
篠山店の眞下です。
前回書きました入り口移動工事の仕上げのお話です。
今回は、新しい石塔を据えて防草施工をします。ファイバーレジン施工と言います。
溶剤の分量をしっかり計って使用します。
ビシッとキレイになりました。
このファイバーレジン施工は、多くのお客様に好評をいただいています。
2018年08月09日 08:00
2018年08月08日 08:00
仕入れ担当の森田です。
前回は「世界の加工工場、中国」というお話と、「日本の石も中国加工」というお話をしました。今回は、中国加工と日本加工について、その特徴をお話したいと思います。
中国加工の特徴
中国で加工したものが本格的に日本へ輸入され始めたのは1990年代からです。
はじめのうちは、あまり加工が上手ではありませんでした。しかし、日本からの技術指導や旺盛な労働力で一気に成長します。
そして数年で製品の精度はみるみる上昇し、世界の加工工場として一定の地位を築きました。
中国加工のいいところは、短期間で製作し輸出するため納期が安定しています。また、複雑な加工もマンパワーで可能にしています。
同じことを日本でするととてつもなく費用がかかることも、しっかりとやってのけます。また世界中の石が揃っているため、あらゆるものに対応力は抜群です。
しかし、いいところばかりではありません。そんな中国加工も問題点があります。そのひとつがゴマカシです。
石に問題があった場合に不正に隠す「お化粧」と言われるもの。磨きにくいところを薬品などでカムフラージュしてしまうこともあります。また研磨の工程を飛ばして手を抜くこともあります。
こんなこともあり、中国の加工工場でも信用できるところと信用できないところがあります。
当然、信用出来ないところでは、今もこのような事がはびこっているのかもしれません。ですから、極端に安いものと言うのは信用できません。
建てるときは分からなかったゴマカシのあと。
(当社でもしあった場合は、すぐに取替えます)
日本加工の特徴
日本では、昔はどんな石材店でも原石を買って自社で製造していました。
今でも製造している石材店はありますが、その数はかなり少ないようです(当社でも一部製造しています)。
その代りに加工産地で加工するようになりました。有名なところでは、庵治(香川県)、北木(岡山県)、岡崎(愛知県)、真壁(茨城県)です。私たちの関西では、主に庵治か北木で加工することが多いです。
国内加工のいいところは、比較的納期が短いことです。運搬にも時間がかかりませんので、中国よりは加工時間は長いものの早くできます。
また、作っている人がお墓のことを知っている人なので、こちらとしても安心できます。そして何よりいいのは研磨の丁寧さです。
色合せが難しい庵治石は幾つもの中から選んで使う。
特に、研磨の工程は加工工場によりこだわりがあり、中国の工程にくらべてかなり時間を使っている工場が多いことです。
それによって、新品のときにはどこで作っても同じに見える墓石も、年数が経てばその違いはハッキリと出てきます。ここは最大のメリットです。
国内加工のデメリットとしては、中国に比較すると加工費用が少し高くなるところです。
とは言うものの、中国も近年人件費の上昇から少しずつ高くなっており、特殊な加工以外は価格の違いは少なくなってきました。
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2018年08月07日 08:00
本店の中道です。
先日 納骨する為の穴掘りをしました。この家のお墓は昔から、ご夫婦のお墓を建てられいます。
通常夫婦墓でも、納骨加工がしてあるのが多いですが、土葬で埋葬する時代の石塔の建立だった為、納骨する穴の加工がしてありませんでした。
そして ご主人、先妻さんはすでにお亡くなりになられており、このお墓には今後納骨する事もないので、納骨穴の加工をする必要もなく、石塔の横に穴を掘って納骨する事にしました。
夫婦の墓石や、昔に建てられた代々墓もあるはずの穴が無いかも知れません。ご納骨の当日では大変な事になります。事前に調べておくことが必要ですね。
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2018年08月06日 08:00
みなさん、こんにちは。本店の義積です。
毎日暑いですね。それでも室内で仕事をしているのでまだマシですが、外で仕事をしている皆さんには本当に頭が下がります。
くれぐれも熱中症にはお気をつけください。
さて今日は、香川県高松市牟礼町で行われている「むれ源平石あかりロード2018」をご紹介します。
この牟礼町は、御影石のダイアモンドと言われている世界一高価な花崗岩”庵治石(あじいし)”の産地として有名です。
また隣町の庵治町とあわせ約250軒の石材店が軒を連ね、今でも”日本一の石材産地”として頑張っておられます。
2004年、当時の町長の呼びかけによって、牟礼町をもっと元気な町にするための「むれ源平まちづくり協議会」が発足しました。
この中の一つに石材産業と地元の歴史をうまく組み合わせた「むれ源平石あかりロード」です。
今年は8月4日から9月15日まで開催です。夕暮れの風を感じながら、素敵な石の作品をご覧ください。
私も数年前に行きました。すごく楽しかった思い出があります。また行きたいです(^-^)
皆さんも四国に行く機会があれば、是非「むれ源平石あかりロード」で、のんびり素敵な時間な過ごしてくだいね。
www.sanukisekizai.jp/information/950
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2018年08月05日 08:00
滝野店の髙梨です。
真言宗では特にお馴染みの「不動明王」。大日如来の脇侍として向かって左側に居られます。
大日如来の化身とされるこの不動明王、「お不動さん」と親しまれています。
一般には立像のイメージが多いのではないでしょうか。
今回は坐像を納めました。
この鎮座されております台の部分は「盤石(ばんじゃく)」呼ばれ、「金剛石」つまりダイヤモンドの原石で出来ているのです。
そして「一切の人々を救うまではここからは動かない」のだそうです。
須弥山の護り神で四天王の一体「持国天」が握っている剣は「片刃」であるのに対し、この不動明王が握っている「倶利伽羅剣(くりからけん)」と呼ばれるこの剣は「諸刃(もろは)」であることから「自分の命を懸けてでも皆を守る」と言われています。
考え方にも存在感にも圧倒されますね。
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2018年08月04日 08:00
篠山店の園中です。お盆までに、お墓を建てたい・リフォーム工事をしたいとのご依頼をこの時期たくさんお受け致します。
その中で最近増えてきたのが、お墓掃除のご依頼です。
遠方にお墓がありたびたびお墓掃除に行けない・高齢で行けない・忙しくて行けない・体調が悪く行けないなど様々な理由で、お墓を掃除したくても行くことが出来ない方がたくさんいらしゃるかと思います。
墓石と霊標の狭い間にも雑草が・・・これを引き抜く作業は一苦労です。そのような場合には『お墓掃除』をご依頼下さい。
お彼岸・お盆・法事などの前に、お掃除をさせていただきます。
区画の中はもちろん、区画前の共有スペース部分もきれいになりました。
狭い隙間に生えていた、雑草もなくなりスッキリしました。最後に、お花をお供えして完了です☆彡
ご家族でお墓掃除に行き、お墓をきれいな状態で保てればいいのですが、いろいろな理由があり難しい方も多いかと思います。
なかなか掃除に行けず、ご先祖さまのご供養が気がかりな方は、お墓掃除代行サービスのご利用をおすすめします。
また、隙間に生えてくる雑草はかなり手強く、どうにかしたいとお考えの方は以前からご紹介しているファイバーレジンが人気です。
草引きの悩みを解決できます。ぜひ、こちらもご参考下さい。
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2018年08月03日 08:00
滝野店の吉田です。
前回のブログにも書きましたが、実際に8月1日にお客様宅にて初盆飾りを作ってきました。
忌中の間に使用していた祭壇を組み立て、ゴザを敷いて最上段に精霊堂をおきます。
そしてハシゴをかけて白木膳・花立・供物台を用意し、前には白木の経机をおいて、ロウソク立て・香炉をならべます。
祭壇の両横には、回転灯を組み直して設置します。精霊堂・ゴザ・ハシゴ以外は、全て忌中の間に使用していたものでお祀りいたします。
あとは、7日盆からのお祀りにあわせて、牛・馬・水の子を作りお供えいたします。このあたりでは、8月7日~16日までお祀りされるお宅が多いようです。
盆飾りでお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
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2018年08月02日 08:00
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
8月に入りました。
お盆まで2週間を切りましたが、ご準備されましたか?
毎年のことなので、あるものでできるのが一番ですが
お膳だけは、時間がかかります…
そもそも・・・こんなにたくさんの器に何のせるの?
年に一度のことだから、何のせるか忘れちゃいますよね。(^^;
ざっくり、内容はこちら。
基本「精進料理」なので、肉魚はNGです。
お出汁を取るのも鰹節ではなく、昆布で。
年に一度、仏様がお帰りなので、たくさんご飯を用意してあげましょう!
とはいえ、大変なことです。
そこで、こんな便利なものもあります。
仏膳用の精進料理がフリーズドライでセットにされた商品です。
200ccのお湯があればでき、忙しい方、男性の方でも簡単に豪華なお膳の出来上がりです。
もちろん、手作りが一番のおもてなしと思います。
が、忙しい方やお料理が苦手な方は、こちらをおすすめします。
但し、御飯はついていませんので、御飯だけは炊いていただくか、パック御飯をご用意ください。
何をするのも形ではなく気持ちがあれば、仏様も喜んでいただけるのではないでしょうか。
各店、ご用意しています。
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2018年08月01日 08:00
本店の高橋です。
前回の続きで実際に山門が動く所を見て頂きます。
下の写真のように事前に山門が乗ってくる所の石を設置しておきます。山門の全重量が掛かってきますので、基礎のコンクリートも石自体も丈夫なものが必要です。
判りづらいですが、真中にある丸い二つ、後方の四角い二つの敷石に山門の柱が乗ってきます。後方に見えている山門を三本の木製レールにコロを挟んで乗せ、ワイヤーでゆっくりと引っ張ります。
引っ張る機械は山門の後ろ側にあり、山門本体につないでいるワイヤーは一回前方にまわして折り返してきます。そして山門を通り越して後ろ側から引っ張るのです。
無事に乗せることができました。事前に据えていた敷石の寸法もピッタリ。重量にも充分耐えているようです。
この後、山門をぐるっと囲んでいる巻石の内側に板石を張っていきます。見栄えが全然違います。今から楽しみです。
次回に続く。
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2018年07月31日 08:00
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