森田石材店
森田石材店

昨年の夏から継続的に入ってきた神社の工事も
大詰めを迎えてきました。

ご縁を戴いてもうだいぶなるので、宮司さんとも
たいへん親しくお話できるようになりました。

先日、宮司さんが
「森田さんこれ見てくれる」
とあるものを持ってこられました。

それは大きな木の板で、寄付者と工事業者の名前
が書かれていました。

そこには、
「石屋 森田石材店」
ではなく
「石屋 森田茂樹」
と書いてありました。

本当は「石工 森田茂樹」の方がかっこいいな
とも思ったのですが、贅沢は言えません。

でも、こうして自分の名前が本殿に掲げてもらえることは、
何とも有り難いことです。
何十年、何百年先でまた工事をされる時に、
息子や孫が目にすることがあれば、最高ですね。

私が小学校の時、遠足である神社でお弁当を食べました。
その時、狛犬の台座に

「石工 森田藤四郎」

と刻んであったのを見ました。

「すごい!名前が彫ってある。」と思ったと同時に、
「ほんまにおじいちゃんかな?同じ名前の人がいるのかな?」
とも思いました。
今でもその時の感動は覚えています。

今回あらためて、名前を刻むっていいなと思いました。
画家、書家、陶芸家etc・・・作品には名前が入っています。

私も「石工」として、これからも色んな仕事をすると思いますが、
自分の名が刻める作品をつくっていきたいですね。

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節分は大晦日

2008年02月03日 20:47

森田石材店
森田石材店

2月3日 今日は節分です。

「節分」とは本来、季節の移り変わる時の意味で、
立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していました。
特に立春が1年の初めと考えられることから、
次第に「節分」といえば春の節分を指すものとなったそうです。

立春を新年と考えれば、節分は大晦日にあたり、
前年の邪気を祓うという意味をこめて、追儺(ついな)の行事
が行われていたわけで、そのひとつが「豆まき」なのだそうです。

また「巻き寿司のまるかぶり」は大阪が発祥の地で、
大阪海苔問屋協同組合が道頓堀で行った行事をマスコミが取り上げ、
全国の食品メーカーがそれに便乗して全国に広まったそうです。

太い巻き寿司をラッパを吹くようにくわえて恵方に向かって私語を交えずに
丸ごと食べる事により、1年間良い事あるそうです。
なぜ巻き寿司か?というのは、「福を巻き込む」からだそうで、
まるごと食べるのは、「縁を切らないために包丁を入れない」という事らしいです。

我が家では食べている最中に、
「一年間いろんな誘惑もあるよ」
とささやきながら私語を言わそうとチョッカイをかけましたが、
全員無事にひとことも言わず完食できました。

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森田石材店
森田石材店

昨日、兵庫県の石工技能検定が開催されました。
検定には1級と2級があります。
今回は県内から、1級に6名、2級に7名の計13名の方が受験されました。

弊社は、7年前から社員の技能士免許取得に力を入れています。
昨年末までで9名が2級技能士を取得していました。
そして今年、ようやく2名が1級にチャレンジしました。

どんな業界でも同じだと思いますが、1級と2級では大違いです。
石工の1級は、機械工具は一切使わず昔ながらの方法で、
「カッチン、カッチン」とノミを使って6時間で作品を完成させます。

この6時間が結構くせ者で、チョッとしたミスで修正に時間をとられます。
そうすれば十分な仕上がりは不可能です。
また大胆に加工すると取り返しのつかないミスにつながります。
ギリギリのところでやるしかないんです。

しかし「今の時代に手作業ですることが何の意味があるのか」
とお思いの方もおられるでしょうが、これが意味があるのです。
やはり石工にとって石を叩くことは大切です。
すべての答えはやはりこの単純な作業にあると体感します。

さて結果は、運良く合格できた者、運悪く落ちてしまった者に分かれました。
やっぱり「練習に練習を重ねること」しかないという事が、よくわかりました。

話は少し変わりますが、昨日の「大阪国際女子マラソン」の福士選手。
30キロ地点までは独走体制でしたが、ラスト10kmでペースが落ち、
結局フラフラの19位でフィニッシュでした。

確かに、あの状態で完走されたのはすごいと思いましたが、
マラソンの本格的な練習は一回もせずのチャレンジだと聞いて、
「一流の選手でも準備不足をするのだな」と思いました。

まして我々凡人は準備不足などもってのほかです。
それを痛感した一日でした。

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力石

2008年01月23日 08:51

森田石材店
森田石材店

先日「力石」の話を聞きました。
ところでみなさん、「力石(ちからいし)」って御存知ですか?
よく神社や公民館の隅っこにある大きな石のことです。
私もこの話を聞いて初めて知りました。

ではこの力石、何に使っていたのか?

用途:力試し  ←コレしかありません。

しかしコレが重要です。この力試しをすることで、
1.みんなでするので地域のコミュニティーが形成される
2.力仕事の役に立つ
3.持てることで一人前とみなされる
などあります。

昔は「この石が持てないと遊郭に行ってはいけない」という地域もあったようで、
そうなるとみんな必死です。(多分私も必死になります)

さて、今の日本は「大人になりきれていない未成熟な社会」といわれています。
それは経験しないといけないことを飛ばしてしまっているから。
例えば、「受験勉強」「村づきあい」「地味な結婚式」などは典型です。
また身近な人の死を経験することや先祖供養もそうなのでしょう。

「力石を持ち上げる」も大切な通過儀礼だったようです。
現在、力石は祭りで使用される地域が全国に数ヶ所残っているだけで、
本来の使い方をされているところはないそうです。

私たちの中の足りないもののひとつは、この石に隠されているのかもしれません。

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明日から新春の展示会です

2008年01月11日 09:38

森田石材店
森田石材店

新年の仕事始めから、約1週間が過ぎようとしています。
1月は石材店にとってあまり忙しくない月です。

が、いきなり施工部は大忙し状態!
実は明日から始まる「新春大売出し」の準備に大騒ぎです。
全店で商品の入れ替えを行っているのですが、
特に篠山店はこの3月で10周年を迎えるため、
全商品のレイアウトを変更、かなりの大改装になっています。

4日間で全商品の入替えはかなり無理があります。
ということで、昨日は「徹夜」となりました。

真夜中にショールームの中にいると、ふと10年前の
篠山店オープン前の徹夜作業を思い出しました。
あの時も大変でしたが、みんなが「やるぞ!!」と熱くなっていました。

昨晩は高見くんと井町くんが深夜の展示をしてくれました。
2人とも10年前は入社していなかったので、「徹夜デビュー」です。
また数名のメンバーが差入れもしてくれて、連帯感が出てきました。
うれしいですね~。

さあ明日から展示会です。
お店の中もキレイになりました。
御来店をお待ちしております。

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本年のスタート

2008年01月07日 17:11

森田石材店
森田石材店

あけましておめでとうございます。
いよいよ2008年がスタートしました。
(といっても1月7日ですが・・・)

当社の新年行事は次の通り。
1.全員で最上稲荷さんへの参拝
2.全体会議(中間報告と残り半期の計画発表)
3.各自今年の抱負を発表
4.新年会

例年は一人一人、会議の最後に新年の抱負を述べるのですが、
いつもはありきたりの言葉ばかりが続き面白くありません。
そこで、今年は昼食をしながらに変更しましたらこれが面白い。

食事中でリラックスできたのか、みんなけっこう元気よく発表してくれました。
特に女性社員はみんな活発に話せる子ばかりでビックリ。
(やればできるんだ!)
今年はとても楽しみです。

さて午後は、いつもお世話になっている社長に講演をしていただきました。
実は昨年の秋から、この社長が主催される勉強会に入れてもらってます。
私にとってはいつも学びの多い社長なので、今回の講演は特に楽しみにしていました。

お話の内容は机上の論理ではなく実践や経験したものばかり。
みんなが悩んでいる内容もかなりの部分で共通していたようで、
社員も真剣に聞き入ってくれたように思います。
私を含めてみんなとても勉強になりました。

創業93年目 2008年のいいスタートとなりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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天国の人?地獄の人?

2007年12月24日 09:21

森田石材店
森田石材店

先日、お世話になっている先生に自身の運命鑑定をしていただきました。
鑑定結果は・・・正直当りすぎてビックリ!
かなりビビッテしまいました。

内容はチョッと恥ずかしいので・・・ですが、

先生「あなたは〇〇のタイプなので、〇〇などは気をつけなさいよ」
私 「先生!もうそれ全部やっちゃいました」
先生「・・・」

さて例え話で『天国の人たちと地獄の人たち』お話がありました。
全員、長さ1m位のお箸が与られて食事するとしたら、(お箸は端っこを持ってください)

地獄の人たちは「我よ我よ」と食べようとするが誰も食べられません。
天国の人たちは「どうぞ、どうぞ」と周りの人に食べさせてあげるのだそうです。
みんながそうすれば自分の口にも入ってきます。
こんなお話でした。

いろんな話があるものだなと思いました。
日々競争の社会の中で生きていますが、考えさせられました。(単純です)

今年も残りわずか。
来年は天国の人になれるでしょうか?(たぶんなれません)

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牛のツノが折れた

2007年12月21日 16:07

森田石材店
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3年前に完成した三田市にある加茂神社の建設実行委員長さんから、
久しぶりにお電話がかかってきました。

「元気しとるか?」「ご無沙汰しております」という感じ。
「ところで、なんか良いことですか?」と尋ねましたら、
「いや~、牛のツノが折られたんや。お正月までに直してもらえへんやろか。」
とのことでした。

牛とは、神社につくった石の牛のこと。
実は製作するときから、
「もしイタズラされてツノが折れたら修理が大変なので、
ツノだけ別につくってはめ込みにしましょう」
と言っておりました。

「で、折れたツノはあるんですか?」
「それがないんや、だから困ってるんや」
とにかくお正月までにツノを作らなけれなりません。
このツノは大理石製で、急に用意が出来ないので私も困りました。
「念のため神社の周りをもう一度探してください」とお願いしました。

しばらくして、役員さんの必死での努力で、雑木林の中から
ふたつに折れたツノが発見されました。(奇跡です!)

しかし誰が神社の中の石造物を壊すのでしょうか。
よく墓石の一部を持っているとギャンブルに勝つとかいって、
墓を傷つける人がいますが、そんな感覚なのでしょうか。
どちらにしても、バチが当るぞー

さて翌日、ツノの修理に神社に行きました。
実行委員長さんと久しぶりにお出会いし「誰が折ったんやろ?」と話しているうちに、
次々と当時の役員さんが神社に来られました。
まるで同窓会みたいになりました。

ツノが折れたのは災難だったですが、その後見つかった話題で大盛り上がり。
年末のあいさつ回りの中、ツノが折れたお陰で、一度にたくさんの方と再会できました。
ラッキーでした。

墓石を販売する創業92年の株式会社森田石材店
丹波市・篠山市・多可郡・西脇市・加東市・小野市
加西市・三田市・神戸市・南丹市・福知山市・猪名川町
https://www.morita-stone.co.jp/

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お墓の引越し

2007年12月19日 16:13

森田石材店
森田石材店

ここ数年、チョコチョコお墓の引越しの仕事をいただきます。
昨年は、熊本から引越しをお手伝いしました。
また今年になって、広島、山口、大阪と年々増えいます。
この背景には、ここ数十年の時代背景が大きく影響しているのかもしれません。

例えば、団塊の世代の人たちは集団就職で田舎から町に移って働き出しました。
そしてその後の高度経済成長の時代を迎え、
そのまま都会に住み続けた人が多くおられるのだと思います。

またこの影響から「核家族化」も進んできました。
田舎には高齢者の方だけが残っているというケースです。
そして結局、「田舎には帰っても仕方がない」ということで、
お墓も引越しという風になるようです。
お墓は故郷にあってもよし、近くにあってもよしだと思います。

弊社も数件引越しのお手伝いをさせていただきましたが、
引越しを機に、お墓を新しくされたケースもあります。
また磨きなおしてリフレッシュされるケースもあります。
その時のお墓の状態によって対応は変わってきます。

さて、私の近所も空き家が少しずつ増えてきて、
お墓も無縁になっているところが増えてきたように感じます。
でも無縁はかわいそうです。
今のうちに分かっている人は、身近でお祭りしてあげて下さいね。

森田石材店
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A.迷信です。大切なのは供養の気持ちです。
でもキチンとしておく方がいいですね。

お墓の迷信にはいろいろなものがありますが、
これも代表的な迷信です。
この迷信も「墓相」というものが発端です。

「墓相」については詳しくは触れませんが、
その中には石のカケ以外にも、多くの事柄が定められています。
建て方によって、吉相・凶相があります。
信じる信じないは個人の自由です。

さて、何か悪い事が起こるとすぐに、
「墓の相が良くない」と墓のせいにされる方があります。
でも目に見えないものの事を言われても困りますよね。

確かにそういう事もあるのかもしれませんが、
私にはそういうものは見えないので分かりません。

どんなものでも壊れたまま使っていると良くないといわれます。
自転車にしても、家にしても・・・。
それと同じで「石も壊れたままでは駄目だよ」という戒めの意味が
ある迷信なのかも知れません。

お墓は故人への贈り物だと思います。
ですから余裕があれば、傷ついたら出来る範囲で直してあげる
気持ちが大切だとは思います。

お墓はご先祖様がおられる場所です。
たたったりはしないと思います。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く