森田石材店ブログ

今どきのお墓って

2025年04月25日 08:00

篠山店スタッフ
篠山店スタッフ

篠山店のスタッフです。

永代供養、お墓じまい、樹木葬、このワードをよく目にすることが増えました。

時代の変化の中で色々なところで多様性と言われ、お墓も多様化してきましたね。

私の実家も先祖代々のお墓がありますが、お墓じまいをしようという話になってきました。

理由は色々ありますが、母の「自分の気に入った所に入りたい」という気持ちを尊重することになり、それが一番の理由です。

今は色んな選択肢があって、その中から自分のニーズに合わせて選んでいくことが出来る、それはお墓も一緒で本当に個々が尊重される時代になってきたように感じます。

樹木葬のお墓はプレートや和墓に好きな言葉やイラストを彫刻することができます。

もちろん通常のお墓もできますが、宗派関係なく自由にできるのは樹木葬の良い所です。

そこでお墓に入れる彫刻の内容を私は1人でこっそり計画中です。

 

父は登山とお城が好きで若い頃からよく山に登ったり、お城を見に行ったりと出掛けています。今でも登山に行きますが、一度下山する所を間違えて、たまたまそこにいた人に送ってもらったことがあり、それ以来保険に加入し必ず2人以上で登山するようにしています。

母はラジオのとあるアナウンサーさんが好きで、年に一度ラジオ祭りで大阪まで一緒に出掛けます。なんと去年は、その大好きなアナウンサーさんに直筆のサインまでもらって大喜びしていました。あまり趣味もなく出掛けるのも億劫になりがちな母ですが、この時だけはいつも上機嫌です。

そんな2人にまつわる話をどうやって彫刻してもらおうか?なんて考えています。

お客様の彫刻を参考にさせていただきながら考えていますが、とても楽しいです。

生前の楽しい思い出をお墓に刻んで、お墓参りをしながらもその場所で亡くなった人を想う、なんか素敵ですね。

別れは悲しいです。でもそこに行けばたくさんの思い出が湧き出て笑顔になる、そういうお墓になればと思います。

この写真は黒御影石に空が鏡のように映っていてとても素敵です。

この日は開眼式のお手伝いだったんですが、心という文字と青空が本当に綺麗で、お墓というものをすごく神秘的に感じた日でした。

色々彫刻をするのも良いし、この写真のような自然が作り出すレイアウトも素敵だし、お墓というものがもっと身近に感じられる、そんなお墓作りができると嬉しいです。

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塔婆立

2025年04月23日 08:00

堂本 幸治朗
堂本 幸治朗

初めまして山南本店の堂本です。

先日、納骨手伝いをさせて頂いた際に、ご住職様から塔婆立の話題が出ました。

卒塔婆が風で飛んだりしない為だったり、置き場に困らないように塔婆立を建てるとよいとのお話でした。

ただ、周りのお墓に目をやると塔婆立にちらほら… 箒や塵取りがかけてありました。

たしかに思わず掛けたくなるような便利な形ではありますが、本来的な使用方法ではありませんので、ご住職様もこの状況を少し嘆いておられました。

今回、納骨のお手伝いをさせていただいた施主様からも新たに塔婆立のご注文を頂戴いたしました。

ありがとうございます。

 

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初めての納骨手伝い

2025年04月21日 08:00

小野 優耶
小野 優耶

初めまして滝野店の小野です。

先日初めて納骨のお手伝いをさせていただきました。

納骨のお手伝いって、どういうことをするの?とお思いの方もおられるかもしれません。

納骨のお手伝いとは、お骨をカロート(納骨堂)に収める作業を親族様と一緒にさせていただきます。

 

納骨で一番大変なのは水鉢を傾ける作業になります。水鉢はお墓の大きさにもよりますが大体70~80㎏ぐらいあります。

非常に重いですので、自分たちで動かすのは不安という理由で依頼されるお客様が多いです。

何度か上司の納骨手伝いに同行してきましたが、遂に1人でお手伝いデビューです。緊張と「もし何かの拍子に水鉢を落としてしまったらどうしよう…」という不安でいっぱいでしたが、無事やり遂げることができました。

お手伝いが終わってから自分の中で少しではありますが不安が自信に変わった様な気がしました。

 

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ホーンテッド地蔵

2025年04月18日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは、本店スタッフです。

私の東京旅行記第2弾です。

幽霊地蔵さんの次に会いに行ったお地蔵様は、台東区橋場・松吟寺の「お化け地蔵」さん。

今、ブログの為に住所を調べていて、あそこがお寺だったことを初めて知りました。お寺っぽい建物は無く、お隣もてっきり民家だと…。

もともとは総泉寺というお寺がここにあって、総泉寺の庵室(僧侶の住まいのこと)が「松吟庵」という名前だったようです。

総泉寺は昭和4年に板橋区へ移転して、残されたお化けお地蔵様と松吟庵が松吟寺に変わった という流れでしょうか。


お化け地蔵を翻訳するとHAUNTED JIZO!ピンの写真を撮ってくるのを忘れましたが、左端に写っている常夜灯は1790年のもので、こちらも歴史を感じる素敵な雰囲気でした。

さて、なにが「お化け」なのかと言うと…

サイズがとても大きい!

いわゆる「お化けカボチャ」のように規格外のサイズのものをお化け〇〇といった言い回しをする、あれです(被っていた大きな笠が向きをかえたから という理由もあるみたいですが)
高さは3mほど。でも、写真だと大きさがあまり伝わらない気がします。悔しい。実際に目の前に立つと「でっかい!」ってなりますよ。


関東大震災の時に折れてしまったそうですが、真ん中あたりにあるヒビがその痕跡でしょうか。頭部は新しくなっているので、肌の滑らかさが違いますね。

浅草寺から私の体力でもギリ歩いて行ける距離でした。また、途中には以前紹介した招き猫と縁結びで有名な今戸神社もあります。

ぜひ、実物を見て驚いて欲しいです。

 

次回は、私がずっと行きたかったパワースポットの紹介です。

 

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渋い写真が続いたので、これはオマケ。

神社仏閣以外で唯一行きたかったスポット、銀座にある文具店「伊東屋」で消しゴムのバイキングをやっていました。

こんなセットもあったので迷わず購入。

勿体なくて開封できていないのですが、小さな灯籠が並んでいてかわいいです。

中村 淳
中村 淳

滝野店の中村です。

今回のご依頼は西脇市高嶋町墓地にて好評のファイバーレジン施工のご依頼です。

今回は追加のご彫刻に合わせ、ペイントの入れ直し、洗浄。

更には墓石の傾きも見られましたので一度墓石を解体して据え直しもご提案いたしました。

ご親族のお墓も合わせての工事になりました。

工事前の様子がこちらです。

ご法事前でお掃除された後の写真になりますが、区画の周囲は落ち葉が大量にあります。

区画内は、夏は「草」、冬は「落ち葉」との格闘です。

区画内が砂利なので、ブロワーで落ち葉を飛ばすと砂利も一緒に飛んでしまいます。

長年にわたりこれらに悩まされていたとの事でした。

施工後の様子がこちらです。

これで夏の「草」からも冬の「落ち葉」からも解放されると思います。

 

 

キレイになりました~洗浄~

2025年04月09日 08:00

眞下 尚利
眞下 尚利

滝野店の真下(ましも)です。今回は、洗浄です。

三田市の2軒のお客様より、霊標(墓碑)の彫刻のご依頼をいただきました。その2軒の方とも同時で洗浄のご用命も頂戴しました。

まず1軒目です。

お地蔵様

 

巻石

 

彫刻もさせていただき、完成です。正面の代々墓(〇〇家之墓)も洗浄しています。

 

もう2軒目です。

水アカとカビが、すごかったのですが、キレイになりました。

改めて、プロ(施工班)が洗浄作業したら、ここまでできるんだと感心しました。もちろん2軒のお家とも、喜んでいただいています。

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遺骨ジュエリー

2025年04月07日 09:46

滝野店事務スタッフ
滝野店事務スタッフ

こんにちは滝野店事務スタッフです。

 

先日ご来店されたお客様から遺骨ペンダントのご注文を受けました。

 

遺骨ペンダント ソウルジュエリー は、大切な人への想いを込めて 身につけられるインナーポケット機能付きで、大切なものや想い出の品を納めて身につけられるジュエリーです。

 

年齢・性別を問わず、身近な人を亡くした寂しさや喪失感から「まだ離れがたい」「そばにいて欲しい」という想いを持つ方に選ばれています。
故人を胸元に感じることで、前向きになるためのジュエリーです。

 

数ある種類の中でもお客様が選ばれたのが

健康を支えるボディケアカンパニーのファイテンとコラボレートしたソウルジュエリーです。

普段アクセサリーをされない男性でも身に着けやすいデザインのものです。

 

大切な奥様との想いを身につける。

少し羨ましくも思いました。

 

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センス抜群のお仏壇

2025年04月04日 08:00

髙梨 剛
髙梨 剛

本店の髙梨です。

久しぶりの仏壇仏具の投稿ですので、あらためて…。

お墓のお仕事をメインとはさせていただいておりますが、仏壇仏具も取り扱っております。

お位牌のお仕事はわりと多く取り扱いの機会はございますが、お仏壇は比べて少なめ。

昔ながらのお家に多いのは和室にある、大工さんによって造られた「造り付け仏壇」で、上段には3段くらいのひな壇があり、

下段は地袋(じぶくろ)と呼ばれる、引き違いの襖戸のある収納スペースになっています。

ただ最近は造り付け仏壇や和室がないお家も増えてきています。

今回はモダン仏壇と呼ばれる、これまでの古風な唐木仏壇とは違ったスタイリッシュな仏壇を納めてきました。

黒檀、紫檀や金色を仏壇仏具で上手くミックスされ、周りの扉や框(かまち)、畳との配色バランスも見事に合っています。

これを選ばれたお客様の抜群のセンスは素晴らしく脱帽でした。

来月には和の唐木仏壇の納品がございます。

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卒業生

2025年03月28日 09:30

森田 茂樹
森田 茂樹

代表の森田です。

二人の研修生が巣立っていきました。おめでとう半分、やっぱり寂しくなりますね。

最終日はご両親がお迎えとお礼に来られ、ささやかではありましたが修了証書の授与とそれぞのエピソードのスピーチなど・・・大変盛り上がりました。

私も約40年前に同じ様に父と母が迎えに来てくれたことを思い出します。「帰れる喜びと寝食共にしてきた同僚や後輩と別れる寂しさ」そんな思いでしたね。

お二人にとっては経営者としての出発、新たな悩み事もいっぱい訪れると思いますが、楽しみに変換して乗り越えてほしいです。

 

さて、森田石材店が送り出した研修生は延6人となりました。そろそろOB会も出来るかな?そんな思いです。

幽霊さんに会いたい。

2025年03月21日 08:00

本店事務スタッフ
本店事務スタッフ

こんにちは、本店スタッフです。

ありがたいことに、出張へ行かせてもらえることになり約2年ぶりに大都会TOKYOの地を踏んできました。

1日目に仕事を終えて、2日目からの自由時間をどうするかと、考えた時に

原宿へ行ってカラフルなお菓子を食べるほど若くもなく…
秋葉原や中野へ行ってサブカルを堪能するほどオタクでもなく…

少しずつ増やしてきた「行きたい場所リスト」は神社・お寺・お墓ばかり。

そんな私の東京旅行記を数回に分けてご紹介いたします。

まずは、リストの上位にいたお地蔵様に会いに行きました。

港区高輪の光福寺さんです。

品川駅から歩いている途中で中国人のおじいさんに「高野山 東京別院」への道を聞かれ、Googleマップで調べると光福寺のほぼ隣だったので一緒に歩いて行きました。徳を積みましたね。

東京別院も非常に興味がありましたが、私の目的は光福寺の幽霊地蔵様に会うことですので、今回は我慢しました。

なんで幽霊と呼ばれるようになったのかというと、このような言い伝えがあるからです。

 

- 江戸時代。光福寺近くの飴屋さんに毎晩赤ちゃんを連れた若い女性が買い物に来ていました。
雨が降っていても傘を差さずにやって来るので、不思議に思った飴屋の店主が女性の後をそっとついて行きました。
女性が光福寺の中に入って行くのを見た店主は、今度はお寺の住職と一緒に女性の後をついて行きました。
するとお地蔵様の前で、女性の姿は消えました。
住職はそのお地蔵様を毎日供養すると、それからパッタリと女性が現れなくなりました。

 

これが幽霊地蔵様のお姿です。

先ほどの女性の幽霊のお話とは別に、このようにお地蔵様自体が風化してしまってまるで幽霊のような姿になっています。

品川沖からあがったと言われるこのお地蔵様が、亡くなった母親の代わりに子どもを育てたという伝承から、本来は子供が丈夫に育つように見守ってくださる子安地蔵様なのです。

 

幽霊地蔵様の向かいには開運稲荷。お寺とお稲荷様の両方があるなんてお得ですね。お願い事をして、お墓を見て帰りました。

 

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あ、ちなみにこれは品川区大井にある光福寺さんです。

ここがどうしたのかって?

名前が一緒なので間違えて行ってきました!

いやいや、品川駅を経由する点や近からず遠からずの絶妙な距離だったので、本当に中に入るまで気づきませんでした。

こちらの光福寺さんには、大井の地名の由来となった井戸があるそうです。私は後から知ったので見れていません。もし間違えて行ってしまっても、どうか井戸だけは見て帰ってください。

次回も、お地蔵様に会いに行きます。

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お墓の展示場

展示会 320日(木・祝)~30日(日)

山南本店久下小学校近く
滝野店JR加古川線滝駅すぐ前
たんば篠山店丹南篠山IC近く