仏像様もリフォームを

2023年10月16日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日、西脇市のご寺院様より永代供養塔のリフォーム工事を依頼いただきました。

内容は納骨された方の霊標板の追加と色入れ直し。

そこでこちらも色入れの対象に。

仏さまの眉間にある白毫(びゃくごう)と言われる突起した部分。

これ実は丸まった白い毛を現わしており、ここから光を放ち「世界を照らす」とされています。

しかも伸ばすと約4.5mにもなると言われています。

その白毫には以前金色が入っていたようで剥がれていました。

まずは、周りに色が移らないように養生をしまして…金色を入れます。

乾いたことを確認し、養生を外して終了です。

【カテゴリ】

園中 憲二
園中 憲二

こんにちは、たんば篠山店の園中です。

今回は、完全に割れてしまったお墓の修繕をご紹介致します。

 

「割れてしまい、支えがないと立っていられない状態になっているお墓を修繕して、出来るだけ元の状態に直して欲しい」とのご依頼でした。

写真で見ていただければお分かりかと思いますが、割れてしまったパーツが全て揃っておりません。ですので、お墓の近くで「もしかしたらお墓の一部かも…」と思われる石を拾い集める作業から始めました。その後、工場へ持ち帰り加工して組み合わせていきました。

 

お客様からは「ほとんど復元された状態になってよかった。修繕だけでなくきれいに洗ってもらったので、見えなかった戒名も読めるようになりました」と喜んでいただけました。

古くからあるお墓を粗末にせずに、大事にしようと言う気持ちが伝わってきます。そこには、何世代にも渡り大切にしてきたものを次の世代へ引き継ごうという意志が感じ取れました。

【カテゴリ】

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

先日、日本石材産業協会の会議が神奈川県で行われました。

神奈川県といえば私たちは本小松石を思い浮かべます。

そうです。東日本では最高級とされる石です。

 

本小松石で私が一番に思い浮かべるのは、青山霊園にあります志賀直哉のお墓です。

↑ツヤを確認しているのは、若かりし頃の社長です。

 

さて翌日は本小松石の丁場に行きました。

ここは私も初めてです。

バスを降りてグルっと周りを眺めた第一印象、

「これどこから石が採れるの・・・」

見渡す限り石の層が流れたような壁面は、とても墓石で使えるような大きさは採れそうにありません。

おそらく庵治石と同じように製材率は1~2%程度なのでしょう。

近づいてみると、所々にいい材料があります。

こんな石があったり、

この辺も人の大きさを比較すればいけそうです。

何も知らないと「もう小松石は採れてないなあ」と思ってしまいます。

しかしお話によると次の代ぐらいは充分に石はあるようです。

 

その後、工場も見学させてもらいました。

やはりこの石も皮つき部分が上手に表現できたらいいなあと感じました。

石そのものに味わいがあります。

余計なことをせず、ビシャン仕上げや皮を残すような石塔が作りたいと感じました。

【カテゴリ】

水子の供養

2023年10月11日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、たんば篠山店の上山です。

お墓をお考えのお客様とのお話です。

そのお客様は水子地蔵さんを必ず見積もりに入れて欲しいとの事でした。

お客様いわく、

「うちは古い家なので私の知っている以外にも水子さんがいると思うんです。

子供の頃におばあさんに、

『水子さんにはミルクをお供えするのですよ。

まだまだお母さんが恋しくて、おなか一杯飲めずに亡くなった子供もいるのだから』

と言われていた事を今でもずっと覚えています。」

 

このことを覚えておられ、お墓を建てる時には水子さんの供養をずっと考えていたとの事でした。

 

「私らは、お陰様で元気に80才を過ぎたけど、

昔の事なので小さい子供の時に亡くなった先祖さんがいると思う。

名前も戒名も付けて貰っていない子供もいると思う。

その人たちの供養をしていくのは今いる者の務めですから

 

こんなこともあったそうです。

近所の奥さんから

「毎月玄関に白い服着た小さい子供が来ている気配がする。

何も言わずに立っている。

目が合うと何処かへ消えていくのだけれど」

 

この話を聞いて、おばあさんの話を思い出し

「水子さんかも知れないからお仏壇にミルクを供えてみたら」

と話されたそうです。

 

「その奥さんがミルクを供えるようになってから、

ピタッと来なくなったらしいのです。

後で調べたら、来ていた日は水子さんの月命日だったらしい。

不思議な話でしょ。」

 

水子さんにしろ、先祖さんにしろ、英霊さんにしろ、お墓やお仏壇には魂が宿っているのですね。

粗末に扱うことの無いようにしたいものです。

【カテゴリ】

本社ギャラリーが完成

2023年10月10日 09:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

 

現在本社のリニューアルを工事を行っています。

展示場は築50年。

内装は25年ほど前にリニューアルしていましたが、外装は何も手を付けておらず、今回思い切って大改修を行うことにしました。

 

この改修に伴い新たに「建築石材」も提案できるショールームにしたいと思っていました。

そうすると墓石を展示するスペースが無くなってしまうので、別棟で古民家風ギャラリーを新築しました。

弊社は創業100年を過ぎたところですが、創業当時の看板が今でも残っています。

ペイントが剥げてしまっていたので、一旦きれいに落とします。

その看板をカッコよく掲げたいと思っていました。

もう一度きれいにペイントし直そうかと思っていたところ、社員の一人が

「バーナーで炙ったらどうです?」

との提案があり早速やってみました。

炙っている風景です。

どうでしょう。古民家に似合った風合いになりました。

文字が右から書いてあるのも時代を感じますし100年前の趣もあります。

※この文字は、会社のお向かいの馬場さんが書かれた文字です。

さすが明治生まれの方の毛筆は上手ですね。

 

さて、ギャラリーの中は・・・

こんな感じです。梁をむき出しにした古民家風のギャラリーです。

まだ完全には仕上がってはいませんが、見に来てください。

【カテゴリ】

もみじ三山

2023年10月06日 08:00

nakasone
nakasone

こんにちは。

まだまだ日中は暑い日もありますが朝晩は冷え込んできましたね。

季節の変わり目、体調にはお気を付けください。

さて秋といえばスポーツ・食・芸術とありますが、

普段見ている景色がガラっと変わる季節でもありますよね。

ここ数年、季節ごとに変わる景色を楽しめるようになってきました。

丹波篠山市でこんな事が行われるそうですよ!

昨年はこの中の一つしか行けなかったのですが、せっかくなので

今年は制覇したいと思います。

御朱印を集めている方もぜひ!

期間限定の、もみじ三山朱印があるそうですよ!

たんば篠山店にチラシを置いておりますのでご興味ある方はぜひ、お立ち寄りくださいね♪

【カテゴリ】

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは。本店スタッフです。

インスタではぼちぼちアップしているのですが、ブログでもそろそろ本店工事の様子をお知らせしなくては…ということで、7月から一気に振り返ります。

前回、工事開始の様子はコチラ→ 本店リニューアル工事の記録 / はたらくくるま

※私のカメラの日時設定がたびたび初期化されるので日付は若干信憑性に欠けます。

7月15日に地鎮祭、8月7日に建前が行われました。

展示場の歴史。途中でシートで覆われて経過が見えませんでしたが、どんどん建物の姿になっていく様子は楽しかったです。中央はさっき撮ってきた最新の姿です。看板も付いて、中もすでに展示品が並んでいます。みなさまにお披露目できる日も近いはず。

重機も面白いですが、工事現場には面白い機材にも出会えます。なんだこの機械は。回ってるかわいい。と思って撮影しました。レベルプレーナという水平をとる機械です。多分。

毎日がんばってくれたショベルカーとのお別れです。実はこの子は二台目。初代は途中でリタイアしました。 ショベルカーを乗せるための大きなトレーラーが、絶妙に切り替えしながら入ってくる様子は素晴らしかったです。

展示場の区画を作ります。ピンコロ石というサイコロ状の小さな石を並べていくのですが、そのための枠組みが作られています。このあと、ミキサー車がやってきてコンクリート舗装されると、やっと完成形が見えてきました。


9月29日…この日は久々の大掛かりな作業でした。今の展示場から石塔や仏具・棚・テーブル…全て運び出しました。ちーたんもくまモンもキティちゃんも運ばれていきました。

もうすぐ事務所との境目が封鎖されて展示場側の工事が始まります。お客様用のテーブルはしばらくは事務所の一角に置かれる予定です。

支払いなどで来店されるお客様には、事務所の裏まで回っていただくことになるのでご不便をおかけいたします。

【カテゴリ】

お墓の拝み場

2023年10月04日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

お彼岸には皆さんお墓参りに行かれたでしょうか?
今回は、拝場(手を合わせて拝む場所です)を少し紹介します。墓石の前に、拝石と言う石を置く場合が多くあります。
拝場①.JPG
もちろん、必ず置かなければならないということはありませんので、なくても問題ありません。さらにお墓の拝場が広くとれるという場合、以前にも紹介したように張石施工をしたり、大きな板一枚、さらには数枚を置くといった方法もあります。真ん中の石の板の色に変化をつけるといったものも弊社でも展示しています。
拝場②.JPG
↑こんな感じです。この拝場の石はツルツルで磨いたままの状態です。もちろんこのままでもいいのですが、例えば・・・
拝場③.jpg
このように、砂をあてる部分(ブラスト加工と言います)と磨いた部分を交互に残すといったデザインもあります。
拝場④.jpg
格子模様もオシャレですよね。このようにお墓だけでなく、足元にも少し目を向けてみると、素敵なデザインを見ることができるかもしれませんよ(*^^)v

【カテゴリ】

誕生日参りいかがですか?

2023年10月03日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

突然ですが皆様はいつお墓参りしますか?

多いのはお盆、春・秋彼岸、年末年始。

後はご命日や月命日。

「いついつ」と決まった日ではないけど、ふらっと立ち寄ることもあるかもしれません。

そこにぜひ加えてみて欲しいのがタイトルにある「誕生日参り」です。

私、いつも疑問だったのが人が亡くなると「命日」はお参りしたり、法事があったりと気にかけているのですが「誕生日」は意外と手薄だったりします。

ちなみに不思議なことにエライ人は「没後〇〇年」よりも「生誕〇〇年」を祝ったりします。

私の敬愛するジョン・レノンも3年前に「生誕80周年」で大々的に取り上げられていました。

閑話休題。

その人の「生」があって「死」があるわけで。

そしてその「生」があるからわたしたちにも「生」があるわけで・・・。

それと父の死が突然だったこともあり、「命日」は悲しい想い出が先にきてしまいます。

その点「誕生日」は楽しい思い出の方が多いので、我が家では割と「誕生日参り」に重きを置いていたりします。

そんな思いもあり滝野店では「誕生日参り」コーナーを作らせていただいています。

レジ前の一等地です。

 

まず当コーナーでのおすすめがこちら。

「伽羅」のお線香です。

こちらのお線香は当店スタッフの中でも好評のお線香です。

最近は「煙」の少ないお線香が人気ですが、こちらはガッツリ煙が出ます。

これは私の勝手な思い込みですが、何かガッツリ煙が出た方が故人にも届いている気がするのです。

せっかくの誕生日プレゼントなので故人にも届いて欲しいので。

しかしこちらのお線香はとても上品な香りの煙です。

「伽羅」は沈香(じんこう)という良質な香木があり、そのなかでも最高級の香木のことだそうです。

日本でも昔から貴重な香料として皇族や貴族、戦国武将などの間で用いられてきました。

続いては、嗜好品の香りがするお線香。

私は「あずきバー」のお線香を愛用しています。

「親父と言ったら井村屋のあずきバー、あずきバーと言ったら親父」というのは家族の間の共通認識。

これと巡りあった時の感動は忘れられません。

香りはまさに「あずきバー」。思わずボリボリといってしまいそうです。

要注意です。

箱にも目立つように「食べられません!」と注意書き。

他にも珈琲の香り漂うろうそくや、おはぎの形をしたろうそくもあったりします。

結局のところ、お供え物は何でもいいのですが、是非「誕生日参り」のきっかけになればと思います。

【カテゴリ】

丹波GOGOフェスタ2023

2023年10月02日 08:00

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です。

 

去年に引き続き、今年も10月22日(日)丹波の森公苑で開催される。「丹波GOGOフェスタ」に参加します。

今回は体験してもらうことをメインに行いたいとみんなで準備に励んでおります!

去年はフリーマーケット等はなく産業交流市のみの開催でしたが、今年はフリーマーケットやダンスのステージなどもあるということで賑やかになりそうな予感(*^^*)

スペシャルゲストとして元阪神タイガースの糸井嘉男さんも来られるそうで、フィナーレには打ち上げ花火も上がるそうです!!

開催時間は11時~18時となっております。

是非、足を運んでみてください。

森田石材店のブースでお待ちしております(^^)

【カテゴリ】

1 18 19 20 21 22 240

お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く