髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

お墓の新しくされたり、リフォームに手を入れられたりと商談させて頂く日々。

しかし、これまでもいくつかご紹介はさせて頂いてもおりますが、先月と今月は特に(お彼岸までの時期的にもありますが)遠くに引越しされるとか、跡を見る者がどうしてもいないとか、様々なご事情で「お墓撤去」をされた方が多かった時期でした。

この方々はすべて私が担当させて頂きましたお客様です。

撤去跡は殺風景で物寂しいですが、草が生え、石塔が傾き、どこの誰のお墓なのかも判らないような「無縁墓」になってしまうよりかは、ちゃんと納められていたお骨も丁寧に新しいお墓や供養塔へ安置される。

そこを考えれば、時代ではありますが、これもひとつの先祖供養のカタチなのかも知れません。

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、丹波篠山市の村墓地から檀家寺へお墓を移転されたお客様をご紹介いたします。

村の墓地には、江戸時代からの古いお墓があり、ずっとお参りをされて来たそうですが、お子様たちも丹波篠山に住んでおられず、今後のことを考えるとお寺さんの墓地に移った方がよいとの考えに至ったそうです。

撤去後。

ご要望は、既存の代々墓はそのまま持って行き、ほかの古いお墓は、新しい五輪塔に戒名を彫りまとめて、新しい墓地には置かない希望でした。

ですので、台石のみ処分して戒名が彫っている竿石は処分せずにお寺にある供養塔へ移すことになりました。

そして、新しいお墓は今後も管理がしやすいようにファイバーレジンで仕上げています。

お客様からは

「先祖が建てられた古いお墓も結果的に同じ墓地の供養塔へ納めることが出来て良かった。以前の墓地は、水道も無く毎回ペットボトルに水を入れて持って行ってました。また、竹の子が出てきたり、行くたびの草刈りも大変でした。これで気持ちよくお参りが出来る環境になった」

と喜んでいただきました。

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

丹波にお住まいの方には、こんなお悩みの方も多いはず。

Q.お墓がたくさんあり、供花の用意が大変です。

お墓がたくさん並んでいると、すべての墓石にお花を供えるのは大変です。

仮に10基お墓が並んでいれば10対のお花が必要となります。

平坦な墓地ならまだしも、お墓までそれなりに歩くのであれば花を運ぶだけで大変です。

かと言って新しいお墓の分だけというわけにもいきません。

何より昔からの習慣ですから変えにくいですよね。

お墓参りにはこれが正しいというルールはありません。

例えば、一対ではなく一本ずつという方法もあります。

また入口に大きな花立と香炉を用意しておいてひとつで済ませる方法もあります。

例えば、こんな感じです。

 

お墓参りに正解はありません。

もし大量の花を持って行くことがストレスでお墓参りから足が遠のくのであれば、それは本末転倒です。

ご自分に優しいルールを作られてはいかがですか。

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上山 典之
上山 典之

こんにちは、たんば篠山店の上山です。

今年も嫌な季節がやってきました。

そうです、花粉と黄砂の季節です。

今年は例年以上に飛散量が多いようですね。人体にも有害ですが墓石にも良くない影響があります。

 

たんば篠山店では墓石を屋外にも多数展示していますので、この時期は毎朝の掃除が大変です。

そして春先のこの時期は冬場に蓄えた水分で日陰部分に苔が発生し始めます。自然の摂理とはいえ花粉も黄砂も苔も墓石には有害です。






お墓は屋外の大自然とともに存在し続けていくもので天候によって様々な表情を醸し出します。

 

晴れの日には存在感をアピールし堂々とした表情であり、

曇りの日は物思いにふけっているような表情であり、

雨の日には家族の帰りを待っているような、どこか寂し気な表情をします(あくまでも私の感想ですが)。

どれも屋内では感じることの出来ない表情です。

 

雨天時の吸水後の色の変化、経年による石肌色の微妙な変化、ほとんどの石材は切り出して研磨してから微妙に石肌色が薄くなります。

色が褪める(さめる)という表現をします。

自然光による様々な表情の違いを見て感じてください。

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無縫塔を作りました。

2023年03月14日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

この度、無縫塔(むほうとう)をつくるお仕事をいただきました。

※無縫塔とは、お寺のご住職様のお墓に使われる形です。

歴代ご住職の丸い形のお墓がたくさん並んでいます。

今回は27世住職のお墓を作らせていただきました。

既存のお墓と同じ形のお墓をつくるので、細かな寸法まで図り図面を作成いたしました。

この形は重心が高いところにあるので、地震などで転倒しないようにステンレスの芯棒を挿入しました。

また、彫刻する戒名は住職が自筆で書かれました。

さすが、達筆で彫りやすい文字を書いていただきました。

石はインド産のバングレーを使いました。

昔の石は詫び錆びの風合いですが、少しでも違和感のない仕上りになったと思います。

ご住職と雑談の中で、

「『葬式も墓もいらん』と前住職(お父様)が言ってたんですよ…どう思います?」

「親鸞聖人も同じことを言われていましたね」

「でもお墓を作っていますよね」

「お墓って故人の思いで作るのではないってことですよね」

「やはり跡を継ぐ者、残された者のために作るってことですよね」

こんな会話をしました。

 

住職にお寺の歴史をお聞きすると「天文22年(1553年)」に作られたそうです。470年前になります。

初代住職のお墓が真ん中に祀ってあります。

この五輪塔には「天正11年」と刻んでありました。

なんと440年前のものです。

改めて400年も500年もの歴史がしっかりと残るのは石であり、お墓なんだなと思いました。

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どうして榊を飾るの?

2023年03月13日 08:00

nakasone
nakasone

こんにちは、たんば篠山店スタッフです。

篠山店にはこのような神棚があります。

毎日朝礼の後、みんなで手を合わせています。

榊も緑色で綺麗ですよね^^

実はこの榊は秋のお彼岸から、たんば篠山店を見守ってくれてます。毎日水替えをすると、こんなに綺麗に保ってくれるんですね^^

そもそも神棚に飾るのは何で榊なん?と思ったので、調べてみました!

先端が尖った植物には神様が宿ると考えられているそうです。

たしかに、榊はピンと尖ってますよね。だから榊が選ばれてるんですね~。

もっと調べていると榊の字の由来も出てきました!

神様と人間の境界にある木→境の木→サカキ

栄える木→サカキ

だそうです。漢字の由来って面白いですね^^

植物は家の汚れ、邪気を吸い取ってくれるといいます。だから私も自宅でもサボテンとガジュマルを育てています。

職場でも毎日手を合わせる所に、綺麗な緑があるので気持ちがいいです。

最後までお読みいただきありがとうございました♪

めざせ納棺師の道

2023年03月10日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは。本店スタッフです。

先日、葬祭部の方から「納棺師さんに来てもらってメイクや着替えを習うんだけど見てみない?」と情報を頂いたので参加してきました。

大きなメイクボックスには化粧品以外にお顔の修復に使われる薬品や注射器なども入っています。すごい…。営業さんや現場の方の道具箱もそうですが、仕事道具が詰まったバッグは本当にかっこいいですね。

モデルは葬祭部の板垣さん。目の上にある傷を消していきます。まず肌色のワックスで傷部分をカバーした後、真っ赤なパウダーで周りの肌色と馴染ませていくと…見事に傷が消えました。

ただお化粧をするだけではなく、こういったキレイに見せる技も使われるのです。

みなさんも家ではばっちり決まっていたメイクが出先のトイレで鏡を見たらなんだか浮いてる!?と、ビックリとした経験はありませんか?

エンゼルメイクも同じで、お化粧を施した場所と葬儀会場の照明が違うと色の見え方が変わり「あれ?」となってしまうそうです。そういったところも想定しておられます。

 

次はお着せ替えです。着物とスーツを習います。

いわゆる死に装束というのも最近は白帷子だけではなく生前着られていたお気に入りの服やエンディングドレスなどを選択肢が増えています。播州織でエンディングドレスを作られている会社もありますね。

じゃあ、私は若い頃好きだったロリータ服を… と思いましたが、嵩張るしパーツも多いので着せていただくのはちょっと無理かもしれません。このように、どうしても着せるのが難しい場合は白帷子に着替えたのち上からお洋服を掛けるという方法もあります。

仕上がった際のお袖の角度まで気を配ります。

 

今度は男性スタッフに交代。コツをつかめば誰でもラクラクできるよ!というものではありません。

どんなに大変でも「重たいなー」「よっこらしょ」なんて雰囲気は絶対に出せません。常に涼しい顔でスッとこなしていかなくてはいけない、本当に素晴らしいお仕事です。

…ということで、ド素人の私はただただ感動するばかりでした。

納棺師という職業は以前から興味があり、今回お話を聞いていて更に憧れが強くなりました。現実は、超ド級のあがり症なので人前に立つお仕事は無理なのですが…(涙)

そんな私でも実践できそうだなぁと思ったのが「美しい所作は指先から」というアドバイスです。

納棺師の方は、日頃からすべての動作を美しく行うように心がけているとのこと。例えば、ゴミ袋の口を結ぶ時でも美しく…洗濯物を干す時でも美しく…。

これは今後実行してみたいと思いました。

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LEDローソク

2023年03月09日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

今日ご紹介する仏具はこちら・・・

いろはあかり.JPG
「いろはあかり」です。

見た目はちょっと大きなローソク??

と思われると思いますが、実は、これLEDローソクなんです。

なので、もちろん火は不要!

まるで本物のローソクのように見えるのは、外側に本物のロウが使用されているからです。

触った感じもローソクそのもの。リアルな質感です。

火を使用しないので、倒れたり、消し忘れによる火事の心配もありません。

電池交換で、繰り返し使えるのでお財布にも優しいです。

スイッチを入れるとゆらゆらと揺れ、まるで本物の炎のように優しい光が灯ります。

本体には蓮の花が描かれていて、そこも光が灯り柔らかな雰囲気を醸し出します。

毎日のお灯明として、また大事な日の特別な明かりとしてもいいかもしれませんね。

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中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回ご紹介するのは西脇市野村町のT家のお墓です。

とても大きなお墓で、敷地面積約50㎡。我が家がすっぽりはまりそうなお墓です。

それだけあるとお手入れも大変で、現状真砂土仕上げのお墓なので草引きも重労働でした。

整備されてからも時間が経っているので、石塔も少し傾きが見られました。

そこで今回は石塔を全て解体して、据え直していき防草施工をすることになりました。

こちらの石塔は建立から数十年以上経っていて老朽化もすすんでいるので慎重に解体していきます。

花立や線香立てのないお墓には簡易の花立を作成しました。

防草施工は人気のファイバーレジン施工です。

完成がこちらです。

重労働から解放されると大変喜んで頂けました。

T様からは大変ありがたいお声を頂戴しましたので紹介します。

T様ありがとうございました。

 

 

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です。

 

今年もお墓参り写真コンテストの時期がやってきました!!

お墓100年プロジェクトが主催して、今回で第11回目になります。

何気なくしているお墓参り、そこには、死者に対する思いやりと、生者に対する思いやりがあり、お墓参りを通してお互いの幸せを思い合うお墓参りというよい習慣を、未来の子供たちにも続けていってほしい。

という願いが込められています。

笑顔でお墓参りをしている様子、お墓掃除をしてる様子なんでも大丈夫です。

メッセージを付けてご応募下さい。

大賞は、なんと3万円!!その他にも、各賞用意されています。是非、メッセージをつけて応募してください!

応募期間は、3月1日(水)~5月15日(月)まで

応募者1人につき、応募は1点。写真は、データでも現像したものでも可能です。

今年もお彼岸の期間をはさみますので、お墓参りに行かれたら写真を撮ってみてください。

 

詳しくはホームページをご覧ください。

過去の素敵な受賞作品も見れます。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く