墓地造成

2017年04月25日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

ある地域の長年の懸案であった墓地造成工事を昨年の12月から行っております。
このような所でした。
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土葬していた墓地でお骨上げした後、樹木の伐採から始めました。
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残土排出
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1月には例年にない大雪で工事が出来ない日々が数日ありました。
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2月には晴天が続き、遅れを取り戻すべく工事は順調に進みました。
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側面には擁壁ブロック積み
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サッカーグラウンドほどでありませんが、フットサルなら余裕で出来る広さです。
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現在、墓地区画工事中で来月末には完成予定です。

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家紋大好き!!

2017年04月24日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

先日家紋の話が弊社のブログに家紋の事について書いてありましたので、更に家紋についてお話します。家紋と言えば、水戸黄門で有名な「徳川葵」を私は思い浮かべます。もともとは、平安時代に牛車(ぎっしゃ)に家の印をつけたのが始まりだそうです。その後、戦国時代になると少しづつ意味合いが変化していきます。家紋は人か人へ譲られていくものになり、とても名誉な事と扱われてきました。現在は2万種類位あるそうです。植物や動物、漢字などさまざまなものから形が作られています。弊社では家紋帳が大活躍しております。家紋好きの私は、家紋を見ながらニヤニヤしております。では、少しご紹介します。
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さて、これ何に見えます?これは「蟹牡丹」という家紋なのです。蟹と牡丹のコラボですね。
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兎が波を上を走る!何故野原ではないのか不思議ですが、これは「浪ニ月ニ兎」家紋です。躍動感あふれる家紋です。
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数ある家紋の中で華やかといえば、この「桜浮線綾ニ山桜」という家紋です。桜の花がたくさん入っており、私の大好きな家紋です。
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見ての通りムカデです。どちらかというとあまり人気のない虫ですが(ムカデが家紋の方すいません)家紋にするということは、なにか恩恵があったのかもしれないですね。私は子供の頃ムカデをつけた油をやけどした部分に塗ってました(しかし直りがよくなったかは不明です)。
紹介したいものは多々ありますが、少しだけご紹介しました。似たような家紋であっても、形や曲線など細かい所で違っているものも多くあります。文字も大切ですが、やはり家紋は「家のシンボル」ですので愛着がわきますね。
最後に我が家の家紋はこれです。一件花のようですが家紋の区分は「星」です。星が9個あるので「九曜」です。皆様の家紋はどのような家紋ですか?
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石材加工パート2

2017年04月23日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

前回は原石の石を大口径という大きな機械で切断しました。

次に、切削した石の上面の周囲を、「水垂れ」加工をします。これは、石が平だと雨水がたまり水アカがつきやすいことから、このような加工にしています。

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さらに、この面をすべて磨いて台石は完成です。次に文字が彫刻してある仏石を再研磨します。削る厚みは1~2mmですので彫ってある文字には影響はありません。

これぐらい削ると水アカどはきれいに取れ、ピカピカの面がよみがえります。

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こうして全ての石を再研磨することできれいなお墓がよみがります。

※施行前
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この石を実際に建てたのが下の写真です。お墓を再度建てる時には、地震に強い免震施工を行いました。これで安心です。

※施工後
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今回のお墓のリニューアルは石の磨き直しでしたが、本当に生まれ変わった様になりました。まさに、リボーンですね。

お父様が40年前に作られたお墓を息子さんがメンテナンスをされました。こんなお墓の継承も素晴らしいなと思いました。

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山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

普段の生活の中では、家紋を見たり、知ったりする機会ってそんなにありませんが、着物や風呂敷などに家紋が入っているのをお持ちになられている方も多いのではないでしょうか?また、家紋は何となく知ってはいるけどと言う方でも、家紋の名前はご存知ですか?
家紋は「苗字」を記号化したものであるとも言われ、その家の「しるし」でもあります。古くから、自らの家系や家柄・地位を表すために用いられてきた紋章です。
一般的に和墓の場合は、お墓の水鉢というところに家紋を入れる事が多いです。
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(もちろん、必ずしも家紋を入れないといけないという事はありません。)
家紋は、ものすごく種類があるんです!
彫刻原稿を見ていると、見慣れた家紋ももちろんありますが、変わった家紋だなぁ~と、思わず眺めてしまうものも、しばしばあります。
もしも、ご自分の家紋がわからないという場合・・・
・お墓に彫刻していないか、確認する
・本家がわかる場合は、そちらへ確認する
・本家がわからない場合は、古い戸籍をたどると本家がわかる可能性もあります
それでも、どうしてもわからない場合は、自分で家紋を選ぶ(作成する)事も可能だそうです。
家紋にはいろいろな意味があり、同じような家紋でも全く意味が違ったり、
ルーツが違ったりする場合もあります。
ご自分の家の家紋を、今一度調べてみると面白い発見があるかもしれませんね。
仏像いろいろ(如来編)

2017年04月21日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
皆さんは「仏像」と言えば何を思い浮かべられますか?
私がまず思い浮かべるのはやはり東大寺にある「奈良の大仏」です。
しかし、一口に仏像と言っても多種多様です。
例えば、如来であれば阿弥陀如来や釈迦如来、大日如来。菩薩なら観音菩薩や地蔵菩薩。
他にも不動明王や毘沙門天…。
立っていたり、座っていたり、笑っていたり、怒っていたり。
あげれば本当にキリがないほど。
それもそのはず。日本は世界一仏像の種類が多いそうです。
いったいどれが一番偉いのか?どんな役割があるのか?
実は仏像の世界意外と単純で人間社会に似たものがあるそうです。
仏像の世界は大きく「如来」「菩薩」「明王」「天」の4つに分かれています。
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本日は「如来」について説明します。
まず仏像界のトップに君臨するのが「如来」グループ。
企業の役職に例えると会長、社長になります。
如来とは簡単に言うと、「真理に目覚め悟りを開いたもの」のこと。
逆に言うと「如来」以外は悟りを開いていない修行中の身だそうです。
世界最初の仏像は1世紀頃に作られた「釈迦如来像」。
お釈迦様が入滅して約500年後だそうです。
それまで仏像は存在しなかったそうです。
しかし仏教の布教には仏像が必要でした。
「お釈迦様の姿を拝みたい!」
そんな熱烈な信者たちの声に応え、お釈迦様は仏像となり「釈迦如来」となりました。
その後信者が増えるなかで「こんな仏様がいたらいいな」というニーズに応える形で様々な仏像が作られ始めました。
例えば病が流行り、「病気に効く仏様がいたら・・・」
そんな願いに応えて作られたのが「薬師如来像」。
医療を中心に12のご利益があるとされ奈良時代には人気No.1でした。
健康の象徴としてふっくらとした顔をしています。
更に極楽浄土の案内人とされる「阿弥陀如来」。「南無阿弥陀仏」というお題目を唱えれば極楽にいけるという手軽さがうけ、日本の寺院に一番多く祀られています。
また滝野店の周辺に多い「真言宗」の御本尊様、太陽を神格化した「大日如来像」。ちなみにあるご住職にお聞きしたのですが、この辺りは日本で一番「真言宗」のお寺が多いそうです。
冒頭でてきた「奈良の大仏」は「毘盧遮那(びるしゃな)如来」、鎌倉大仏は「阿弥陀如来」です。
如来は釈迦が悟りを開いた姿を表すため、多くは座っていたり衣をまとっただけの質素な姿をしているそうです。
こうしてみると如来像もより身近な存在になりますね。
次回は「菩薩編」です。
桜吹雪の大川瀬中野霊園

2017年04月20日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

先日、墓地委員さんからのご依頼でお手伝いさせていただいた事をお話します。
いつもお世話になっている三田市の大川瀬中野霊園の墓地委員さんから、「お客さんから場所が分かりにくいと言われた。以前に作った手作りの看板がボロボロになったから、助けてほしいんや」と連絡をいただきました。
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右の柱に「←中野霊園」と木製で作っておられました。
墓地委員さんと打合せをし、看板屋さんに設置してもらいました。
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道路から少し離れていますが、オレンジ色の看板は目立ちます!
打合せでこの色にして正解でした。
「ウチも看板欲しいな~」とお考えの墓地関係者の方々!
一度、お近くの森田石材店にご相談くださいね。
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大川瀬中野霊園は川沿いで桜並木が続き、皆さんの散歩道になっています。
この日は、お花見されている方や墓地前にある公園では、子ども達がいて賑やかな大川瀬中野霊園でした。
墓地購入も随時募集していますので、ご相談ください。

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どこから納骨するの?

2017年04月19日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴
本店の中道です
弊社には 匠型と言うオリジナルの墓石があります。
 『このお墓はどこから納骨するの?』とよく聞かれます。
この匠型に限らず、墓石の納骨する所ってご存知ない方は多くいらっしゃいます。
中兵庫の地域では神戸型と言う関西普及型の墓石が多く建てられていますが、この神戸型ですと家紋が彫刻されている水鉢を外す(倒す)と納骨穴が現れます。
  ↓ 神戸型    ※ 写真は一枚板・花瓶花立て付き
4.19 5.jpgのサムネイル画像
 ↓ 水鉢を手前に倒す
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匠型の場合 前にある経机の後ろにあります。
経机を外すと 納骨穴をフタしている板石があります。その板石を外すと納骨穴が現れます。
  ↓ 匠型 (森田石材店オリジナル墓石) ※写真は3重台・蓮華台付
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↓ 手前にある経机
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 ↓  経机を手前に倒す
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 ↓ 板石の奥に納骨穴
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ココを開ける際(ご納骨)には、弊社で建立して頂いたお客様は、ご一報下さい。無料でお手伝いにあがりますのでご安心下さい(他社で建立の方も有料ですがお手伝いさせて頂きます)。

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養泉寺五輪塔

2017年04月18日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

滝野店 髙梨です。

先日とある寺院墓地にて建碑させていただきました。
その本堂前にどっしりとした五輪塔が鎮座しており、思わずカメラに収めてしまいました。
竿石部(玉の下)で直径2尺5寸角(約75cm)で高さは...約8尺(約240cm)に少し足らず。
※僕が精一杯手を上に挙げて、あとちょっとのところでした
重さは、見た感じ3~3.5トンはあるでしょうか。。。
傍らに書いてある記には「御影石(花崗岩)で造られており、このお寺が開かれた1400年代後半の南北朝時代のものと考えられる」との事です。
500年以上経っても朽ちることのない御影石って、すごい自然の万物ですね。
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宮沢賢治と石屋さん

2017年04月17日 08:00

森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
先日、研修で「石と賢治のミュージアム」に立ち寄りました。賢治とは宮沢賢治のことです。私は全く不勉強でしたので、彼がこんな風に石に関わっていたことを全く知りませんでした。
宮沢賢治は農業の専門家で特に土壌研究をしていたようです。当時の東北は酸性土壌で気候も厳しかったため土壌の改良が必要だったようです。彼は石灰岩を粉砕して肥料を作る東北砕石工場の社長と意気投合、そこで手伝うことになりました。
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パンフレットに当時の名刺がありました。
商品名は「タンカル(肥料用炭酸石灰)」と命名、精力的に広めようと今で言う営業活動をしていたのかもしれません。
残念ながら、東京出張中に彼は倒れてしまいます。そしてその2年後、病状は回復することなく37才で永眠しました。出張に行ったトランクの中から、あの有名な一節が書かれた手帳が出てきたようです。
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列車の中で書き連ねたのかもしれません。
岩手県にはさほど有名な墓石に使う石はありません。しかし地層が古いため、この石灰岩や鉄鉱石、砂金など鉱物に恵まれています。
詩人だと思っていた宮沢賢治がちょっと近く感じ、昔の名作をもう一度読んでみたくなりました。

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滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは(*^^*) 滝野店の下中です。

私の実家では毎日、自分たちが食事をいただく前に少しでいいから、ご先祖様にお供えしてあげてと・・・聞いてました。でも、本当は初七日から四十九日、百カ日、祥月命日、法事、春秋のお彼岸などには霊供膳(れいぐぜん・りょうぐぜん)をお供えします。
霊供膳に盛りつける料理は一汁三菜が基本です。肉や魚を使わず、ネギやらっきょう、にら、にんにくなど刺激の強い香味野菜を避けて作る菜食です。煮物で使うだしも動物性では取らず、しいたけなどので取ったもの使います。これが精進料理です。
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仏様、ご先祖様への思いを込めて、お供えしましょう。
なお、宗派や地域にとって多少お供えの仕方が異なることがございます。ちなみに、浄土真宗では故人は浄土で仏となると考えられていることから、霊供膳を用いないこととなっています。

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お墓の展示場

見学会 914日(土)~22日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く