
本店の髙梨です。
先日建立させて頂きましたお墓の紹介です。
伊達冠石でさせていただきました。
しかも施主様からの強いご希望で、カロートは水の入らない「信頼棺®」を採用させて頂きました。
香炉、花立、霊標はインド産の高級黒御影をチョイスしました。
香炉や霊標の一部には面取り部分にアクセントをくわえ、研磨前の石の色と研磨後の黒色でコントラストをつけました。
もちろん仕上げはファイバーレジンです。
私自身のイメージよりもはるかに出来栄えが良くなりました。
自信作になりました。
2022年05月10日 08:00
2022年05月09日 08:00
篠山店の園中です。
今回は、他にない存在感のあるお墓を建立されたお客様のご紹介です。
ご希望の時期としては、たくさんの方に見守られて、できるだけ早くお父さんお納骨をお墓に納めてあげたいとの思いがございました。
コロナが収まる気配もない時期だった事もあり、春の暖かくなった時に開眼式とご納骨をする運びとなりました。
亡くなったお父さんは、色々な趣味をお持ちの方で、陶芸や絵と多才な方でいらっしゃったそうです。
当初は、お父さんが作ったものをどこかに反映させてはと、話をしていましたが、展示場にあった自然石のお墓を一目見て「他にない存在感のあるお墓」と感じられ、自然石のお墓で建てる事となりました。
お客様からは「たくさんの方々が開眼式に来てくれて、みんながお父さんらしくて良いお墓ですねと言ってくださいました」との声をいただきました。
お父さんにぴったりのお墓になったと喜んで頂きました。
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2022年05月06日 08:30
仕入れ担当の森田です。
今日はこんな質問をいただきました。
Q.お墓に花を植えても大丈夫ですか?
今度ご納骨される故人様はお花がお好きだったようです。
そこで、お孫さんがお花を植えたいと思われました。
A.もちろん大丈夫です。お花がいっぱいのお墓は素敵ですね。
私たちが住んでいます関西では、お墓に花や植栽が植えられていることはあまり一般的ではありません。
これが関東では昔から普通に植えられています。
例えば、上の写真は作家の小泉八雲(ラフカディオハーン)のお墓です。
物置台の足元には龍のひげがあります。
墓所の中には他にもバランスよく植物が配置されています。
こちらの写真はとある有名な方のお墓です。
中に植えてある植栽はとても手入れが行き届いています。
立派ですね~。
お墓のこうしたしきたりは、昔はとても自由だったのだと思います。
そこにルールじみたものが入ってきたのが墓相です。
墓相は関西地域では終戦後しばらくかなりのブームになっていたようです。
その流れもあり、お墓に植物を植えるべきでないとなっていたようです。
ですから迷信レベルということです。
但し、植物を植えるには注意も必要です。
まず手入れができるかどうかは重要です。
雑草も生えますので、こまめなお手入れが必要ですね。
また植栽の根っこが伸びて隣の区画まで入ってしまった場合は、お隣に断って処理しなくてはいけません。
こんな事もあることをふまえて、お墓にお花を植えてみてください。
少量であれば問題ないと思います。
もし、しっかりと植えたい場合には、植える場所を決め、予めその場所を石で囲う等の対策をすることをおすすめします。
こんな風にできます。↓↓↓
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2022年05月02日 08:00
こんにちは。
たんば篠山店の上山です。
お客様の心配ごとは、梅雨時期の雨による裏山からの土砂の崩れ
現状の確認をしますと、区画内は乾いた田んぼの様な状態でした。
雨上がりはおそらくぬかるんでいたのではないでしょうか。
お施主様は遠方にお住いのため、たびたび見に行くことも出来ません。
雨が降るたびに大切な先祖のお墓に土砂水が流れ込んでいるのではないか?と思われるそうです。
近年の異常気象では、思わぬところで土砂災害が起こっています。
大規模災害は別としても、個人で出来る範囲内の方法で土砂を食い止め雨水を流すこと。
お墓の心配事が無くなったと思って頂けたら幸いです。
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2022年04月28日 09:00
代表の森田です。
第三弾は「玉垣の柱の修繕工事」です。
工事前は、柱の石を直接土の中に埋め込む工法でした。
昔はコンクリートが無かったからです。
建物も今では鉄筋が入ったコンクリートの基礎を作ってから柱を立てますが、昔は基礎石と言って大きな石を柱の下に埋めてから建てていました。
図の様に柱が埋められていましたが、今まで埋まっていた部分は切断します。
新しく柱をハメ込む穴を掘った土台石を作ります。
柱の繋ぎ入っていた鉄の棒は錆びてしまっていたので、新しくステンレス製の物に交換して完成です。
車止めに「石ころ」が置いてありましたが、新しく石製のポールを設置。
おもむきのある神社になりました。
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2022年04月27日 09:00
みなさま、はじめまして。
本店新人スタッフです。
以前からFacebookやInstagramの更新は担当していたのですが、ついにブログメンバーに加入することになりました(森田石材店のインスタはコチラです)
前職も前々職も全く違う業種だったので、石材やお墓に関しては全くの素人です。
でも、新しい知識を身につけて自分の興味のストライクゾーンが広がる感覚が好きなので今はとても楽しいです。
このブログも過去2年分ほどは全て目を通したのですが、みなさんが旅行や仕事で色んなお寺や神社へ行かれている記事を見ると、私もお参りに行って、かわいいお守りを集めたりしたいな~~とウズウズしています(インスタのネタにもなりますからね)
ああ、早くこのコロナ騒ぎが収まってくれと願うばかりです。
ちなみに、お守りを持ちすぎると神様同士がケンカするというのは迷信です。
雑に扱ったりせず信じる気持ちを持っていれば、いくつ所持していても大丈夫ですよ。
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2022年04月26日 08:00
本店の山崎です。
定番のデザインと大勢でお参りしても大丈夫な寝かし型線香置。
少し丸みのあるデザインが洋風ならではの優しさをかもし出し、大人気です。
入荷してから現在までたくさん注文を頂きました。
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2022年04月25日 08:00
滝野店の中村です。
本日ご紹介するお墓は「姓が変わった娘さんと使われるお墓」です。
こちらお客様は下の写真のように大変広い区画をお持ちでした。
当初はこのお家のお墓の整理が目的でした。
その時一緒にご来店されたご親戚の方が、
「私は嫁いだ身だが最近主人を亡くしてお墓がまだありません。可能であれば私の実家でもあるこの敷地にお墓を建てて、一緒にお墓詣りをしたい。」
というご相談を受けました。
今回外柵の傾きも見られましたので修繕工事と防草対策、通路の修繕工事も同時に行いました。
こちらが完成の写真です。
今までお墓も多かったので、お花の管理も大変だったということで大変よろこんで頂きました。
またご親戚の方も、「これで主人もゆっくり休めます」と大変よろこんで頂きました。
2022年04月22日 08:00
お墓に泥の塊。誰かの悪戯?いいえ蜂の巣です。
皆様、お墓参りの際に彫刻文字の窪みとかに小さい土の塊がついてるのを見た事ありますか?
先日納骨の手伝いに行かせて頂いた時、墓石に大きなドロバチの巣が出来てました。
ドロバチは通常はそんなに大きな巣は作らないのですが数匹分の巣なのかソフトボール2つ大の大きな巣が花立や水鉢の隙間にドーンと出来ていました。
日当たりの良い場所のお墓なので蜂にとっては優良物件なのでしょう。。
まさに巣作り中な蜂もいてブンブン飛んでいました。
このままでは納骨出来ないので意を決して駆除にかかります。濡れタオルやスクレーパー等を使って巣を除去ししていきました。写真は刺される可能性あったので撮れませんでした。何とか施主が来られる前に処理でき、無事に納骨が出来ました。
全国でハチによる被害は毎年数千件起きており、死亡事故も2桁になります。
その多くはスズメバチですが、墓地でよく見かけるアシナガバチによる事故も少なくはありません。
ですからお墓にハチが巣を作っているのを見かけたら、慎重に対処する必要があるのです。
ハチは3月末から、遅くても4月になると巣作りを始めます。
あたたかくなるにつれ巣は大きくなり、ハチの性格も攻撃的に。
ですから、一番お墓参りに行くお盆のころ、8月はハチに刺される患者数がとびぬけて多くなります。
毒針を持つハチでも、近づかなければ攻撃してきませんので、こちらから刺激をしなければ刺されることはまずありません。
ただ、自分の家のお墓にハチが巣を作っていたとき、そのまま放置しておくわけにはいきませんよね。
お参りに来た親族や、隣接するお墓に来た方が刺されるかもしれません。
ですからお墓に作られたハチの巣は放置できません。必ず駆除する必要があります。
ハチは日当たりの良い、巣箱のような『囲い込まれており、穴のような出入口がある空間』に巣を作る傾向があります。
お墓だと笠式香炉や灯篭の灯袋がそれにあたります。日中、外気温があたたかい時間帯にハチの巣を見つけた時、ハチの巣には触らないことをオススメしています。
気温が高い日中は、ハチの活動も活発で刺される危険性が大きいからです。
ただそのまま放置して帰るわけにもいかない・・・
そんなときは、ハチが笠式香炉の中や灯篭の灯袋などの中などの密封された空間に巣を作っているのであれば・・・ガムテープなどで穴をふさいで閉じ込めることをオススメいたします。
ただし絶対に無理はしないでください。素早く作業ができてもハチの攻撃を受けることがあります。
少しでも危ないと思ったらハチの活動が鈍くなる早朝や夜に行うか、プロに頼みましょう。
ハチを閉じ込めるこの方法の利点は、巣を落とすよりもハチを刺激しないで、しかも素早く作業を終わらせることができる点です。
手早く終わらせることができれば、ハチに刺されるリスクは減ります。
ハチを閉じ込めたあと、殺虫剤を持ってきて撃退することもできます。ハチがいなくなったり動かなくなったらハサミで巣の根元を切り、ハチの巣を取り除きます。
ハチは一度巣を作ると再び同じ場所に巣を作る習性がありますので、お墓にこびりついている巣の根っこもカッターなどを使ってこそぎ取ります。
終わったら最後に巣を作っていた場所に殺虫剤をかけておきます。
そうするとハチが戻ってきて巣を作ろうとしても、残っている殺虫剤に触れて死んでしまいます。
お墓に作られているようなハチの巣は、最低でも年に1度くらいはお参りされているせいかあまり大きくなることはありません。
ただ、ハチに刺される原因で最も多いのは『自分で駆除することによる失敗』です。
特に墓地でよく見かけるアシナガバチは、スズメバチと比べて攻撃性は劣るものの、実は毒性の強さはほとんど変わりませんので注意が必要ですし、刺されたら笑い事では済みません。
ハチ駆除の専門家や経験豊富なお墓職人に頼むことで、被害や不安を心配することなく、ハチの巣の不安を解消できます。
その上で今後ハチが巣を作らないように対策を立てることもできます。
ハチの巣について少しでも不安に感じることがありましたら、遠慮なくお問い合わせください。
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