新しいお墓参りの形

2021年05月12日 08:00

yoshidumi
yoshidumi

本店の義積です。

5月になり田んぼに水が入り、田んぼに映りこむ風景が昼も夕方も楽しませくれる季節となりました。私の好きな季節がやってきました。

 

さて、先日ネットを見ていますと「宅墓」という文字を見つけました。

宅墓は「たくぼ」と言われ自宅用の小さな「墓石」がでご自宅に小さな墓を置きお参りできるという内容でした。

日常生活の中で、大きな負担なく身近に故人をしのぶ。そんな新しい供養が広がっているというような内容でした。

 

お墓でなくても、お骨壷に入ったご遺骨を納骨をせずにご自宅に置かれている方もいらっしゃいます。

家に置いて置いたままでも良いの?と驚かれるかたもいらっしゃいますが、そもそも納骨の時期に期限はありません。

よって納骨をせずに自宅に遺骨を半永久的に保管しておいても法律には違反しません(自宅の敷地内に遺骨を埋葬することは禁止されております)。

 

納骨をされない理由のひとつに、まだ気持ちの整理が付かないがあります。骨壷自体を置かれる方や、手元供養と呼ばれる器にお骨や遺品を入れられる方など様々です。

手元供養の商品は、たくさんの商品が販売されています。

 

コロナ禍で遠方のお墓参りを控える方もいらっしゃいますので、これからの時代はこのような形も増えて来るのかもしれません。

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森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

人が歩く所は、石の仕上げは屋内であれば「本磨き」、屋外であれば「Jバーナー仕上げ」が基本とされています。屋外は雨などの時、滑りやすいので「ザラザラの仕上げ」滑らない加工が使われます。

当然、お墓も屋外なので「滑らない加工(ザラザラした仕上げ)」、Jバーナー仕上げを提案しているのですが、ザラザラしているので汚れが付着しやすく、またこの汚れを落とすのに苦労します。

お客様からも「汚れを取る方法教えて…」と言う問い合わせもあります。

一番取りやすい方法は「高圧洗浄機で洗う」または「サンポールなど」で洗うことです。

最近はお墓のリフォームやメンテナンスをお請けすることが多いのですが、お客様から「磨いた石に変更してほしい」という要望もあります。

よくよく考えてみたら、雨降りにお墓参りは行かないな?何回お墓参りに行くかな?「お彼岸2回、お盆、お正月」としたら4回。平均こんな感じですね。そうすると掃除のしやすい「本磨き仕上げ」の方が良いな。と思ってきました。

実は私のお墓も昨年リフォームしましたが、敷石も「本磨き」にしました。

今後お墓のリフォームをお考えの際は、メンテナンス(お掃除)のことも考えながら進めてください。

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便利な仏具~線香差し~

2021年05月10日 08:00

山崎 倫子
山崎 倫子

本店 山崎です。

線香差しとは、その名の通り、線香を差して置いておくものです。

なくても問題はないのですが、毎日の供養の時、お仏壇に箱のままの線香を置いておくよりは、見た目もすっきりとして綺麗です。

また、箱をあけて取り出すよりサッと取ることができ、所作も美しくなりますし、来客時にも、すぐ手にとってお供えして頂けます。

箱の中だと、あとどれくらい線香が残っているかは確認しないとわかりませんが、線香差しに立てておくと一目でわかります。

線香差しには、どのように選ぶのかといったルール、また宗派で違うという事もありません。ですから、お仏壇に合わせて選んで問題ありません。

線香差し1.JPG

本店にはこのような、線香差しを置いています。落ち着いた色合いで、どんな仏壇にでも合うと思います。

 

線香差し2.JPG
このように柄がついたものもあります。

他にも今はモダン仏壇などに合わせることができるオシャレな物もあります。

色も豊富です。お仏壇の色や材質・予算に合わせてお選びください。

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中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

本日はファイバーレジン施工のご紹介です。

過去の施工はこちらです。

ファイバーレジン施工①~お墓のそうじ(防草対策編)~
ファイバーレジン施工②
ファイバーレジン施工③
ファイバーレジン施工④~山の中の墓地~
ファイバーレジン施工⑤
ファイバーレジン施工⑥
ファイバーレジン施工⑦
ファイバーレジン施工⑧

今回のお客様のご依頼は「山の中の墓地」の防草対策でした。

墓地をご案内頂くと辺りは竹藪でした。

ご案内頂いた時は対処された後だったのでわかりませんでしたが、区画内から度々竹が出現して、酷い時には墓石を傾けさせてしまうとの事でした。

草だけでなく笹の葉もたくさん落ちてきてお墓の管理が重労働になり、将来的に不安との事で今回ご相談いただきました。

ファイバーレジンは防草対策や、落ち葉の掃除は確かに大変楽になります。

しかし残念ながら、竹や笹の根には太刀打ちできません。

30mm程の板石なら割って出てきている例もありました。

 

竹や笹の根の対処法としては

①基礎をベタ基礎に打ち直す

②ベースを深く打つ(300mm以上)

のが一般的です。

ということで、現状のお墓を全て解体して基礎から打ち直す事になりました。

施主様の区画の前には土葬の後に建てられていたので陥没ありましたので、やはりベースの打ち直しは必要でした。

他にも気になったのがお墓の本数です。

現在10本もあるので、掃除と花の管理も大変との事でした。

聞くところによると施主様のお家は墓地の中でも2番目に古いお家だそうです。

歴史のあるお家なので既存の墓石を全て撤去処分というのも忍びないので、何件かのお家がしているように既存墓石は竿石(戒名が彫刻してある部分)のみ残して、五輪塔でお祀りすることをご提案しました。

五輪塔もせっかくなので今ある夫婦墓をリメイクして使う事をオススメしました。

また24㎡の区画は一人で管理するには大変との事で、延石をカットして6㎡の区画にリメイクしました。

完成がこちらです。

五輪塔の竿石から上の部材と既存墓石を並べる板石以外はすべて元からあるものを使用しております。

ビフォーアフターを比べるとこのようになります。

施主様からは管理が楽になったと大変喜んでいただきました。

ご住職からはまとめ方が理想的ですねと大変お褒めいただきました。

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おりんについて

2021年05月06日 08:00

河合 邦彦
河合 邦彦

滝野店スタッフの河合です。

皆さんの家の仏壇におりんは有りますか?仏壇の上には必ずと言っていいほどおりんが置かれています。

おりんは梵音具といいます。音を出す仏具のことをいい、木魚やお寺の鐘も梵音具に属されます。

楽器のように叩くと音が鳴りますが、おりんは楽器ではなく正式な仏具ですので丁寧な取り扱いが必要です。

私の小さい頃はよく祖母がお勤めするのを横で真似て拝んでいました。

その時に「ケンケン鳴らして」と言われていたのを思い出します。力加減が解らず叩いていたので、祖母はヒヤヒヤしていた事でしょう。

家庭用のものと寺院で使用されるものは違い、寺院用のものは磬子(「けいす」または「きんす」)といわれ、色が黒く縁もとても厚くつくられています。

おりんがリーンとかわいらしい音が鳴ることに対して、磬子はゴーンと低い音が鳴ります。もともとは禅宗で使われていた仏具ですが、現在はすべての宗派で使用されています。

漢字では「鈴」や「輪」と表されますが、すずと区別をつけるために「リン」や「りん」のようにカタカナやひらがなで表記されることが多いです。名前の呼び方は宗派によって少し違いがあり、日蓮宗などは鈴(りん)、天台宗や浄土真宗では鏧(きん)、浄土宗では小鏧(しょうきん)、その他には鐘(かね)と呼ぶこともあります。

おりんは叩くととても澄んだ美しい音を響かせるのが特徴で、その音は極楽浄土の仏様の耳にまで届くといわれています。
また人々の邪念を払うともいわれており、仏様や先祖、故人への純粋な祈りや供養の心を澄んだ音にのせて伝える役割を担っています。

しかし、長く使っていると当然汚れもつきますし、錆もついてきます。おりんは仏具なので、丁寧にお手入れをして大切に扱う必要があります。

表面に着色やメッキの加工がされている場合はやわらかい布でやさしく磨き、くすんできたら専用の艶出し剤を使用すると、もとの色を取り戻せます。

着色やメッキの加工がないものであれば、研磨剤を使用する方法も効果的です。金属磨き用のものか、専用のクリーナーを仏壇仏具店で購入することをおすすめします。

新聞紙ややわらかい布に研磨剤をつけ、おりん全体にまんべんなく塗ります。やさしく磨いていき、研磨剤が汚れで黒ずんできたら乾いた布で拭き取れば完了です。

おりんが傷まないように、素材をよく確認してから研磨剤を使用してください。

また、錆を落とす方法として昔祖母から聞いた『お酢』を使う方法もあります。

やり方はいたって簡単で、料理用のお酢におりんを浸けておくだけです。しばらく浸けておくと錆が浮いてお酢が黒ずんでくるので、錆がとれたらよく水洗いをすれば完了です。

おりんの澄み渡った美しい響きは私たちの心を清らかにして、極楽浄土にいる仏様やご先祖様、故人に祈りや供養を届けてくれる大切な役割を担っています。

目にする機会の多い仏具で、鳴らすと誰でも簡単に音を出すことができますが、だからこそその役割や意味をよく理解して長く大切に使っていきたいですね。

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垣崎 美保
垣崎 美保

こんにちは。

本店の垣崎です。

 

今年もお墓参り写真コンテストの時期がやってきました!!

お墓100年プロジェクトが主催して、今回で第10回目になります。

 

 

何気なくしているお墓参り、そこには、死者に対する思いやりと、生者に対する思いやりがあり、お墓参りを通してお互いの幸せを思い合うお墓参りというよい習慣を、未来の子供たちにも続けていってほしい。

という願いが込められています。

笑顔でお墓参りをしている様子、お墓掃除をしてる様子なんでも大丈夫です。

 

メッセージを付けてご応募下さい。

大賞は、なんと5万円!!その他にも、各賞用意されています。是非、メッセージをつけて応募してください!

応募期間は、5月1日(土)~8月31日(火)まで

応募者1人につき、応募は1点。写真は、データでも現像したものでも可能です。

今年もお盆の期間をはさみますので、お墓参りに行かれたら写真を撮ってみてください。

 

詳しくはホームページをご覧ください。

過去の素敵な受賞作品も見れます。

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埋葬墓の移動~土上げ~

2021年04月28日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店・篠山店の眞下(ましも)です。

今回は埋葬墓移動のお手伝いです。移動というのは眠っておられる方のお骨の代わりに、そこの土を上げさせていただき、移動してもらいます。

その土を寺墓地で、すでに建てられている石塔へ納めさせていただきました。

埋葬墓とは土葬墓とも言いますが、火葬せずに埋葬したお墓の事です。

火葬になってからもそこに納める地域もありますが、今回はすべて土葬で納められた方々ばかりのお墓です。

今回は、17軒のお家、合計43ヶ所の埋葬墓の土上げのご依頼でした。墓地は2ヶ所ありました。

 

初めに、ご住職にお勤めされました。

 

それから、1つずつのお性根抜きがありました。

 

お性根抜きの後、ご準備した納骨袋に土を取らせていただきました。

 

2ヶ所目の墓地です。

 

午後から、副住職もお越しいただき、ご納骨とお性根入れのお勤めをしていただきました。

 

最後は雨も上がり、日が差してきました。

7月に埋葬墓の撤去作業を予定しています。

そうじの力の活動について

2021年04月27日 08:00

yamasue
yamasue

本店の山末です。

今日は久しぶりに「そうじの力」の活動についてお話します。

今日は事務所にある書類などの収納棚です。

皆さんの職場にもこのようなホワイトボードがついた大きな棚はありませんか?

こちらの写真はすでにホワイトボードが片面になっていますが、両面ついていました。

今回はこのホワイトボードを全て外してしまおうという活動です。

外したくないという意見ももちろんありました。

ですが、ホワイトボードがあることで中にある書類が取り出しにくい。

また、レールが劣化しているのか中のものを取り出すときにホワイトボードを動かしますが、音がうるさい。

近くで話をしていても「ガラガラガラ…」なんて大きい音!!電話の相手の音も聞こえません。

様々な意見がある中、試しに外してしまおう!!という事になり実現しました。

…ですが、その前に中身をきれいにしなくては…ということで

  

棚の中の整理整頓です。このようにたくさんの物であふれています。

同じような書類や文房具があちこちに収納されていました。やはり定期的な整理整頓は大事ですね。

そして外した状態がこちら

本来の棚は空いたスペースなどなくものであふれかえっていましたよ。

その後、ホワイトボードを取った棚の感想ですが。

・棚の中が”見える”ことでみんながちゃんと元の場所に収納することができ、きれいな状態が保たれています。

・物が取り出しやすくなりました。

まだまだ完成形ではありませんが、完成したときにはまた報告させていただきます。

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蘭渓型灯籠の火袋の加工

2021年04月26日 08:00

中道 祥貴
中道 祥貴

本店の中道です。

 

先日、剪定作業中に誤って灯籠を倒してしまったので、一度見てほしいとご相談にご来店されました。

比較的破損が少ない部材は使用し、ケガがひどい火袋は新たに作る事にしました。

 

倒されて残った柱(土台)部分

地面に落ちてカケてしまった灯篭の部材

大きく破損した火袋。

ギボシ・笠・中台はカケた所を目立たない位置に向けて使用します。

残った部分の寸法を測ります。

元の形に近い火袋が出来ました。

据え付けられた灯籠(蘭渓型)

良いお手伝いが出来ました。

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スッキリとしました

2021年04月23日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

 

先日、お墓のリフォームをご依頼いただいたお客様の工事が完了致しました。

施工前です。

ご覧の通り納骨可能ではありますが、五輪塔と代々の夫婦墓がズラッと並べられて、周囲は間知ブロックを並べただけの墓地でした。

今回ご依頼いただいたのは、お父様の三回忌がきっかけです。

それに向けてお墓をきれいに一掃したいとのことでした。

 

「たくさんのお墓の整理」と「草の手間が要らないお墓」がご要望でした。

最近の「お墓を建てるにあたって」のご要望に必ず出てくるキーワードです。

今回はコンクリートブロックの囲いを処分し、基礎工事もしっかりとして巻石に変えました。

引渡しの時に施主様より

「ようなったわあ~!スッキリしてこれは予想以上です。

こんなとき(法事)やないと、なかなか出来ないことやからね」

と大変喜んで頂きました。

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お墓の展示場

展示会 次回は3月を予定しております。

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く