
代表の森田です。
弊社ショールームの壁面に石を貼りました。壁面全体に石を貼るのではなく「オブジェとして貼る」とリビングやオフィスがとてもおしゃれになります。
先ずは大工さんに1m×1m×3㎝の木枠を3㎝浮かせて壁面に貼り付けてもらいました。
この木枠より石は10㎝はみ出すように作成します。
この様に金具と接着剤で固定していきます。
先ずは石の裏面に吊り金具を2ヶ所切込みを入れて接着します。
青色の部分が吊り金具。
この金具をビスで固定します。
もう一つのL字金具は石がズレない様に、石の側面に切込みを入れ,Lの部分を切込みに挿入しビスで固定します。
壁から浮き出た感じで、上から間接照明で照らしています。
落ち着いたシックなイメージの壁面オブジェの完成です。
石は、岐阜県の飛騨高山から採れる「溶岩石」です。
チェック模様に見えるのは、水磨き面とビシャン面の2種類を一抹に貼っています。
溶岩石なので、熱に強いため暖炉の壁面などに使われるもイイです。
この石は、兵庫県高砂市から採掘されている竜山石です。
青色・黄色があり、市松模様に貼りました。
料理屋さんの壁面などいい感じですね。
この黄色の石を積み上げたアーチの玄関を作られているのが、宝塚ホテルです。初めて見たときは、ウォ―と声が出るほど感動しました。年数が経つともっと品格がでると思います。
飛騨溶岩石も竜山石も安価ではないので、この様なオブジェで使われると少しは予算も抑えられ、品のある空間が作れると思います。機会があれば見ていただきたいと思います。