壁面の石張り

2021年12月14日 08:00

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

お友達の建設会社さまが現在新社屋を作られています。

社長さんは「錆び石」がとてもお好きで、以前自宅を新築された時も壁面錆び石を貼らせていただきました。

今回も同じイメージで錆び石を貼ってほしいとの依頼を受けました。

 

さて社屋となると建物も大きいので、石のサイズも40㎝×80㎝と大きなサイズにしました。

当然サイズが大きくなると重量も重くなるので、貼り付け工法も「湿式・乾式」併用で行いました。

※湿式とは、セメントや接着剤を使用する工法

※乾式とは、金物を使って貼り付ける工法です。

石の裏面には、石材用接着剤を団子状に8ヶ所ほど着け、写真の様にL型の金物で壁面と石をビスで固定します。

地震にもこの工法だと安心です。

まだ工事途中ですが、高さ4メートルで錆び石「割肌仕上げ」を貼りました。

とても重厚感があって格好いいです。

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お墓の霊標、墓誌

2021年12月13日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

ご存知の方が多いと思いますが、「霊標」「墓誌」とは、墓石などの横に建てて、戒名(法名・名前)・没年月日・お名前・亡くなられた年齢を彫刻するものです。
霊標.jpg
弊社では、一般的に「霊標」「墓誌」と言えば、この写真のものの事を言います。

 

これは、必ずしも建てなかればならないという事はありませんが、代々のお墓を建てる場合、そこへ亡くなった方の戒名、亡くなられた日付などをきざみます。

ですので、誰がそのお墓に入っているのかを一目で知る事が出来ます。

 

私自身もそうですが、自分の祖父母は亡くなった日や名前を正確に思い出す事は出来ます。

しかし、祖父母の親となると会った事もありませんので、亡くなった日を正確に言う事も出来ません・・・。

名前もうろ覚えです・・・(ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんごめんなさい!)。

でも、墓地へ行き霊標を見ると知る事が出来ます。

 

私の子供も、生まれる前に私の祖父母ともに亡くなりましたので、もちろん会った事も名前も知らないと思います。

でも、お墓参りへ行った時に、霊標を見ながら伝える事が出来ます。

どんな人だったのかを教える事も出来ます。

 

墓地のスペース的に置けないといった問題もあるかと思います。

弊社には先ほど、紹介した霊標以外にも省スペース型霊標というものもあります。
省スペース型.JPG

このように、台の寸法が大きくないので、場所をあまりとらずに狭いスペースにも置けるものです。

さらには、

IMG_9534.JPG

このように、外柵に一部に組み合わせて戒名板のみを建てるといったデザインも可能です。

様々な提案ができますので、墓石をお考えの際には合わせて検討してください。

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張石のお墓

2021年12月10日 08:00

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回ご依頼を頂いたお仕事は元々ある外柵の上に墓石を建立するというものでした。

施工前の様子がこちらです。

お客様のご要望としてなるべく草の生えないお墓ということでしたので、今回は張石施工にさせて頂きました。

まずは区画内に打設していたコンクリートを斫って転圧します。

次にカロート据付。

カロートは高砂市宝殿から採れる竜山石です。

その後、墓石を据付け、板石を張っていきます。

階段部分を洗浄します。

門柱の家紋のペイントをし直します。

完成がこちらです。

大変いいお墓を作ってもらったと大絶賛して頂きました。

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花立を新しく

2021年12月09日 08:00

河合 邦彦
河合 邦彦

滝野店の河合です。

先日、お墓の戒名の追加彫刻の依頼を頂いたお客様から、

「お墓の花立もどないかならんやろか?」とお話頂きました。

このお家の花立は石の花立にある穴に直接入れられている状態です。

以前はプラスチック製の容器があったそうですが、経年劣化で破損してしまい、

現在は穴に直接入れている、寒くなったら中の水が凍って膨張し石が割れてしまう恐れもある、、との事で

花立のリフォームをする方向となりました。

こちらがその方のお墓です。

こちらがその花立の穴です。水の入れ替えが出来ず汚れも結構溜まってしまってます。

採寸し、全体的にヒビ割れしていないかチェックします。

後日、職人さんに工場へ持ち帰ってもらいボーリングで穴を大きく開けるのと、水抜け用に横穴も開けて貰います。

この機械と奥に移っているパーツを使って穴を開けて貰います。

作業中の写真は撮れなかったのでご容赦下さい。。

職人さんにボーリングして貰い、新しいステンレスの花筒も付けて据え直して貰います。。が、

見て下さい。この階段。今回のお墓は階段上がり切った所の奥あります。

普通に行くだけでも疲れます。

機械が入れないので、職人さんには持って帰る時も、持って行く時も背負子に固定して人力で運んで頂きました。

本当にご苦労様です。僕は腰が痛いので多分無理です。

はい、そしてこちらがリフォーム後の花立です。

見違えました!

お手入れも楽になり施主さんにも喜んで頂けました。

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そうじの力

2021年12月08日 08:30

垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です!!

 

この前子どものマラソン大会がありました。

コロナが流行り出してからは、『マラソン記録会』と名前を変え、学校のグラウンドを決められた時間に何メートル走れたかを競うようでした。

走った記念に『◯◯メートル走りました』

と自分の走った距離が書かれた表彰状を持って帰って来たのですが、皆さんはこういった表彰状貰った後どうしていますか??

 

飾ってあげたいけれど毎年貰ってくることになるので、場所を取るし。

捨てるのは勿体ないし。

いい保管方法はないのかなと悩みますよね。

 

 

今回は同じように沢山の感謝状が飾られていた本店をそうじの力の活動でリニューアルしたので紹介します。

 

本店展示場の写真です。

墓石の展示の後ろに並んで見えるのが感謝状です。

展示場に収まりきらなくなった感謝状は事務所の中にも。

 

 

改めて写真を見返しても驚くくらい沢山あります。

1日ではできないので今回は3日に分けて片付けました。

まず壁から額を外します。

 

外したら中の賞状と額、ガラス、台紙に仕分け。

 

 

額、ガラス、台紙は捨て。

取り出した賞状はファイルにまとめることにしました!!

 

 

全部で200枚近い数の感謝状がありました!!

この感謝状は『昭和7年』の物になります。

森田石材店の歴史を感じながら1枚1枚大切にファイルにまとめました。

 

 

まだ感謝状を飾っていたレールが残っていますが、このようになりました。

 

皆さんも家に飾ってあったり、捨てきれずに置いてある表彰状。

ファイルにまとめるとすっきり見やすくなりますよ(^-^)

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土葬墓地のお墓じまい

2021年12月07日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下尚利(ましも ひさとし)です。

10月27日にお話ししましたお墓じまいの作業風景です。

今回合計40基の石塔を撤去させていただきました。

合計50か所の土葬墓撤去をお世話になりました。

実は、これで終わりではなく、追加で3軒お家からとお寺様からのご依頼があり、年明け2月に撤去の続きをさせていただきます。

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御詠歌(ごえいか)

2021年12月06日 08:00

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは。

滝野店事務スタッフです。

御詠歌ってご存じですか。

御詠歌とは、インドにはじまり、中国を経由して日本に伝わった、一般の信者が寺院や霊場巡礼の際に唱える歌のことです。

多くは和歌に節をつけたもので、一般的には鈴(れい)や鉦(かね)を鳴らしながら詠唱します。

現在は多くの宗派内の流派ごとに存在していて、今もなお作られ続けているそうです。

私の住んでいる地域では、御詠歌を唱える慣習があります。

親族が亡くなった方のために葬儀から四十九日まで毎夜唱えます。

ご近所の方や、親しかった人達も来られたりします。

鉦吾を鳴らしながら先立ちをされる方の後についてみんなで御詠歌を唱えます。

私が初めて御詠歌を聞いたのは、小学1年生の時でした。

父方の祖父が亡くなったときです。

当時はわけが分からず、大人の人達が変な歌を歌っている、そんな感じでした。

でも、毎夜行われる妙ななことに私は喜んでついて行っていました。

御詠歌のあとのお茶とお菓子が目当てでしたけれど…

それから〇十年、親戚やご近所、職場の方のご家族、時間があれば出かけて行っていましたが、ここ最近ではコロナの影響もあってご家族だけでされているお家が多いですね。

以前は鉦吾も何軒かで使っていた様に思うのですが、最近では各家庭で用意をされるお家も増えてきました。

森田石材店では、仏壇・仏具も取り扱っております。

鉦吾もおいておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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墓石の追加工事

2021年12月03日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

数年前に当社でお墓を新しくされたお家の新宅(分家)の墓石を建てさせて頂きました。

墓石を建立するスペースを作るのに、本家の先祖の石塔を3基移動させます。

併せて、ファイバーレジンの施工をして頂いておりましたので、一度ファイバーレジンを解体してからの施工になります。

今回新しくお墓を建てる所

先祖の石塔を移動させる所

ダイアモンドカッターで切り込みを入れます

ファイバーレジンの解体

ハンマードリルでの解体

ファイバーレジンの撤去完了

カロート(納骨堂)の据え付け

石塔建立

完成

良いお手伝いが出来ました。

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土に還す

2021年12月02日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

先日、お墓の撤去工事をさせていただきました。

事前に墓地に納骨されているお骨は2体分とお伺いしておりましたので、ちゃんとお骨上げも出来ました。

お寺の永代供養に納められるとのことですので、骨壺に移し替える作業をしました。

その時の写真です。

左に見えているものは新しい般若心経の骨袋です。その右側はお骨を納めていた袋で、もう既に朽ちてしまっていて、お骨も外に出てしまっていました。

そして、問題はその上に見えている無地の袋ですが…

これにもう1体分のお骨が納められていました。

が、全く朽ちることもなく、お骨は一切、土に還っていくような感じではなく、そのままの状態で残っていました。

これでは、いつになっても自然に還すことは出来ません。

これの原因は、骨袋です。

 

朽ちている方の骨袋は「さらし」で出来ています。

一方、そのまま残っている無地の袋は生地が「化繊」で出来ています。

これが大きな違いになってきます。

※骨壺(木箱)を包んでいるものが化繊です

 

このあたりでは、仏様(お骨)は自然に還っていただくのが本質とされています。(地域の風習によりますが)

ですから、やはりちゃんとした作法で納骨供養をされるようにお気をつけください。

 

 

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園中 憲二
園中 憲二

篠山店の園中です。

今回のご紹介は、通路にあった植栽を取り除き、広々とした場所になったお墓をご紹介します。

ご要望としては、通路にある植栽の撤去と古い碑を整理しまとめてしまいたい。

お墓に参るのも、段差があり登るのも大変なので、階段を付けて欲しいとのことでした。

既存の墓石・外柵を撤去後ランマで踏み固めます。鉄筋を配置します。

コンクリートベースの完成です。

既存の延石を再利用し、通路の土留め石としました。

お客様からは、前にあった植栽がなくなり、通路を広々と使えるようになった。

これまで、なんとなく閉塞感があったお墓だけど、前にあった植栽がなくり、階段を広く取ってくれたので、入りやすくて、拝みやすいお墓になった。

前が開けてスッキリし開放感のあるお墓になりましたと。

一周忌の法事にまでに、綺麗になってよかったと、喜んで頂けました。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く