お盆の御詠歌

2018年08月19日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

皆さん、お盆はどう過ごされましたでしょうか。

私の住む地域では、毎年8月13日と8月14日の2日間、暗くなってから西国三十三所の御詠歌を詠みます。

お盆は15日までですが、なぜか昔から14日にて盆おくりとなっています。

盆おくりの14日は、御詠歌が終わってから皆で近くの橋までいってお線香をお供えして手を合わせて帰ってきます。

昔は、川辺まで降りれたのですが、護岸工事以降は橋の上からの盆おくりとなっています。我が家では、途中休憩をとりますので線香のお供えも合わせると約1時間程度の時間がかかります。

また、抑揚をつけた節回しで詠みますが、家によって多少の違いはあります。他所では、お盆に御詠歌を詠まなくなっている家も多くなっているようですが、数少ない昔からの習俗は守っていきたいと思います。

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夏の終わりの地蔵盆

2018年08月18日 08:00

井上
井上

こんにちは(^-^*)/

篠山店スタッフです☆彡

子供のころ夏休みの後半のイベントといえば「地蔵盆」でした。

20180818_jizoubon.jpg

「地蔵盆」でのイベントは、地域によって異なるようですが、

私の住む地域では、少しのお小遣いを持ってお地蔵さんのところへ行き、

お地蔵さんに手を合し、皆で何かを唱え(御詠歌)ながら大きなお数珠をまわす。

帰りに、お供えのお菓子を袋いっぱいに詰めてもらて帰る。

こんな感じのイベントだっと記憶にあります。(写真は別の地域:三宮センター街)

20180818_okashi.jpg

関西では、当たり前のようにこの時期になるとスーパーにも地蔵盆用のお菓子が並び、子供がいなくても、懐かしさや季節を感じます。

が、このイベントは、全国区ではなく近畿地区が中心とのことに少し驚きです。

地蔵盆は、2018年8月24日に各地域のお地蔵さん、寺院でも開催されるようです。

子供たちの無病息災を願う、子供たちのお祭り。

大切にしたい風習の一つ。

夏の終わりのイベントとして、ご家族で訪れてみてはいかがですか。

山門が動いた。④

2018年08月17日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

4回続いた「山門シリーズ」も遂に最終回となりました。前回元の位置に戻ってきた山門の周りに黒御影石の板石が張りつめられました。

黒御影石の張り石.JPG

山門と既存の階段との間のスペースには白御影石が張られました。そして新しくステンレス製の手すりも設置されました。

白御影石の張り石と手すり.JPGステンレスの手すり.JPG

山門の左右の下部の壁や周囲の植栽も植えられ、以前よりさらにドシッと風格のある山門が現れました。

完成した山門.JPG

そして最後にこれまで無かったお寺の名前が刻まれた標柱が据えられました。もちろん住職様直筆の文字であります。

これから先、何百年もここに建ち続けるものと思われます。大変嬉しいお手伝いができました。

標柱.JPG

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森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

前々回は「世界の加工工場、中国」というお話と、「日本の石も中国加工」というお話、前回はそれをふまえて「中国加工と日本加工」の特徴についてお話しました。

今回は最近注目のインド加工、そして結論はどうすればいいのかについてお話しします。

インド加工の特徴

インドでも昔から石材加工はされているようです。しかし、船便に時間がかかることや、ロットが間に合わないこともあり、直接加工品が輸入されているケースは少ないのが現状です。

しかし、最近ではインド加工をメインにされている日本の商社もあり、そのメリットがだんだんと享受されるようになってきました。

インドの特徴は良質な石が豊富に採石されることです。代表的なものでは、

【白系】
アーバングレー、バングレー、銀河、リリー、カラハリ・・・
【赤系】
ニューインペリアルレッド
【緑~黒系】
M1、M6、M10、M13、M1H、YKD、TVK、MU、クンナム・・・・

本当にたくさんの石があり、品質もいいものが多いです。

インドの石割り.jpg

加工費用は中国とさほど変わりません。しかし特筆すべきは研磨のクオリティーの高さです。特にインドでは黒系や緑系の石が多く産出されます。

これをインドで加工すると素晴らしい仕上がりで完成します。私もインド工場には行ったことがありませんので詳しくは分かりませんが、非常に真面目に各工程がなされているのだと思います。

インドの工場1.jpg

しかしながら、便利になったとはいえ、完成までには3~6ヶ月必要となります。ですから、インドの石で早めに注文ができるものに関してはオススメと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?ここまで3回に渡って(長い!)中国、日本、インドの加工の違いについてお話してきました。

中国に関するデメリットも、信頼できる石材店にお願いすれば私が申し上げたことは理解の上で、いい工場から仕入れていると思います。また検品も十分にされているかと思います。そういったことを考慮しますと、結論としては、

日本の石=日本で加工。
一部、特殊な加工がある場合には中国加工も検討されるのがいいでしょう。ちなみに当社では、国内加工と中国加工を分けてご説明しますので、お好みをご注文していただけます。

外国の石=中国で加工。

インドの石=黒系、緑系は納期があればインド加工。中国加工でも可。

以上となります。

おまけ

加工精度の観点から今回は比較しましたが、私の個人的な意見から言えば、やっぱり日本の石は日本で加工してほしいと思っています。

そうしないと、日本からいい職人さんが消えていなくなります。ぜひ日本の良い技術を後世の残すためにも、日本の加工を応援したいと思っています。

日本の工場01.jpg

弊社工場での加工風景

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読書の・・・

2018年08月15日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

今日は終戦記念日、太平洋戦争が終わった日です。小さい頃には高校野球を見ていてお昼の12時に試合を止めて黙祷していたのを不思議に思っていました。

あの時代の出来事が風化していくことが無いよう願います。

子供の頃は、お盆が終われば秋めいていた様な感がありましたが今はまだまだ夏です。少し早いですが「読書の・・・」

お墓にお地蔵さんを建てました。

KIMG0239.JPG

とても本がお好きだったご主人を想い、奥さまに選んで頂きました。

CIMG9742.JPG

お好きだった本を、いっぱい、いっぱい読んでくださいね。

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スマ墓とお墓

2018年08月14日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

先日ネットニュースを見ていましたら、「スマ墓(ぼ)」

という新しい形のお墓参りサービスがスタートしたと書かれていました。

千葉県の石材屋さんが始められたもので、故人の遺骨を預かり、遺族の好きな場所を慰霊場所(お墓)にでき、指定された場所に訪れた人に対してあらかじめ設定した写真や動画、AR(拡張現実)を来訪者のスマートフォンを通してメッセージを告げる同社のサービスだそうです。

スマートフォンをかざすと、登録された写真が現れるそうです。ハイテクな世の中になりましたね。ビックリしました。
20180815スマ墓.jpg
これがサンプル画面です。↑↑↑↑↑

私は、昨日両親のお墓に行って参りました。麦わら帽子にタオルを首に巻き汗だくだくで掃除をしました。

大変ですが、ご先祖さまや両親がこのお墓に眠っていると思うと、やはり綺麗にしてあげたいという気持ちになります。お墓そうじの後は両親のお墓と六地蔵さまに手を合わせます。

今、注目されている樹木葬や散骨は、故人が自然に還るという意味では間違いではないと思います。

ただ手を合わす目標(お墓?)などがないと、亡くなった方に手を合わせる実感が湧かないのではないかと私は思います。

様々な事情もありますので、何が悪くて何が良いとはいえませんが、どのような形であっても亡くなられた方に手を合わす気持ちがあれば良いですね。

神社の標柱(しめばしら)

2018年08月13日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

みなさま、神社の入口に石門柱を見られたことありますか。この門柱の事を「標柱(しめばしら)」と言います。

全国の神社に建っているわけではなく、瀬戸内の神社に多く見られ、とくに広島県は圧倒的に多いそうです。昨年から1300年記念でお世話になっている石部神社(いそべじんじゃ)様で、標柱を建てることになりました。

幅50センチ×高さ5メートルの大きな柱、重さは3.8トンもあります。

標柱1.JPG

レッカーで吊り上げます。職人さんと比較しても大きさがわかると思います。

標柱3.JPG

完成です。奉納の文字は宮司様の自筆を彫り、一番上には社紋を彫刻しました。

立派な標柱なので、機会があれば見て下さい。

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お盆ですね

2018年08月12日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

旅先で、また帰省先でのお盆をお迎えでしょうか。

皆様のご家庭でも、お盆飾りをしてお盆を迎えられましたでしょうか。

日本の伝統行事であるこの時期に、ご先祖様が里帰りして来られると言われています。「お盆」とは、仏教による行事で、古くから行われています。仏教用語では、「盂蘭盆会(うらぼんえ)」または「盂蘭盆(うらぼん)」とも言われています。

盂蘭盆経という経典に書かれている内容からこのように言われるそうですが、簡単に言うと亡くなったご先祖様が地獄に落ちたりしないように、落ちていても救えるように始まったのが「お盆」という行事です。

まずは、お盆提灯を飾ります。そして、お盆飾りによく見られるのがキュウリとナスでできた馬と牛です。

20180812ナスキュウリ.jpg

幼いころはこれを作りたくて仕方がなかったのですが、上手く立たなくて母や祖母にやり直しをされていた事を思い出します( ;∀;)

このキュウリとナスでできた馬と牛を精霊馬と言いますが、これはこの世に戻ってくる時は馬に乗って速く、あの世に戻る時は牛に乗ってなるべくゆっくりと荷物を持って帰っていただくと言った意味が込められています。迎える時は内側(お仏壇側)を、送る時には外側に向けます。

弊社でも取り扱っていますが、真菰でできた物もあります。今年は、猛暑のせいで野菜の育ちが悪かったのか・・・もしくは、この猛暑の中で飾るとすぐ傷んでしまうと懸念されたのか・・例年よりも多く売れたように思います。

簡単にお盆のことを書きましたが、お盆の形にこだわりすぎず、ご先祖様を親族一同でお迎えする、元気な姿を見せに行くことが一番です。私も今からお墓参りへ行って来ます!

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花立ボーリング加工

2018年08月11日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

8月に入りお墓参りをなさる方も多いと思いますが、皆さんはちゃんとお花の交換や水の交換をなさっておられるでしょうか?

また古くからあるお墓で、花立にヒビが入ってしまっていたり、お水の交換ができない様なタイプで困っているという方はおられないでしょうか?

先日にもあるお客様から

「暑いからすぐにお花が枯れてしまう・・」

と言ったご相談を頂きました。

そんな方にお薦めなのが「花立ボーリング加工」になります。

昔に建立されたお墓ですと、花立の部分にただ穴が空いているだけだったり、狭い穴でアルミ製の筒が刺さっていて水の交換が出来ないタイプの物が多くありました。

こういった古いタイプの花立の場合、せっかくお供えされたお花がすぐに枯れてしまったりします。

現在は、ステンレス製の大口の筒を差し込むタイプに変わっています。水もたくさん入り、お水の交換にも手間が掛からなくなりました。

お客様の中には、

「お墓を丸ごと建て替える費用はないが、花立くらいは綺麗にしたい」

「ご先祖様の建てたお墓は壊したくないが、花立は新しくしたい」

などのご要望もあります。

こういったお客様のご要望に応えるため、現在の花立に穴を空け直す改良工事が「花立ボーリング」です。

夏の暑い時期には、お水もすぐに温かくなってしまいお花のもちもよくありませんが、お水の交換に手が掛からないので、現在も古いタイプの花立をご利用なさっている方には、こういったステンレス製の筒タイプへの改良工事がお薦めです。

但し、花立自体が小さく筒が入らない物、ヒビなどが入っており穴を空け直す事が出来ない物などもありますので注意が必要です。

この他にもお墓参りをなさってお気づきになられた事や気になる事がございましたらお気軽に御相談下さい。

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下です。

前回書きました入り口移動工事の仕上げのお話です。

篠山市の共同墓地です。
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施工前です。
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前回は、半分の区画を返却するので、仕切りの石をいれました。
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今回は、新しい石塔を据えて防草施工をします。ファイバーレジン施工と言います。

溶剤の分量をしっかり計って使用します。

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2つの溶剤と骨材を混ぜ合わせます。
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数ある骨材の中で今回は庵治石です。
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コテでならしていきます。
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当社社員の職人が乾かないように手際よく作業していきます。
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ビシッとキレイになりました。

落ち葉もほうき1本で掃除完了です。
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このファイバーレジン施工は、多くのお客様に好評をいただいています。

お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く