外国の墓地みたい。

2018年04月11日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

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この写真は神戸市営の鵯越墓園です。芝生に洋型の墓石が整然と並んでいます。まるで映画に出てくるような外国の墓地のようです。我々の地元の墓地ではあり得ない光景でびっくりです。
私どもは兵庫県は丹波市という田舎の石材店ですが、神戸方面での仕事はよくさせて頂いています。この日も既存の墓石への彫刻の仕事です。今回は現地にて作業をすることになりました。
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こんな風に彫刻する文字に形取られたゴムを石に貼ります。
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先端のノズルから石を削り取る為の細かい砂を吹き付けるピストルのようなもので少しずつ彫っていきます。
覗き窓から状態は確認できます。
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細かい砂が周囲に飛び散らないように、こんな感じにシートに覆われての作業です。
周りにいろいろな装置がみえますが、一昔前と比べると数段小型になり、作業が楽になりました。

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森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
今日は樹木葬のお話をしてみたいと思います。
同じようでも違うのが樹木葬
ここ数年、樹木葬を耳にすることが多くなりました。しかしこの樹木葬、名前は同じ樹木葬と名乗っても、内容はそれぞれの墓地により全く異なっています。また、通常のお墓とは法律的な部分も違ってきます。ですから、実際の仕組みをご理解の上でご検討ください。
どのような納骨方法か
樹木葬と聞いてどんな風景が思い浮かびますか?まず真っ先に思い浮かぶのは、木の根元に納骨するイメージですね。でも実際には様々な方法があります。
日本で初めての樹木葬は1999年に岩手県一関市の大慈山祥雲寺にて山麓に作られたものです。これは山林に納骨をし目印に木を植える方式でした。
また公営で初めての樹木葬と話題になった都立小平霊園の納骨は、かなりの数をまとめて一ヶ所に詰め込まれます。合葬式と言われるもので、お骨を特定することは出来ません。もちろん納骨にも立ち会えません。実際にインターネット等でアップされている画像をみても、供養からは程遠い感覚です。外見はキレイなんですけど・・・。
最近多いのは、シンボルツリーの元に筒で納骨する方式です。考え方としては普通のお墓に近いですね。いずれにしても、通常のお墓とは比べ物にならないくらい密集して納骨されています。ひょっとすると自分の場所(墓地)は0.01㎡なんてこともあります。
目印は何?
樹木葬って木が目印だと思いますが、実はそうでもないのです。目印は、樹木の場合もあれば石の場合もあります。樹木の場合は「樹木葬」って感じがしますが、石なのに樹木葬?ってものも結構あります。小さなお墓と表現するより樹木葬といった方が印象がいいのかもしれませんね。いずれにしても、これらはお墓が小さく姿を変えた形といえます。
それに対して、芝生にただおおよその目安が示されている場合があります。目印がないので明確には分かりませんが、そこに納骨をしているわけですから何となく実感はあります。シンボルツリーのタイプもこの様な形が多いです。
そして何も目印がなく場所も特定されていない小平霊園のような場合は、お墓というよりは永代供養墓です。東京都の考えもお墓参りにはあまり来ないだろうという発想のもと作られています。
何年間使用可能か
墓地は一度購入すると永代にわたって使用できますが、樹木葬の場合の多くは期限があります。その期間は様々で、7年や13年で合祀されることが条件のところもあれば、合祀までに50年という長いものもあります。いずれにしても期限が来たら合祀されます。ただ、最近は合祀されない樹木葬というのもあるようです。まさに玉石混交といった感じです。
樹木葬えらびは慎重に
いかがででしょう?ひとくちに樹木葬といっても様々な形があります。私も調べながら、その複雑さに閉口してしまいました。どんなものでもそうですが、安くていいものはありません。樹木葬でもいいものはそれなりの金額が設定されているようです。まさに『お墓買えるやん』というレベルです。
お選びになる際には、普通のお墓、納骨堂、樹木葬の条件をよく考慮の上、お選びください。

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お墓の見えない部分

2018年04月09日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

先日、阪神間の墓地で墓じまい(解体撤去)の工事を行いました。

墓じまい1.JPG

30数年前の建立のお墓で外観など見た目はまだ綺麗で、他社さんの建立のお墓で尚且つ弊社としては遠方の工事でしたので、解体にてこずる事も予想して道具類は色々用意して行きました。

墓じまい2.JPG

墓石を撤去して巻石を外す段階で延石を固定する補強金具を使わず組み上げてありました。

間知石の裏込めコンクリートの量も少なく予想に反して順調に解体は進みました。

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基礎ベースのコンクリートもほとんど無く、間知石は土の上に並べている様な状態でチョットびっくり。

昔はこの様なのが当たり前の時代だったのかと。

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お墓は建立してからの見える外観はとても大事ですが、完成後には見ることが出来ない部分はそれ以上に大事です。

解体してみるとそういうところがよく分かります。

弊社では完成後には見ることが出来ない工事中の各工程の写真などを「お墓の記録」としてお客様にお渡しして居ります。

23年前の阪神淡路の地震を受けているはずのお墓が大きなズレも無く現在まで無事であったことが不思議です。

もしかすると震災後に工事し直されたのか?それとも仏様が守ってくださったのか?

墓じまい6.JPG

何はともあれ、工事は無事完了、ありがとうございました。

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石の加工を受けました。

2018年04月08日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

満開だった桜の花は昨日の雨ですっかり落ちてしまいました。花の命ははかない、と言いますが本当に短い期間でしたが楽しむことができました。

事務所で仕事をしていると、墓石を彫刻するためのサンドブラストの音や、石を加工する音など工場からが聞こえてきます。今日は工場で、石の加工をしていましたので、ご紹介します。
今回は花立の加工です。和墓は、一つの石ではなく、棹石、上台、下台、水石、花立などいくつかの石でできています。花立は、写真中央の長方形の石で、この上の表面に花筒(銀色の花を入れる部分)に合う丸い穴が開いています。
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今回は古いお墓の花立に穴を開けます。
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ここで登場するのはこの機械↓↓ (名前は分かりません。すいません。)機械の先が回転して石に穴が開いていきます。右手に持っている棒のようなもので少しずつ機械を下げていくそうです。力加減が難しそうですね。(でも、ちょっとやってみたい)
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このように穴を開けたり、カットしてほしいなどそんな加工を依頼される事もあります。様々な機械がありますので、またご紹介します。奥田君、お疲れ様でした(^-^)

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拓本採り

2018年04月07日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

最近、お墓を撤去したり、お墓の引越しをすることが多くなっています。

先日、お墓の引越しをご希望のお客様がおられました。次の移設先の新しい墓地には、お墓は1基しか移設できないため、残念ながらそれ以外のお墓は処分することとなりました。

とはいうものの、『今まで手を合わせていたご先祖様なので、何らかの形で残せないかな?』と少し寂しい様子でした。

色々と検討をしているうちに、『拓本って採れますか?』という言葉が出てきました。

このご要望を聞き私も、「なるほど・・・その手がありましたね」そこで拓本採りを行いました。

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かなり昔の墓石で肉眼ではほとんど読めない感じですが
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紙を石の上に置き、カーボン紙の上をゴムハンマーで叩くと文字が浮かび上がってきます。

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このように文字が浮かび上がってきて読めるようになります。

同じく彫刻面を合計3面にわたり拓本を採りました。お墓は無くなりましたが、当時の証として残せましたと喜んでいただけました。

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山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

4月になりましたね!桜も綺麗に咲いて、新しい年度の始まりです。4月2日には真新しいスーツ姿で通勤している方を見かけました。
さて、森田石材店にも今年、フレッシュな新入社員が2名、入社することになりました。そこで、今年はきちんとした入社式をやろう!という事で、4月2日本社で行われました。
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社長・常務をはじめ、それぞれの部署の部門長が出席して行われました。社長の挨拶ののち、2人に辞令が交付されました。
まず1人目は
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技術部配属の植木君。3月に大学を卒業されたばかりです!野球をされていたそうで、暑い夏の現場は大変ですが、とても体力がありそうです!!
そして、2人目は、
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葬祭部配属の古本さん。こちらは、3月に高校を卒業されたばかりです!若い(^^♪
2人とも、緊張と不安でいっぱいかと思います。私もまだまだ偉そうなことは言えませんが、周りの上司・先輩達からたくさんの事を吸収して少しずつ成長していってほしいなぁと思います。私も2人の若いパワーをもらって、また今年度も頑張ります!(笑)
また、皆さんも植木君はお客様の現場で、古本さんはしばらく本社で事務をしていますので、もしも見かける事があれば是非励ましの言葉のひとつでもかけてやってくださいね!2人とも、頑張れ!!

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お位牌も置いてます

2018年04月05日 08:00

福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

先日、お墓を見にご来店いただいたお客様から「位牌も取り扱ってるんや、お墓だけやないんやね」との声をいただきました。

ご存知無い方もおられるかもしれませんが、当社では墓石以外にも仏壇や仏具、線香やローソクなども取り扱っており、もちろん位牌も取り扱っております。

新たに位牌を作られる方はもちろん、既存位牌への追加彫刻も承っております。

お墓と同様、「どんな位牌にしたら良いのかわからない」と仰る方も沢山おられますが、ご安心下さい。

既にご先祖様の位牌がおありなら、そちらを基準にご提案出来ますし、全く初めてだと仰られるなら仏壇のサイズや地域性などから考慮してご提案させていただくことが出来ます。
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浄土真宗の仏壇

2018年04月04日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
仏壇事情も以前と比べると随分変わってきました。最近、ご来店されたお客様からご相談頂くのは「仏壇のお引越し」を前提とした仏壇の購入です。
親と別居しているおうちが増えたのに伴い、お墓と同様にどのように仏壇を守っていくのか考えられている人が増えているようです。実家には仏間や仏壇を置くスペースがあるのですが、お子様のお家にはそれがないお家も多いようです。
そこで新しく仏壇を購入する際に、将来的に自分たちの家に仏壇を移動することを想定して仏壇選びをされます。そういったお客様が選ばれる仏壇が下の様な上置き型の仏壇です。タンスなどの家具の上に置くことができ、またインテリアの一部として非常にオシャレなものが多いのが特徴です。
今回のお客様もまさにそういった状況でした。ただ今回のお客様は少し違いました。何が違うかというと「宗派」です。このお客様は真宗大谷派でした。
浄土真宗系と言えばこういった仏壇を思い浮かべます。
金仏壇.jpg
一般的には上の様な金仏壇にされるケースが多いです。これはご本尊である阿弥陀如来がおられる極楽浄土を再現しているからと言われています。
そこでこちらのお客様には菩提寺のご住職に、金仏壇ではない仏壇でも可能のなのかご相談頂きました。
すると、ご住職の回答は
「こういうご時世ですし、状況が状況なので大丈夫ですよ」
との事でした。
そこで今回搬入させて頂いたのが下の様な仏壇です。
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写真の仏壇の下の台は別途購入頂き、上の仏壇のみゆくゆくは移動されます。ちなみに下の台の扉の中は、お墓を建てるまでの間ご遺骨を収納できる様になっております。
ですので浄土真宗の方でも、このような上置き仏壇や、唐木仏壇でも可能な場合があります。まずはご住職に相談してみて下さい。

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

前々回に引き続き、三田市の大規模な神社修復工事のお話をさせていただきます。
2月に祈願祭が執り行われ、翌週から工事を進めています。
現在、木の伐採と外堀の石垣積みの作業に取り掛かっています。
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作業前です。
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入口階段を外してトラックや重機が神社内に入るようしました。
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駐車場や入口を広げる為に、この面の石垣を解体します。
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解体しました。
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外堀です。元の石垣は解体せずにその外側に新しい石垣を積みます。
地面を踏み固めました。
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一段ずつ、積みます。
元の石垣の間にコンクリートを詰めて、ガッチリさせます。
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上から見たらこんな感じです。
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仕上げが残っていますが、ほぼ完成しました。
高さは2mあります。
工事は続いていきます。
私もどんな風に神社が生まれ変わるか楽しみです。
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森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
前回に引き続き、金子稚子さんの講演について印象に残ったことをお話します。
大切な人と死別することは遠い将来かもしれないし、明日かもしれません。こんなことを書いている私にしても、明日必ず生きているという保証はありません。
こういう当たり前のことを再確認しなければならないなということを、お話から気付かされました。
講演の後のディスカッションでは、「もしバナゲーム」というカードゲームをしました。この「もしバナゲーム」とは、自分が余命宣告されたら何を優先したいかをカードを使ってする「縁起でもない」と怒られそうなゲームなのです。
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実際にやってみると、自分の中の価値観が整理されてゆくのが分かります。また他の人の選んだカードや選んだ理由を聞いていると、「そんな考え方もありだな」と勉強になることも多かったです。そして何より、身近な人と話しにくい話をしておくことの大切さが分かりました。
ということで、早速、この「もしバナゲーム」のカードを買いました。
実際はお客様にもこういった体験をしてほしいなと思いました。
もしご興味のある方は、お声がけください。

お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く