森田石材店
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A.お墓は形や正面の文字が少し違いますが、ほとんど同じです。

神道のお墓の特徴は頭が尖っています。
これは三種の神器のひとつ「剣」の形を象っているといわれています。
あと墓前には榊を捧げる八足台があるのが特徴です。

正面の文字は「○○家奥都(津)城」等と彫ります。
意味は「奥深い所にあって外部から遮られた境域」ということ。(神社新報より)
また仏教と違って戒名はなく、姓名の下に、之霊・命・命霊・霊位などを付けます。

神道は仏教と深く習合して、日本に今の宗教観をもたらしたとされています。
それが明治維新の神仏分離により今日の状態になっています。
ですから、お墓に対する考え方は、神仏ほぼ同じです。

ちなみに、戦死者のお墓の多くは神道墓です。
この理由は、また別の機会にでも触れたいと思います。

墓石を販売する創業92年の株式会社森田石材店
丹波市・篠山市・多可郡・西脇市・加東市・小野市
加西市・三田市・神戸市・南丹市・福知山市・猪名川町
https://www.morita-stone.co.jp/

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森田石材店
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2泊3日のセミナーを受講してきました。
タイトルは「無意識との対話による未来を出現させるセミナー」。
よくわからい題名ですが、これがとにかく疲れる内容。

人間は無意識のうちに、都合の悪いことは後回しにしたり、
避けたりするのだそうです。
このセミナーはそんな人間の習性に逆らった(?)セミナー。

とにかく2日間は頭の中で避ける気持ちをグッと抑えて
私の中の問題点を洗いざらい出しました。
丸2日間もフルに脳ミソを働かすと、普段脳ミソを使っていないのを痛感しました。

そして3日目、何とか方針を作ることができました。
でぇ、やるべきことが山積み。
しかし、実行しなければどんな最悪の状態になるかも分かっているので、
やるしかありません。

ひとりで抱えず、会社のみんなに助けてもらいながらやっていこうと思います。

みんなよろしく!

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銘石を求めて~紀山石~

2007年12月04日 08:20

森田石材店
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翌日は、福島県いわき市にあります「紀山石」の丁場に行ってきました。
伊達冠石の山からは車で2時間以上かかりました。

ここは採掘が始まって25年。
かなり深いところまで掘られていてビックリしました。
そして採掘場の小碕所長にお話を伺う事が出来ました。

私が山で気がついたのは、原石の採寸の仕方です。
kisangenseki.jpg

少々形が悪いところは、寸法に入っていません。
またキズもかなり外してあり、とても紳士的に感じました。
いいものがつくれそうです。

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Q.神様と仏様どう違うの?

2007年12月01日 09:40

森田石材店
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A.仏様になって神様になるのだそうです。

民俗学の柳田國男氏によれば、
故人の霊は30~50年で次第に縁故の家を離れ個性をもたない霊になり、
その後、霊は故人が生まれ育った故郷の地へ還り、
神さまの仲間に入ると日本人は考えているそうです。

故郷へ還ってくるということは、村の神社や庭の社の中の
氏神様や地神様になっているということなのでしょう。
だから「お墓参り」「初詣」「盆踊り」「秋祭り」も元は同じです。
こういったものの原点は、全部先祖供養なんですね。

ちなみに、氏神様とは住んでいる土地の人々を守護する神。
鎮守の神とも言われています。
また地神様とは祖霊、農神ともされる神。
屋敷内や辻・田のそばに祭るものとされています。

今年もあと1ヶ月。
初詣から始まって色んな神様にお世話になりました。
来年のお願いをする前に、神様仏様に今年のお礼を言っておきましょう。

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銘石を求めて~伊達冠石②~

2007年11月30日 09:40

森田石材店
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伊達冠石の山を初めて見た印象は、

「気持ちいいっ!」(いきなり失礼致しました。)

山の上から広がる景色、石のオブジェ、原石の山・・・
どれもがとてもその場によくマッチしていました。

それもそのはず。
この山の社長である山田さんは、山を愛してやまない方。
だから皆にも「山を嫌いになってほしくない」という思いから、
採掘の残土を利用して展望台やオブジェをつくられています。
本当に、天気が良い時にはピクニックが楽しめます。

丁場の歴史は古く大正12年からで、現在四代目になられます。
「私の使命は、長年採掘したあとを美しい山に戻すこと」
「息子や孫たちが末永くこの山で仕事ができますように」
と話す山田社長がすごく印象的でした。

実は山田社長とは、総合民俗学の勉強会で知り合いました。
山の石屋さんでありながら、真剣にお墓のことについて
考えられる姿勢には脱帽です。

ということで2回に分けて伊達冠石を紹介してきました。
詳しくは http://www.datekan.com/index.html
をご覧下さい。

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銘石を求めて~伊達冠石①~

2007年11月28日 13:49

森田石材店
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泥をかぶったような石。その名も

「泥かぶり石」

この石を切ってみれば、中は伊達政宗の兜のような黒。
しかしこれで終わりではなかった。
3~5年でこの石は、鉄のような輝きの最終完成形へと仕上がるのです。

宮城県と福島県の県境で「伊達冠(だてかんむり)石」は採れます。
「泥かぶり石」とはこの石の昔々の呼び名。

先日11月21日に、この山へ行ってきました。

伊達冠石は、つくりたては黒よりは濃紺に近い色です。
それが数年建つとキレイな鉄色(茶色)に変化します。
その理由は、石に含まれる鉄分。これが空気に触れて酸化されるのです。

その風合いがまさに◎。
このワビサビは他の石には到底出せません。
かの有名な芸術家イサムノグチが、この石を気に入っていたものうなづけます。

「ぜひこの石を使ってお墓を建てたい!」
そんな衝動に駆られ、思わず買っちゃいました。

トラック1車分の原石・・・。

久しぶりに自分自身の手で加工しようと思います。
この石の作品、出来たらまた皆さんにご報告いたします。

次回へ続く・・・。

森田石材店
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A.可能ですが、通常は2~3ヶ月必要です。今なら1月以降がおすすめです。

お墓づくりには多くの工程があり、墓石の製作には約1ヶ月かかります。
その後、文字を彫り、建てます。

確かにお急ぎなら1ヶ月以内に建てる事も可能です。
展示品や在庫があれば、文字を彫刻すればOKだからです。
ただその場合でも、打合せは順序良くスムーズにする必要があります。
しかし、各工程で十分な検品ができない場合がありますのであまりお勧めできません。。

石によっては製作そのものに2ヶ月近くかかるものもあります。
例えば、庵治石細目や内垣石、伊達冠石などがそれにあたります。
やはりいい石はつくるのも大変です。

私はお墓が完成するまでの数ヶ月は、とてもいい時間だと思っています。
なぜなら戒名や法名を調べるのにご先祖様を遡ったり、写経を書く時間があることで、
改めてお墓づくりを実感される方が多いからです。

お墓を建てるのは一生に一回あるかないかのこと。
つくる過程も楽しんでいただきたく思います。

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お墓が荒らされている!!

2007年11月19日 11:06

森田石材店
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3日前からですが、毎日のようにお墓が荒らされています。

うちのお墓だけではありません。
ほとんどのお墓の花が、めちゃくちゃになっているのです。

その犯人は・・・

シカ・サル・イノシシ。
(こうやって書くとスゴイ田舎ですね)

おそらく引き金となったのは11月15日の「山の狩の解禁日」。
今回のお墓荒らしとタイミングは同じです。

猟が原因なのか、地球温暖化が問題なのか、山の食物の異変なのか・・・。
本当に困ったものですが、人間と動物、どちらが被害者か加害者なのかは分かりませんね。

そんな事を考えながら、なるべく腹を立てないように掃除しています。

さて三日坊主の私の墓参りも3週間が経過しました。
「気持ちのいい1日のスタート」のために続けているのはもちろんですが、
このブログで公開しているので「やめるにやめられない」状況です。

今後も引続きお墓をリポートします。

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森田石材店
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A.石の硬さと気温は全く関係ありません。

ちょっと難しい話になりますが、石の硬さを圧縮強度という数値で比較します。
日本石材産業協会発行の「墓石用石材規格カタログ」によれば、
ご覧の通りです↓。

【圧縮強度】
1位 伊達冠石        宮城県
2位 スターギヤラクシー  インド
3位 ジンバブエブラック   ジンバブエ
4位 G634          中国
5位 相州本小松石(青目) 神奈川県

確かに宮城県は寒いのかもしれませんが、
インドやジンバブエが寒いとは思えません。

ちなみに強度以外にも、石の特性を示す数値としては、
吸水率、比重など様々な数値があります。

しかし数値にこだわりすぎて、本来の石の色や風合いが無視されるのは、
とても残念でもったいない話です。
どの数値も一定以上であれば、墓石としての品質には問題ありません。

石もお見合いと同じ。
経歴、数値だけでなく、直感も大切にしましょう!

只今、当社では展示会を開催中です。
店内には石の資料もございます。
ご興味のある方はぜひご覧下さい。

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お墓参り

2007年11月15日 09:46

森田石材店
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先月、ある先生に個人的な悩みを相談しました。
その時、指導されたことは、

「お墓参りに行きなさい、気がつくことがありますよ。」でした。

そうですよね。その通りだと思いました。
(墓石屋がコレを言われるとは情けない・・・)

それから毎朝行くようにしました(結構単純です)。

早朝の霊園は空気がとても気持ちよく、「シーン」とした静寂が
いろんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれます。

ところで、ひとつ気がつきました。それはお供えの花。
毎日水を足したり、たまに花筒の水を入れ替えるとビックリするほど長持ちします。
しかも、花も一段と美しく・・・(コレは思い込みかも)。

聞くところによれば、花は毛管に雑菌が詰まってが枯れるのだそう。
ということは毎日水がキレイということは、やはりいいのかもしれません。
ん~ 身をもって体験してしまった。

さてその後、気がつく事があったかといえば、別にそうでもない。
ただ「多分あるのだろうな」という予感はします(やはり単純?)。

毎日のお墓参り、三日坊主の私にいつまでで続くかわかりませんが、
ひとつぐらいやり続けないと格好がつきません。
がんばってまいります。

墓石を販売する創業92年の株式会社森田石材店のブログ(丹波市・篠山市・多可郡・西脇市・加東市・小野市・加西市・三田市・神戸市・南丹市・福知山市・猪名川町)

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く