眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

社長のブログの加西市、石部神社と同時進行で、三田市の神社の大規模な改修工事をさせていただくことになりました。これから、数回にわたり、進行状況をお伝えしたいと思います。
主な工事内容は、境内と外堀の石垣積みや玉垣、立派な木を切ったりするお仕事です。
第一回目は、工事開始にあたり、祈願祭が執り行われ、出席させていただきましたので、そのお話です。
2月上旬に神社境内で宮司様と村の関係者の方々、森田石材店からは、常務の森田と施工部責任者の杉浦と私の3人が出席しました。当日は、みぞれまじりの寒い日で、足元も悪い中、多くの村の方々の来られました。
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この祈願祭の後、修復工事は進めさせていただいています。数ヶ月間かかる工事です。
村の方々もキレイになることを心待ちにしておられます。その期待に応えられる、お仕事をしたいと思っています。

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どっしりとした五輪塔

2018年03月01日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日、お世話になった先生の納骨に行ってまいりました。新年早々の思いもよらない急逝から、もう四十九日が過ぎたのかと思うと早いものです。
先生のお墓は鎌倉の東慶寺にお墓はあります。このお墓が出来た時も拝見したことはあるのですが、あれから数年経って見たお墓は本当に素晴らしいものでした。
どっしりとした五輪塔は苔が少し生え、何とも言えない落ち着きがありました。新品の時に比べるとその良さは全く違います。「いい仕事というのはこういうものなのだなあ」と感じた次第です。
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ちなみにこのお墓を作られたのは京都の彫刻家である諌本さんです。私もとても仲良くさせていただいております。
この五輪塔のモチーフのひとつとなったのが、當麻にある北墓の五輪塔です。総高さが243cm、地域の普通の墓地に忽然と建っているその姿はなかなかの迫力があります。
當麻北墓五輪塔.JPG
先生とその五輪塔を見に行った時に、
『森田さん、どうですかこの五輪塔』
と聞かれて正直その良さが分かりませんでした。その時の先生の言葉は、
『この無骨な感じが私は大好きなんです。いいな~』でした。
あれから10年経って、納骨の時に見たお墓はその良さが伝わってきたような気がしました。
納骨は右側の不動明王の台座に収められました。そのとなりには、数年前にお亡くなりになった奥様の遺骨がありました。その光景を見ながら、早く奥さんの所に行きたかったのかなと思いました。
ご冥福をお祈り申し上げます。

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無縁塚の撤去

2018年02月28日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
先日 自治会で管理されている墓地の管理委員の方からのご依頼で、無縁塚の撤去のご依頼がありました。
共同墓地の一角に ピラミッド型になっているものや、ひな壇になっているのを見かけた方もあると思いますが、今回はその塚をすべて撤去です。
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積み込みには バックホー(ユンボ)のバケットの部分を特殊なつかみ(アイアンホーク)=(カニの爪みたいなヤツ) に付け替えて作業を行います。
これがなかなかのもので、積み込み作業を人の手に変わって 迅速に効率よく働いてくれます。つかんだ石は、ダンプカーに流れ作業のように 積み込み引き取ります。
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山の様に積んである石を撤去していくのですが、見えない部分にも沢山にもあり、今回は40トンもの石を撤去する事になりました。
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撤去したあとはキレイに整地して作業完了です。

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西林寺墓地(西脇市坂本)

2018年02月27日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店の髙梨です。

今回は分譲墓地のご案内させていただきます。
場所は西脇市坂本の「あじさい寺」としても有名な西林寺墓地です。管理運営は西林寺墓地運営委員会ですが、当社からもご紹介は可能となっております。

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・現在新規分譲地区は3㎡と4㎡ (主に4㎡)
・使用権分譲価格は10万円/㎡ (永代使用許可方式)
・管理費2,000~4,000円/年 (遠方の場合は5年分一括)
・宗旨宗派、国籍問わず
・お住まいも、近隣遠方を問いません
・ゴミ処分、水道あり
・その他使用要綱あり
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西脇市内の立地で2m×2mの4㎡区画が40万円とはやさしい価格設定です。
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自然石への貫通工事

2018年02月26日 08:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

私たち森田石材店の受ける工事は、墓石に関することが多いのですが、今回は、自然石への貫通工事をご紹介します。

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お寺に新しく作った池に、大きく豪華な石組みが池岸に建てられてします。

今回の工事は、そのうちの一つ。大きくそびえ立つ自然石に、30ミリの穴を約90センチ貫通させる工事の依頼です。

(黄色のラインで水が通る穴をつくります)

最終的に貫通された穴には、池からくみ上げた水を流して、滝のように流れている風景にしたいとのご計画でした。

「ここに穴をあけて」
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ご住職から細かな指示をいただきます。

「ここのくぼみにいったん溜まってから、下に吹き出させて」
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両方から位置を確認しながら作業をすすめます。
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穴の位置、具合を確認してもらいながら・・・
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穴が空いたので、試しに水を流してみます。
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完成後、ご住職といっしょに出来栄えを確認しました。
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いい具合に水が流れるようで、喜んでいただけました。

今回の貫通工事は、貫通距離がある為に前から開けた穴と後ろから開けた穴を繋ぎ合わせる工法を取りました。

見えない穴どうしを合わせるのは、なかなか難しい作業でした。

小さなことでも、石に関することならなんでもご相談下さい。

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仏壇の扉

2018年02月25日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

以前のブログの仏壇扉の紋紗の部分的な傷みですが、「日光による傷み」が原因と考えられます。
一般的に仏間は、明るいほうが良いといわれますので昼間はカーテンを開けているお宅が多いと思いますが、今回のお客様も、昼間はずっとカーテンを開けておられます。窓と仏壇の扉の位置関係をみますと、日が当たる部分の下側の紋紗の劣化がすすんでいて、上側は日が当たらないので傷みが少ない状況です。
今は、普通のカーテンを使用されていましたので、UVカットのレースカーテンを使用されるようにお勧めいたしました。これで、「日光による傷み」は、随分と軽減されると思います。
扉の蝶番の青錆ですが、以前はぞうきんで拭きそうじをしていたとの事で、水分(湿り気)が原因だと思われます。どうしても固く絞っても水分は残ってしまいますので、それが青錆の発生になったのでしょう。扉を頻繁に開閉していれば、もっと早く気づいたのでしょうが、長い間開けっ放しの状態でお祀りされていましたので、この度初めて気がついたということです。
蝶番も新しく取り替えた扉で、お祀りされて下さい。

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値段が高いと高い音?

2018年02月24日 08:00

井上
井上

こんちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

今回は仏具の鳴り物系のお話です。鳴り物というと一番身近なのは「おりん」ですね。
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「チ~ン」と優しく響く音色は心まで浸み渡ります。

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その他、ご家庭にあるもの「木魚」「鉦吾」「木鉦」があります。いずれも、読経をする時のリズムを整えるものです。

鳴り物は、宗派によって異なりますので、見たことも、聞いたこともない。という場合もありますが意外と色々あります。

その中で、先日、杢魚を購入しに来店がありました。
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いえいえ・・・本当のところは違って、杢魚は木で出来ていて丸い形の中をくり抜き、空洞を作ることによって音が鳴ります。
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大きいと低くめ、小さいと高めの音がします。

その他、材質や鳴らす時に用いる撥によっても音の雰囲気がかわります。

それぞれ音が違うので、購入前には異なる撥で異なる大きさの杢魚を叩いていただいています。

お寺にあるような重みのある音をお好みなら大きめの杢魚を選ばれてはいかがでしょうか。

さて、そもそもなぜ杢魚というのか?名前に入っているように、もともとの形は「魚」の形をした板だったようです。

魚は、日夜問わず目を閉じないので魚のように目を閉じず精進せよ。という意味もあったとか。そして、彫刻は、魚の鱗のようなものがあります。

杢魚を逆さまにして見てみると・・・

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龍が向かい合って玉をくわえている彫刻になっています。(黄色が龍、緑が玉です。)

これは「龍頭魚身」といって「魚が化かして龍となる」という登竜門の故事によるものとされています。

なんだか奥深い話です。音もいろいろです。

ぜひ店頭で龍を見つけて、音試しして下さい☆彡

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木の根っこ

2018年02月23日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

皆さんはお墓ってどんな場所に建っているものだと思っておられますか。市営霊園やテレビのCMに出てくるような公園霊園などは整然と区画割りがなされており、通路もきちんと整備されています。また集落の共同墓地でも綺麗に整備されている墓地が多いようです。
しかしながら私の担当させて頂いている地域においては、昔ながらの山の中に点在しているお墓が多いのです。今回もそんな森の中の墓地です。
お墓のすぐそばに大きな桜の木があり、その根っこが邪魔をしています。
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後ろの真中に見えている既存墓石の前に建てたいのですが・・・。
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工事現場でよく見かけるユンボーのミニ版です。
まずこいつで土ごとバリッバリッと掘り起こします。
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最後はご存じチェーンソーの登場です。
公園霊園ばかりで施工している業者にはない代物ですね。
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無事完成です。森田石材店はどんな所ででも施工出来ますので、是非ご用命をよろしくお願い致します。

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第三十三警備隊慰霊碑

2018年02月22日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入担当の森田です。
先日、お客様がある写真を持ってきてくださいました。その写真は広島県呉市にある「呉海軍墓地」でした。
こちらにお墓参りをされた時、偶然にもすぐそばに当社が建立したお墓を発見されたとのことでした。その写真がこちらです。
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ちなみに、この第三十三警備隊について書かれたページがこちらです。
【地域】フィリピン・ルソン島
【解説】1944年3月5日、内地で設置。4月17日、呉を出発してフィリピンへ。ミンダナオ島ザンボアンガの防衛を担当。司令は池田敬之助海軍大佐。1945年3月10日、アメリカ軍がザンボアンガに上陸。三月末、弾薬が尽きて北方に転進。池田司令は8月14日、ガリカン高地でマラリヤのため戦病死。終戦時の人員は、陸軍の独立混成第54旅団などと合わせて約400人。(参考資料:『戦史叢書 南西方面海軍作戦 第二段作戦以降』563~564頁。『旧海軍恩給年加算調書(8)』216頁)
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裏面には仙台石の銘板に弊社の名前が彫られています。
過去の資料で、呉に慰霊碑を建てたことは知っておりましたが、それがどこにあって、どんなものなのかは存じておりませんでしたので、本当に驚きました。
こうして旅先で弊社のことを発見してくださる方、本当にありがたいと思っております。そして、作らせていただいたものが長く後世まで残るこの仕事に感謝です。
写真をくださった藤賀様ありがとうございました。

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仙台石のお墓

2018年02月21日 00:08

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

このお墓は昭和23年に建立され、5年前に墓石の舞台を改築し最近に戒名彫刻をしたお墓です。棹石が仙台石です。

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「仙台石」(井内石とも呼ばれています)名前の通り宮城県石巻市の井内地区で採掘される硬質な堆積岩です。

その歴史は古く、文永5年(1268年)に建てられた宮城県河北町の板碑に使われています。

特徴として、古いものでもほとんど風化作用を受けません。石材の角が欠けることもほとんどありません。

石碑には細かい文字が刻まれていることが多いですが、その文字も明瞭に読み取ることが出来ます。

そのため、古文書に匹敵するほどに資料性が高いと言われています。

記念碑などにはよく使われる石で、ご覧になられた方も多いと思います。

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黒光りしない石で独特な木目のような縞模様があり、和風な色味です。

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墓石では’至高の石とも称され、山形の文人である斉藤茂吉が「父のために」と墓標の石を求めにきたという逸話も残されています。

最近ではあまり使われなくなった石ですが、威風堂々としていて年月を重ねるとともに、より味わい深くなる石です。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く