写経を納める

2017年06月24日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です。
森田石材店では写経をおすすめしているのは以前ブログでも紹介させて頂いておりましたが、先日墓石を建立して頂いたお客様に般若心経の写経を納めていただきました。
6.23 写経.JPG
故人様の供養はもちろん 先祖供養の仕方の一つとして写経を納めて頂きたいです。
できれば家族全員、一人一枚書くのがいいのですが、一行ずつ、小さいお子様でしたら画数の少ない文字だけでも良いので 書いて頂きたいです。
宗旨、宗派により経文は違いますが、般若心経を写経するのが多いようですが参考経文もお伝えしておきます。
【参考経文】
・天台宗-般若心経・法華経・阿弥陀経
・真言宗-般若心経・大日経・金剛頂経・理趣経
・浄土宗-般若心経・阿弥陀経
・禅宗-般若心経・阿弥陀経
・日蓮宗-法華経・南妙法蓮華経
・浄土真宗-正信偈、6字名号など

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大島のセットを入替しました

2017年06月23日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

このたび滝野店の屋内展示品を新しくしました。内容は8寸角五輪塔・8寸角代々墓石・2.0尺の霊標で愛媛県産の大島石で作成しておりますセットです。
通常は9寸角の代々墓を組にすることが多いのですが、この8寸角同士の組み合わせは見た目、こじんまりとした感じではありますが、五輪塔と代々墓の高さのバランスがよく、また上台と下台の高さが同じですので墓相墓にも適しています。
一度、この逸品をご覧ください。
KIMG0055.jpg

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三本足のカエル

2017年06月22日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今日は三本足のカエルをご紹介します。
カエルは元々縁起がいいと置物によく用いられますが、この三本足のカエルは『三脚蟾蜍(さんきゃくせんじょ)』といわれ風水の瑞獣(ずいじゅう)なのだそうです。
瑞獣とはおめでたい前兆として姿を現す幻の動物です。
幻の動物といえば、「龍」は有名ですが、他にも「麒麟(←ビールのラベルにありますね)」、「鳳凰」、「獅子(狛犬と獅子として有名)」なども、おめでたい動物なのですね。
さて、この三本足のカエルはどのようにおめでたいのでしょう。
3つの足で前後左右からお金をかき集めるとされており、「事業発展」「商売繁盛」です。
で、これを石で作ってみました。
三本足のカエル1.jpg
口には本物の寛永通宝をくわえています(ちょっと凝り過ぎ?)。
石は和泉石で、キメの細かい砂岩ならでは彫刻になっています。
ご商売されている方は、ぜひ玄関やレジの横にでも置いて下さい。
三本足のカエル2.jpg
ちなみに、後ろ姿はこんな感じです。
前二本の足でかき集めて、後ろ足で出て行くのを防いでいるのでしょうか?
三本足のカエルは弊社本店に展示してあります。

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素敵な仏具を紹介します。

2017年06月21日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

お客様が 「可愛いゆらゆらするリンがほしいの・・・。」 とご来店されました。その時には店に置いてなくかったのですが、置いてみました。
KIMG0236.JPG
リンの名前は 『たまゆらりん』! 名前の通りのリンですね~ほんとうに可愛いゆらゆらするリンでした。
動画も撮影しました。たまゆらりんの素敵な音色をお聞きください。↓↓
澄み切った音が印象的な  『リン』 ・・・不思議と遠くまでよく通る音。また、『リンの音は極楽浄土まで響く』 という言い伝えがあります。リンの音を聴くと心が洗われるような気がします。
滝野店では色んな 『リン』 を置いております。また紹介させていただきますね・・・。

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yoshidumi
yoshidumi

こんにちは、本店の義積です。

前回に引き続き、中学生の職業体験の様子をご紹介します。今回は篠山市西岡屋で墓地造成工事を行っている現場での体験です。
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3日目の朝、トラックに乗車して現場に出発です!
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トラックから工事に必要な石を降ろしていきます。写真は、拝み石です。私は持ったことがないですが、おそらく重いはず・・。がんばれ~\(^o^)/
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墓石などを設置した後、玉砂利を敷きます。玉砂利を敷くことで草が生えにくく、墓地内が華やかになります。この玉砂利もトラックから運びました。
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これは、石を水平を設置する作業です。左手の水平を測る器械で慎重に石の高さを調整します。
このような様子で二日間は墓地に行き工事職人の体験をしてもらいました。中学生の二人に何が一番面白かったと聞くと、この体験が面白かったと言っていました。重いものを運び体を動かし大変だったと思いますが、二日間お疲れ様でした!

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園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

谷山 稲荷神社 玉垣の工事の進捗状況をお知らせします。

20170619玉垣撤去5.JPG

↑玉垣が倒れて危ないので撤去して新しくします。

前回は工事に入る前のお祓いをしました。

20170619玉垣撤去1.jpeg

20170619玉垣撤去3.jpeg

不安定だった玉垣をすべて撤去しました。

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稲荷神社の境内に鎮座しているのは狛犬ではなく狐。どうして稲荷神社にキツネがいるのかご存知でしょうか?

稲荷の語源は「稲が生る」と書いて「稲生り」お稲荷は昔から農耕の神様として崇められてきました。米は今よりもはるかに貴重で大事なものでした。そんな大切に保管していた米を容赦なく食い荒らすのがネズミ。そんなネズミを退治してくれるのがキツネだったのです。

そのためキツネは農耕の神様・稲荷神社と結びつき農耕の神様として崇められたそうです。

次回の工事では、新しくなった玉垣が見れるかと思います。また工事の進捗をお伝えします。

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浄土真宗の上置仏壇

2017年06月18日 08:00

yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

最近は、住宅事情も多様化してきて、上置きタイプのお仏壇を購入されるお客様が増えてまいりました。この度、納入させていただくのは、浄土真宗(大谷派・東)のお客様で、塗りのモダンタイプの上置仏壇です。ご本尊様は立阿弥陀様の掛軸で、利休型の三具足と華鋲、仏器にてお祀りいたします。
このお仏壇の特徴としては、扉の内側に桜の花の蒔絵が施されています。蒔絵とは、漆工芸の加飾の一つで、漆やカシューで文様を描き乾かないうちに金属粉(金・銀・銅)や顔料の粉(色粉)を蒔いて固着させて造形する技法です。
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この蒔絵は、顔料の粉(色粉)と一部の花びらの縁に銀粉が使用されております。最近では、このような蒔絵が施されたお位牌や香炉や仏器台などがあります。また蒔絵は、切金(細長く切った金・銀の箔を用いて繊細な文様を描く)や螺鈿(貝殻を文様に切り張付けたもの)と併用して装飾されることも多くあります。またの機会にご紹介させていただきます。

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井上
井上
こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡
今回は、お墓掃除アイテムのご紹介です。
その名も「ご洗浄さま」!
なんと、”ダイヤモンドのパワーでお墓を簡単にお掃除”らしいです。
ご洗浄さま.png
ほんとうなのか?実際使ってみました。
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正面(竿石)意外とキレイ。
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気になるのは、水溜部分。
どうしても水を溜めたままにするし、線香の燃えカスが入ったりするし。で、汚れ具合が半端ないですね。
20170613_④.jpg
[注意]石の表面に付着したがんこな水垢やサビなどは取れません。
て、書いてあるので・・・これは無理なのかもしれない・・・。
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ガンコな汚れよ落ちてくれ~と願いながらゴシゴシ。
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なんとなく色が薄くなってきました。
20170613_⑦.jpg
はじめから見ると、キレイになりました。
が、なかなかゴシゴシとしないといけないので疲れました…
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と、おまけで。もう一つ気になるところ「拝石」です。
20年以上も経ってとくに掃除もしていなければこうなります…
せっかくなので、こちらもちょっとゴシゴシしてみました。
ガンコな汚れだったので家にあった中性洗剤を使ってます。
(今回は、キミマロに似た名前のやつですw)
※塩素系・酸性系・研磨材入りの洗剤やスポンジは
 変色やシミ、艶落ちになるおそれがあるので使わない方がよいようです。
20170613_⑧.jpg
かなりガンコだったので小さいながらかなり体力を消耗;
20170613_⑨.jpg
それなりに、キレイになりましたね。
これからはもう少しこまめに掃除をしようと思います。
ohaka_souji.png
お掃除のご相談もお受けしています。お気軽にお問合せ下さい。

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お好きな文字をどうぞ。

2017年06月16日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

みなさんお墓の正面文字と言えばどんな物が想像できますか。
文字.jpg
この二つのような物が私が担当させて頂いている地域では圧倒的に多いようです。
一方 都会に近くなるにつれてこの文字も大きく変化しているようです。
本社のある丹波市においては伝統的な和墓が多く、おのずと上のような正面文字になります。
例えば三田市営霊園では今では和墓よりもデザイン墓のほうが多く建立されています。お墓の自由なデザインと同じく正面文字も自由で様々なものになってきています。
KIMG3646.JPG
KIMG3647.JPG
これは先日 西脇市黒田庄町でお手伝いさせて頂いたお墓です。
「和」で「なごみ」と読みます。 こんな風に「和」の文字を自由にアレンジさせて墓石の正面文字としています。
伝統的な和墓でも自由にしても好いのではないのでしょうか。
まず「森田家之墓」という決まりきった文言でも字体をアレンジしたり、
思い切って「森田家之墓」や「南無阿弥陀仏」以外の自由な文言を使ってみたりとか (さすがにこれは未経験)。
これからお墓を建てる方の中で我こそはと思われましたら、なんなりと自由にご要望下さいませ。

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大阪の和泉石

2017年06月15日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
丹波市柏原町の八幡神社(厄神さんで有名です)には有名な狛犬があります。江戸時代の名工でこの地に由来する丹波佐吉の作品です。
丹波佐吉は、生まれは現在の朝来市竹田あたりで、幼少の頃に柏原町の難波金兵衛の元で育てられました。ただ、難波金兵衛の所に長男が生まれたため、彼は旅の石工として出て行く事になりました(『旅の石工(金森敦子著)』より)。この当時は、石工といえば大阪の和泉が多かったようで、佐吉もそちらで腕をふるっていたようです。ここ柏原にある狛犬も和泉石で出来ています。文献によれば、おそらく狛犬は大阪で作られ、船で運ばれたとされています。
さて和泉石は和泉砂岩とも呼ばれ、砂のように細かく彫刻に最適の石です。特に狛犬のような細やかな細工があるものには多く使われています。
この和泉石ですが、実は今でも採石されています。文化財の復元等で時折使用されています。
色はやや茶色の柔らかめの石(主に石彫刻用)と青みのある石(主に墓石用)の2種類があります。
和泉砂岩.JPG
今になって、この石をお墓に使う理由はあまりありません。この当時は道具が今とは違ったため(昔は鉄のノミ、今はタンガロイという合金のノミ)、加工のしやすいこの石はとても重宝されました。今の石の方が硬く、磨くとツヤもでます。
しかし、今、この石を見るととても美しく見えます。マットな仕上がりは上品です。
この石で作られたお墓を時々見かけます。
最近の石のようにピカッと光るツヤは出ませんが味わいがあります。もしご先祖様がこの石だったら、一度選択肢に入れてもいいかもしれませんね。

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お墓の展示場

見学会 914日(土)~22日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く