仏具のお手入れ

2022年06月07日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店の山崎です。

昨日から雨がちなお天気で・・・まもなく梅雨いりでしょうか・・・。

さて、今日は仏具について・・。

毎日使う仏具、汚れたり傷んでいませんか?

なんとなく汚れているけれど、まぁ大丈夫だろう。法事があるわけでもないし・・・買い替えもなぁ~

で、過ごしてませんか?

毎日使う仏具は、きれいな方がよいです。

色褪せたり、長年の使用によりふとんがぺったんこ・・・こんなものより鮮やかなものに。

小さいものから木魚にも使える大きなサイズまで揃っています。

りんを鳴らす時にかかせない、りん棒もカラフルで小さいものから大きなものまで揃っています。

気になるな…と思った時には新しいものに取り換えをおすすめします。

毎日のお参りのために。

少し気になった方はこの機会に一度ご検討ください。

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伝統的なお墓

2022年06月06日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回ご供養のお手伝いをさせて頂いたのは三木市にお住まいの井上様です。

井上様のお墓は土葬をされていた頃のお墓で約30基程の墓印が並んでいました。

井上様のご希望はこちらのお墓を整理したいとのことでした。

ただ代々墓でまとめるのではなく、今後も「家」が続いて行くようなお墓にしたいとのことでした。

そこで、下図のようなお墓をご提案させて頂きました。

まずは墓印を撤去していきます。

次に土留めの擁壁を据付けていきます。

そして完成がこちらです。

お地蔵さまの花立は既存の墓印をリメイクして作りました。

井上様には「家がずっと続いていきそう」と大変喜んで頂きました。

いいお手伝いが出来ました。

 

追記

先日井上様から大変ありがたいお言葉頂戴しました。

河合 邦彦
河合 邦彦

無縁墓とは、お墓を管理する継承者が長い期間いないお墓のこと。

たとえ縁故者がいたとしても管理費の滞納や支払いの拒否などによって無縁墓となるケースもあります。

家族や供養のあり方の変化から無縁墓の数は年々増加し、撤去費用などが大きな社会問題となっています。

お寺などでは管理者がいない場合、撤去することを検討します。

しかし、無縁墓を無断で撤去すると、法律違反にあたります。

そのため、決められた手順をきちんと確認しておくことが重要です。

まず、撤去を検討する無縁墓の所有者・継承者を探すことからはじめます。

お寺や墓地委員などで管理している名簿などがあれば連絡をとり、今後の管理について話し合いをもちます。

連絡先が分からない場合は、戸籍などから調べられる住所へ書面で連絡します。

この手続きは専門の資格が必要となるため、行政書士などに相談しておきましょう。

 

次に、書面での連絡もとれない場合は、官報で無縁墓の撤去を報告します。

官報とは国が発行する公的な新聞のようなもので、公的機関の情報などが記載されています。

無縁墓の撤去をする際も、まずは官報に掲載しましょう。

官報への掲載とあわせて、撤去する無縁墓に立て札と貼り紙をします。

無縁墓の権利者に向けて、撤去することを伝えるもので、お墓の見やすい位置に立てるようにしましょう。

ここでポイントとなるのが、定期的に写真と記録を残しておくこと。

設置した日から、継続して権利者への呼びかけをしていたことを証明する必要があります。

写真だけでなく、書面で記録を残しておくとよいでしょう。

 

官報への掲載と立て札・貼り紙の設置から一年たっても、権利者から何の連絡もなかった場合、はじめて無縁墓を撤去する申請を行えます。

申請には、「改葬許可申請書」が必要となり、市区町村の役所へ提出します。

次の書類が必要となるので揃えておきましょう。

  • 墓地管理者の証明書。
  • 無縁墓の写真およびお墓の位置図。
  • 権利者からの連絡がなかったことを記載した書類。
  • 官報のコピーおよび立て札の写真。
  • その他市区町村が指定した書類。

 

あわせて継続して立て札を設置していたか確認を求められることがあります。

定期的に撮っておいた写真と記録もまとめておきましょう。

すべての手続きが完了し、改葬許可をもらうと、無縁墓の撤去を行えます。

お寺や石材店などと相談して、日程などを調整していく流れになります。

 

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垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です。

4月にお知らせしていた『お墓参り写真コンテスト』の応募締め切りが6月30日(水)までとなっています。

大賞は、なんと3万円!!(商品券のお渡しになります)

その他にも、各賞用意されているので興味のある方は一度「お墓100年プロジェクト」のホームページをご覧ください。

応募者1人につき、応募は1点。

写真は、データでも、現像したものでも可能です!

応募はちょっと。

と思う方でも、お墓参り行ったとき記念に写真を撮られてみてはいかがでしょうか?
何年後かに見返すといい思い出になるかもしれません(*^^*)

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大事な石を残しました

2022年06月01日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。

今回はお墓建立のお話です。

今ある敷地が広いので、約半分の敷地に変更して、皆さんが入ってもらえる代々墓を建てさせていただきました。

手前の軍人碑から約6mの間口がありました。これを約半分くらいの敷地に変更します。

今ある土台(巻石)をカットして再利用します。

そしてこの石を置いてほしいとのお話がありました。

墓地近くの、土葬墓にこの石はありました。

思い入れがおありで、代々墓の後ろに置いてほしいとのご要望でした。

余った敷地はコンクリート舗装して草が生えないようにしました。

 

石はこのように代々墓の後ろに置かせていただきました。

一見、ただの石だと思うのですが、お客様にとっては大事な石なのです。

以前よりちゃんとしたところに置かせていただきましたので、喜んでいただけたと思います。

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渦巻き線香

2022年05月31日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは。

滝野店事務スタッフです。

 

この頃、滝野店では渦巻き線香がよく出ています。

「亡くなった後、お線香を絶やしてはいけない。」と耳にされたことはありませんか。

亡くなってから四十九日までの冥途を旅する間、故人の唯一の食べ物がお線香の煙だと言われているため、故人がお腹をすかせて辛い思いをしないようにとの考えから、お線香を絶やさないようにといわれています。

でも現実を考えると四十九日間お線香を絶やさないというのはけっこう大変です。

火災の心配もありますし、みまもるご家族の方の体調面も考えないといけません。

でも、地域に伝わる習慣や、親戚の方からの助言から、やっぱりお線香はできるだけ絶やしたくない。と考えられる方に、渦巻き線香がとても便利です。

お線香にもよりますが、約10~12時間と長時間焚き続けることができるので、一日2~3巻きほどですみます。

色々な考えがあると思いますが、無理のない範囲でするのがいいのではないでしょうか。

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中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

墓石の建立に合わせて、既存の墓石や間知舞台(石垣の上に、延石が乗っているタイプの外柵)の洗浄をしました。

墓地の場所は、段差の高い、急な階段の上にあるため、クレーン車を使っての工事になります。

まずは、お墓の洗浄をして、墓石工事が出来るように進めていきます。

段差の高い階段

施工前

洗浄前の墓石とお地蔵さま

洗浄後

間知舞台や拝み場のコンクリートの洗浄

クレーン車を使っての作業

慎重に墓石を組み立てます

完成

良いお手伝いが出来ました。

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日ご相談頂きました案件のご紹介です。

「お墓に苔か垢がついて汚くなる。」とのことでした。

足元の滑り止め加工をしている板石の部分です。

表面はザラザラに仕上げていますので水は流れにくい箇所の掃除です。

 

まずは水をかけて、デッキブラシでゴシゴシと。。(研磨仕上げと違い、滑り止め加工はこのゴシゴシが出来ます)

そして次に登場は「キッチンハイターの泡スプレー!」

これをシュッシュッとして、5~10分置いてもう一度、気合を入れてゴシゴシと!

腕はなかなか張りますが、きれいになります。

これでまたしばらく(数年は)きれいにお参りして頂けます。

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少しの工夫で素敵なお墓に

2022年05月26日 09:00

園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回は、シンプルなデザインにちょっと花の彫刻を加えたお墓をご紹介致します。

ご要望は「今までの古い形でなく出来るだけシンプルにし、必要でないものは置かずにスッキリさせたい」とのことでした。

それと防草対策です。工事前の写真でも草が生い茂っているのがよくわかります。

工事前

工事後

当初、花を彫刻される予定はなく、お客様も「面積も広いしせっかくなら何か彫るか」くらいの感じだったのですが、いざ彫刻の打ち合わせの際にはバランスや配置をとても熟考されていました。

我々もお客様が思い描かれたイメージの通りに仕上がるよう、お手伝いさせていただきました。

完成したお墓をご覧になって「ちょっと桜の花を彫刻することで『自分達のお墓』との想いがより強くなった」と、喜んでいただけました。

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立花隆さんのお墓

2022年05月25日 08:00

森田 浩介
森田 浩介

仕入れ担当の森田です。

今日はちょっと難しいテーマということで、立花隆さんを肴に書こうと思います。

 

作家の立花隆さんがお亡くなりになって早一年になります。

3万冊読み100冊書いた「知の巨人」と称された人は色んなものに興味が尽きなかったそうです。

その立花さんがテーマに選んだもののひとつに臨死体験があります。

人は死ぬときにどんな体験をするのか、あの世は存在するのか。

正解は誰もわからないのですが、世にいわれている臨死体験は死ぬ間際に脳が見せる作用で、そしてあの世も存在しないと立花さんは結論付けられています。

 

立花さんは自分の死に際して

「死んだらゴミと同じ。だから、戒名も要らない、葬式もしない、お墓も位牌も要らない」

と家族や周囲には伝えていたそうです。

私のような仕事をしていますと、このようなコメントは甚だ悲しいと感じてしまいます。

(写真上)「葬式無用、戒名不要」と遺言に書いた白洲次郎さんのお墓です。

 

著書「死はこわくない」の中に元検事総長の話が出てきます。

彼は病床で

「死んだらゴミと同じ。あの世もなく意識も残らないだろう」

と奧さんに言います。

この時、奧さんは

「あなたのような冷たい考え方はイヤよ。死んでからも残された私たちを見守ってくれなくてはイヤです」

と返します。

この奥さんの気持はすごく自然で、多くの方がこのように感じられるのではないでしょうか。

これはとても死についてよく表している会話だと思います。

 

本人はこれでいいと言う。

見送る側はそれはイヤだと言う。

死んだ人がゴミと同じなら、ゴミとして死後のことを主張するのは少し変な気がします。

ゴミでないなら、その主張は聞いてもいい様な気がします。

ご主人をゴミの様に捨てるのは奥さんの自由で、何かしらの弔いをするのも奥さんの自由です。

結局、死とは本人ではなく弔う側に委ねられているものだということになります。

 

先日、NHKで立花隆さん没後1年の番組がありました。

ご覧になった方も多いと思います。

この番組の最後に立花隆さんの遺骨は樹木葬に眠っていると出てきます。

昨今の樹木葬は、ほぼ小ぶりなお墓です。

ご家族がこの件については故人の言い分を守らずゴミとして扱われていないことにホッとしました。

 

昔は死んだらどうしてほしいとは言いませんでした。

あとのことは子供に任せるのが当たり前だったからです。

それがここ数年に流行った終活で少し大人がおせっかいになってしまったのかもしれません。

死んだ後どうしてほしいと伝えるのは、残された人を一人前と見なしてないようで、実はとてもおこがましいことなのかもしれません。

あとのことはあとの者に安心して任せてみませんか。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く