お仏壇の開眼式に立会い

2018年07月20日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

先日お仏壇を納めさせて頂きましたお客様よりお電話がございまして、

「お盆(初盆)のお祀りの仕方や古い仏像、それにお札等の納め方などをご住職にお聞きしたいのですが、いまいち理解していませんで・・・代わりに聞いて頂けないでしょうか?今からご住職も来られますので」

との事で訪問させて頂きました。

そんなこんなで、今まで建立させて頂きましたお墓の入魂には全て立会いはさせて頂きました。

しかし、納めたお仏壇の開眼式に立会いさせて頂いたことは初めてで、とても貴重な時間を頂きました。

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古い石積み直しの工事

2018年07月19日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

お客様より石積みが、がたがたで、石と石の間が以前よりも広がってきているように気がする。

石積みが崩れないうちに直して欲しいとのご依頼でした。

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確かに、隙間があり、墓石も倒れかかっています。

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石積みを解体する前に、全ての石に番号を付けます。元にあった同じ場所に石積みできるようにします。

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ひとつひとつ慎重に解体し、コンクリートの厚み分掘り、転圧をします。

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元の位置に一つ一つ石を積み直します。仮置きを何度も繰り返して調整します。

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石積みの後ろ側にコンクリートを流し込みしっかり固定します。

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墓石を据えるところも、しっかり転圧し、整地します。

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墓石を元通りに据付。

こちらも解体する前に、番号をつけていたので、番号通りに、丁寧に据え直します。

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これで完成です。傾いてた墓石も一列にきれいに並びました。

石積みもしっかり組み直し、コンクリートで補強されたので安心です。

地震や大雨で崩れないか心配だったけど、これで安心と満足して頂けました。

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初盆飾り

2018年07月18日 09:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

お盆も近くなってまいりました。

滝野店の営業エリアでは、49日の忌中の間にご自宅でお祀りしていた祭壇・回転灯などを使用して初盆の飾りを組みます。

まず祭壇を組んで白布を敷いてその上にゴザを敷きます。最上段に精霊堂を置いて、白木のお位牌を中に納めます。ハシゴをかけて、果物・季節の野菜・お花をお供えいたします。そして、牛馬(写真はマコモ)を飾り、お膳(ごはん・汁・漬物・煮物)をのせてお祀りいたします。

また、花立・お膳以外の線香たて・ロウソク立ても忌中の間に使っていたものをそのまま使用いたします。8月に入りますと早々に、初盆飾りをされるお宅が多いようです。

初盆飾りでお困りの事がございましたら、お気軽にお声かけ下さいませ。

盆飾り.JPG

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篠山店事務スタッフ
篠山店事務スタッフ

こんにちは(^-^*)/篠山店スタッフです☆彡

もうすぐお盆です。初盆の方は、いろいろなお供えをいただいたかと思います。

先日、お客様が「絵ろうそくをもらったけどいつ使ったらいいのかな?もったいなくて・・・」とおっしゃっていました。

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確かに・・・絵が入っていると特別感がありますよね(^^;

そもそも絵ろうそくは、東北地方など雪深い寒い地域の伝統的なものだったそうです。

冬の厳しい寒さ、雪に囲われ仏壇に花を供えられなかったのが始まり。

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植物性の蝋燭に植物性の絵の具で花の絵を描き、飾ることで生花の代わりにしたとのこと(写真は転写プリント)

今では造花があったりブリザーブドフラワーがありますが、これは昔の人の知恵ですね。

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なので、絵ろうそくは普段から飾っていただくことでお花をお供えしているのと同じ意味合いをもちます。

また、特別な日(命日・お盆・お彼岸・法事)などで使っていただくことをおすすめします。

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日々、暑さが増しています。お花を供えてもすぐに水がなくなったり、枯れたり…。

そのような時にも、ぜひ、絵ろうそくを使ってみてはいかがでしょうか。

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山門が動いた。その②

2018年07月16日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

今年の三月にお寺の山門の工事のお話をさせて頂きました。今回はその続きです。

下の写真のように山門のまえにあった階段をいったん解体します。解体した段石は弊社工場へ持ち帰り、割れて使えないものを省いたり、切って寸法を調整したりしました。

山門まえの階段.JPG

新たに階段を積むのですが、当然一番下から積み始めますので位置や高さの微妙な調整が必要です。

階段積み始め.JPG

最初が決まれば後は比較的スムーズな作業となります。

階段積み正面から.JPG

後は両横の「そで石」だけです。既存のものは細かく割れていましたので、弊社在庫の古びた風合いの石材を用意しました。

階段そで石.JPG

「そで石」が入ると階段全体がキリッとしまりました。バッチリです。後はこの山門のご帰還を待ちます。

続く・・・。

帰還待ちの山門.JPG

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石の魅力(描ける石)

2018年07月15日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今日は楽しい体験をご紹介します。

それは石に絵を描く事ができます。

下の写真は石に直接描いたものです。

石に絵を描く1.JPG

堂々とした不動明王です。

これは石に直接マジックで描いています。

普通の石なら滲んだりしますが、この石はきれいにインクを吸ってくれるのでとてもきれいに仕上がります。

この石は先日ご紹介しました龍山石です。

その中でも、これは龍山石の青です。

ちなみに黄色もええ感じです。

石に絵を描く2.JPG

これは風神雷神です。

有名な屏風絵で風邪の神様ではありません。

いかがでしょう、こんな感じでとてもきれいに仕上がります。

絵だけでなく一筆書くのもありです。きっと墨も滲みなく書けると思います。

今日は描かける石をご紹介しました。

とても楽しいので、ぜひこのイベントも開催したいと思っています。

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旅立ちまであと少し

2018年07月14日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

毎日暑い日が続きますが、皆様体調はいかがですか?弊社施工部もお盆前のこの時期休日返上で頑張っています。感謝。

突然ですが、この写真何かわかりますか?こんな処にこんなものが。

キセキレイ3.JPG

これは、施工部が墓石工事の時に積み込んでいく出荷待ち商品棚です、そしてこの中にこんなものが。

キセキレイ2.JPG

この墓石の納骨堂の中です。よく見ると5羽の雛がいました。

雨風はしのげますが入口が広いので外敵が見つけられそうです。しかし、工場敷地内であるためか無事にすくすくと育っています。
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わかり難いですが親鳥も餌を運んでいます。

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鮮やかな胸の黄色が特徴のキセキレイという鳥です。

キセキレイ5.jpg

墓石の出荷日までに無事巣立ってくれますように。

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お位牌の手入れ

2018年07月13日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

先日の大雨では、日本各地に大きな爪痕を残しました。私が住んでいる丹波市でも山崩れや床下浸水など大変な状況になり、私が住んでいる自治会も避難勧告が出るのかもしれないととても不安な毎日でした。

ふと避難場所に持って行くものを考えていると、お位牌が浮かびました。ご先祖様と両親の位牌、これは絶対だと思いました。

昔子供の頃にテレビで、おばあさんが避難しないといけない時に位牌を風呂敷に包む姿がとても印象的でした。お位牌は、魂が入ったものであり、代々受け継がれていく大切なものだと子供心に思いました。

さて、お盆も近いので仏壇や仏具には普段よりも目に付く機会が多いと思います。

仏壇に納めてあるお位牌の手入れをしようと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、お位牌は繊細なものですので、そっとしないと表面に傷が残ったりするので注意が必要です。
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このような位牌は表面に金箔が貼られていたり、金粉が施されているお位牌です。

表面を強く拭くと金が剥がれてしまったり、下地の面が出てきてまだらになるのでご注意ください。

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こちらの位牌はほこりを払う程度で良いです。どうしても拭きたい場合は仏壇仏具用の柔らかい布で拭いてください。

水分があるとお位牌の表面が浮いてきたりする事もありますのでご注意ください。

どのようなお位牌もできる限り素手で触る事は避け、柔らかい手袋をしてください。手の皮脂が付いて跡が残ってしまうこともあります。手袋はホームセンターや百円均一の店で購入できます。

20180712位牌手入れ (2).JPG

20180712位牌手入れ.JPG

仏壇・仏具・お位牌にはこのようなクロスがおススメです。当社の各店で販売しております。

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社屋玄関の石張り工事

2018年07月12日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

先日、社屋玄関の石張り工事をしました。

側面は本磨き、歩く面はジェットバーナー仕上げ(滑らない加工)でインパラブラック(南アフリカ産)の黒色の石を貼りました。

1.壁側に石材専用接着剤を5点ほど付けます。
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2.高さを調整しながら20ミリ厚の石を貼り付けます
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3.基礎コンクリートと接着するために「とろセメント」を流す。
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4.空練りのモルタル(セメントと砂を混ぜ合わせたものを均す)
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5.もう一度その上から「とろセメント」を流す。
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6.板石25ミリ厚の石を貼り付ける
IMG_6929.JPG

7.完成です
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同じ石でも、磨くと叩くではこんなに色合いが違います。

綺麗な仕上がりになっていますので、一度御覧ください。

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お好みのお線香を・・・

2018年07月11日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

今日はお線香についてです。仏壇でもお墓参りでも用いるお線香。私たちにとっては、一番身近な仏具の一つです。そして、お線香に似た「お香」も最近では、雑貨屋さんなどでもよく見かけるようになりました。

さて、では「お線香」と「お香」の違いとは何でしょうか?・・・実は、この2つは、原料や作り方など基本的なことはまったく同じです。

ただ、「お線香」は仏事に用いるもの、「お香」はその香りを楽しむもの、として区別されていますが、好みの香りで「お線香」を「お香」として、「お香」を「お線香」として使用する事もできます。

そもそも「お線香」は仏教伝来の頃に用いられるようになったと言われています。

今回調べてみて初めて知ったのですが、「日本書記」によると淡路島に漂着した「香木」を島の人達はただの流木と思いかまどで燃やしたところ大変に良い香りが立ち上り、これに驚きこの香木を朝廷に献上したそうです。これが線香のルーツだそうです。

仏壇やお墓にお線香をあげるという事は、我々の習慣になっていますが、お線香はご先祖様にとって食事の役目でもあります。

亡くなった故人が仏の世界に行くまでの間、お線香の香りがあれば空腹を抑え無事にたどり着くと言われているのです。

また、故人のためだけでなく自分の心を清める事も出来るという意味合いもあります。

最近は、様々な香りの線香もありますので、自分の好みのもの、また故人様の好きだった香り・・・そんな事を思いながらお線香を選ぶのも良い供養になると思います(^^)

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く