋の今は暑くもなく、寒くもなく良い気候です。の~びり歩くのに最適です。楽しい時間を過ごせました。歩きすぎて次の日は筋肉痛になりました。

20181016コスモス.JPG
↑こちらは、私が撮ったコスモスです。

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神前灯籠

2018年10月16日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

神前灯籠は名前のごとく、神様の前を灯す明かり(献灯)です。

灯籠は、奈良時代が始まりで、室内の明かりや灯台・・・現在に至っています。種類や形、素材も様々で、鉄製、木製、石製などがあります。神社仏閣はもちろんのこと、庭園などは観賞用として花崗岩がよく使われます。

さて、今年の台風20号と21号では、関西も大きな被害がありました。この会社でも、社内でお祭りされている「稲荷神社」に風で飛ばされた看板があたり、灯籠が壊れてしまいました。そしてこの度、新しく灯籠を新調されました。

神灯籠.JPG

以前の灯籠はコンクリート製でしたが、今回はみかげ石で作成。高さは1.6mで、柱の中心部分に穴が貫通していて電線が通っています。夕刻になるとタイマーで明かりが付きます。

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お墓の「丸布団」

2018年10月15日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

一般的なお墓の蓮華については、以前のブログでも紹介しました。では、このような形は見られたことはありますか?

丸布団.JPG

これは、弊社では「丸布団」や「スリン」と呼んでいます。蓮華台と違って、少しスッキリとしたイメージです。蓮の花はお釈迦様が故人を極楽浄土へ連れて行く時に乗せる台と考えられてきました。

そして、この蓮華台と同じ位置になる「スリン」も、本来は蓮華台であり、それが簡略化されたものと言われています。

これがあると、背が一段高くなり高級感が増します。シンプルなデザインを蓮華台として採用する方もおられます。

「蓮華台」も「スリン」も、どちらも故人の極楽浄土への旅立を願って作られているのです。

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展示場を見るメリット

2018年10月14日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

お墓を建てようと考えたり、リフォームなど建て替えを検討されている方は、どのような石で、どのようなデザインにすれば良いのか悩まれると思います。

インターネットやチラシ、カタログなどで検討する方も多いかと思いますが、私どもからのご提案としましては展示場の見学をお薦めします。

展示場を見るメリットとして・・・

①実物大のお墓が見れます

インターネットの画面やカタログでは、表示されている寸法から大きさをイメージするしかありませんが、展示場には実物大のお墓があります。

やはり実物サイズの物を見るとイメージもしやすく、デザインもしっかりと確認する事ができます。

デザインの種類は、インターネットやカタログの方が多いかもしれませんが、実物のデザインで比較すると違いもはっきりと理解する事ができると思います。

ご自身の体型と比較して段差やお墓の大きさが確認できますし、お花の交換やお掃除の時に手が届く位置など細かな部分も確認できるのが実物大の魅力です。

②実際の石で色や石目が確認できます

石材の種類はたくさんあります。もちろん全ての石を確認できるわけではありませんが、実物で確認することによりカタログより鮮明に色や石目を見ることができます。

同色系の石の微妙な色目の違いなども実物で比較しないとわからない部分です。

同じ石でも形状によって見え方が変わったり、光の当たり具合で見え方に変化がある事もあります。

③お墓の構造が理解できます

ひとくちにお墓と言っても、構造によって使用方法(特に納骨方法)が違います。

実際に墓地に建てられるお墓と同じ構造が見れるわけですから、カタログなどでは分かりにくい部分もしっかりと確認する事ができますし、不明な点も確認する事ができます。

カタログなどでは見れない裏側や内部が見れるのも展示品の魅力のひとつだと思います。天候も良いこの時期にご家族で展示場見学などいかがでしょう?

福島20181014①.jpgのサムネイル画像福島20181014③.jpg

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中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

滝野店のエリアでは非常に敷地面積の広い墓地がよくあります。

従来お墓はご夫婦ごと若しくは個人ごとに建てられていました。

ですので公営墓地や民間墓地は別として、村の墓地は非常に広く割り当てられています。

10㎡前後の区画なんてざらにあります。

しかし最近の建て方として、「先祖代々のお墓と霊標(墓誌、法名碑)」といったセットの建て方が主流となっております。

建て替え(既に何基か墓石がある場合)はいいのですが、ご新宅の場合ですと広い敷地にポツンと墓石が建つことになります。

また、広い敷地を全て巻石で囲ったりすると予算的にも高額になります。

そして何より敷地が広い分、草引きなどお手入れも大変です。

そこで、

「お墓は建てたい。でも敷地が広くて・・・。」

とお墓づくりを躊躇される場合もよくあります。

この対策として方法はいくつかあります。

ひとつはその区画を返して新たに狭い区画を確保し直す方法です。

しかしこれは墓地規約によって制限されていたり、そもそも狭い区画がない場合もあります。

今回担当したお客様はまさにそのようなお客様でした。

もうとにかく広い区画しかないのです。
施工前KM.jpg
3.6m×3.1mの11㎡です。

このお客様は、お子様が女性ばかりなのでひょっとしたら今回建てるお墓を使うのは自分たちで最後かもしれないという思いから代々墓のみの建立をご希望でした。
その他デザイン墓をご希望で敷地が広いので草の手入れを簡単にして欲しいとのことでした。
ご要望を踏まえて完成したお墓がこちらです。
斜め前KM.jpg
区画全てを同じデザインのもので囲うではなく部分的に変えることによって墓石がポツンとなる事もなく、コストも抑えることができます。
また犬走りや張石、ファイバーレジンを使い防草対策もバッチリです!
犬走りKM.jpgFBKM.jpg
今回は2種類の外柵を使う事で、広い敷地で墓石が不自然にならない建て方をご紹介しました。
他にもこういった施工例がありますのでまたご紹介します。

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大きなお墓①

2018年10月12日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下です。

現在、工事させていただいている、お墓づくりの話です。

現場は三木市吉川町で、「大きいお墓」というのは、墓地の大きさです。
20181012大きなお墓 (1).JPG

間口5.5メートル、奥行き8.1メートルで44平方メートルの墓地の大きさです。
20181012大きなお墓 (2).JPG

私もこんな大きな墓地のお手伝いをさせていただくには初めてです。墓地が低い所にあり、土が墓地内に流入しています。

上の写真でもわかるように墓地の周りを囲んでいる巻石が見えなくなっている所があるのがわかると思います。

工事初日は既存碑と巻石の解体と2日目に基礎ベースをする為の土出しの作業です。
20181012大きなお墓 (3).JPG

土に埋まっている巻石を掘り出していきます。
20181012大きなお墓 (4).JPG20181012大きなお墓 (5).JPG20181012大きなお墓 (6).JPG

出できました。
20181012大きなお墓 (7).JPG

巻石は元の所に据え直すのでナンバリングして、一旦墓地の外に出します。また、この巻石の上に玉垣を据えるので、洗う作業も必要です。
20181012大きなお墓 (8).JPG20181012大きなお墓 (9).JPG

工事初日は終了です。2日目に巻石の下に基礎コンクリートをして、養生の為に約10日後に工事再開です。

次回も続きます。

こんな場合の墓地の継承は?

2018年10月11日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

お墓を継承する際にも様々なケースがあります。

先日、墓地の使い方について、複数の方がおられる場合のご質問がありましたのでご紹介します。

Q.お墓を二人で継承することは出来ますか?

墓地には「一墓地一祭祀主宰者」という原則があり、継承者は必ず一人と決まっています。

お墓は長い間に継承されていくものなので、今はお互いに何のトラブルもなくても、先々はどのような形でトラブルになるのかも分かりません。ですから、墓地の継承者は一人となっています。

但し、お墓の継承は長男とは限りません。後々のことをお考えの上、お決め下さい。

話はズレますが、お墓と仏壇の二つを二人でそれぞれ継承することは可能です。とはいうものの、一般的ではありませんので、その際には十分に検討してください。

Q.ひとつの墓地を二つの家で使えますか?

両家墓という考え方があります。

少子化の影響に伴い、最近では一人っ子同士や長男長女の結婚も珍しくありません。

両家のお墓が近いところにあれば両方をお墓詣りすることは可能ですが、遠方にある場合には管理が行き届かず放置されてしまう場合があります。そんな場合に考えるのが「両家墓」という方法です。多いのは、ひとつの墓石に両方の苗字が入っているものです。

では長男と次男がどちらも所帯を持っていて同じ墓地を使っていいものか。この場合には仕切りを入れてでも別にしておく方が無難です。

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石の位牌

2018年10月10日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。​​

数年前に位牌を作らせて頂きました。

↓下の写真をご覧ください。
20181010石の位牌2.jpg

お分かりになりますか?

左が通常の塗りの位牌、右は石でできた位牌。
20181010石の位牌1.jpg

細かい細工もしてあります。普段この石の位牌はお墓に納めてあります。

墓なので当然屋外です。屋外・・・と言っても納骨室にあるのですが、石で出来ているので、とても良い状態で残っていました。

今回、ご不幸があり 追加の彫刻をするので、お墓から取り出しましたが、彫刻が完了すれば、またすぐに納骨室に納めます。

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一緒にお墓に入ろう

2018年10月09日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

10月のこの時期は秋祭りがあちこちで行われいます。

窓を開けて仕事をしていますと、元気な子供の「わっしょい!」という声が聞こえてきます。お神輿を引いているのでしょうね。

突然ですが、あなたがお墓に入るとすれば、誰と入りたいですか?ご結婚されているのであれば、自分のパートナーと思い浮かべますか?

嫁いだら、姑や舅やと共にずっとお墓に入るのは当たり前?更に「墓守りは長男の役目」「お墓の引っ越しはどうする」

そんな話がたくさん出てくる興味深い本に出会いました。

本のタイトルは「一緒にお墓に入ろう」です。

銀行のエリート社員の主人公、旦那のお墓に入るのを拒否した妻、主人公と長年密かに関係を持っていた愛人の三人が奔走するお墓の「墓じまい」がテーマの物語です。

20181009一緒にお墓に入ろう.jpg

話の内容がとても面白いのですが、ここの物語を書かれた方は丹波市山南町の方なのと、主人公の実家は丹波市の設定なので福知山線が出てきたり、関西弁が出てきたりするのでとても親近感が湧きます。

私は本好きなので読むペースがもともと早いのですが、この本は3時間で一気に読めました。

読書の秋に読んで見られたらいかがですか?(^-^)

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く