yoshida
yoshida

滝野店の吉田です。

今日は、お位牌の大きさについてお話をします。
一般的にお位牌を選ばれる時には、形や金の種類など様々なお位牌がありますが、すでに、ご先祖様のお位牌がある場合は、大きさや形、そのグレードは、ご先祖様のお位牌に準ずるものを選ぶのが無難です。
私どもが現物をお見せいただき、ご提案をする場合もございます。
ご先祖様のお位牌が無く、新たに作られる場合は、お仏壇の大きさや地域性を含めて、お決めになることが多いです。
最近では、昔と違い様々なデザインのお位牌がございます。
過去のもの、地域性も越えて、お気に入りのものをされる方もおられます。
そのデザインについては別の機会にご紹介します。
お位牌の取扱いについてですが、金箔押しのお位牌は、手の皮脂がつくと金箔が変色するおそれがあるので直接触れないようにして下さい。
綿手袋(スムス手袋)などを使用されたら良いでしょう。
ほこり・ゴミなどを除去する時は、化粧筆などのやわらかい筆をおすすめいたします。
布などで擦ると、金箔がはがれたり、漆塗りにキズが入ったりします。
修復するのには、手間隙がかかりますので、ご注意下さいね。

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井上
井上

こんにちは(^-^*)/
篠山店スタッフです☆彡

今回は、お数珠修理&リフォームのご案内です。

お数珠も長年使っていると紐の結び目が緩んだりちぎれてしまったりすることがありませんか?

そのような場合、どうされますか?新しいものを購入する。という方もいらっしゃると思います。

しかし、ご家族から受け継いだり、お嫁入り道具として送られたりと大切なお数珠の場合、どうかして使い続けたい。とご相談があります。

お数珠は、修理ができます。紐を取替え結び直すことでまた使うことができるのです。

<事例1:紐切れ>

20160410_134640.jpg

(修繕前)紐がゆるんでほどけてしまいました

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(修繕後)以前使っていたものと同じ色合い、カガリ梵天房にしました。

<事例2:紐切れ&リフォーム>

奥山様数珠01.jpg

(修理前)紫の紐に赤系の珠

CIMG0733.JPG
持参された緑珠を付けてほしい。とご依頼。

20160417_094322.jpg
(修理後)緑色の紐に梵天房、持参されてた珠を取り付け

紐の色と珠の色が変わるとまったく違う新しいものになりました。気分一新!これからも長く使っていきたい。とのことでした。

今回は、大切にされていた珠を持参されましたが、珠の色(種類)をお伝えいただけば珠も変更をすることができます。

修理の価格につきましては、紐の長さ、房の形、珠の種類等により異なります。御見積は無料です。

もし、気になるお数珠がございましたら、ご相談下さい。

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「赤い」六甲山の本御影石

2017年02月22日 08:00

髙橋 圭司
髙橋 圭司

本店の高橋です。

最初の写真は地元山南町の墓地 次の2枚は神戸市東灘区の墓地です。
KIMG1991.JPG
20170214-2修正.JPG
20170214修正.JPG
お墓の色が全然違うのがお判りでしょうか。
「御影石」の名前の由来は神戸市の六甲山 御影町で産出された石です。
特徴として色がとても「赤い」のです。
近年使用されている「御影石」は青い色の物がほとんどですが、六甲山の石は赤く「本御影石」と呼び区別されています。
神戸まで仕事に行くことはたまに有りますが 六甲山周辺の墓地はだいたいこの「本御影石」を使っていますので、お墓が「赤い」のです。
墓地の周りを囲む巻石までも「赤い」石を使っています。
磨きをかけずに石の表面を叩いた仕上げの物も多く、なかなかの風情ですよ。
今回、神戸市東灘区のお客様の依頼でこちらにお伺いしました。
近くに石材店はあるが、遠方でも良いから学校厚生会指定の信頼出来る業者に頼みたいとの事で弊社にお声が掛かりました。
(学校厚生会とは兵庫県教職員の皆さんの福利厚生等の支援を行っている一般財団法人で私どもは20年ほど前から指定店にしていただいてます)
KIMG1876.JPG
お墓の巻石の修理です。
工事は順調に完了し、お客様にもご満足して頂けました。

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森田 浩介
森田 浩介
仕入れ担当の森田です。
Q.納骨袋を自分で縫ってみたい。

A.普通のサラシから作ることが出来ますよ。

お墓に納骨するときに、関西では骨壷のままでなく納骨用の袋に入れ替えて納骨します。
この納骨袋ですが、通常は既製品を使用することが多いです。
骨袋(般若心経).jpeg
写真は「般若心経」です。他にも「無地」「南無阿弥陀佛」「妙法」等があります。
しかし大切な人の納骨に少しでも心のこもった事をしたいと、ご自身でお作りになる方もおられます。
弊社ではこんな時「納骨袋の作り方」をお渡ししています。
他にも、京縫いの伝統工芸士が作られた総絹の納骨袋もあります。
骨袋(京縫).jpg
こちらは、伝統工芸士である安倍敦子さんという方の作品です。
こんな骨袋だったら、故人の好きなデザインを反映させたりしたいですね。
あるお客様は、納骨の日に私が骨袋を用意したときに、
「用意してきたんやけど・・・」
とおっしゃいながら、ちりめんの高級な布をバッグから取り出されました。
「ぜひ、それで納骨してあげて下さい」
そして奥様は、その布で丁寧にご主人のお骨をくるみ納骨されました。
やっぱり、お墓っていいものですね。

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測量の道

2017年02月20日 08:00

上山 典之
上山 典之

こんにちは、篠山店の上山です。

篠山市宇土にある伊能忠敬測量の道に石のベンチ作りました。
伊能忠敬は江戸時代後期の測量家で日本全国を徒歩で測量し、

17年かけて『大日本沿海輿地全図』を完成させ、

日本史上初めて国土の正確な姿を明らかにした偉人です。今から203年前に第八次測量で篠山を訪れていました。このとき既に70歳でした。

 ベンチ.JPG

左の標柱にはこう記されています。

    文化十一年(一八一四)二月六日昨夜雨、此日曇

    伊能忠敬測量隊十名は、笹山城下から百三十一人の

    労役村民を従えて、渡瀬を渡り、東吹村、城山の西裾を

    通り、宇土村に入る。槇ヶ峰の北裾に沿って杉村を測り、

    一昨日四日に北野新村から測量して打ち込んだ大沢村の

    大阪・笹山街道の分岐点 山 印杭につなげる。

    測量は、毎日百三十一人がその役に当たり、岩崎組では、

    六日は五十一人、七日は三十人が出役している。

 ベンチ4.JPG

地元の方は馴染みの地名もあると思います。 

今から203年前の1814年2月6日のお天気は、今日の様な快晴ではなく曇り空だった様子
ここ篠山でも一年で一番寒いこの時期に、後の日本のため、私たちのために測量していたのかと
思うと、熱いものが込み上げてひとりでウルッと来てました。
このすぐ右側に農道が通っていてこの道の先に見えるのは、
高城山、
この山の頂上にお城(八上城)がありました(1579年落城)。
伊能忠敬がこの地を測量した235年前まではお城はあったようです。

ベンチ3.JPG

篠山にもこんな真直ぐな道があったんだ(正面の山が高城山)。

弊社は右側に設置している薄茶色の石のベンチを施工しました。
廻りの風景とマッチしていると思いませんか?
高さもちょうどいい具合です。
もう少し暖かくなる頃、ここに座って古(いにしえ)の思いに浸ってみませんか。

ベンチ1.JPG

プチ観光スポットになればいいのですが。

弘誓寺1.JPG

石のベンチは有名な宇土観音霊場の入口手前にあります。

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お線香の香り

2017年02月19日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

私はお線香の香りがかなり好きです。
特に白檀(びゃくだん)の香りは言葉では表現しにくいのですが、本当になんとも言えない良い香りです。
お線香の箱を開けると凝縮された香りが鼻孔に広がり、【ああ~ええ香り♡】という気持ちになります。←少し危ない人ですね。笑
白檀は、香木の一つで、多くのお線香や仏像にも使われています。
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この商品は手の平サイズの上品な箱に入っています。
贈り物に買われるかたもいらっしゃいます。
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「花風」シリーズのお線香です。火を灯さなくても箱から良い香りが漂います。
家の中でお線香を炊くと意外と家中に広がります。私の家でも仏間で火を灯したお線香の良い香がほんのり香っています。
しかし、世の中はお線香の香り大好き!という方ばかりではありません。
壁や、家具、洗濯ものに香りが映るのは困る!と、おっしゃる方もいらっしゃいます。
最近はたくさんの種類の香りのものも増えてきましたが、逆に微香や更に線香の香りがしないという商品まで出てきています。
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この商品は煙があまり出ないものです。線香が服に付くのが嫌という方が購入されます。
お線香の一部をご紹介しました。このように最近はお客様の生活に合うものもたくさん出てきています。
ご購入される時は、参考にしてくださいね。

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中学生にものづくり体験

2017年02月18日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

昨日は、姫路にあります「兵庫県立ものづくり体験館」で中学生対象のものづくり体験学習の講師として出席しました。

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私は材加工の指導で、兵庫県石工技能士会のメンバーとして派遣されました。他にも表具・大工・洋裁・金物・革細工などがあり、20名前後で班分けがされて体験をします。

改めて考えると、石を加工するなんて日曜大工でもしないので、ほとんどの人は経験されることのない職種だと思いました。

先ずは、石の割り方を一人一人体験。

「コヤスケ」と「石とう」という道具を使ってやります。割れると「うぉー」と歓声があがり、とても盛り上がります。

次は、大理石に「文字やイラスト」などを描き、それをノミと金槌を使って彫ります。

本来ならサンドブラストという機械で彫るのですが、機械が持ち込めないため、昔ながらの手彫り手法で彫ります。

プロの石工さんでもかなりの熟練を要しますので、その場で覚えてもなかなか仕上がりの良いものは出来ませんが、それでも皆が作った作品は、ひとりひとりの思い出の品になったと思います。将来、石に携わる子が生まれるかな?

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山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

こちらのブログでは、よく「石んこ地蔵」を紹介していますが、
私が今回お勧めしたいのは、このお地蔵さま!
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とても愛嬌のあるかわいらしい顔をしています。
そして、お地蔵さまとは思えないこのポーズ。
なんだかやんちゃな小坊主さんのようですね。
実はこのお地蔵さまシリーズ、たくさんあるんです。
お地蔵様.jpg
↑ご覧ください!!(この写真以外にもあります)
なんのポーズ?と思われそうなお地蔵さま。
頭をなでたくなるようなお地蔵さま。
見ているだけで思わずこちらの表情も緩みます(^-^)
ひとつひとつが、職人さんの手作りですので、
なかなか同じ表情のものを作るのは難しいですが、
気になるお地蔵さまがありましたら、ぜひお問い合わせください!

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お墓のそうじ(花立編)

2017年02月16日 08:00

中村 淳
中村 淳
滝野店の中村です。
お墓の掃除第2弾です。
今回は花立です。
森田石材店では現在下の写真のような花筒を採用しています。
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この花筒のメリットはツバが付いていることで、花が枯れて垂れてきても花立に引っ付かなくなっています。
ツバがない花筒は花が枯れると下の写真のようになります。
花立②.jpg
古い墓石になると下の写真のように花筒が着脱式になってないもや花筒自体がないものもあります。
花立③.jpg
花立④.jpg
花筒がないものは石の花立に直接水を入れるので冬季にその水が凍ることで破損の原因にもなります。
また花筒の水も交換できず汚れが酷くなります。
そんな時は新たに花立に穴をあけて上記の花筒を入れることができるようにする「花立ボーリング」を行うことで解決できます。
次に花立の水が腐る対策には、銅製の花筒である程度防げます。
花立⑤.jpg
銅は水を酸化させ、ボーフラやぬめりを防ぎます。
しかし定期的に掃除しなければ緑青(銅が青くなること)が出て墓石にまで影響を与えますので注意が必要です。
替わりに花立の中に銅線などを入れてもいいでしょう。
銅製の花筒は滝野店にも展示しておりますので、ご来店の際は是非ご覧になってください!

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眞下 尚利
眞下 尚利

篠山店の眞下(ましも)です。

お墓の彫刻が見にくいな~って思われたことがありませんか?
実際、お墓のリフォームの時だけではなく、ご不幸があって、新たに彫刻をさせていただく時も、すでに彫っている文字や家紋が見えにくくなっているお墓がよくあります。
そこで、色をもう一度入れさせていただいています。
だいたい、建ててから10年位経つと、彫刻している所のペイントが落ちてきたり、汚れがたまってくるとお考えください。
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こちらのお墓は建ててから20数年経っていて、白色を入れていた跡がありますが、ほとんど取れて、汚れがついています。
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ご覧の通り、汚れを落として白色を入れました。
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黒色の場合です。
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キレイになりました。
皆さん、頼んで良かったと言っていただいています。
どんなことでも、まずは気軽に相談してくださいね。

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お墓の展示場

見学会 914日(土)~22日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く