森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

今から約40年前、日本の石の採掘場所は175産地あったそうです。

その中でも花崗岩が85産地でおよそ半分が花崗岩(みかげ石)といわれる石です。

現在は、外国産の石材輸入の増加と人件費の問題で半分以下に減少していると思われます。

さて、石の価格は安価なものから高額なものがありますが、私はすべての石が好きです。

それぞれの特徴(色合い・硬さ)があり、用途によってすべて生かされると思っていますので、良い石・悪い石の判別はありません。

ここで2つの石切場をご紹介します。

まず茨城県のやさと石の石切場です。
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石の切り口が、きれいな石壁になっていて、かなり大きな原石が採れています。

通常の大きさで1.5m✕1.5m✕4m(重量は約20トン)

この様は石は、使える用途はたくさんあります。

墓石は勿論のこと、墓地を区画する石や記念碑・建築材など…どんな物でも使える万能な石だといえるでしょう。

 

次は香川県の庵治石の石切場です。
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やさとみかげ石と比べると壁面が四角くきれいな面になっておらず、切り口もガタガタです。

大きな材料として採掘するのはかなり難しく、墓石にできる石は約7%です。

大半は石積みの材料になったり庭灯籠になったりします。

ただ石を研磨した石目は世界中探してもないほど美しい模様が出ますので、希少価値の高いものとなっています。

食べ物に例えると「マグロの大トロ」や「牛肉のシャトーブリアン」に値するのかな?と思います。

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石の表札

2018年03月21日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

先日、兄よりこんな問い合わせがありました。
「石の表札って作れる?」と・・・。
もちろんです!今までも、何度も請け負っています。さて、まずは表札の大きさを確認して、黒っぽい石を希望との事で、他には特別な指定はなかったので、工場で石を探してもらい、カットするところから始めました。
加工.JPG
↑機械で切っています。小さなサイズでも大丈夫です!
このように加工する事も可能ですが、現物サイズを直接発注して、仕入れる事も可能です。その後は、書体を選んでもらい、ゴム出しをして石に貼ります。
表札1.JPG
ゴムが貼れたら、彫刻です!
表札3.JPG
あっという間に彫ってもらいました。(今回は兄の希望で色なしです。白を入れても綺麗だと思います!)
木の表札や、オシャレな表札がたくさんある中で、石でと希望してくれてとてもうれしく思います。取り付けに行くのはこれからですが、玄関の顔として活躍してくれることを願っています(^-^)

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福島 正弘
福島 正弘

滝野店の福島です。

前回のブログで「卒塔婆」についてご案内させていただきましたが、今回はよくご相談いただく「卒塔婆」の処分について書かせていただきます。

追善供養の際に大切な役割を果たしてくれる「卒塔婆」ですが、墓石とは違い永遠に残るものではありません。

次の法事のタイミングで取り替えられたり、古くなって処分される場合もあります。

「卒塔婆」とは、本来7回忌や13回忌といった法要のために建てられます。

塔婆の功徳は1日のみとされており、法要が済めばその役割を終えます。

その考えから法事を終えた段階で処分するというのが本来のあり方です。

ですが、実際には次の日に処分されるというのはごく稀だと思いますし、多くの方が次回の法要まで残されたままにされていると思います。

この時期、お墓参りに行かれる方が多いと思いますので一度ご確認なさって下さい。

古くなって朽ちてきた卒塔婆をいつまでも放置するわけにはいきません。

そのままにしておくと風に飛ばされたりする事態も予想されます。

見た目にも痛んできて「色あせてきたな」と思われたら、きちんと処分されることをお勧めします。

卒塔婆の処分方法には色々な考えがあると思いますが、仏様に関わるものですので粗末に扱うわけにもいきません。

お寺様に頼まれて「お焚きあげ」してもらうという方もおられますし、お寺様の負担にならないようにご自分達で処分すると仰られる方もおられます。

自分達で処分するとなると、ゴミとして出すことになります。

「そんなことをして大丈夫なの?」と思われるかもしれませんが、たとえ処分されるにしても大切に供養したというお気持ちはしっかり残されていると思います。

お寺様や地域によって様々なお考えや処分の方法があると思いますので、そちらにご相談なさってから判断なさるのが良いと思います。
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玉砂利の入れ替え

2018年03月19日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
先日、霊標(戒名が彫刻されている板)への追加彫刻の際のリフォームについての記事を書きましたが、今回は『玉砂利の入れ替え』編です。
「追加彫刻」は実はお墓のリフォームの大チャンス!という事を前回の記事でも書きましたが、意外とリーズナブルで見た目も変わるリフォームが『玉砂利の入れ替え』です。
色んな種類の玉砂利がありますが、白い玉砂利が混ざったものは年数とともに汚れてきます。
また、建立時に真砂土仕上げをされていて玉砂利に変えたいという方もいらっしゃいます。
まず玉砂利の入れ替えをされたおうちがこちらです。
玉砂利 前.jpg
<施工前>
  
玉砂利 後.jpg
<施工後>
こちらは真砂土を玉砂利に入れ替えられておうちがこちらです。
真砂土 前.jpg
<施工前>
  
真砂土 後.jpg
<施工後>
ちなみにこちらのおうちは梵字の金箔も入れ直しました。
お彼岸でお墓参りされる方も多いかと思いますが、気になった方は是非ご相談ください!

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お墓の洗浄~最強の汚れ~

2018年03月18日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

今回は、お墓の洗浄です。
これまで、さまざまなリフォーム工事で洗浄をしてきましたが、これはキレイになるのか?とドキドキだったお話をします。
ご縁があり、三木市吉川町の他社でお墓を建てられた方の依頼で洗浄と色入れをさせていただきました。
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まずは代々のお墓の洗浄です。
文字の中までキレイになりました。
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こちらは家紋の色入れです。
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墓石専用のスプレーで白色を入れます。
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P1390986.JPG
白色が入りました。
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そして、ドキドキだった拝石の洗浄です。
コケなのかカビなのか、良くわからないくらい汚れています。
多くの洗浄のお手伝いをしましたが、私が携わった中でもトップクラスの汚れだと思います。
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当社職人が洗剤と金ブラシ、ナイロンブラシを駆使してゴシゴシします。
この工程を3回してもらいました。
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私もビックリ。こんなにキレイになりました。
まだ、お客様の感想を聞いていませんが、喜んでもらえると思います。
これなら、どんな汚れのご依頼でも大丈夫だと確信しました。
前回にご報告しました、神社の改修工事は現在進行中です。
次回以降、お話させていただきます。

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本日からお墓の相談会!

2018年03月17日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
本日から森田石材店の3店舗で一斉に「お墓の相談会」を開催いたします。春のお彼岸に合わせて、新しい商品も増えております。
今回のチラシはこんな感じです。
【本店】
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新しい伊達冠石も入荷しています。またこだわりの手作り五輪塔もご覧いただけます。
【滝野店】
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滝野店は毎年恒例の展示品現品セールです。
チラシにはあえて載せておりませんが、特別価格のセールになっております。
【たんば篠山店】
20180317チラシ(篠山店)ol.jpg
たんば篠山店ではリニューアル一周年。
新たにインド加工のセットが入荷しています。インド加工は磨きが良くて高品質、ぜひ現物をお確かめください。
さて、今回のご商談プレゼントはこの巾着です。
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巾着は、金(きん)が身に着くといわれる縁起物です。
皆様のご来場をお待ちしております。

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五輪塔と写経

2018年03月16日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
一昨年、お父様を亡くされ、百か日の法要に合わせて納骨する為に墓石を建立して頂いたお客様が 今回五輪塔を建てて頂きました。
このお客様は先では五輪塔を建てたいとのお考えをもっておられ、当初から計画を立てていました。
墓石(代々墓)をはじめ霊標、お地蔵さん等 移動させず 拝石の向きを一枚移動させただけで、五輪塔を配置できるようにあらかじめレイアウトしておりましたので、スムーズに施工出来ました。
開眼(入魂)の当日には 五輪塔に写経を納めて頂き、ご家族の皆様には大変喜んで頂きました。
施工前
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施工後
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納経(般若心経の写経)
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yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

3月も中旬に入りだいぶ暖かくなってきました。先日の休みの日には、ポカポカ春のような暖かさで、思わず家中の窓を開け、部屋の掃除や庭の草引きをし、愛車の洗車をしました。私は花粉症ではないので春が来るのが待ち遠しいばかりです。早く桜や色とりどりの花に会いたいです。
この季節にいつも皆さんにお知らせしているフォトコンテストがあります。お墓100年プロジェクト実行委員会」が毎年行なっている「第7回お墓参り写真コンテスト」です。名前の通り「お墓参り」をしている写真のコンテストです。ということは、当然お墓が関係します。過去の入賞した写真を見ると、本当に素敵な写真がいっぱいです。
この美しい日本のお墓参り文化、笑顔でお墓参り・ご先祖様に報告・子供たちの姿・手を合わせる祈りの姿など、お墓参りの本来持っている大切な意味合いを次世代の子供たちに遺していくためにも、写真やメッセージ付き写真を応募ください。
締切りは5月31日までです。今回の大賞は、なんと5万円!!他にも色んな賞があります。
カメラで撮ったものはもちろん、携帯で撮った写真でもOKです。詳しくは、「お墓100年プロジェクト」のホームページにて。メールで直接ご応募ください。メールが苦手な方は、弊社に写真をお持ちいただいてもOKです。私どもで責任をもってご応募いたします。たくさんのご応募お待ちしております。
お彼岸やゴールデンウィークなどお墓参りに行く機会が多くありますので、是非みなさんで写真を撮ってくださいね\(^o^)/
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心温まる供花

2018年03月14日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

先日、開眼納骨式をさせて頂いた時のお話です。
花立には生花、祭壇には果物やお菓子をお供えし納骨を終えたところで準備していた台に折り紙で作られたお花が並んでいました。
聞くと、お孫さんたちがおじいちゃんの為に折られたそうでした。
するとご住職が「おじいちゃんと一緒に入れてあげてください」とひと言。
お孫さんたちそれぞれの手で納骨堂に納めて頂きました。
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どんなお花よりも鮮やかで、温もりを感じるものでした。

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古碑をコンパクトに並び替え

2018年03月13日 08:00

園中 憲二
園中 憲二
篠山店の園中です。
今回は、たくさんの古い石塔をコンパクトにまとめた施工のご紹介です。
現状は、前列に5基、後列に5基、合計10基あり、それぞれに緑色の花筒が付いています。
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<ご要望>
石塔がたくさんあるので、彼岸やお盆や法事の度に、抱えきれないほどの「しきび」を持って行かなといけない。
それに、掃除も大変! 2列にまたがるたくさんある石塔をスッキリ整理したい。
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でも、先祖が建てたものだし処分するには、偲びない・・・
との内容のご依頼でした。
と、いうことで、試行錯誤し古碑がコンパクトになるように図面を用意して施主さんと相談しながらすすめました。
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上台、下台を外して、戒名が彫刻された竿石のみ残し、ひな壇のようにした台石の上に並び据え付けました。
前例と後列と段差を付けことで、戒名が見えるようにしました。
そして、中央に花立をひとつ。
20180313-04.JPG
完成はこちら。
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正面から。少し段差と隙間をあけることによって、それぞれの戒名が読める状態になっています。
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横から。竿石だけにすることによって、狭いスペースでもこれだけのたくさんの碑が並べられます。
たくさんの石塔をまとめる方法は、いろいろあります。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く